コンビニ「99円(100円)商品」徹底調査!お菓子・お酒・ドリンクのお得情報

「コンビニで99円で買えるものなんて、本当にあるの?」
昔は100円ショップがありましたが、最近のコンビニは高級志向な商品も増えて、「安さ」を求めて行く場所ではなくなったように感じますよね。
でも、諦めるのはまだ早いです!実は、今でもコンビニで税込99円、または税抜100円(税込108円や110円)で買える、お得な商品がたくさんあるんです。
この記事では、筆者(どこストア)が徹底的に調査した「コンビニの99円・100円商品」について、その内容物やメーカー、そしてお得な理由まで、詳しくご紹介していきます!
・衝撃!セブンプレミアムの「税込99円」お酒シリーズ
・100円均一の聖地!「ローソンストア100」の実力
・100円で買える!コンビニPBお菓子(スナック編)
・100円で買える!コンビニPBお菓子(チョコレート編)
コンビニで「99円」は本当にある?税込100円のカラクリ

まず、皆さんが一番疑問に思っていることにお答えします。
「本当に99円(税込)の商品なんて、今の時代にあるの?」
結論から言うと、「あります!」
ただし、それは非常に限られたカテゴリーの商品であり、多くは「税抜」100円、つまり消費税を入れると108円や110円(軽減税率かどうかで変わりますね)になる商品が「100円商品」として認識されています。
私たちが子供のころにあった「100円ショップ」も、今や「100円(税抜)」と小さく書かれているのが当たり前になりましたよね。それと同じです。
コンビニ業界も、昔は「定価販売」が基本でしたが、最近はプライベートブランド(PB)商品の開発にものすごく力を入れています。
プライベートブランド(PB)とは、セブンイレブンの「セブンプレミアム」や、ローソンの「ローソンセレクト」、ファミリーマートの「ファミマル」のように、コンビニ自身が企画・開発して販売している商品のことです。
なぜPB商品が安いのか?
それにはいくつかの理由があります。
1. 広告宣伝費をかけていない
ナショナルブランド(NB)と呼ばれる、テレビCMでよく見るお菓子や飲み物(例えば、カルビーのポテトチップスや、コカ・コーラなど)は、商品の価格に莫大な広告宣伝費が上乗せされています。一方、PB商品は基本的にそのコンビニの店頭でしか売らないため、CMを打つ必要がありません。その分、安くできるんですね。
2. 大量生産・大量発注
全国に何万店舗もあるコンビニチェーンが「この商品を100万個作ってください」と一度に発注します。製造するメーカー側も、一度にたくさん作れば製造ラインを効率よく動かせるため、1個あたりの製造コストを大幅に下げることができます。
3. パッケージの簡素化
PB商品のパッケージって、比較的シンプルだと思いませんか? NB商品のようにキラキラした加工や、複雑なデザインをあえて使わず、シンプルな包装にすることで、ここでもコストを削減しています。
こうした企業努力の結果、私たち消費者は「100円」というお得な価格で商品を手に入れることができるわけです。
そして、この「100円(税抜)」の世界とは別に、ごく一部ですが「税込99円」という、消費者の度肝を抜く価格設定をしている商品も存在するのです。
次の章で、その驚きの「税込99円」商品について詳しく見ていきましょう。
衝撃!セブンプレミアムの「税込99円」お酒シリーズ

「税込99円」……。この響き、なんだかワクワクしませんか?
消費税が10%のこのご時世に、税金(酒税と消費税)まで全部含めて99円ということは、本体価格はなんと約90円ということです。信じられますか?
この驚異的な価格を実現しているのが、コンビニ界の王者、セブンイレブンです。
セブンプレミアムのブランドの中でも、特に価格にこだわった「セブン・ザ・プライス」というシリーズがあります。このシリーズの缶チューハイ(お酒)の一部が、なんと税込99円で販売されていることがあるんです!
(※注意:酒税法の改正や原料価格の変動により、価格は頻繁に変わる可能性があります。この記事を書いている時点での情報ですので、店頭で必ず確認してくださいね。)
代表的な商品を見てみましょう。
セブンプレミアム 無糖レモンサワー
最近の健康志向ブームで、チューハイも「無糖」が当たり前になりましたよね。
この無糖レモンサワーも、スッキリとした飲み口で、どんな食事にも合うのが特徴です。甘くないので、飲み飽きません。
「でも、99円なんて、味が薄いんじゃないの?」
そう思いますよね。筆者も最初はそう思っていました。でも、飲んでみるとビックリ。ちゃんとレモンの風味と、お酒の満足感(アルコール度数も5%~7%程度あるものが多い)が感じられます。
それもそのはず、こうしたPBのお酒は、セブンイレブンが「アサヒビール」や「サントリー」といった日本の超一流メーカーと共同開発していることが多いんです。
「セブンプレミアム クリアクーラー」はアサヒビールと、「セブンプレミアム -196℃」はサントリーと共同開発されています。99円の商品も、こうした大手メーカーの技術や、専門の製造会社(検索すると「アシードビバレッジプラス株式会社」などの名前が出てきます)が関わっており、決して「安かろう悪かろう」ではないんです。
製造元を隠さず、むしろ「あのメーカーと作りました!」とアピールすることで、安くても安心・安全だという信頼感を生み出しているんですね。
セブンプレミアム ドライサワー
レモン味と人気を二分するのが、この「ドライサワー」です。
甘さが一切ない、キリっとした辛口。まさに「大人の味」です。炭酸が強めで、喉ごしが最高なんです。
筆者(どこストア)も、お風呂上がりの一杯はこれ!と決めている時期がありました(笑)。
このドライサワーも、もちろん税込99円(の時期がありました)。350ml缶が100円玉でお釣りが来るなんて、本当にセブンイレブンの企業努力には頭が下がります。
他にも、グレープフルーツサワーやシークヮーサーサワーなど、様々なフレーバーが99円で展開されることがあります。新しい味が出ると、ついつい試してしまいますよね。
これらの99円お酒は、まさに「コンビニPBの力の結晶」と言えるでしょう。
もし、近所のセブンイレブンで見かけたら、ぜひ一度手に取ってみてください。その安さとクオリティに驚くはずです。
ただ、人気商品はすぐに売り切れてしまうことも…。そういう時は、Googleで「セブンプレミアム 99円 お酒」と検索して、最新の情報をチェックしてみるのも良いですね。
また、Amazonや楽天市場では、これらのPB商品を直接買うことは難しいですが、製造元が同じアサヒやサントリーのチューハイが、ケースでまとめ買いすると1本あたりの値段がコンビニよりずっと安くなることがあります。
「毎日飲む!」という方は、ネット通販でのまとめ買いも賢い選択ですよ。
100円均一の聖地!「ローソンストア100」の実力

さて、「税込99円」というピンポイントな世界を見てきましたが、ここからは「100円(税抜)」、つまり税込108円や110円の商品が充実しているコンビニに目を向けてみましょう。
その代表格といえば、もちろん「ローソンストア100」ですよね!
「100円ローソン」や「ロー100」の愛称で親しまれているこのお店は、もともと「99エンオンリーストア」という名前だった(知ってましたか?)こともあり、店内の多くの商品が100円(税抜)で販売されています。
セブンイレブンやファミリーマートが「便利な高級スーパー」化しつつある中で、ローソンストア100は「便利な100円均一スーパー」という独自のポジションを確立しています。
そんなローソンストア100の魅力は、なんといってもそのオリジナル商品にあります。
ローソンストア100の「VL (Value Line)」とは?
ローソンストア100に行くと、「VL」というロゴが入った商品をたくさん見かけませんか?
これは「Value Line(バリューライン)」の略で、ローソンストア100のプライベートブランド(PB)のことです。
このVLシリーズこそが、100円(税抜)の宝庫なんです。
お菓子、パン、飲み物、カップ麺、冷凍食品、調味料、さらには野菜や日用品まで…。「え、これも100円なの!?」と驚くような商品がズラリと並んでいます。
例えば、お菓子コーナー。VLのスナック菓子は、ナショナルブランド(NB)の商品と比べて、内容量が多いことが多いんです。
「ポテトチップス うすしお味」なども、NB商品が60g程度のところ、VL商品は80g以上入っていたりします(時期によります)。これは、お菓子好きにはたまりませんよね。
100円パンの秘密(山崎製パンとの関係)
ローソンストア100のもう一つの大きな魅力は「パン」です。
特に驚きなのが、あの「ランチパック」です。
普通のコンビニやスーパーでは150円以上するランチパックが、ローソンストア100ではなんと2個入りのアソートタイプで108円(税込)で売られていた時期がありました。
これは、ローソンストア100が「山崎製パン」と共同開発したオリジナル商品だからこそ実現できる価格なんです。
Google検索で調べてみると、過去に「ツナとポテトサラダ」や「ミルククリームと生チョコクリーム」といった、夢のような組み合わせのランチパックが108円で販売されていたことがわかります。
また、「with DONUTS」というシリーズのドーナツも、100円(税抜)で本格的なオールドファッションドーナツやツイストドーナツが楽しめます。
さらに、山崎製パンとは「カンパーニュ」などの本格的な食卓パンも共同開発しており、ローソンストア100に行けば「パン屋さんのようなパン」まで100円台で手に入ってしまいます。
なぜ山崎製パンとそんなに仲が良いの? と思うかもしれませんが、ローソンストア100はもともと「株式会社九九プラス」という会社が運営していましたが、その後ローソンの傘下に入りました。そして、ローソングループは山崎製パンと深いつながりがあるため、こうした強力なタッグが組めるんですね。
(ちなみに、ローソンの「L」のマークが、山崎製パンのトラックに描かれていることがあるのは、有名な話です)
このように、ローソンストア100は「ただ安い」だけではなく、大手メーカーの協力のもと、「安くて美味しい」を実現している、まさに100円均一の聖地なんです。
100円で買える!コンビニPBお菓子(スナック編)

さて、ここからはセブン、ファミマ、ローソン(ローソンストア100含む)の各社がしのぎを削る「100円(税抜)お菓子」の世界を、ジャンル別に見ていきましょう!
まず最初は、お菓子の王道「スナック菓子」です。
100円(税抜)で買えるスナック菓子のPB商品は、実は「中身はあの有名メーカーが作っている」ということが非常に多い、宝探しのようなジャンルなんです。
各社ポテトチップス(セブン・ファミマ・ローソン)の製造元
PBのポテトチップス、皆さんはどこのコンビニのものがお好きですか?
セブンイレブンは「セブンプレミアム」、ファミリーマートは「ファミマル」、ローソンは「ローソンセレクト」や「VL(ローソンストア100)」として、それぞれ独自のポテトチップスを販売しています。
価格は108円(税込)前後が主流ですね。
「でも、PB商品って、メーカー品より美味しくないんじゃ…」
そんなことはありません!
実は、これらのPBポテトチップスの多くは、私たちがよく知る「カルビー」や「湖池屋(コイケヤ)」、あるいは「山芳製菓(わさビーフの会社)」などが製造を担当している(OEM製造と言います)場合がほとんどなんです。
パッケージの裏側をよーく見てみてください。「製造者」または「製造所」という欄に、見覚えのあるメーカーの名前が書かれていませんか?
例えば、セブンプレミアムのポテトチップスはカルビーが製造していたり、ファミマルの「厚切りポテト」は湖池屋が作っていたり(※時期や商品によって変わります)。
つまり、私たちは「カルビーや湖池屋のポテトチップス」を、PB商品という「お得な価格」で買えている、というわけなんです。
味付けも、PB商品専用に開発された「コンソメリッチ」や「サワークリームオニオン」など、そのコンビニでしか味わえない限定の味も多く、ファンが多いのも納得です。
PBクラッカー・ビスケットの隠れた名品
スナック菓子の中でも、昔から100円(税抜)の定番として愛されているのが、クラッカーやビスケット類です。
ファミリーマートの「おやつ探検隊」シリーズ(懐かしいですね!)や、現在の「ファミマル」ブランドでも、大袋に入ったビスケットやクラッカーが108円(税込)で売られています。
これらの商品の魅力は、なんといっても「圧倒的なボリューム」です。
「ひとくちビスケット」や「ひとくちクラッカー」など、120g~160gといった、NB商品では考えられないような大容量で108円(税込)。
「味は素朴だけど、この量で100円なら大満足!」と、根強い人気があります。
これらの多くは、「三真(さんしん)」(ローソンストア100の「スクエアコーン」も作っています)や「イトウ製菓」(ミスターイトウのラングドシャが有名ですね)といった、お菓子好きにはたまらない、確かな技術を持った中堅メーカーが製造していることが多いです。
「有名メーカーのお菓子もいいけど、安くてたくさん食べたい!」
そんな時は、ぜひコンビニのPBスナックコーナーをチェックしてみてください。あなたの知らない「隠れた名品」が、100円(税抜)であなたを待っていますよ。
100円で買える!コンビニPBお菓子(チョコレート編)

お菓子のジャンルで、スナック菓子と人気を二分するのが「チョコレート」ですよね。
もちろん、このジャンルにも100円(税抜)のお得なPB商品がたくさんあります。
「明治」や「ロッテ」、「森永」といったナショナルブランド(NB)のチョコレートが130円~150円程度する中で、PBのチョコレートは108円(税込)という価格帯で頑張っています。
「でも、チョコレートこそ、安いと味が全然違うんじゃ…?」
そう、チョコレートはカカオという原料の品質が味に直結するため、ごまかしが効きにくいジャンルです。しかし、そこはコンビニPB。しっかりと対策をしています。
意外と知らない?PB板チョコの実力
まず、一番シンプルな「板チョコ」。
各社PBの板チョコ(ミルク、ビター、ホワイトなど)は、108円(税込)で販売されています。NB商品と比べると、内容量が少し少なめ(例えばNBが50gのところ、PBは45gなど)にして、価格を抑えているケースがあります。
しかし、味はどうでしょうか?
最近のPB板チョコは、カカオの産地にこだわったり、製造工程を見直したりして、NB商品に負けないくらい美味しくなっています。
特にセブンプレミアムの板チョコは、「この味で100円(税抜)はすごい!」とSNSでもたびたび話題になります。
お菓子作りの材料として、あえてこのPB板チョコを選ぶ人も多いんですよ。
100円チョコ菓子の製造メーカーはどこ?
板チョコだけでなく、「ピーナッツチョコ」や「麦チョコ」、「柿の種チョコ」といった「チョコ菓子」も100円(税抜)PBの得意分野です。
これらの商品は、スナック菓子以上に「製造メーカー」が重要になってきます。
例えば、コンビニやスーパーでよく見かけるPBの「ピーナッツブロックチョコ」。
これらの多くは、「正栄デリシィ(しょうえいデリシィ)」というメーカーが製造していることが多いです。正栄デリシィは「サク山チョコ次郎」や「ベストセレクション」といった人気商品を持つ、信頼できるお菓子メーカーです。
他にも、「寺沢製菓」(麦チョコの老舗)や「名糖産業」(アルファベットチョコレート)といった、その道一筋の専門メーカーが、コンビニPBの100円チョコ菓子を支えています。
つまり、私たちは「専門メーカーのこだわりのチョコ菓子」を、100円(税抜)というお試し価格で楽しめているわけです。
PBのチョコ菓子を見つけたら、ぜひ裏側の「製造者」欄を見てみてください。「あ、このお菓子もあのメーカーが作ってるんだ!」という発見があるかもしれません。
こうしたお菓子は、Amazonや楽天市場で「正栄デリシィ ピーナッツチョコ」などと検索すると、業務用の大袋が売られていることがあります。
もしコンビニのPBで「当たり!」のチョコ菓子を見つけたら、ネット通販で大袋を探してみるのも、お得で楽しいですよ!
・100円で買える!コンビニPBドリンク(飲料編)
・100円で買える!コンビニPBカップ麺
・100円で買える!コンビニPB冷凍食品
・コンビニPBの100円日用品(意外な穴場)
100円で買える!コンビニPBお菓子(珍味・その他編)

スナック、チョコレートと来たら、次は「その他」のお菓子、特に「珍味(おつまみ)」や「和菓子」の100円(税抜)商品を見ていきましょう。
このジャンルは、コンビニの「お酒」コーナーのすぐ隣に、108円(税込)均一の小袋がズラリと並んでいる光景でおなじみですね。
「量は少ないけど、色々な種類を試したい」という、お酒飲み(筆者含む)の心をガッチリ掴む戦略です。
お父さんの味方!100円おつまみ
「あたりめ(イカの珍味)」、「チーズ鱈(チーたら)」、「ビーフジャーキー」、「ナッツ類」…。
これらのおつまみは、普通のスーパーで買うと一袋300円~500円はしますよね。でも、コンビニのPBおつまみコーナーなら、そのほとんどが108円(税込)で手に入ります。
もちろん、一袋の量は少ないです。ビーフジャーキーなんて、本当に「一口サイズ」だったりします(笑)。
でも、「今夜はちょっとだけ飲みたい」とか、「違う種類のナッツを両方食べたい」という時には、この少量・低価格が本当にありがたいんです。
これらの製造メーカーも、「なとり」(チーズ鱈でおなじみ)や「扇屋食品」(チーズおやつ)、「東洋ナッツ食品」といった、おつまみ・珍味界のスペシャリストたちが関わっています。
少量でも、味は一級品。だからこそ、リピーターが絶えないんですね。
隠れた激戦区!100円和菓子
コンビニスイーツと言うと、200円~300円の「高級路線」が目立ちますが、実は100円(税抜)の和菓子も根強い人気があります。
セブンイレブンの「塩豆大福」や、ローソンストア100の「串団子」など、地味ながらも「これこれ!」と言いたくなる定番商品が並んでいます。
特にローソンストア100では、季節に合わせた「桜餅」や「柏餅」なども100円(税抜)で登場することがあり、その安さには驚かされます。
これらの和菓子も、多くは「山崎製パン」や「井村屋」(あずきバーでおなじみ)といった大手メーカーが製造を担当しています。
「コンビニスイーツは高いから…」と敬遠している人も、レジ横の100円和菓子コーナーを見てみてください。素朴で美味しい「いつもの味」が、あなたを癒してくれるかもしれません。
100円で買える!コンビニPBドリンク(飲料編)

さて、お菓子やおつまみを食べていたら、喉が渇いてきましたね。
次は「ドリンク(飲料)」の100円(税抜)商品です。
コンビニのドリンク冷蔵庫は、まさに「戦場」です。ナショナルブランド(NB)の新商品が次々と投入される中、PBのドリンクは「安さ」と「品質」で勝負しています。
このジャンルで注目すべきは、やはり100円(税込108円)で買える600mlサイズのお茶や水です。
PB天然水はなぜ安い?採水地と製造元
NBのミネラルウォーターが550mlで120円~130円する中で、セブンプレミアムやファミマル、ローソンセレクトの「天然水」は、600mlという大容量で108円(税込)という価格設定が多いです。
「水なんて、どれも同じじゃないの?」と思うかもしれませんが、これも裏側を知ると面白いんです。
PBの天然水は、日本各地の有名な水源(例えば、山梨県や新潟県、鳥取県など)から採水されています。
そして、製造しているのは、「サントリー」や「アサヒ飲料」といった大手飲料メーカー、あるいは「日本コカ・コーラ」と共同企画(ファミマルのように)している場合もあります。
つまり、中身はNBの高級天然水とほとんど変わらない、あるいは同じ水源の水を、PBのボトルに詰めることで108円(税込)という価格を実現しているんです。
「どうせ水を飲むなら、安くて量が多い方がいい!」
そう考える賢い消費者が、PBの天然水を選んでいるんですね。
100円コーヒー・お茶のクオリティ
水だけでなく、「緑茶」「烏龍茶」「麦茶」「ほうじ茶」、さらには「ジャスミン茶」や「ルイボスティー」といった健康茶まで、600mlサイズで108円(税込)というのが、コンビニPBのスタンダードになりつつあります。
ファミリーマートの「ファミマル にごりの旨み 緑茶」は、600mlで108円(税込)なのはもちろん、使用済みペットボトルからリサイクルした再生PET樹脂を100%使用するなど、環境にも配慮しています。
こうしたお茶も、製造は「伊藤園」や「サントリー」といったお茶の専門メーカーが担当していることが多く、味は折り紙付きです。
「お~いお茶」を買うか、セブンプレミアムの「緑茶」(中身は伊藤園が関わっているかも?)を買うか…。消費者の選択眼が試されますね。
また、チルドカップの「カフェラテ」なども、ローソンストア100ではVLブランドで100円(税抜)で販売されています。
NB商品なら200円近くするカフェラテが100円(税抜)で飲めるなら、毎日でも買いたくなってしまいますよね。
コンビニのドリンクは、「コンビニ PBドリンク 製造元」とGoogle検索してみると、意外なメーカーが作っていることがわかって面白いですよ。
100円で買える!コンビニPBカップ麺

小腹が空いた時、お湯を注ぐだけで食べられる「カップ麺」。
これも、コンビニPBが非常に強いジャンルの一つです。
日清の「カップヌードル」や、マルちゃんの「赤いきつねと緑のたぬき」といったNBの定番商品が200円を超える価格になっていく中で、PBのカップ麺は100円(税抜)~130円(税抜)という価格帯を死守しようと頑張っています。
特にローソンストア100のVLブランドでは、今でも「しょうゆラーメン」や「天ぷらそば」といった定番のカップ麺が100円(税抜)で販売されています。
「100円のカップ麺なんて、麺がパサパサで美味しくないんじゃ…」
筆者もそう思っていた時期がありました。
しかし、最近の100円PBカップ麺は、驚くほど進化しています。
製造しているのが、「日清食品」「東洋水産(マルちゃん)」「サンヨー食品(サッポロ一番)」「エースコック」といった、日本を代表する即席麺メーカーであることが多いからです。
彼らが持つ「麺」や「スープ」の製造技術を、PB商品にも惜しみなく投入しているため、100円(税抜)とは思えないクオリティのものが増えているんです。
セブンプレミアムのカップ麺は、「蒙古タンメン中本」や「一風堂」といった「名店シリーズ」(これは100円ではありませんが)で培ったノウハウが、廉価版のPB商品にも活かされています。
「天ぷらそば」なども、天ぷらの「サクサク感」や「エビの香り」が、NB商品に負けないレベルになってきています。
もちろん、具材の量(肉やエビの大きさ)などは、200円超えのNB商品と比べると見劣りするかもしれません。
しかし、「このスープと麺で100円(税抜)なら、文句なし!」と思わせるだけの力は十分にあります。
災害用の備蓄(ローリングストック)として、安くて美味しいPBカップ麺を買い揃えておくのも、賢い使い方ですよね。
100円で買える!コンビニPB冷凍食品

100円(税抜)商品のジャンルで、ここ数年で最も劇的に進化したと筆者が感じているのが、「冷凍食品」です。
特にローソンストア100の冷凍食品コーナーは、まさに「100円(税抜)天国」です。
NB商品(味の素のギョーザや、ニチレイのチャーハンなど)が並ぶ一般的なコンビニの冷凍庫とは、全く違う景色が広がっています。
「え、これも100円(税抜)なの!?」
VLブランドの冷凍食品は、とにかく種類が豊富です。
「冷凍うどん(1玉)」「冷凍パスタ(ナポリタンやカルボナーラ)」「冷凍チャーハン」「冷凍たこ焼き」「冷凍お好み焼き」「冷凍からあげ」「冷凍コロッケ」…。
これらが、ぜんぶ100円(税抜)なんです!
一人暮らしの学生さんや、単身赴任のお父さん、ちょっと一品足りない時の主婦の皆さんにとって、これほど心強い味方はないでしょう。
「でも、量が少ないんじゃ…」
いいえ、そんなことはありません。
例えば「冷凍うどん」は、しっかり1食分のボリュームがありますし、「冷凍パスタ」も、ちゃんと一皿分の量が入っています。
なぜこんなに安いのか?
それは、これも大手冷凍食品メーカー(例えば「テーブルマーク」や「ニッスイ」、「マルハニチロ」など)がOEM製造を請け負っているケースが多いからです。
また、パッケージを極限まで簡素化し、広告費もかけず、「ローソンストア100」という決まった販路で大量に売ることで、この価格を実現しています。
味も、正直言って侮れません。
筆者のおすすめは、VLの「冷凍たこ焼き」です。100円(税抜)なのに、ちゃんと6個~8個入っていて、中にはタコも(小さくても)しっかり入っています。ソースやマヨネーズは付いていないことが多いですが、家にあるもので代用すれば、立派な一品になります。
セブンイレブンやファミリーマートのPB冷凍食品は、最近は「高級・本格路線」(300円~400円台)に進んでいますが、ローソンストア100は「100円(税抜)で生活を支える」という信念を貫いてくれています。
冷凍庫にVLの100円冷凍食品がストックしてあると、心の余裕が違いますよ。
コンビニPBの100円日用品(意外な穴場)

食べ物や飲み物ばかり紹介してきましたが、コンビニの100円(税抜)商品はそれだけではありません。
意外な穴場として、「日用品」のジャンルにも100円(税抜)PB商品が潜んでいます。
もちろん、ダイソーやセリアといった「100円均一ショップ」の品揃えにはかないません。
しかし、「あっ、今すぐこれが必要!」という緊急事態に、コンビニの100円(税抜)日用品が役立つことがあるんです。
ローソンストア100の日用品
このジャンルでも、やはり「ローソンストア100」は強いです。
VLブランドで、スポンジ、ゴミ袋、アルミホイル、ティッシュペーパー、トイレットペーパー(1ロール)、乾電池、さらには簡単な文房具(ボールペンやノート)まで、100円(税抜)で揃えていることがあります。
「スーパーが閉まってしまった深夜に、トイレットペーパーが切れた!」
そんな絶望的な状況でも、近くにローソンストア100があれば、100円(税抜)で救われるのです。
品質も、100円均一ショップで売られているものと遜色ありません。これも、専門の製造メーカーがOEMで作っているからですね。
セブンやファミマの100円日用品
セブンイレブンやファミリーマートでも、100円(税抜)ではありませんが、PB商品の「ポケットティッシュ」や「使い捨てカイロ」、「簡易な傘」などが、比較的安価な価格で提供されています。</
特にセブンプレミアムの「携帯用おしぼり」や「汗拭きシート」などは、100円台で買える割に品質が高く、夏場は重宝します。
日用品は、どうしても「ドラッグストア」や「100円均一ショップ」が安いというイメージがありますが、「今すぐ必要」という利便性(=コンビニの最大の価値)を考えれば、PBの100円(税抜)日用品は、非常にコストパフォーマンスが高いと言えるでしょう。
旅行先で「あ、靴下忘れた!」という時も、コンビニのPBソックス(これは100円ではありませんが)に助けられた人は多いのではないでしょうか。
食べ物以外でも、私たちの生活を100円(税抜)で支えてくれる。それがコンビニPBの実力なんです。
・まとめ:コンビニ99円(100円)商品は賢く使おう
100円商品はネット通販(Amazon・楽天)で買える?

ここまで、コンビニで買える99円(税込)や100円(税抜)のお得なPB商品について、熱く語ってきました。
この記事を読んで、「今すぐコンビニに走りたくなった!」という方もいらっしゃるかもしれません。
しかし同時に、こんな疑問を持った方もいるのではないでしょうか?
「こんなに良い商品なら、お店に行かなくてもネット通販で買いたいんだけど…」
「Amazonや楽天市場で、まとめ買いできないの?」
その疑問、よくわかります。筆者も、お気に入りのPBお菓子を箱買いしたい!と何度も思いました。
結論から言いますと、「セブンプレミアム」や「ファミマル」、「VL」といったコンビニPB商品を、Amazonや楽天市場で(定価で)買うことは、基本的に難しいです。
なぜなら、PB商品は「そのお店(コンビニチェーン)で売るため」に作られた商品だからです。他のお店(Amazonや楽天は「競合他社」ですよね)で売ってしまったら、PB商品を作る意味がなくなってしまいますからね。
(※セブンイレブンは「イトーヨーカドーのネット通販」など、自社グループ内での取り扱いはあります)
では、諦めるしかないのでしょうか?
いいえ、いくつかの「裏ワザ」的な方法があります。
Amazonで探すコンビニPB風商品
先ほど、「PB商品は、有名メーカーが作っていることが多い」という話をしましたね。
ここがポイントです。
例えば、あなたがローソンストア100で買ったVLの「ピーナッツチョコ」(製造:正栄デリシィ)が大好きになったとします。
ローソンストア100が近くになくても、Amazonで「正栄デリシィ ピーナッツチョコ」と検索してみてください。
どうでしょう? ほとんど同じ、あるいはもっと大容量の「業務用」のピーナッツチョコが、正栄デリシィ(あるいは他のメーカー)から出品されていませんか?
そうです。PB商品そのものは買えなくても、「PB商品の製造メーカーが作っている、ほぼ同じような商品」をネット通販で買うことはできるんです!
PBで「お試し」して気に入ったら、ネット通販で「メーカー品」を「まとめ買い」する。これが、一番賢い使い方かもしれません。
楽天市場・Yahoo!ショッピングでの「まとめ買い」
楽天市場やYahoo!ショッピングも同様です。
「セブンプレミアムの99円サワーが美味しいけど、毎日買いに行くのが面倒…」
それなら、楽天市場で「アサヒ チューハイ 辛口 ケース」と検索してみましょう。
セブンプレミアムのサワー(製造がアサヒビールの関連会社だった場合)と、非常によく似たコンセプトの「アサヒ スーパードライ 辛口」などのチューハイが、24本入りのケースで、送料無料で売られています。
1本あたりの価格を計算してみてください。もしかしたら、コンビニで毎日99円(税込)で買うよりも、1本あたりの単価が安くなるかもしれません。
重たいお酒や飲み物は、玄関まで運んでもらえるネット通販の「まとめ買い」が、結果的に一番お得になることも多いのです。
メルカリで探す「限定・終売」の100円お菓子
「どうしても、あのコンビニの、あのPB商品じゃなきゃダメなんだ!」
「期間限定だった、あの100円お菓子が忘れられない…」
そんな熱い思いをお持ちの方に、最後の手段があります。
それは、「メルカリ」です。
フリマアプリのメルカリでは、個人が出品者(転売)として、コンビニのPB商品を販売していることがあります。
もちろん、定価の108円(税込)で買えることは稀で、送料や手数料が上乗せされて割高になっていることがほとんどです。
しかし、「近所にローソンストア100がない!」という地域の方が、どうしてもVLの商品が欲しい場合や、「販売終了(終売)になってしまった限定お菓子」を探す場合には、唯一の希望になるかもしれません。
(※ただし、食品の個人間取引にはリスクも伴いますので、購入は自己責任でお願いしますね!)
このように、コンビニの100円商品は、店頭で買うだけでなく、その「製造元」や「関連商品」をネット通販で探すことで、さらにお得に、便利に楽しむことができるんです。
まとめ:コンビニ99円(100円)商品は賢く使おう

いかがでしたでしょうか?
この記事では、「コンビニで99円(100円)で買えるもの」をテーマに、その裏側にあるカラクリや、製造メーカー、そしてお得な探し方まで、筆者(どこストア)の知識を総動員して、9000文字を超えるボリュームで(!)徹底的に解説してきました。
最後にもう一度、大切なポイントをまとめておきますね。
1. 「税込99円」は実在する!
セブンプレミアムのお酒など、ごく一部ですが「税込99円」という驚異的な価格の商品が存在します。これは大手メーカーとの共同開発や製造努力の賜物です。
2. 主戦場は「税抜100円」
コンビニPB商品の主戦場は「税抜100円(税込108円/110円)」です。特に「ローソンストア100」は、食品から日用品まで100円(税抜)商品が揃う、まさに聖地です。
3. PB商品は「製造メーカー」をチェック!
PB商品は、私たちが知っている有名メーカー(カルビー、山崎製パン、サントリー、正栄デリシィなど)が作っていることが多いです。つまり、「中身は一流品」を「お得な価格」で買えるチャンスなんです。
4. ネット通販も活用しよう
PB商品そのものはネットで買いにくいですが、製造メーカーが同じ「ほぼ同じ商品」や「業務用」は、Amazonや楽天市場でまとめ買いできます。賢く使い分けて、食費を節約しましょう!
「コンビニは高い」というイメージは、もう古いのかもしれません。
「99円」や「100円」という小さな金額の中に、コンビニ各社の知恵と努力、そしてメーカーの技術がギュッと詰まっています。
皆さんも、次にコンビニ(特にローソンストア100!)に行ったら、ぜひプライベートブランドの商品を手に取って、その「価値」を確かめてみてください。
きっと、「このクオリティで100円(税抜)!?」「製造元、やっぱりあの会社だ!」という、楽しい発見があるはずです。
賢く節約して、豊かなコンビニライフを送りましょう!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
(この記事が参考になった!という方は、ぜひ「コンビニ PB おすすめ」でGoogle検索して、他の人の意見も見てみてくださいね!)


