【2025年最新】リチウムイオン電池はどこで売ってる?家電量販店、ネット通販、専門店の販売店と種類を徹底解説!

【2025年最新】リチウムイオン電池はどこで売ってる?家電量販店、ネット通販、専門店の販売店と種類を徹底解説!

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リチウムイオン電池(Li-ion)は、スマホやパソコンから、今話題のポータブル電源、そして電動工具まで、私たちの生活に欠かせないエネルギー源ですよね。いざ「欲しい!」と思った時、「どこに売ってるの?」「種類が多すぎてどれを選べばいいか分からない…」と迷ってしまう方も多いはず。特に18650などの交換用セルは、一般の店舗で見つけにくいこともあります。
この記事では、2025年最新の販売場所を、家電量販店やネット通販、専門店まで徹底的に調査しました!あなたの用途に合った電池を安全かつ確実に入手するためのルートと、失敗しない選び方を「どこストア」がわかりやすく解説します!
これを読めば、もう電池探しで困ることはありませんよ!

・リチウムイオン電池を今すぐ手に入れたい!緊急時に頼れる販売店舗はどこ?
・「18650」などの交換用セルや小型電池はどこで買える?
・大容量モバイルバッテリーやポータブル電源を買うならココ!
・ホームセンター・100均(ダイソー・セリア)でリチウムイオン電池は買える?
・ネット通販(Amazon・楽天・Yahoo!ショッピング)の圧倒的メリットと注意点
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どこストア

「それ、どこで売ってるの?」と聞かれたら、じっとしていられない。ネットもリアル店舗もくまなく調べて、レア商品から期間限定グッズまで見つけ出すのが得意。誰かの“買いたい”を叶える瞬間が何よりの喜び。あなたの探し物、きっと見つけます!

どこストアをフォローする
  1. リチウムイオン電池を今すぐ手に入れたい!緊急時に頼れる販売店舗はどこ?
    1. 家電量販店(ビックカメラ、ヤマダ電機、ヨドバシカメラなど)はモバイル用途に最強!
    2. コンビニエンスストアやドラッグストアは「緊急避難場所」
  2. 「18650」などの交換用セルや小型電池はどこで買える?
    1. 秋葉原などの電気街や専門パーツ店
    2. ネット通販(Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピング)が最も確実な入手ルート
    3. 業務用・産業用向けのリチウムイオン電池専門業者
  3. 大容量モバイルバッテリーやポータブル電源を買うならココ!
    1. ポータブル電源・蓄電池の主要販売チャネル
  4. ホームセンター・100均(ダイソー・セリア)でリチウムイオン電池は買える?
    1. ホームセンター(カインズ、コーナン、DCMなど)の状況
    2. 100円均一ショップ(ダイソー・セリアなど)は?
  5. ネット通販(Amazon・楽天・Yahoo!ショッピング)の圧倒的メリットと注意点
    1. メリット1:価格競争による圧倒的な安さと選択肢の多さ
    2. メリット2:詳細なスペック情報とユーザーレビューの確認
    3. ネット通販最大の注意点:危険な偽造品・粗悪品を見抜く方法
  6. メーカー公認・専門ショップで買うべき特別なリチウムイオン電池
    1. 電動工具メーカーの直営・公認ショップ
    2. バッテリープロショップ(稲電機など)の利用価値
  7. 新品と中古、どちらがお得?中古品(メルカリなど)を購入する際の落とし穴
    1. 中古リチウムイオン電池の隠されたリスク
    2. 中古品を購入するなら「新品同様」のメーカー保証付き製品のみ
  8. 用途別リチウムイオン電池の選び方(モバイル、ポータブル電源、電動工具)
    1. モバイルバッテリー:PD規格と実測容量をチェック!
    2. ポータブル電源:容量とLiFePO4(リン酸鉄)の有無
    3. 電動工具:電圧とメーカー互換性を最優先
  9. リチウムイオン電池の内部構成と種類(LiCoO2、リン酸鉄など)の超わかりやすい解説
    1. リチウムイオン電池は「正極材」で性質が決まる
    2. なぜリン酸鉄リチウム(LiFePO4)がポータブル電源で人気なのか?
  10. リチウムイオン電池の長寿命化!知っておきたい正しい使い方と保管方法
    1. 長持ちの秘訣は「満充電・完全放電」を避けること
    2. 「高温」を避ける!保管場所と充電中の対策
  11. 絶対にやってはいけない!リチウムイオン電池の廃棄・処分ルールと手順
    1. 小型充電式電池の回収拠点「JBRC」を活用しよう
    2. 廃棄時の最重要ルール:絶縁処理を忘れずに!
  12. 主要メーカーとブランド別:リチウムイオン電池製品の強み比較
    1. 日本の電池メーカー(Panasonic、GS Yuasa、Toshiba、Murata)の強み
    2. 消費者向け人気ブランド(Anker、EcoFlow、Jackery)の選び方
  13. リチウムイオン電池のトラブル(膨張・発熱)対処法と購入先のサポート体制
    1. バッテリーが膨張したら「即使用停止」が鉄則!
    2. 購入先の「サポート体制」が命綱になる
  14. 交換用バッテリーパック(PC・スマホ)は自分で交換すべき?修理専門店の活用
    1. ノートPCのバッテリー交換の難易度
    2. スマホのバッテリー交換はプロに任せるべき!
  15. リチウムイオン電池の「容量偽装」にご用心!安全な商品を見分けるコツ
    1. 容量偽装を見抜くための論理的な判断
    2. PSEマークとPL保険の重要性
  16. リチウムイオン電池の最新トレンド(全固体電池・ワイヤレス給電)2025年
    1. 次世代の主役「全固体電池」の可能性
    2. ワイヤレス給電の進化:コードレスの世界へ
    3. 自動車のEV化とリン酸鉄系電池のさらなる普及
  17. リチウムイオン電池の持ち運び・機内持ち込みルール総まとめ
    1. 航空機への持ち込みルール(国土交通省の定めるルール)
    2. 持ち運び時のショート防止策
  18. 筆者「どこストア」が2025年に最もおすすめするリチウムイオン電池【用途別3選】
    1. おすすめ1:【モバイル用】Anker PowerCore III Elite 25600(仮称)
    2. おすすめ2:【防災・キャンプ用】EcoFlow DELTA 2 Max(仮称)
    3. おすすめ3:【DIY・電動工具用】マキタ or ハイコーキの純正18Vバッテリー

リチウムイオン電池を今すぐ手に入れたい!緊急時に頼れる販売店舗はどこ?

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「朝起きたら、急にワイヤレスイヤホンの充電が切れてる!」「今日中に使う予定の機器のバッテリーがダメになった!」といった緊急事態、ありますよね。
そんな時、すぐに駆け込めて在庫がある可能性が高いのが、やはり「実店舗」です。しかし、一口に実店舗と言っても、リチウムイオン電池の「種類」によって売っている場所は大きく異なります。

家電量販店(ビックカメラ、ヤマダ電機、ヨドバシカメラなど)はモバイル用途に最強!

私たちが最も一般的に「リチウムイオン電池」として認識している製品、つまりモバイルバッテリーやノートPC、カメラ用の交換用バッテリーパックなどは、主要な家電量販店で確実に入手できます。
特にモバイルバッテリーは、Anker(アンカー)やCheero(チーロ)など人気ブランドの最新モデルが豊富に揃っており、容量や急速充電規格(PD/QCなど)を店員さんに相談しながら選べるのが大きなメリットです。

ただし、注意してほしいのは、「電池のセル単体」(18650型など)は、ほとんどの店舗では販売されていないということです。家電量販店で売っているのは、あくまで製品としてパッケージ化された「バッテリーパック」や「完成品」だと覚えておきましょう。
また、腕時計や電卓などに使われるコイン形リチウム電池(CR2032、CR2450など)は、電池コーナーで確実に購入できます。こちらはリチウムイオン電池(二次電池)ではなく、一次電池(使い切り)ですが、「リチウム電池」という括りで見れば、家電量販店は最強の販売場所と言えます。

コンビニエンスストアやドラッグストアは「緊急避難場所」

深夜や早朝に緊急で充電したい!という場合に頼れるのがコンビニエンスストアです。
コンビニで販売されているのは主に「使い捨ての充電器(乾電池式や、リチウムイオン電池内蔵の使い捨てモバイル充電器)」や、ごく小容量のモバイルバッテリーです。

ドラッグストア(スギ薬局、ハックドラッグなど)でも、コイン形リチウム電池や、一部の小型モバイルバッテリーを扱っていることがあります。価格は家電量販店やネット通販に比べると割高になることが多いですが、「今すぐ」のニーズを満たすには十分役立ちます。

【緊急時の販売場所チェックリスト】

必要なもの 最適店舗 在庫可能性
モバイルバッテリー(Ankerなど) 家電量販店
コイン形リチウム電池(CR系) 家電量販店、ドラッグストア
充電用ケーブルのみ コンビニ、家電量販店 極めて高
18650セル単体 実店舗での入手は困難

このように、一口にリチウムイオン電池と言っても、その形状や用途によって、販売場所は異なります。特に、自作や機器の修理などに使う「セル単体」を探している場合は、次の見出しを参考にしてください。

「18650」などの交換用セルや小型電池はどこで買える?

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電動工具のバッテリーを自分で交換したい、電子タバコ(VAPE)のバッテリーを探している、自作電子工作で使いたいなど、特定の円筒形リチウムイオン電池セル(特に18650型、21700型など)が必要な場合、一般的な小売店では見つけるのが非常に難しいのが現状です。

秋葉原などの電気街や専門パーツ店

リチウムイオン電池のセル単体を「実店舗で買いたい」となると、やはり秋葉原や日本橋などの電気街にある電子部品専門店が主な購入先となります。
これらの店舗では、国内外の信頼できるメーカー(パナソニック、ソニー/村田製作所、サムスン、LGなど)の高性能なセルを取り扱っていることが多いです。特に高放電レート(高電流が必要な用途)に対応したセルは、専門知識を持つ店員に相談できるため、安全性と性能のバランスを考慮して選ぶことができます。

しかし、電気街が近くにない方も多いでしょう。また、取り扱っているセルの在庫が安定しない場合もあります。

ネット通販(Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピング)が最も確実な入手ルート

結論として、18650型などのリチウムイオン電池セルを探す場合、ネット通販が最も確実で種類が豊富です。

  • Amazon: 「18650 セル」などで検索すると、大量の選択肢が出てきます。PSEマークが付いているか、販売元が信頼できるかを確認することが非常に重要です。
  • 楽天市場・Yahoo!ショッピング: こちらも専門店や輸入業者が多く出店しており、様々な容量・メーカーのセルを見つけることができます。ポイント還元を考慮するとお得になる場合もあります。

ただし、注意点として、ネット通販には「粗悪な偽造品」や「PSEマークのない危険な製品」が紛れ込んでいるリスクが実店舗よりも高いことです。安すぎる製品には手を出さず、必ず購入レビューや評価、そして何よりもPSEマークの有無を確認するようにしましょう。

業務用・産業用向けのリチウムイオン電池専門業者

大量購入を検討している方、あるいは医療機器や産業機器組み込み用途など、高い信頼性が求められる場合は、バッテリー専門の卸業者やソリューションプロバイダーに依頼するのが最も安全です。
例えば、古河電池やジーエス・ユアサといった大手メーカーの特約店、あるいはカスタムバッテリーパックの設計・製造を行う企業に問い合わせることで、用途に完全に適合したセルやパックを供給してもらえます。個人での購入は難しい場合がありますが、企業として取り組む場合はこのルートが最も推奨されます。

大容量モバイルバッテリーやポータブル電源を買うならココ!

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キャンプ、車中泊、災害対策など、昨今注目度が非常に高いのが大容量のリチウムイオン電池製品です。特に「ポータブル電源」は、その核となる電池の種類によって安全性や寿命が大きく異なるため、販売場所だけでなく、知識を持って選ぶことが重要になります。

ポータブル電源・蓄電池の主要販売チャネル

大容量バッテリー製品は、主に以下の場所で購入できます。

  1. 家電量販店: Anker、EcoFlow、Jackeryなどの人気ブランドの主要モデルが展示されており、実際にサイズ感や重さ、操作性を確認できます。
  2. ネット通販: 最も多くの種類と、メーカー直営店が集中しています。特にセール時(Amazonプライムデー、楽天スーパーセールなど)は大幅な割引が期待できます。
  3. ホームセンター: 比較的小~中容量のポータブル電源や、電動工具メーカー(マキタ、ハイコーキなど)の交換用バッテリーを扱っています。
  4. 自動車用品店・キャンプ用品店: 車中泊やアウトドアに特化したモデルや、ソーラーパネルとのセット販売を見つけることができます。

【電池の種類に注目!リン酸鉄リチウムイオン電池(LiFePO4)】
ポータブル電源の分野では、従来の「三元系」(NCM)リチウムイオン電池だけでなく、「リン酸鉄リチウムイオン電池(LiFePO4)」を採用した製品が主流になりつつあります。

種類 三元系(NCM/NCA) リン酸鉄系(LiFePO4)
主な用途 小型、高出力(スマホ、EVの一部) 大型、高耐久(ポータブル電源、定置型蓄電池)
サイクル寿命 約500~1,000回 約2,000~3,500回以上
安全性 熱暴走のリスクあり(保護回路必須) 熱安定性が高く、比較的安全

長期間、安心して使いたいポータブル電源を選ぶなら、LiFePO4(リン酸鉄リチウムイオン)を採用しているかどうかを販売サイトや製品仕様書で確認することをおすすめします。

多くのポータブル電源メーカーは、Amazonや楽天市場に公式ストアを構えており、偽造品のリスクも低いため、まずは信頼できるメーカーのオンラインストアをチェックしてみましょう。特に、メーカー公式サイトから購入すると、長期保証やサポートが手厚い場合が多いです。

ホームセンター・100均(ダイソー・セリア)でリチウムイオン電池は買える?

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「まさかホームセンターにもある?」と疑問に思う方もいるかもしれませんが、はい、あります!ただし、これも「製品の種類」によります。

ホームセンター(カインズ、コーナン、DCMなど)の状況

ホームセンターでは、主に以下のリチウムイオン電池関連製品を見つけることができます。

  1. 電動工具用バッテリー: マキタ、HiKOKI(ハイコーキ)などの主要な電動工具メーカーの交換用バッテリーパック(リチウムイオン電池内蔵)は、工具コーナーに陳列されています。
  2. ポータブル電源: 災害対策・アウトドア需要の高まりから、小型~中型のポータブル電源を取り扱う店舗が増えています。
  3. リチウム一次電池: カメラ用やリモコン用のリチウム電池(使い切りタイプ)は豊富に揃っていますが、充電式のセル単体はありません

ホームセンターの利点は、日曜大工やDIYで急にバッテリーが必要になったときにすぐ手に入ることです。ただし、モバイルバッテリーなどの「デジタルガジェット系」は家電量販店ほど種類が豊富ではないため、選択肢を広げたい場合は別のチャネルを探す必要があります。

100円均一ショップ(ダイソー・セリアなど)は?

残念ながら、リチウムイオン電池のセル単体や、信頼性の高いモバイルバッテリーを100均で見つけることはできません
リチウムイオン電池は、製造コストや安全性、PSE認証の必要性から、100円という価格帯で提供することは極めて難しいからです。

ただし、100均では「モバイルバッテリー用の充電ケーブル」や、スマートフォン用の乾電池式簡易充電器などは取り扱っています。もし「充電ができなくなった!」という緊急時であれば、ケーブルだけを購入して、充電できる場所を探すという使い方は可能です。
安全に関わるリチウムイオン電池本体は、信頼できる販売元から購入することを強くおすすめします。

ネット通販(Amazon・楽天・Yahoo!ショッピング)の圧倒的メリットと注意点

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「どこストア」の筆者も、リチウムイオン電池関連製品を購入する際のメインはやはりネット通販です。その理由は、品揃え、価格、そして情報量の全てにおいて、実店舗を圧倒しているからに他なりません。

メリット1:価格競争による圧倒的な安さと選択肢の多さ

Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングといった主要なECサイトでは、国内外の数えきれないほどのメーカーが競い合っています。そのため、常に価格競争が起こっており、市場最安値に近い価格で製品を購入できる可能性が高いです。
また、モバイルバッテリー一つとっても、容量、出力(PD 100W対応、Qiワイヤレス充電対応など)、カラーバリエーションなど、実店舗では絶対に揃えられないほどの選択肢から選ぶことができます。

さらに、交換用セルを探している方にとって、型番(例:18650-30Q)やメーカー(例:村田製作所/旧ソニー、パナソニック)を指定して検索し、確実に在庫がある状態で手に入れられるのは、ネット通販ならではの強みです。

メリット2:詳細なスペック情報とユーザーレビューの確認

実店舗では、製品パッケージに記載された情報しか得られません。しかし、ネット通販であれば、メーカーが提供する詳細な技術仕様(Wh容量、サイクル寿命、BMS保護機能の有無など)をすぐに確認できます。
そして何より、実際に購入したユーザーのレビューは非常に貴重な情報源です。「実際の充電速度はどうか?」「耐久性は?」「発熱はしないか?」など、カタログスペックだけでは分からない「生の声」を判断材料にできます。

ネット通販最大の注意点:危険な偽造品・粗悪品を見抜く方法

ネット通販の利便性の裏には、安全性が著しく低い製品や、容量を偽装した粗悪品が紛れ込んでいるという大きなリスクがあります。リチウムイオン電池は発火や発煙の危険性があるため、絶対に避けなければなりません。

【偽造品チェックの鉄則】

  • 価格が極端に安い: 市場価格からかけ離れた安さの製品は、ほぼ間違いなく偽物か低品質なセルを使用しています。
  • PSEマークの有無: 日本国内で販売されるリチウムイオン蓄電池製品には、電気用品安全法(PSE)のマークが必須です。このマークがない製品は、購入しないようにしましょう。
  • メーカー公式ストアか確認: Amazonや楽天市場では、Anker、EcoFlow、Panasonicなど、信頼できるメーカーが「公式ストア」として出店しています。できる限り、公式または正規代理店からの購入を強く推奨します。
  • レビューを「星1」からチェック: 総合評価が高いだけでなく、低評価のレビューを読んで、発熱や故障に関する報告がないか確認しましょう。

メーカー公認・専門ショップで買うべき特別なリチウムイオン電池

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一般の消費者にはあまり馴染みがないかもしれませんが、特定の専門分野でリチウムイオン電池を探しているなら、メーカー公認のショップや専門のバッテリープロショップに勝る場所はありません。

電動工具メーカーの直営・公認ショップ

マキタ、ハイコーキ、ボッシュなどの電動工具は、独自の高出力リチウムイオンバッテリーシステムを採用しています。これらのバッテリーは、工具本体との互換性が厳しく設計されているため、必ずメーカーの純正品、またはメーカー公認の互換品を購入する必要があります。

購入先は、メーカーのオンラインストア、または電動工具を専門に扱うプロショップ(金物店など)が最も信頼できます。これらのショップでは、最新の急速充電器や、バッテリーの寿命を延ばすための管理方法なども教えてもらえることが多いです。

バッテリープロショップ(稲電機など)の利用価値

ウェブ検索の結果にもあったように、「バッテリーのプロショップ」は、様々な種類の電池を一括で扱っています。

  • 産業用・特殊用途のセル: 医療機器、計測器、ドローンなど、特殊な形状や仕様のリチウムイオン電池セルやバッテリーパックが必要な場合。
  • カスタムバッテリーパック: 既製品ではサイズや電圧が合わない場合、プロショップに相談すれば、要望に合わせてセルを組み込み、保護回路(BMS)を搭載したオリジナルのバッテリーパックを製作してくれます。
  • リン酸鉄リチウム(LiFePO4)の知識: 特に太陽光発電の蓄電システムや、大容量システムの構築に詳しいプロショップは、安全で長寿命なLiFePO4系の製品知識が豊富です。

専門ショップのデメリットは、価格が割高になる傾向があることですが、安全と信頼性、そしてプロのアドバイスが必要な場合は、費用をかける価値が十分にあります

【専門ショップの探し方ヒント】
「リチウムイオン電池 カスタムパック OOOOO(お住まいの地域)」や「産業用バッテリー 代理店」などでGoogle検索すると、あなたの近くのプロフェッショナルが見つかるかもしれません。

新品と中古、どちらがお得?中古品(メルカリなど)を購入する際の落とし穴

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「リチウムイオン電池って結構高い…メルカリやヤフオクなどのフリマサイトで中古品を買えばお得かも?」
そう考える気持ちはよくわかりますが、結論から言うと、リチウムイオン電池の中古品購入は、基本的に推奨できません。特にセル単体の購入は、絶対におすすめしません。

中古リチウムイオン電池の隠されたリスク

リチウムイオン電池の寿命は、充電サイクル(充放電の回数)だけでなく、「使い方」や「保管状況」に大きく左右されます。中古品には、以下の致命的なリスクが潜んでいます。

  • 内部劣化の深刻さ: 見た目は綺麗でも、すでに何度も充放電を繰り返しているため、新品時の容量の半分以下になっている可能性があります。出品者が「使用回数数回」と書いていても、それを証明する方法はありません。
  • 安全性(BMS)の欠如: モバイルバッテリーやポータブル電源の中古品は、落下などの衝撃で内部の保護回路(BMS)が破損している可能性があります。BMSが正常に機能しないと、過充電や過放電による発火・発熱のリスクが格段に高まります
  • セル単体の「出所不明」: フリマサイトで売られている18650などのセルは、使用済みの電動工具バッテリーやノートPCから取り出したものが多く、メーカーやスペックが偽装されている可能性が高いです。容量や最大放電電流が不明なセルを使うのは非常に危険です。

中古品を購入するなら「新品同様」のメーカー保証付き製品のみ

もし、どうしても中古品に手を出すのであれば、以下の条件を厳守してください。

  1. メーカーの保証が残っていること: 購入時に付帯するメーカー保証書がある、またはシリアル番号から保証期間が確認できること。
  2. 外装に一切の損傷がないこと: 凹み、膨らみ、傷、変形など、物理的なダメージが一切ないことを写真で確認し、証拠を残すこと。
  3. ブランド品の完成品であること: AnkerやJackeryなど、信頼できる大手ブランドの「モバイルバッテリー」や「ポータブル電源」であること。(セル単体はNG)

リチウムイオン電池は、「安さ」よりも「安全」を優先すべき製品です。多少高くなっても、Amazonや楽天市場の正規店で新品を購入する方が、結果的に長く安全に使えてお得になります。

用途別リチウムイオン電池の選び方(モバイル、ポータブル電源、電動工具)

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リチウムイオン電池は、その用途によって最適な「形状」や「内部構造」が全く異なります。ここでは、主要な3つの用途に分けて、失敗しない選び方を解説します。

モバイルバッテリー:PD規格と実測容量をチェック!

スマートフォンやタブレット、ノートPCの充電に使うモバイルバッテリーを選ぶ際は、「PD(Power Delivery)規格」に対応しているかどうかが最重要ポイントです。
PD対応であれば、iPhoneや最新のAndroid、そしてノートPC(MacBookなど)に高速で充電できます。

  • 小型・軽量タイプ: 5,000mAh~10,000mAh。出力20W以上。日々の持ち運び用。
  • ノートPC充電用: 20,000mAh以上。出力45W~100W。長時間の外出や出張用。

また、モバイルバッテリーの公称容量と実測容量は異なることが多いです。電圧変換のロスがあるため、公称容量の約60~70%程度が実際に使用できる容量だと想定して選びましょう。

ポータブル電源:容量とLiFePO4(リン酸鉄)の有無

ポータブル電源は、単にキャンプやアウトドアで使うだけでなく、2025年現在、「防災対策」としての需要が最も高まっています
選び方で絶対に失敗しないためのチェックポイントは以下の3つです。

  1. 容量(Wh): 停電時に何を動かしたいか?(スマホ充電だけなら300Wh以下、冷蔵庫も動かしたいなら1,000Wh以上)。
  2. 電池の種類: 前述の通り、「リン酸鉄リチウムイオン電池(LiFePO4)」を採用しているモデルを選びましょう。長寿命で安全性が非常に高いです。
  3. 出力(W): 使いたい家電の消費電力(例:ドライヤー1,200W)をカバーできる出力があるか。

電動工具:電圧とメーカー互換性を最優先

プロ・アマ問わず、電動工具のバッテリーを選ぶ際は、電圧(例:14.4V、18V、36V/40V)とメーカーの互換性が全てです。 * 電圧の統一: お手持ちの工具とバッテリーの電圧は必ず一致させてください。 * 純正品の使用: 工具メーカーの純正バッテリーパックは、工具本体との通信によって最適な電力供給と温度管理を行っています。工具本体を守るためにも、できる限り純正品を選びましょう。

リチウムイオン電池の内部構成と種類(LiCoO2、リン酸鉄など)の超わかりやすい解説

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普段気にすることはないかもしれませんが、リチウムイオン電池が「なぜ安全性が高いものと、リスクが高いものがあるのか」を知るためには、その「内部構成(正極材)」を知っておくことが非常に役立ちます。

リチウムイオン電池は「正極材」で性質が決まる

リチウムイオン電池は、リチウムイオンが正極と負極の間を移動することで充放電を行いますが、その性質を決定づけるのは、主に正極(カソード)に使われている材料です。主要な種類は以下の通りです。

正極材の種類 略称 特徴 主な用途
コバルト酸リチウム LiCoO2 (LCO) 高電圧、高エネルギー密度 小型電子機器(スマホ、PC)
三元系(ニッケル・マンガン・コバルト) NCM/NCA バランスが良いが、容量が大きいほど熱暴走リスクあり モバイルバッテリー、EV(電気自動車)
リン酸鉄リチウム LiFePO4 (LFP) 安全性・長寿命に優れる、エネルギー密度はやや劣る ポータブル電源、定置型蓄電池
チタン酸リチウム LTO 超急速充電・長寿命だが、低エネルギー密度 特殊車両、産業機器

なぜリン酸鉄リチウム(LiFePO4)がポータブル電源で人気なのか?

LiFePO4系がポータブル電源市場で人気を集めているのは、熱安定性が非常に高く、安全だからです。
他のリチウムイオン電池が一定以上の温度になると熱暴走を起こしやすいのに対し、LiFePO4は構造的に安定しており、仮に異常発熱しても酸素を放出しないため、発火のリスクが極めて低いです。加えてサイクル寿命が非常に長く、毎日使っても数年〜10年以上使える耐久性があります。
あなたが購入を検討しているリチウムイオン電池が、どの正極材を使用しているか、販売ページで確認してみると、その製品の特性がよくわかりますよ!

化学構造の詳しい情報は、「リチウムイオン電池 正極材料」でGoogle検索すると専門的な記事を読むことができます。

リチウムイオン電池の長寿命化!知っておきたい正しい使い方と保管方法

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せっかく高いお金を出してリチウムイオン電池を買ったなら、できるだけ長く使いたいですよね。リチウムイオン電池の寿命を縮める最大の敵は、「過度な充電・放電」と「高温」です。
ここでは、筆者「どこストア」が実践している、バッテリーを長持ちさせるためのシンプルなテクニックをご紹介します。

長持ちの秘訣は「満充電・完全放電」を避けること

昔のニッケル水素電池などと異なり、リチウムイオン電池は「メモリー効果」がないのが特徴ですが、満充電に近い状態(100%)や、完全放電に近い状態(0%)で長時間放置すると、内部の化学構造が劣化しやすくなります。

【理想的な運用方法】

  • 充電範囲: 20%~80%の間で使うのが最もバッテリーに優しいとされています。
  • 充電完了後の放置: 100%になってもケーブルを挿しっぱなしにするのは避けましょう。最近の多くの機器は保護機能がありますが、電池にとっては負担です。
  • 残量0%での放置: 最も寿命を縮めます。残量が0%になると、さらに過放電が進み、次に充電できなくなるリスクが高まります。

特にノートPCやスマートフォンは、バッテリー保護モード(80%で充電を停止する設定など)を利用すると、簡単に長寿命化が図れますよ。

「高温」を避ける!保管場所と充電中の対策

リチウムイオン電池は熱に非常に弱いです。高温下での使用や保管は、バッテリーの劣化速度を急激に速め、最悪の場合、発火の原因にもなりかねません。
【高温対策のポイント】

場所 NGな場所 OKな場所
車内 炎天下の車内(夏場は70℃を超えることも) 日が当たらない、エアコンの効いた室内
充電中 布団やカーペットの上など、熱がこもりやすい場所 通気性の良い場所、充電器の下に熱を逃がす台を敷く
長期保管 直射日光が当たる場所、湿度の高い場所 残量50%程度で、涼しく乾燥した場所(冷蔵庫はNG)

電動工具のバッテリーなどは、使用後すぐに充電せず、少し冷ましてから充電を開始すると、より長持ちします。

絶対にやってはいけない!リチウムイオン電池の廃棄・処分ルールと手順

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リチウムイオン電池は「燃えるゴミ」として捨ててはいけません!
その理由は、ゴミ収集車や焼却施設で外部から圧力がかかったり、高温になったりすることで発火する事故が、全国で多発しているからです。使用済みとはいえ、内部にはまだエネルギーが残っているため、正しい手順で処分することが、環境と安全を守るために非常に重要です。

小型充電式電池の回収拠点「JBRC」を活用しよう

小型充電式電池(リチウムイオン電池、ニッケル水素電池、ニカド電池など)は、一般社団法人JBRCが回収・リサイクルを行っています。JBRCの協力店に持ち込むのが、最も一般的な処分方法です。

【主な回収場所】

  1. 家電量販店: ビックカメラ、ヤマダ電機、ヨドバシカメラなど
  2. ホームセンター: DCM、コーナンなど
  3. 自転車販売店: 電動アシスト自転車のバッテリーなど

お近くの回収拠点は、JBRCのホームページで郵便番号や住所から簡単に検索できます。

廃棄時の最重要ルール:絶縁処理を忘れずに!

電池を回収ボックスに入れる前に、必ず「絶縁処理」を行ってください。
絶縁とは、電池のプラス極とマイナス極が金属などに触れてショート(短絡)するのを防ぐことです。ショートすると発熱・発火の原因になります。

【絶縁処理の手順】

  • 用意するもの: ビニールテープ(粘着力の強いもの)、またはセロハンテープ。
  • 処理方法: 電池の金属端子(プラス極とマイナス極)全体を、完全に覆い隠すようにテープで貼り付けます

この一手間が、ごみ収集の作業員の方々、そしてリサイクル施設の安全を守ることにつながります。ルールを守って、安全な社会を目指しましょう!

モバイルバッテリーの処分については、各自治体のルールも確認する必要があります。「モバイルバッテリー 廃棄 (お住まいの地域)」で検索してみましょう。

主要メーカーとブランド別:リチウムイオン電池製品の強み比較

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リチウムイオン電池製品は、供給元のメーカーやブランドによって、その特徴が大きく異なります。ここでは、市場で特に人気が高く、信頼できる主要なメーカー・ブランドを比較し、それぞれの強みをご紹介します。

日本の電池メーカー(Panasonic、GS Yuasa、Toshiba、Murata)の強み

日本メーカーの電池は、特に高い安全性と信頼性が求められる自動車・産業分野で世界をリードしています。一般消費者が直接セル単体を購入する機会は少ないですが、これらのメーカーのセルが内蔵された製品を選ぶことは、高品質な製品を選ぶ上で重要な基準となります。

  • Panasonic(パナソニック): EV(テスラなど)向けの実績が豊富で、エネルギー密度の高い円筒形電池に強み。モバイル機器向けにも高品質なセルを提供しています。
  • GS Yuasa(ジーエス・ユアサ): 自動車用・産業用蓄電池の老舗。ハイブリッド車や宇宙分野にも使われるなど、高い信頼性が求められる分野での実績が豊富です。
  • Toshiba(東芝): 超急速充電と長寿命が特徴のSCiB™技術を持つ。特に安全性と耐久性を両立させたい産業用途で強みを発揮します。
  • Murata(村田製作所): 旧ソニーの電池事業を引き継ぎ、小型のリチウムイオン電池や、高い安全性が特徴のリン酸鉄系システム(FORTELION)を展開しています。

消費者向け人気ブランド(Anker、EcoFlow、Jackery)の選び方

私たちが日常的に触れるモバイルバッテリーやポータブル電源は、主にこれらのような消費者向けブランドの製品となります。

ブランド名 主要製品 強みと特徴
Anker(アンカー) モバイルバッテリー、充電器 圧倒的なデザイン性と急速充電技術(PD/QC)。モバイル用途ではトップシェア。
EcoFlow(エコフロー) ポータブル電源、ソーラーパネル 超高速充電機能と多機能性。ほとんどのモデルで長寿命なLiFePO4(リン酸鉄)を採用。
Jackery(ジャクリ) ポータブル電源、ソーラーパネル アウトドア・防災分野での高い知名度と信頼性。シンプルで使いやすいモデルが多い。
Cheero(チーロ) モバイルバッテリー 可愛らしいデザインと低価格帯の製品が豊富。

これらのブランドは、ネット通販の公式ストアで安心して購入できます。

リチウムイオン電池のトラブル(膨張・発熱)対処法と購入先のサポート体制

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リチウムイオン電池を長く使っていると、「あれ?バッテリーが膨らんでいる?」といったトラブルに遭遇することがあります。バッテリーの膨張や異常な発熱は、非常に危険なサインです。決して無視せず、適切な対応を取りましょう。

バッテリーが膨張したら「即使用停止」が鉄則!

スマートフォンやノートPC、モバイルバッテリーなどが膨張する主な原因は、内部の劣化によりガスが発生していることです。このガスは可燃性であり、外部からの衝撃が加わると発火する危険性が極めて高い状態です。

【膨張時の対処手順】

  1. 即座に使用を停止し、充電ケーブルを抜く。
  2. 燃えやすいものの近くから遠ざけ、涼しい場所に隔離する(金属製のバケツなどに入れるのが理想)。
  3. 自分で分解しようとせず、速やかにメーカーや購入店に連絡し、修理または交換を依頼する。
  4. 絶対に「燃えるゴミ」として捨てず、自治体やJBRCの指定された方法で廃棄する。

購入先の「サポート体制」が命綱になる

リチウムイオン電池製品は、価格の安さだけで選ぶと、いざという時のサポートが全く受けられない場合があります。特にネット通販で購入する場合は、販売元が「メーカー公式ストア」または「正規代理店」であることを必ず確認しましょう。

信頼できるメーカーやブランドは、製品に1年以上の長期保証を付けており、トラブル時の交換対応も迅速です。万が一の事態に備えて、保証書や購入履歴は大切に保管しておきましょう。

安全に関する情報は、製品評価技術基盤機構(NITE)のサイトなどでも確認できます。

交換用バッテリーパック(PC・スマホ)は自分で交換すべき?修理専門店の活用

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ノートPCやスマートフォンは、数年使うとバッテリーが劣化し、持ちが悪くなりますよね。「自分で交換したい」と考える方もいるかもしれませんが、バッテリーパックの自己交換は、機種によって難易度やリスクが大きく異なります

ノートPCのバッテリー交換の難易度

ノートPCの場合、かつてのモデルでは裏蓋を開けて簡単に交換できるものが多かったですが、最近の薄型・高性能モデルは、バッテリーが強力な接着剤で筐体に固定されており、分解時にバッテリーを傷つけ、発火させるリスクが非常に高いです。

交換手順が公開されている機種もありますが、自信がない場合はメーカーや正規修理店に依頼するのが最も安全です。

スマホのバッテリー交換はプロに任せるべき!

特にiPhoneや高性能Androidスマートフォンのバッテリー交換は、素人が手を出してはいけない領域です。
* 画面を割るリスク(非常に高い) * 防水機能が失われる * 強力な接着剤を剥がす際にバッテリーを傷つける(発火リスク)
Apple Storeや公認プロバイダ、または総務省登録修理業者などの信頼できる修理専門店に依頼しましょう。特に、修理専門店は純正品に近い高品質なバッテリーを使用し、データの安全も確保してくれます。

【修理専門店の探し方】

製品 おすすめの修理先 探すキーワード
iPhone Apple Store、正規サービスプロバイダ iPhone バッテリー交換 正規店
Androidスマホ キャリアショップ、総務省登録修理業者 Android バッテリー交換 総務省登録修理業者
ノートPC メーカーサポート、PC修理専門店 ノートPC バッテリー交換 (メーカー名)

リチウムイオン電池の「容量偽装」にご用心!安全な商品を見分けるコツ

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ネット通販でリチウムイオン電池製品を選ぶ際、最も注意しなければならないのが「容量偽装」です。特に安価なモバイルバッテリーや18650セルで頻繁に起こる問題であり、「50000mAh!」と書いてあっても、実際は半分以下の容量しかないというケースが後を絶ちません。

容量偽装を見抜くための論理的な判断

物理的な法則から考えて、ありえないほど大容量で、かつ軽量・安価な製品は疑ってかかりましょう。

【容量偽装のチェック項目】

  • 重量と容量のバランス: リチウムイオン電池は非常に重い部品です。例えば、20,000mAhのモバイルバッテリーは、最低でも350g~450g程度の重さがあります。この容量で100g台の製品があれば、ほぼ間違いなく偽装です。
  • レビューの写真: 実際に購入した人のレビュー写真で、製品のパッケージや表示されているスペックが、販売ページと一致しているか確認しましょう。
  • ブランド名: 信頼できる大手ブランド(Anker、Panasonicなど)は、容量偽装をするリスクが低いです。無名の海外ブランド品で、高容量・低価格の製品は要注意です。

また、18650セル単体の場合、「容量3500mAh以上」は最新の技術でも限界に近い値です。これを超える容量を謳う製品は、ほぼ全てが偽装であると見て間違いありません。

PSEマークとPL保険の重要性

容量偽装だけでなく、安全性に関わる問題として、PSEマーク(電気用品安全法)とPL保険(生産物賠償責任保険)の有無もチェックしましょう。
PSEマークは、日本の安全基準を満たしている証拠です。また、PL保険に加入しているメーカーであれば、万が一製品が原因で事故が起きた場合でも、適切な対応が期待できます。

これらの情報は、製品の販売ページやメーカー公式サイトに必ず記載されています。安物買いの銭失いにならないためにも、購入前にひと手間かけて確認するようにしてください。

Amazonなどで「PSEマーク」の表記がない製品を見つけたら、「電気用品安全法 リチウムイオン電池」で検索して、法律の概要を理解しておくと安心です。

リチウムイオン電池の最新トレンド(全固体電池・ワイヤレス給電)2025年

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リチウムイオン電池は今も進化し続けています。2025年現在、私たちが注目すべき「次の技術」や「新しい使い方」のトレンドをいくつかご紹介します。これらの技術が普及すれば、販売される製品のラインナップも大きく変わるでしょう。

次世代の主役「全固体電池」の可能性

現在主流のリチウムイオン電池は、正極・負極の間でイオンを移動させるために「液体(電解液)」を使っていますが、「全固体電池」はこれを全て「固体」に置き換えたものです。

全固体電池の最大のメリットは、以下の通りです。

  • 安全性の大幅向上: 液体電解質による発火リスクがほぼなくなります。
  • エネルギー密度の飛躍的向上: 同じサイズでも、今の電池の2~3倍の容量を蓄えられる可能性があります。
  • 急速充電性能: 非常に速い速度での充電が可能になると期待されています。

まだ量産化の課題が残っていますが、EVやスマートフォンへの搭載が始まれば、リチウムイオン電池の市場は劇的に変化するでしょう。

ワイヤレス給電の進化:コードレスの世界へ

モバイルバッテリーの分野では、Qi(チー)規格によるワイヤレス充電が一般化していますが、より大きな電力(数十W)を離れた場所から送る「中・長距離ワイヤレス給電」の技術開発も進んでいます。
これが実用化されれば、カフェのテーブルにスマホを置くだけで充電が始まり、ポータブル電源もケーブルなしで充電できる、といった未来が実現します。

自動車のEV化とリン酸鉄系電池のさらなる普及

EV(電気自動車)市場では、航続距離重視のNCM系から、安全性とコストに優れたリン酸鉄系(LFP)へのシフトが加速しています。このトレンドは、ポータブル電源だけでなく、家庭用の定置型蓄電池にも波及しており、LFPを採用した長寿命な蓄電システムが今後さらに一般的になるでしょう。

リチウムイオン電池の持ち運び・機内持ち込みルール総まとめ

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リチウムイオン電池は非常に便利な反面、誤った取り扱いをすると危険なため、航空機内への持ち込みや、海外への郵送には厳しいルールが定められています。旅行や出張の前に、必ずチェックしておきましょう。

航空機への持ち込みルール(国土交通省の定めるルール)

リチウムイオン電池(モバイルバッテリー、予備バッテリーなど)は、発火リスクを避けるため、必ず「手荷物」として機内に持ち込む必要があります。

容量(Wh) 持ち込み(手荷物) 預け入れ(受託手荷物)
100Wh以下 可(個数制限なし) 不可
100Wh超~160Wh以下 可(2個まで) 不可
160Wh超 不可 不可

※Wh(ワット時)は「mAh(ミリアンペア時)」と電圧(V)から計算できます。(Wh = mAh × V ÷ 1000)
ポータブル電源は160Whを超えるものが多いため、基本的には持ち込み・預け入れともにできないことが多いです。事前に確認しましょう。

持ち運び時のショート防止策

予備のモバイルバッテリーやカメラ用バッテリーをカバンに入れる際、端子部分が金属(鍵や小銭など)に触れてショートするのを防ぐ必要があります。

【安全な持ち運び方法】

  • モバイルバッテリー: 購入時の箱やポーチに入れる。
  • カメラ用バッテリー: 専用のプラスチックケースに入れる、または端子部分をビニールテープなどで絶縁する

この一手間が、旅先でのトラブルを防ぎます。

最新の正確な情報は、必ずご利用になる航空会社のホームページ、または国土交通省のサイトで確認してください。

筆者「どこストア」が2025年に最もおすすめするリチウムイオン電池【用途別3選】

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ここまでリチウムイオン電池の販売場所から選び方、安全性まで解説してきましたが、結局「今、どれを買うのがベストなの?」という疑問にお答えするため、筆者「どこストア」が自信を持っておすすめできる製品を、用途別に3つご紹介します。いずれも、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングの公式ストアで購入可能です。

おすすめ1:【モバイル用】Anker PowerCore III Elite 25600(仮称)

  • おすすめポイント: 大容量と急速充電のバランスが完璧。最新のPD 100Wに対応しており、MacBook Proなどの高性能ノートPCもフルスピードで充電可能。
  • 特徴: Ankerならではの安全性技術(多重保護システム)が搭載されており、安心して持ち運べます。デザインもスタイリッシュで、ビジネスシーンにも最適です。

「外出先でPC作業が多い」「充電器は一つにまとめたい」という方に強くおすすめします。高性能な分、価格は高めですが、その価値は十分にあります。AmazonのAnker公式ストアでの購入が、保証面でも最も安心です。

おすすめ2:【防災・キャンプ用】EcoFlow DELTA 2 Max(仮称)

  • おすすめポイント: 長寿命のリン酸鉄リチウムイオン電池(LiFePO4)採用。サイクル寿命は3000回以上と、非常用として10年以上の使用を想定できます。
  • 特徴: ACコンセントからの充電が非常に速く(約1時間で80%充電)、急な停電にも備えやすいのが魅力。容量も2048Whと大きく、多くの家電を動かせます。

ポータブル電源を選ぶなら、もはやLiFePO4は必須条件です。EcoFlowは技術力が高く、サポート体制も充実しているため、高額なポータブル電源も安心して購入できます。楽天市場やYahoo!ショッピングの公式ショップで、ポイントアップを狙うのも賢い購入方法です。

おすすめ3:【DIY・電動工具用】マキタ or ハイコーキの純正18Vバッテリー

  • おすすめポイント: やはり純正品が最強。工具本体の性能を最大限に引き出し、安全な運用が保証されます。
  • 特徴: 特にマキタは18Vプラットフォームの工具が非常に多いため、バッテリーを共通化できるメリットが大きいです。

電動工具のバッテリーは、メーカーが提供する正規の販売チャネル(オンラインショップまたは地域のプロショップ)で購入し、互換品には手を出さないのが賢明です。品質の高さと安全性を考えれば、純正品が最もコストパフォーマンスが高いと言えます。

リチウムイオン電池は、私たちの生活を豊かにする素晴らしい技術の結晶です。しかし、その強力なエネルギーゆえに、安全な製品を選び、正しい使い方・処分方法を知ることが何よりも重要になります。

この記事でご紹介した販売場所や選び方のポイントを参考に、あなたにとって最適なリチウムイオン電池を見つけてくださいね!

筆者:どこストア

 

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