コンビニでバファリンは売ってる?【2025年最新】販売場所・種類・24時間買えるかを徹底解説!

「夜中に限って急に頭が痛くなる……!」そんな経験、ありませんか?
一番近くにあるコンビニで、あの「バファリン」が買えたらどんなに助かるか……。
でも、「コンビニにバファリンって本当に売ってるの?」と疑問に思いますよね。
この記事では、2025年の最新情報を基に、コンビニでバファリンが買えるのか、どの種類が売っているのか、そして24時間いつでも買えるのか、あなたの疑問に徹底的にお答えします!
・なぜコンビニで薬が買えるようになった?医薬品販売の歴史と現状
・【販売店舗一覧】ローソン、ファミマ、セブンイレブンの医薬品取扱状況
・バファリンを買うための条件は?「登録販売者」って何?
・コンビニなら24時間いつでもバファリンが買えるのか?時間帯の注意点
- コンビニでバファリンは販売している?結論から解説【最新情報】
- なぜコンビニで薬が買えるようになった?医薬品販売の歴史と現状
- 【販売店舗一覧】ローソン、ファミマ、セブンイレブンの医薬品取扱状況
- バファリンを買うための条件は?「登録販売者」って何?
- コンビニなら24時間いつでもバファリンが買えるのか?時間帯の注意点
- コンビニで買えるバファリンの具体的な種類と成分(第2類・第3類)
- バファリンルナiやバファリンAの主成分と効能の違いを徹底比較
- コンビニでは買えないバファリン(第1類医薬品)の種類と理由
- ロキソニンなど第1類医薬品を急いで買うにはどうすればいい?
- コンビニとドラッグストアの薬の品揃えや価格を徹底比較
- バファリンがない時にコンビニで買えるおすすめの代替薬
- バファリンを服用する前に確認したい重要な注意点と副作用
- 【まとめ】夜間の急な頭痛はコンビニで乗り切れる?最終チェック
コンビニでバファリンは販売している?結論から解説【最新情報】

いきなり結論から言っちゃいますね。
コンビニでバファリンは……「一部の店舗で、買えます!」
やったー!これで夜中の頭痛も怖くない!……と、喜ぶのはまだ早いんです。
実は、これには「いくつかの重要な条件」があるんですよ。
「え、どういうこと?」「どこのコンビニでも買えるわけじゃないの?」
そうなんです。あなたが今から行こうとしている近所のコンビニに、バファリンが必ず置いてあるとは限りません。
「なんだよ、結局ダメなのか……」とガッカリしないでくださいね。
この記事を読めば、「どんなコンビニならバファリンが買えるのか」「何時に行けば買えるのか」そして「どの種類のバファリンが手に入るのか」が、全部スッキリわかります。
2025年現在、コンビニでの医薬品販売は少しずつ広がってきていますが、まだまだドラッグストアと同じ感覚で行くと「あれ?売ってない!」と無駄足になってしまうことも多いんです。
私、どこストアも昔、深夜に高熱を出した家族のためにコンビニを何軒もハシゴした苦い経験があります……。あの時は本当に絶望しました(笑)
だからこそ、この記事では、あなたにそんな思いをさせないために、最新の情報をしっかりとお伝えしていきます。
まず大前提として知っておいてほしいのは、コンビニで販売できる医薬品には「分類」があるということ。
バファリンと一口に言っても、実は色々な種類があって、コンビニで売れるバファリンと、売れないバファリンがあるんです。
「もう、ややこしい!」と思いますよね。
大丈夫です。そのややこしい話を、誰でもわかるように、これからじっくりと解説していきますからね。
この記事を読み終わる頃には、あなたは「コンビニの薬、マスターしたかも!」と思えるようになっているはずです。
急な頭痛や発熱に備えて、正しい知識を一緒に学んでいきましょう!
ちなみに、急な入用でコンビニを探すのも大変ですが、一番かしこいのは「普段から家に常備薬を置いておくこと」ですよね。
わかってはいるけど、つい忘れちゃうんですよね。
そういう時は、Amazonや楽天市場などのネット通販が本当に便利です。
重い飲み物なんかと違って、薬は小さくて軽いので、送料も気になりにくいですし、ドラッグストアより安く買えることも多いんです。
「あ、バファリン切らしそう」と思ったら、スマホでポチっておけば、数日後にはポストに届いています。
特にバファリンは種類が豊富なので、自分に合ったものをじっくり選べるのもネット通販の良いところ。
急いでコンビニに駆け込む前に、まずは自宅の救急箱をチェックして、足りないものはネットで補充しておくのが、一番賢い選択かもしれませんよ。
なぜコンビニで薬が買えるようになった?医薬品販売の歴史と現状

「そもそも、昔はコンビニで薬なんて絶対売ってなかったよね?」
その通りです!
あなたが感じているその「違和感」、正しいんです。
ほんの十数年前まで、薬は「薬局」や「ドラッグストア」でしか買えないのが当たり前でした。
それがどうして、今(2025年)ではコンビニでも見かけるようになったんでしょうか?
ここを理解しておくと、「なぜ、どの店でも買えるわけじゃないのか」という理由がよーくわかります。
ちょっとだけ、歴史の勉強みたいになっちゃいますが、できるだけ簡単に説明しますね!
きっかけは2009年の「薬事法改正」
大きなターニングポイントになったのが、2009年(平成21年)の薬事法(今の医薬品医療機器等法)の改正です。
これ、聞いたことある人もいるかもしれませんね。
この改正で、「登録販売者(とうろくはんばいしゃ)」という新しい資格が誕生したんです。
「とうろく……?なにそれ?」
ざっくり言うと、「薬剤師さんほど専門的ではないけど、一般用医薬品(市販薬)の『第2類』と『第3類』なら販売してOKですよ」という資格です。
(この第1類とか第2類っていうのが、バファリンが買える・買えないの鍵になります。これは後でじっくり説明しますね!)
それまでは、市販薬を売るにも薬剤師さんがいないとダメなケースがほとんどでした。
でも、薬剤師さんって、資格を取るのがすごく大変で、人数も限られていますよね。
そこで国は、「もっと気軽に薬を買えるようにしたい」「でも安全性も大事」というバランスを取るために、「登録販売者」という新しいルールを作ったわけです。
この改正によって、薬剤師さんがいなくても、登録販売者がいれば、コンビニやスーパー、家電量販店でも一部の薬が売れるようになったんです。
これが、コンビニで薬を見かけるようになった最大の理由です。
現状は「一部の店舗」にとどまるワケ
「法律が変わったなら、なんで全部のコンビニで売ってないの?」
いい質問ですね!
理由は大きく分けて2つあります。
- 「登録販売者」を確保するのが大変だから
- 医薬品を販売するための「許可」が必要だから
まず1つ目。
法律上、登録販売者が「お店にいる時間」じゃないと、第2類・第3類の薬は売っちゃいけないルールになっています。
コンビニといえば24時間営業が魅力ですが、24時間ずっと登録販売者のスタッフを配置するのって、めちゃくちゃ大変だと思いませんか?
人件費もかかりますし、そもそも資格を持っている人をそんなに大勢集められません。
だから、「登録販売者がいる午前9時から午後5時まで」みたいに、薬を買える時間が限られているお店がほとんどなんです。
次に2つ目。
薬を売るには、お店の構造とか、薬を保管する棚(鍵がかかるようにするとか)とか、色々な基準をクリアして、保健所から「医薬品販売業」の許可をもらわないといけません。
ただ棚に商品を並べるのとはワケが違うんです。
これらのハードルがあるので、「よーし、うちのコンビニでも薬を売るぞ!」と簡単にはいかないんですね。
だから、医薬品販売に力を入れているチェーン(例えばローソンさんとか)と、そうでないチェーンで、対応が分かれているのが現状なんです。
こうして見ると、コンビニで薬が買えるようになったのは、ここ十数年の大きな変化だということがわかりますよね。
僕たち消費者にとっては便利になりましたが、その裏には色々なルールと、お店側の努力があるわけです。
「じゃあ、具体的にどこのチェーンなら売ってるの?」
お待たせしました。次の章で、各大手コンビニの状況を見ていきましょう!
【販売店舗一覧】ローソン、ファミマ、セブンイレブンの医薬品取扱状況

さて、コンビニで薬が買える「カラクリ」がわかったところで、次は「じゃあ、具体的にどこで?」というお話です。
日本を代表するコンビニチェーン、ローソン、ファミリーマート、セブンイレブン。
それぞれの医薬品取り扱いに対する「本気度」には、実は結構な差があるんです(2025年現在)。
一番積極的なのは「ローソン」
コンビニでの医薬品販売と聞いて、一番に名前が挙がるのが「ローソン」です。
ローソンは、かなり早い段階から「マチの健康ステーション」というスローガンを掲げて、医薬品の取り扱いに力を入れてきました。
特徴的なのは、ドラッグストアと一体化したような店舗や、「ナチュラルローソン」ブランドでの健康志向商品の展開です。
特に都市部では、「登録販売者が常駐」している店舗や、調剤薬局を併設している店舗も増えてきています。
もしあなたが今、急な頭痛で「コンビニでバファリンを……!」と思っているなら、一番可能性が高いのはローソン(医薬品取扱店)かもしれません。
ただし、全てのローソンが医薬品を置いているわけでは絶対にありません!
普通のローソンと、薬局機能を持ったローソンは別物です。
ローソンの公式サイトには「医薬品取扱店舗」を検索できるページがあるので、そこで近所の店舗が対応しているか確認するのが確実です。
ファミリーマートとセブンイレブンは?
では、他の2チェーンはどうでしょうか。
ファミリーマートも、一部店舗で医薬品の取り扱いを行っています。
特に、ドラッグストアチェーンと提携して、共同店舗のような形で運営しているお店もありますね。
ファミマも公式サイトで店舗検索ができるので、チェックしてみる価値はあります。
一方で、セブンイレブンは、他の2チェーンと比べると医薬品販売には少し慎重な印象です(あくまで2025年時点での話です)。
もちろん、ゼロではありません。都市部のターミナル駅やオフィス街などで、実験的に医薬品を置いている店舗も存在します。
ただ、ローソンやファミマに比べると、医薬品取り扱い店舗に出会う確率は低いかもしれません。
セブンイレブンは「近くて便利」を追求し、食品や日用品の充実に力を入れている戦略とも言えますね。
結局、どうやって探せばいいの?
「チェーンによって違うのはわかったけど、じゃあ今すぐ探すにはどうしたら!」
そうですよね。一番手っ取り早い方法をお教えします。
それは、「Google マップで『薬局』または『ドラッグストア』と検索すること」です。
「いや、コンビニを探してるんだって!」
わかります(笑)でも、医薬品を販売しているコンビニは、Googleマップ上でも「薬局」や「ドラッグストア」として認識されていることが多いんです。
もしくは、「(あなたのいる地名) コンビニ 薬」と検索してみてください。
医薬品販売の許可を得ている店舗は、その情報を公開していることが多いですからね。
(参考リンク:Google マップで近所の店舗を検索する)
店舗に電話して「そちらでは、今、市販薬のバファリンを買うことはできますか?」と聞くのが、本当は一番確実です。
(ただし、忙しい時間帯は迷惑にならないように注意しましょうね)
結局のところ、「コンビニ=薬が買える」という発想はまだ危険だということ。
「医薬品販売の許可を得た、ごく一部のコンビニ」でしか買えない、というのが現実なんです。
バファリンを買うための条件は?「登録販売者」って何?

さて、前の章で「医薬品を売ってるコンビニは限られる」という話をしました。
そして、その鍵を握る人物こそが「登録販売者(とうろくはんばいしゃ)」です。
「名前は聞いたことあるけど、薬剤師さんと何が違うの?」
「その人がいないと、本当にバファリンは買えないの?」
ここでは、コンビニでバファリンを買うための最重要人物、「登録販売者」について、誰にでもわかるように徹底解説します!
薬剤師さんと登録販売者さんの違い
薬の専門家というと、真っ先に思い浮かぶのは「薬剤師」さんですよね。
病院の隣にある薬局で、お医者さんが出した処方箋(しょほうせん)をもとに薬を調合してくれる、あの白い服の専門家です。
薬に関するプロ中のプロ、それが薬剤師さんです。
一方、「登録販売者」は、さっきも少し触れましたが、2009年の法改正で生まれた比較的新しい資格です。
両者の大きな違いは、「扱える医薬品の範囲」です。
- 薬剤師さん:全ての医薬品(医療用医薬品、要指導医薬品、第1類・第2類・第3類医薬品)を扱える。
- 登録販売者さん:市販薬のうち、第2類医薬品と第3類医薬品のみ扱える。
そうなんです。
登録販売者さんは、「要指導医薬品」と「第1類医薬品」を売ることができません。
これが、ものすごーーーーく大事なポイントです!
医薬品の3つの分類(1類・2類・3類)
「第1類?第2類?なにそれ、戦隊ヒーロー?」
違います(笑)
市販薬(OTC医薬品とも言います)は、その副作用のリスクの高さによって、3つのグループに分けられています。
| 分類 | リスク区分 | 主な例 | 販売できる人 |
|---|---|---|---|
| 第1類医薬品 | 特に高い | ロキソニンS、ガスター10など | 薬剤師のみ |
| 第2類医薬品 (指定第2類含む) |
比較的高い | バファリンA、ルル、イブなど | 薬剤師 または 登録販売者 |
| 第3類医薬品 | 比較的低い | ビタミン剤、湿布薬の一部など | 薬剤師 または 登録販売者 |
この表を見てください!
もうお分かりですね?
私たちがコンビニで買おうとしている「バファリンA」などは、「第2類医薬品」に分類されます。(※種類によっては「指定第2類」ですが、これも第2類の一種です)
そして、第2類医薬品を売ることができるのは……?
そう!「薬剤師」または「登録販売者」です。
コンビニに薬剤師さんが常駐しているケースは稀(まれ)なので、実質、「登録販売者さんがお店にいないと、コンビニではバファリンが買えない」ということになるんです。
レジの人が、いつもの店員さん(資格なし)だけだったら、たとえお店の棚にバファリンが陳列されていても、売ってもらえない(鍵がかかっていて買えない)というわけです。
これが、バファリンを買うための最大の「条件」なんですね。
コンビニなら24時間いつでもバファリンが買えるのか?時間帯の注意点

「登録販売者さんがいれば、コンビニでバファリン(第2類)が買えるのはわかった!」
「コンビニは24時間営業なんだから、深夜でも早朝でも、その人がいればOKってことね!」
……と、思ったあなた。
残念ながら、世の中そんなに甘くありません(泣)
ここが、コンビニで薬を買うときの「最大の落とし穴」かもしれません。
コンビニが24時間開いていることと、薬が24時間買えることは、全くの別問題なんです。
登録販売者さんも「人間」です
当たり前のことですが、登録販売者さんも人間です。24時間働き続けることはできません。
コンビニのオーナーが「よし、うちの店は薬を売るぞ!」と決心したとして、24時間365日、登録販売者の資格を持つスタッフを確保し続けるのは、とんでもないコストと労力がかかります。
時給も、普通のアルバイトスタッフより高く設定しないと集まりませんよね。
だから、医薬品を扱っているコンビニのほとんどが、「薬を販売できる時間を限定している」んです。
よくある「医薬品販売時間」のパターン
お店の入口や、薬が置いてある棚の近くに、こんな貼り紙を見たことはありませんか?
当店では、登録販売者の勤務時間中のみ、第2類・第3類医薬品を販売しております。
医薬品販売時間: 午前9時 〜 午後9時
※上記時間外は、医薬品の棚を施錠(カギをかける)させていただきます。
※薬剤師は不在のため、第1類医薬品は取り扱っておりません。
……そうなんです。
これが現実です。
多くの医薬品取扱コンビニでは、登録販売者が勤務する時間帯(例えば、朝9時から夜9時まで、とか、ひどいと夕方5時まで、とか)しか、薬を買うことができません。
僕たちが一番バファリンを欲しくなるであろう時間帯……
「仕事が終わってクタクタの深夜0時」とか、「急な発熱で目が覚めた早朝4時」とか……。
まさに、その時間帯は「買えない」可能性が非常に高いんです!
「24時間やってるコンビニだから安心♪」と思って、パジャマのまま駆け込んだのに、薬の棚だけがチェーンで閉鎖されていて、レジの店員さんに「すみません、今、薬売れる者がいなくて……」と申し訳なさそうに謝られる……。
想像しただけで、絶望的な気分になりますよね。
頭痛、悪化しちゃいそうです(笑)
じゃあ、どうすればいいの?
もし、あなたが深夜や早朝に「どうしても今、薬が欲しい!」という状況になったら。
コンビニ(医薬品取扱店)に望みを託すなら、行く前に必ず電話して「今、第2類の医薬品、買えますか?」と確認しましょう。
これが一番確実です。
もしくは、地域によっては「24時間営業のドラッグストア」や「深夜営業の薬局」が存在する場合があります。
(参考リンク:「深夜 営業 ドラッグストア」でGoogle検索する)
コンビニで薬が買えるようになったとはいえ、まだまだ「24時間いつでも」というわけにはいかないのが現状。
「コンビニの薬は、日中〜夜早めの時間帯まで」と覚えておくのが良さそうです。
・バファリンルナiやバファリンAの主成分と効能の違いを徹底比較
・コンビニでは買えないバファリン(第1類医薬品)の種類と理由
・ロキソニンなど第1類医薬品を急いで買うにはどうすればいい?
・コンビニとドラッグストアの薬の品揃えや価格を徹底比較
コンビニで買えるバファリンの具体的な種類と成分(第2類・第3類)

お待たせしました!
「コンビニでバファリンが買える条件」は、もうバッチリですね?
「登録販売者がいる、医薬品取扱コンビニ」で、「薬の販売時間内」であれば、バファリン(第2類)は買えます。
では、「どのバファリン」が買える可能性が高いのでしょうか?
バファリンって、ピンクの箱、青い箱、色々あってよくわからない……という人も多いですよね。
コンビニという限られたスペースで販売される可能性が高い、代表的なバファリン(第2類・第3類)を紹介します!
(※注意:お店によって品揃えは全く違います!あくまで「可能性」の話ですよ!)
バファリンA(第2類医薬品)
まずは、これぞ「バファリン」という王道!青と白のパッケージでおなじみの「バファリンA」です。
「バファリンの半分は優しさでできている」という有名なキャッチコピーがありましたが、その「優しさ」の秘密が、このバファリンAに詰まっています。
主な主成分:アスピリン(アセチルサリチル酸)
アスピリンは、昔からある非常にメジャーな解熱鎮痛成分です。熱を下げたり、痛みを抑えたりする効果があります。
ただ、アスピリンには「胃を荒らしやすい」という弱点がありました。
そこで、バファリンAは「ダイバッファーHT」という胃粘膜を保護する成分(制酸剤)を一緒に配合しました。
これが「優しさ」の正体(のひとつ)なんですね。
【こんな人におすすめ】
- 昔から飲み慣れた安心感が欲しい人
- アスピリンが体質に合っている人
- 胃への負担がちょっと気になる人
コンビニでは、少量(例えば10錠入りとか)のパッケージが置かれている可能性があります。
バファリンルナi(指定第2類医薬品)
次に、ピンクのパッケージが目印の「バファリンルナi」です。
これは特に女性の「生理痛・頭痛」に、と銘打って販売されていますが、もちろん男性の頭痛にも効きます。
「指定第2類」というのは、第2類医薬品の中でも特に注意が必要なもの、という意味ですが、登録販売者がいれば販売可能です。
主な主成分:イブプロフェン + アセトアミノフェン
出ました!現代の解熱鎮痛薬のスター選手、2人同時配合です。
「イブプロフェン」は、痛みの元(プロスタグランジン)をしっかり抑えるのが得意。
「アセトアミノフェン」は、比較的おだやかに効き、脳の痛みの感じ方を鈍くするのが得意です。
この2種類を合わせることで、異なるメカニズムで痛みにダブルアタック!というわけです。
さらに、胃粘膜保護成分「乾燥水酸化アルミニウムゲル」も入っていて、胃にも配慮されています。
【こんな人におすすめ】
- つらい生理痛や頭痛に悩んでいる人
- 速く、そしてしっかり効いてほしい人
- 小粒で飲みやすい薬を探している人
コンビニでは、こちらも少量パッケージ(10錠や20錠)での取り扱いが予想されます。
バファリンルナJ(第2類医薬品)
「あれ、またルナ?」と思いました?
こちらは「バファリンルナJ」。Jは「ジュニア」のJです(たぶん)。
7才の子供から飲める、やさしいバファリンです。
主な主成分:アセトアミノフェン
ルナiと違って、こちらは「アセトアミノフェン」単体の処方です。
アセトアミノフェンは、子供や妊婦さん(要相談)にも使われる、胃にやさしい成分として有名です。
効き目はおだやかですが、安全性が高いのが特徴です。
【こんな人におすすめ】
- 胃がすごく弱い人
- イブプロフェンやアスピリンが体質的に合わない人
- 子供(7才以上)も一緒に飲む可能性がある人
コンビニに置かれる可能性は上の2つより低いかもしれませんが、もし置いてあったら「やさしいやつだ」と思い出してください。
この他にも、バファリンシリーズには第3類医薬品に分類されるもの(例えばビタミン剤など)もありますが、皆さんが「バファリン」と聞いてイメージする解熱鎮痛薬は、主にこの「第2類」か「指定第2類」になります。
コンビニの限られた棚に置かれるとしたら、やはり知名度と人気が高い「バファリンA」か「バファリンルナi」のどちらか、あるいは両方、という可能性が高いのではないでしょうか。
バファリンルナiやバファリンAの主成分と効能の違いを徹底比較

前の章で、「バファリンA」と「バファリンルナi」がコンビニに置かれている可能性が高い、という話をしましたね。
「でも、いざ目の前に2つ並んでたら、どっちを選べばいいの?」
わかります。どっちもバファリンだし、どっちも頭痛に効きそうだし……悩みますよね。
ここで、この2つの(というか、主成分の)違いを、もう一歩踏み込んで徹底比較してみます!
ここを読んでおけば、いざという時、自分に合った「バファリン」を選べるようになりますよ!
主成分バトル! アスピリン vs イブプロフェン vs アセトアミノフェン
解熱鎮痛薬の主成分は、大きく分けてこの3つがメジャーです。
それぞれ得意分野と苦手分野がある、個性豊かな選手たちだと思ってください。
| 主成分 | バファリンの例 | 強み(得意ワザ) | 弱み(注意点) |
|---|---|---|---|
| アスピリン (アセチルサリチル酸) |
バファリンA | ・歴史と実績が豊富 ・熱を下げ、痛みを抑える ・(抗炎症作用も) |
・胃を荒らしやすい(制酸剤でカバー) ・アスピリンぜんそくの人はNG ・インフルエンザ時の子供はNG |
| イブプロフェン | バファリンルナi (アセトアミノフェンと混合) |
・鎮痛効果が比較的強い ・特に生理痛などに強い ・(抗炎症作用も強い) |
・胃への負担はアスピリンよりマシだがゼロではない ・ぜんそくの人は注意 |
| アセトアミノフェン | バファリンルナi(イブと混合) バファリンルナJ(単体) |
・胃にやさしい ・子供や妊婦にも使われる(要相談) ・効き目がおだやか |
・鎮痛効果は上の2つよりマイルド ・お酒と一緒に飲むのは絶対NG(肝臓に負担) |
結局、私にはどっち?
この表を踏まえて、「バファリンA」と「バファリンルナi」の選び方を、どこストア風にまとめてみます。
「バファリンA」(アスピリン)がオススメな人
- 「昔から頭痛薬といえばアスピリン。これが一番効くんだよね」という人
- イブプロフェンやアセトアミノフェンが、なぜかあまり効かないと感じる人
- (胃はそこそこ丈夫なほうだ)
アスピリンは歴史が長い分、愛用者も多いです。「自分にはこれが合う」とわかっているなら、迷わずAを選びましょう。
「バファリンルナi」(イブ+アセト)がオススメな人
- 「とにかくこの痛みを!速く!強く!なんとかして!」という人
- ズキズキするような頭痛や、重い生理痛に悩んでいる人
- 胃への優しさも、効き目の強さも、両方欲しい!という欲張りな人(笑)
イブプロフェンとアセトアミノフェンの「ダブル処方」は、やはり強力です。
異なる作用で痛みを抑え込むので、シャープな効き目が期待できます。
最近のトレンド(?)で言えば、こちらを選ぶ人の方が多いかもしれませんね。
コンビニでどちらかしか選べない状況なら、個人的には「バファリンルナi」の方を手に取るかな……というのが、どこストアの意見です。(あくまで個人の感想ですよ!)
忘れないで!「優しさ」は常備薬から
こうして成分を比較してみると、「自分にはこっちが合いそう」というのが見えてきませんか?
コンビニで慌てて選ぶのもいいですが、やはり一番は、自分に合った薬を、落ち着いて選んで家に置いておくことです。
「私は胃が弱いからアセトアミノフェン系がいいな」
「私は生理痛が重いからイブプロフェン系を常備しよう」
そう思ったら、Amazonや楽天市場の出番です。
ネットなら、バファリンAも、ルナiも、それこそドラッグストアでしか買えないような大容量パックまで、じっくり比較して選べます。
「バファリンの半分は優しさ」ですが、「残り半分の優しさは、計画的なネット購入」でできている、と私は思っています(笑)
急な出費を抑えるためにも、セールの時などに賢く買いだめしておきましょうね!
コンビニでは買えないバファリン(第1類医薬品)の種類と理由

さて、コンビニで買える「かもしれない」バファリン(第2類)の話をしてきました。
ここで、すごく大事な話をします。
それは、「コンビニ(登録販売者しかいない店)では、絶対に買えないバファリン」が存在する、という事実です。
その名も「バファリンEX」(第1類医薬品)
青いパッケージが印象的な「バファリンEX」。
名前に「EX(エクストラ)」と付くだけあって、これは今までのバファリンとは主成分が全く違います。
主な主成分:ロキソプロフェンナトリウム水和物
「ろきそ……?」
そう、あの「ロキソニン」と同じ成分です!
(正確には、ロキソニンSなどに配合されている成分ですね)
ロキソプロフェンは、もともと病院で処方される医療用医薬品だった成分です。
それが市販薬として使えるようになった、いわば「鳴り物入り」の成分。
鎮痛・解熱・抗炎症作用、いずれも強力で、特に「速く」「強く」効くのが特徴です。
なぜコンビニで買えないのか?
もう一度、あの「医薬品分類表」を思い出してください。
ロキソプロフェンを主成分とする薬(ロキソニンSや、このバファリンEX)は……
「第1類医薬品」に分類されます。
そして、第1類医薬品を販売できるのは……?
「薬剤師」さんだけでしたよね!
前の章で、「コンビニに薬剤師さんが常駐しているのは稀(まれ)」という話をしました。
ほとんどの医薬品取扱コンビニは、「登録販売者」さんが対応しています。
だから、登録販売者さんしかいないコンビニでは、法律上、バファリンEXを売ることができないんです。
たとえ、お客さん(あなた)が「私、いつもロキソニン飲んでるから大丈夫です!売ってください!」と100回お願いしても、ダメなものはダメなんです。
これが、バファリンEXがコンビニでは(ほぼ)買えない理由です。
「薬剤師常駐コンビニ」なら買える?
「じゃあ、もし奇跡的に、薬剤師さんがいるコンビニがあったら?」
はい。その場合は、理論上は買えます。
都市部にある、大きなドラッグストアと一体化したようなローソンなどでは、薬剤師さんがカウンターにいる場合があります。
ただし、第1類医薬品を買うときは、必ず薬剤師さんから「使用上の注意」などの説明を受け、理解した上で購入する必要があります。
「バファリンEXください」「はい、どうぞ」と、タバコを買うようにはいきません。
でも、そこまでするなら、最初から「ドラッグストア」に行った方が早いと思いませんか?(笑)
結論として、「コンビニで強いバファリン(EX)を買おう」という期待は、最初からしない方がいい、というのが現実的なアドバイスになります。
ロキソニンなど第1類医薬品を急いで買うにはどうすればいい?

「バファリンAやルナi(第2類)じゃダメなんだ!」
「私はいつもの『ロキソニン(第1類)』じゃないと効かない気がする!」
そういう方も、もちろんいらっしゃいますよね。
特に、ひどい片頭痛持ちの方や、歯の痛み、抜歯後の痛みなど、強めの痛みには第1類医薬品(ロキソプロフェン系)が選ばれやすいです。
でも、さっきの話で「コンビニではほぼ買えない」と知って、絶望しているかもしれません。
大丈夫です。コンビニがダメなら、次の手を考えましょう!
急いで第1類医薬品(ロキソニンS、バファリンEXなど)を買う方法をまとめます。
薬剤師のいる「ドラッグストア」を探す
これが王道にして、最強の解決策です。
マツモトキヨシ、スギ薬局、ウエルシア、ツルハドラッグ……など、あなたの街にも必ずあるはずです。
ただし、ここでも「時間帯」が問題になります。
第1類医薬品を売るためには「薬剤師」さんが必要です。
ドラッグストアが22時まで開いていたとしても、薬剤師さんが20時で帰ってしまっていたら、その瞬間から第1類医薬品は買えなくなります。
お店の営業カウター(調剤室や、第1類医薬品が置いてあるカウンター)に、「薬剤師 勤務時間: 10:00〜19:00」といった貼り紙がされていることが多いので、注意深く見てください。
深夜・早朝に開いているドラッグストアでも、薬剤師さんが24時間いるお店は、日本全国でも本当にごく僅かです。
「調剤薬局併設型」のドラッグストアを狙う
病院の近くにあるような、処方箋も受け付けているタイプのドラッグストア。
こういうお店は、日中(特に平日の昼間)であれば、ほぼ確実に薬剤師さんがいます。
「急いで」という状況が、もし平日の昼間〜夕方なのであれば、コンビニを探すより、最初からこういう「確実なお店」に向かうのが一番の近道です。
ネットの「薬剤師がいる通販サイト」で買う
「いや、今すぐ欲しいんだって!」という需要には応えられませんが、「常備薬として」第1類医薬品を買うなら、ネット通販も可能です。
(参考リンク:「第1類医薬品 通販」でGoogle検索する)
Amazonや楽天、LOHACO、または各ドラッグストアのオンラインショップでも、第1類医薬品の取り扱いがあります。
ただし、購入プロセスがちょっと面倒です。
カートに入れて、ポチッ、で終わりではありません。
購入前に、サイト上で薬剤師さんによる「問診(質問への回答)」に答える必要があります。
「他に薬は飲んでいませんか?」「アレルギーはありませんか?」「ぜんそくは?」などなど。
それに回答し、薬剤師さんが「この人に売っても大丈夫だな」と判断(承認)して、初めて発送手続きに進めます。
なので、注文してから届くまでに、普通の買い物より1〜2日余計にかかると思った方がいいです。
「急いで買う」には向きませんが、「ドラッグストアに行く時間がないけど、ロキソニンをストックしておきたい」という人には、とても便利なシステムです。
結論、「第1類医薬品を『今すぐ』『深夜に』買うのは、ほぼ不可能に近い」と覚悟しておきましょう。
だからこそ、そうなる前に、日中のうちに買うか、ネットで常備薬を確保しておくことが大切なんです。
コンビニとドラッグストアの薬の品揃えや価格を徹底比較

ここまで読んでくれたあなたは、もう「コンビニの薬」について、かなり詳しくなっているはずです。
「コンビニ(一部)でバファリン(第2類)は買える。でも時間制限がある」
「バファリンEXやロキソニン(第1類)は、ドラッグストア(薬剤師がいる時間)じゃないと買えない」
だいたい、こういう理解でOKです。
では、ここで改めて、我らが「コンビニ」と、薬の王者「ドラッグストア」を、「品揃え」と「価格」の面でガチンコ比較してみたいと思います!
品揃え対決
【ドラッグストア】
圧勝です。
言うまでもありません(笑)
解熱鎮痛薬(バファリン、ロキソニン、イブ、タイレノール……)だけで、棚の1列を埋め尽くすほどの種類。
「バファリンA」ひとつ取っても、20錠入り、40錠入り、80錠入り、と容量も選び放題。
第1類〜第3類まで、全ての医薬品が(薬剤師さんがいれば)買えます。
「自分に合う薬を、じっくり選びたい」なら、ドラッグストア以外に選択肢はありません。
【コンビニ(医薬品取扱店)】
惨敗です。(ごめんなさい)
お店のスペース自体が小さいので、薬を置ける棚もごくわずか。
置けるのは、第2類・第3類医薬品のみ。
その中でも、「超メジャーで、誰でも知ってて、回転率が良い商品」に絞られます。
解熱鎮痛薬なら、バファリンルナiか、イブAか、そのどちらか1種類だけ、とか。
風邪薬なら、パブロンか、ルルか、1種類だけ。
胃薬、目薬、絆創膏……それぞれ1〜2種類が限界でしょう。
「選ぶ」という概念はありません。「そこにあるものを、買う」だけです。
でも、それでいいんです。コンビニの役割は、「緊急事態に、最低限の薬を供給すること」ですから。
価格対決
【ドラッグストア】
ほぼ、ドラッグストアの勝ちです。
ドラッグストアは「薬」を安く売ることでお客さんを集め、他の日用品(ティッシュや洗剤)も一緒に買ってもらう、というビジネスモデルです。
だから、バファリンなどの人気商品は「特売品(目玉商品)」になりやすく、ライバル店と価格競争をしています。
「今日限り!バファリンA 40錠 〇〇円!」みたいなチラシ、よく見ますよね。
【コンビニ(医薬品取扱店)】
ほぼ「定価」です。
コンビニは「便利さ」を売る場所です。
「24時間(近く)開いている」「家から一番近い」という利便性にお金を払うところなので、基本的に値引きは期待できません。
ドラッグストアで特売なら600円で買える薬が、コンビニでは定価の900円で売られている、なんてことはザラにあります。
でも、「深夜3時に、どうしてもバファリンが必要」という状況なら、たとえ300円高くても、あなたは買いますよね?
コンビニの薬の価格は、その「緊急時の安心料」だと思ってください。
まとめ:どう使い分ける?
- ドラッグストア:「平日の昼間」「週末の買い出し」で利用。安く、種類豊富に、じっくり選んで「常備薬」を買う場所。
- コンビニ(医薬品取扱店):「今、この瞬間、痛い!」「薬、切らしてた!」「ドラッグストア閉まってる!」という緊急事態に、定価でもいいから駆け込む場所。
賢いあなたは、もうお分かりですね。
普段からドラッグストアや、Amazon・楽天などのネット通販で安く「常備薬」をストックしておき、コンビニの薬にはお世話にならない(=高い買い物をしない)のが、一番かしこい消費者というわけです!
・バファリンを服用する前に確認したい重要な注意点と副作用
・【まとめ】夜間の急な頭痛はコンビニで乗り切れる?最終チェック
バファリンがない時にコンビニで買えるおすすめの代替薬

医薬品を扱っているコンビニに駆け込んだ!
登録販売者さんも、ちゃんといる!
薬の販売時間内だ!
「やった!バファリンください!」
「……すみません、うち、バファリンは置いてなくて。『イブA錠』ならありますけど」
ガーン!!
……こういう事態、普通にありえます。
さっきも言いましたが、コンビニの薬棚は超一等地。置ける薬の種類は本当に限られています。
解熱鎮痛薬の枠が「1つ」しかないお店なら、「バファリン」を置くか、「イブ」を置くか、「タイレノール」を置くか……それはお店の判断次第。
でも、安心してください。
バファリンがなくても、もし「イブ」や「タイレノール」が置いてあれば、あなたの頭痛は(たぶん)なんとかなります!
ここでは、バファリンの代わりにコンビニに置いてある可能性が高い「代替薬」を紹介します。
イブ(EVE)シリーズ(指定第2類医薬品)
バファリン(ライオン社)の永遠のライバル、エスエス製薬の「イブ」です。
「頭痛にイブ♪」のCMでおなじみですね。
主な主成分:イブプロフェン
「あれ、この成分、さっきも見たぞ?」
そう、バファリンルナiにも入っていた、あの「イブプロフェン」です。
(イブA錠は、イブプロフェンに鎮痛効果を高める無水カフェインなどを足した処方です)
イブプロフェンは、痛みの元を抑えるのが得意な成分でしたね。
だから、バファリン(特にルナi)を求めていた人なら、イブA錠は非常によい代替候補になります。
「バファリンじゃないとイヤ!」という強いこだわりがなければ、こっちでも十分な効果が期待できますよ。
タイレノールA(第2類医薬品)
最近、急速に知名度を上げているのが、武田薬品(アリナミン製薬)の「タイレノールA」です。
主な主成分:アセトアミノフェン
「あ、これもさっき見た!」
はい、バファリンルナiやルナJにも使われていた「アセトアミノフェン」です。
タイレノールAは、このアセトアミノフェンが「単体」で、しっかり入っているのが特徴です。
アセトアミノフェンの最大の特徴は、「胃にやさしい」こと。
イブプロフェンやアスピリン(これらを総称してNSAIDsと言います)が胃に負担をかける可能性があるのに対し、アセトアミノフェンはその心配が(比較的)少ないです。
「空腹時だけど、今すぐ飲みたい!」
「胃が弱くて、イブプロフェン系はちょっと怖い……」
そんな人には、タイレノールAが最適解になるかもしれません。
効き目はおだやかですが、安全性重視のチョイスですね。
(ただし、お酒との併用は厳禁ですよ!)
このように、コンビニに「バファリン」そのものがなくても、「同じ主成分」や「似たような効果」を持つ薬が置かれている可能性は高いです。
(参考リンク:「頭痛薬 成分 違い」でGoogle検索する)
もしわからなければ、勇気を出して登録販売者さんに聞いてみましょう。
「バファリンが欲しかったんですけど、代わりになるものはありますか?」
そうすれば、あなたの症状や体質(胃が弱い、など)を聞いた上で、イブやタイレノールを勧めてくれるはずです。
バファリンを服用する前に確認したい重要な注意点と副作用

無事にコンビニで(あるいはドラッグストアで)バファリンを手に入れたあなた。
「痛い!早く飲みたい!」
その気持ち、よーーーくわかります。
でも、ちょっと待ってください!
薬は、あなたの体を助けてくれるものですが、一歩間違えれば「毒」にもなります。
バファリンを飲む前に、最低限これだけは確認してほしい「注意点」と「副作用」について、お話しさせてください。
(これは、コンビニの登録販売者さんも、本当はあなたに説明しなきゃいけない大事なことです)
「用法・用量」を絶対に守る
「1回2錠」と書いてあったら、絶対に2錠です。
「すごく痛いから、3錠飲んじゃえ!」
ダメ、絶対。
「まだ痛いから、2時間後にもう1回飲もう」
ダメ、絶対。
箱や説明書に「服用は〇時間以上あけてください」と書いてあります。これを(服用間隔)と言います。
バファリンAなら「6時間以上」、ルナiなら「4時間以上」です。
これを守らないと、薬の成分が体の中で濃くなりすぎて、急性中毒を起こしたり、肝臓や腎臓に深刻なダメージを与えたりする可能性があります。
決められた量と時間を守る。これが鉄則です。
できるだけ「空腹時」を避ける
「胃にやさしい」と謳(うた)っているバファリン(Aやルナi)ですが、それでも薬は薬。
特にアスピリンやイブプロフェン(NSAIDs)は、胃の粘膜をガードしている物質まで減らしてしまうことがあるため、空腹時に飲むと胃が荒れやすいです。
「なるべく空腹時をさけて服用してください」と説明書にも書いてあります。
「でも、今すぐ飲みたいのに、食べるものない!」
わかります。そういう時は、コップ1杯の「多めの水か白湯」で飲んでください。
間違っても、コーヒーやお茶、ジュース、ましてやアルコールで飲むなんて、論外ですよ!
(アセトアミノフェンとアルコールは、肝臓で最悪の出会いを果たします……)
コンビニでバファリンと一緒に、せめて「牛乳」や「飲むヨーグルト」を買って、胃に膜を張ってから飲む、というのも賢い方法です。
副作用:こんな症状が出たら注意
薬を飲んで、アレルギー反応や副作用が出ることがあります。
- 胃腸障害: 胃痛、吐き気、胸やけ、食欲不振
- 皮ふ症状: 発疹(ブツブツ)、かゆみ
- 眠気: (バファリンルナiには眠くなる成分は入っていませんが、風邪薬など他の薬と併用すると眠くなることがあります)
- ぜんそく: ヒューヒュー、ゼーゼーと息苦しくなる(アスピリンぜんそく、という言葉があるくらい、解熱鎮痛薬でぜんそく発作が誘発されることがあります)
特に、「薬を飲んだら、なんだか息苦しい」「まぶたや唇が腫れてきた」という場合は、重いアレルギー(アナフィラキシー)の可能性もあります。
すぐに服用を中止して、ひどい場合は救急車を呼ぶか、病院に行ってください。
こんな人は「飲んではいけない」
(参考リンク:「バファリン 禁忌」でGoogle検索する)
以下に当てはまる人は、バファリン(特にAやルナi)を飲んではいけません。
- 過去にバファリンやイブプロフェンでアレルギーを起こした人
- ぜんそく持ちの人(特に、他の解熱鎮痛薬で発作を起こしたことがある人)
- 15歳未満の子供(※バファリンAやルナiの場合。ルナJは7歳からOK) →特にインフルエンザや水ぼうそうの時にアスピリンを飲むと、「ライ症候群」という重い脳症になる危険があります。
- 出産予定日12週以内の妊婦さん
- 胃・十二指腸潰瘍で治療中の人
「あれ、私、当てはまるかも……」
そう思ったら、絶対に自己判断で飲まないでください。
登録販売者さんや、かかりつけのお医者さんに必ず相談してくださいね。
薬は、正しく使ってこそ「味方」になります。
飲む前の「一呼吸」を、どうか忘れないでください。
【まとめ】夜間の急な頭痛はコンビニで乗り切れる?最終チェック

長い長い記事に、最後までお付き合いいただき、本当にありがとうございます!
筆者のどこストアです。
さて、最初の疑問「コンビニでバファリンは売ってる?」に戻ってみましょう。
もう、あなたはこの質問に、自信を持って答えられるはずです。
「コンビニでバファリンは、売ってる!……ただし!!」
……ですよね?(笑)
最後に、コンビニでバファリンを買うための「最終チェックリスト」をおさらいしましょう。
コンビニでバファリンを買うための最終チェック
- □ STEP 1:そのコンビニは「医薬品取扱店」か?
(「くすり」「医薬品」の看板や、ローソンなどの「薬局併設型」か?) - □ STEP 2:今、「登録販売者」は店にいるか?
(「医薬品販売時間」は、深夜・早朝はNGの可能性大! 日中〜夜9時頃までが勝負) - □ STEP 3:買おうとしているのは「第2類」か?
(バファリンAやルナiはOK。バファリンEX(第1類)は薬剤師さんがいないと買えない!) - □ STEP 4:バファリンが「品切れ」ていないか?
(もし無くても、「イブ」や「タイレノール」で代替できる可能性あり) - □ STEP 5:自分は、バファリンを飲んでも大丈夫か?
(ぜんそく持ち、妊婦さん、15歳未満、胃潰瘍の人は要注意!)
……どうでしょう。
こうしてみると、コンビニでバファリンを買うハードルって、思ったより高くないですか?
夜間の急な頭痛や発熱。本当に辛いですよね。
そんな時、近所のコンビニ(医薬品取扱店)が、これらの条件をクリアしてあなたの救世主になってくれることも、もちろんあるでしょう。
でも、私、どこストアは、声を大にして言いたい。
「そのギャンブルに、賭けますか?」と。
「開いてる!」「売ってる!」「買える!」の3コンボが揃うのを祈りながら、痛む頭でコンビニをハシゴする……。
そんな辛い夜を過ごすくらいなら、今、この瞬間、元気なうちに、Amazonや楽天市場を開きませんか?
「バファリンA 80錠入り」
「バファリンルナi 40錠入り」
ポチッ。
数日後、あなたの家のポストに、ドラッグストアより安い価格で「安心」が届きます。
それこそが、最強の「夜間頭痛対策」だと、私は本気で思っています。
コンビニは、あくまで緊急避難場所。
あなたの救急箱は、あなたが元気なうちに、あなた自身で満たしておきましょうね!
この記事が、あなたの「いざ!」という時の助けになれば、幸いです。




