急な虫刺されに!コンビニで買えるかゆみ止め薬は?セブン・ローソン・ファミマの販売状況と定番商品まとめ

こんにちは!あなたの「どこで売ってる?」を解決するブログの筆者、どこストアです。
夏のキャンプ、花火大会、ちょっとした公園へのお出かけ…。楽しい瞬間に限って、アイツはやってきます。そう、「蚊」です!
「あ、かゆい!」と思った瞬間、もう手遅れ。みるみる膨れてきて、かゆくて集中できない!そんな時、一番近くにあるオアシス…そう、「コンビニ」で虫刺されの薬って本当に買えるんでしょうか?
この記事では、そんな緊急事態のあなたのために、コンビニで買える虫刺され薬の最新情報(2025年版)を徹底リサーチしました!
・【最新】主要コンビニ3社(セブン・ローソン・ファミマ)の取扱状況
・コンビニで買える虫刺され薬の定番3選!メーカーと種類を解説
・持ち運びに便利!「ポケムヒS」など緊急時に最適なミニサイズ製品
・気になる価格帯を徹底調査!コンビニとドラッグストアの値段差は?
- 結論から!急な虫刺されに「コンビニ」は頼れるか?
- 【最新】主要コンビニ3社(セブン・ローソン・ファミマ)の取扱状況
- コンビニで買える虫刺され薬の定番3選!メーカーと種類を解説
- 持ち運びに便利!「ポケムヒS」など緊急時に最適なミニサイズ製品
- 気になる価格帯を徹底調査!コンビニとドラッグストアの値段差は?
- 効き目重視ならココを確認!ステロイド有無の見分け方と選び方
- 液体?クリーム?パッチ?タイプ別虫刺され薬の使い分けマニュアル
- 子供にも使える?コンビニ商品の安全性と年齢制限の確認方法
- 【意外と知らない】第2類・第3類医薬品のコンビニでの販売ルール
- 売り切れてた!コンビニで買えない時の最終手段と応急処置
- 虫刺されを予防!ついでに買える虫よけスプレーやシートもご紹介
- まとめ:虫刺されに焦らない!コンビニ活用で夏のレジャーを快適に
結論から!急な虫刺されに「コンビニ」は頼れるか?

いきなり結論から言いますね。
「はい、頼れます!でも、いくつかの条件と注意点があります」
やったー!これで安心!…と、思うのはまだ早いんです。
確かに、今の時代、多くのコンビニ(特にセブン-イレブン、ローソン、ファミリーマートといった大手チェーン)では、虫刺されのシーズンである夏場を中心に、ちゃんとかゆみ止め薬を置いてくれています。本当にありがたい話ですよね。
「でも、条件って何?」と思いますよね。
一番大きな違いは、「ドラッグストアと全く同じ商品が、同じように売られているわけではない」という点です。
コンビニは、あくまで「便利な小売店」。ドラッグストアは「薬局・薬店」です。法律(薬機法といいます)によって、コンビニで自由に売れる薬の種類には制限があるんです。
「え、じゃあ弱いのしか売ってないの?」
そう、そこがポイントです。
コンビニで売られているのは、主に「第3類医薬品」という、比較的リスクが低い(=効き目もマイルドな)タイプのかゆみ止めが中心になります。
「蚊に刺された直後のかゆみ」を抑えるには十分ですが、「ブヨに刺されてパンパンに腫れた!」みたいなハードな症状には、正直ちょっと力不足かもしれません。
とはいえ、なぜコンビニが薬を置いてくれるのか?
それは、私たち消費者の「今すぐ、このかゆみをどうにかしたい!」という緊急ニーズがめちゃくちゃ高いから。
・キャンプ場で寝る前に刺された!
・出張先で刺されたけど、周りに薬局がない!
・子供が公園で刺されて泣き出した!
こんな時、24時間開いているコンビニはまさに「砂漠のオアシス」です。
筆者のどこストアも、以前バーベキューに行った時、夕方になって一気に蚊に襲撃され、かゆみで我慢できずに一番近いコンビニに駆け込んだ経験があります。その時、レジ横に「ポケムヒS」が並んでいるのを見た時の安堵感…!まさに神様に見えました(笑)。
だから、「蚊に刺された直後の、我慢できないかゆみ」に対する応急処置として、コンビニはめちゃくちゃ頼れる存在だと言えます!
じゃあ、具体的にどこのコンビニに、どんな薬が売ってるんでしょうか?詳しく見ていきましょう!
【最新】主要コンビニ3社(セブン・ローソン・ファミマ)の取扱状況

「コンビニにあるのはわかったけど、どこのコンビニでも同じ?」
これは、半分正解で半分不正解です。
2025年現在の状況として、セブン-イレブン、ローソン、ファミリーマートの主要3社は、どこも虫刺され薬の取り扱いに積極的です。特に夏(6月~9月頃)は、専用のコーナーが作られることもあります。
ただし!
コンビニはフランチャイズ経営が多いので、最終的に何を仕入れるか(=何を店に置くか)は、そのお店の店長さんやオーナーさんの判断に委ねられています。
例えば…
・都心部のオフィス街にあるお店 → 会社員向けの目薬や栄養ドリンクは多いけど、虫刺され薬は少ないかも。
・観光地や高速道路のパーキングエリアにあるお店 → 旅行客向けに、虫刺され薬や絆創膏が充実している可能性大。
・住宅街にあるお店 → 家族連れのために、子供でも使えるタイプを置いているかも。
このように、お店の「場所」によって品揃えが全然違うんです。これはもう「コンビニあるある」ですよね。
では、各チェーンごとの特徴を見てみましょう。
セブン-イレブンの場合
さすがはコンビニ界のガリバー、セブン-イレブン。
医薬品の取り扱いにはかなり昔から積極的です。
注目すべきは、「医薬品取扱店舗」かどうか。
お店の看板や入り口に「くすり」とか「医薬品」という緑色のノボリやステッカーが貼ってあるお店、見たことありませんか?
こういうお店は、レジの奥などに専用のカウンターがあって、「登録販売者」という資格を持った人がいる時間帯(だいたい日中)なら、風邪薬やちょっと強めのかゆみ止め(第2類医薬品)も買えちゃうんです。
「じゃあ、そのマークがないお店はダメなの?」
いえいえ、そんなことはありません!
マークがない普通のセブン-イレブンでも、先ほど説明した「第3類医薬品」(ポケムヒSなど)なら、法律上、自由に販売できます。
なので、ほとんどのセブン-イレブンでは、夏場なら「ポケムヒS」や「ムヒS」のどちらかは置いている可能性が非常に高いです。
ローソンの場合
ローソンも負けていません。
ローソンは「マチのほけんしつ」というスローガンを掲げていて、健康志向の商品に強いイメージがありますよね。
セブン-イレブンと同じく、ローソンにも「医薬品取扱店」があります。看板に「くすり」と書いてあったり、ドラッグストア(例えば「クオール薬局」など)とくっついている一体型店舗も増えています。
そういうお店ならもちろん第2類医薬品も買えますが、普通のローソンでも、第3類医薬品のかゆみ止めはバッチリ置いてあることが多いです。
筆者の体感では、ローソンは衛生用品コーナーが充実しているお店が多く、絆創膏やマスクと一緒に、かゆみ止めパッチ(貼るタイプ)の目撃情報も割と多い気がします。
ファミリーマートの場合
ファミリーマートも、ドラッグストアとの一体型店舗(例えば「ファミマ!!」とドラッグストアが合体したようなお店)を増やしています。
ファミマの強みは、独自ブランド(プライベートブランド)の「ファミリーマートコレクション」ですが、さすがに医薬品のプライベートブランドはまだありません(笑)。
なので、置いているのはやはり「ムヒ」や「ウナコーワ」などのナショナルブランド製品です。
普通のファミマでも、第3類医薬品の取り扱いは一般的です。
結局、コンビニの「どこ」に置いてあるの?
これが一番のギモンですよね。お菓子コーナーを探しても絶対に見つかりません(当たり前ですが)。
探すべき場所は、以下の2パターンです。
パターン1:衛生用品・日用品コーナー
絆創膏、包帯、マスク、消毒液、制汗シート、リップクリーム…などが置いてある棚です。
ここに、虫刺され薬も「衛生用品」の一員として並んでいることが多いです。だいたい棚の一番下か、一番上の端っこにひっそり置かれていることも(笑)。
パターン2:レジカウンター(またはレジ横)
タバコやライターみたいに、レジの店員さんの後ろの棚に置いてあるパターンです。
これは、万引き防止の意味合いもありますが、お店によっては「医薬品(第3類)」として、他の商品と明確に分けて管理している場合もあります。
結論。
お店に入ったら、ウロウロ探す前にレジの店員さんに「虫刺されの薬ありますか?」と聞くのが一番早くて確実です!
恥ずかしがる必要はまったくありません。夏場なら1日に何回も聞かれているはずですから(笑)。
コンビニで買える虫刺され薬の定番3選!メーカーと種類を解説

では、具体的にコンビニで出会える「スタメン」たちをご紹介します。
ドラッグストアに行けば何十種類もあって迷いますが、コンビニは少数精鋭。だいたい、以下の3つのどれかに絞られることが多いです。
池田模範堂「ムヒS」(クリームタイプ)
まずは王道中の王道、「ムヒS」です。
[かゆみ・虫さされに]のキャッチコピーと、あの丸いロゴマークは、日本人なら誰でも知ってますよね。
・メーカー: 池田模範堂(いけだもはんどう)
・剤形(タイプ): 白いクリーム(軟膏)タイプ
・医薬品分類: 第3類医薬品
【主な成分と特徴】
「ムヒS」の強みは、そのバランスの良さです。
・ジフェンヒドラミン: かゆみの原因(ヒスタミン)をブロックする、かゆみ止め成分です。
・l-メントール、dl-カンフル: スーッとした清涼感を与えて、かゆみの感覚を麻痺させてくれます。
クリームタイプなので、塗った時に「しみない」のが最大のメリットです。
すでにちょっとかき壊しちゃった…という時でも、液体タイプのように「イタタ!」とならないのが嬉しいポイント。
また、患部をしっかり覆ってくれる保護感もあります。
コンビニでは、一番小さい18gのチューブが置かれていることが多いです。
一家に一本、とりあえずこれがあれば安心、という「かゆみ止めのスタンダード」ですね。
池田模範堂「ポケムヒS」(液体ロールオンタイプ)
筆者が「コンビニで一番見かける!」と思っているのが、この「ポケムヒS」です。
・メーカー: 池田模範堂
・剤形(タイプ): 液体ロールオン(スティック)タイプ
・医薬品分類: 第3類医薬品
【主な成分と特徴】
成分は「ムヒS」とほぼ同じ(ジフェンヒドラミン、l-メントールなど)ですが、最大の特徴はその「形状」です。
リップクリームや制汗剤のように、先端がボール(ロールオン)になっていて、コロコロと転がして塗ります。
これが、外出先では最強なんです!
・手が汚れない: 塗った後、手を洗う必要がありません。
・携帯性バツグン: 細いスティック状なので、ポーチやカバンのポケット、なんならズボンのポケットにも入ります。
・デザイン性: 通常の青いデザインのほか、ハローキティやスヌーピーなどのキャラクターとコラボした可愛いデザインも多いです。これなら化粧ポーチに入れていても違和感ゼロですよね。
コンビニが「緊急需要」「携帯需要」に応える場所である以上、このポケムヒSはまさにコンビニのためにあるような商品なんです。
液体なのでスーッとする清涼感も強めで、「かゆい!」と思った瞬間にコロコロすれば、かゆみがスッと引いていく感覚がたまりません。
ポケムヒSの詳しい成分を見てみる
興和「ウナコーワクールパンチ」(液体スポンジタイプ)
「ムヒ」が池田模範堂なら、「ウナコーワ」は興和(Kowa)の看板商品です。
青いパッケージでおなじみですね。
・メーカー: 興和(こうわ)
・剤形(タイプ): 液体スポンジヘッドタイプ
・医薬品分類: 第2類医薬品(※注意!後述します)
【主な成分と特徴】
ウナコーワシリーズの強みは、「かゆみ」と「炎症」の両方にアプローチする点です。
・塩酸ジフェンヒドラミン: かゆみ止め成分。
・リドカイン: 局所麻酔成分。かゆみの感覚を元から麻痺させます。
・l-メントール、dl-カンフル: 強力な清涼感。
「クールパンチ」という名前の通り、スポンジヘッドで患部に押し当てると、冷たい液体がジュワッと出てきて、ガツン!とくる清涼感が特徴です。
【コンビニで買う時の注意点】
ここで一つ注意点です。「ウナコーワクールパンチ」や、さらに強力な「ウナコーワエース」などは、「第2類医薬品」に分類されます。
「あれ、第2類ってコンビニで買えないんじゃ…?」
そうなんです。だから、この商品が置いてあるのは、先ほど説明した「医薬品取扱店」のコンビニだけなんです。
普通のコンビニ(第3類のみ扱える店)では、同じウナコーワシリーズでも、もっとマイルドな「プチウナコーワ(第3類)」などが置かれている場合があります。
もし「医薬品取扱店」のコンビニに入って、ムヒS(第3類)とウナコーワクール(第2類)が両方あったら、「かゆみを麻痺させる成分(リドカイン)も欲しいな」と思うならウナコーワを選ぶ、という選択ができますね。
持ち運びに便利!「ポケムヒS」など緊急時に最適なミニサイズ製品

先ほどの定番紹介でも触れましたが、コンビニで売られている虫刺され薬は、なぜあんなに小さいサイズ(ミニサイズ)ばかりなんでしょうか?
「もっと大きい、お得なサイズはないの?」
そう思う方もいるかもしれません。
でも、これにはちゃーんと理由があるんです。
なぜコンビニは「ミニサイズ」を置くのか?
答えはカンタン。コンビニは「今すぐ必要」に応える場所だからです。
・家でじっくり使う常備薬 → ドラッグストアで買う
・外出先で緊急に必要 → コンビニで買う
この「棲み分け」がハッキリしているんですね。
ドラッグストアなら「大容量でお得!」が喜ばれますが、コンビニでそれをやっても「いや、今そんなデカいのいらないし…」となってしまいます。
外出先で必要なのは、「かさばらないこと」「すぐ使えること」。この2点に尽きます。
ミニサイズのメリットは「携帯性」にあり
「ポケムヒS」という名前がすべてを物語っていますよね。「ポケット(Pocket)に入るムヒ」です。
ミニサイズのメリットを整理してみましょう。
1. とにかく、かさばらない
女性の小さな化粧ポーチ、男性のビジネスバッグの片隅、ズボンのポケット、キャンプ用品の隙間…。どこにでも忍ばせておけます。
「常備薬」として「持ち歩く」のに、ミニサイズは最適解なんです。
2. 緊急事態にサッと対応できる
「あ、刺された!」と思った瞬間、ポケットからサッと取り出してコロコロ。このスピード感が大事です。かきむしる前に塗るのが、跡を残さないコツですからね。
3. ちょうどいい「使い切り」サイズ
虫刺され薬って、ワンシーズン(ひと夏)で使い切れないこと、多くないですか?
去年使ったやつの残りを使おうとしたら、なんか成分が分離してた…みたいな(笑)。
医薬品にも当然、使用期限があります。ミニサイズは、そのシーズンでフレッシュなうちに使い切りやすい、という衛生的なメリットもあるんです。
ポケムヒSの圧倒的な強み
ミニサイズ界の王者「ポケムヒS」の強さを、もう少し深掘りします。
最大の強みは、やっぱり「ロールオン」であること。
クリームタイプ(ムヒS)も小さいサイズはありますが、塗る時に指を使います。塗った後、指がちょっとベタつきますよね。近くに水道があればいいですが、電車の中や歩きながらではちょっと不便です。
その点、ロールオンなら、フタを開けてコロコロして、フタを閉めるだけ。手が一切汚れません。
この「手が汚れない」というアドバンテージは、外出先では私たちが思う以上に強力です。
だからこそ、コンビニは「ポケムヒS」を置きたがるし、私たちも緊急時には「ポケムヒS」を選びがちなんですね。
家で使う用は、ネット通販がお得
「じゃあ、家で使う薬もポケムヒSでいいの?」
それでも良いですが、もし家族みんなで使ったり、夏はしょっちゅう刺される…という方なら、やはり家には大容量のクリームタイプや液体タイプを常備しておくのがおすすめです。
そういう「常備用」の薬は、ドラッグストアのセールで買うか、Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングなどのネット通販で買うのが断然お得。
「持ち歩き用はコンビニで緊急調達、おうち用はネットで安く」
これが、賢いかゆみ止め薬の使い分けですね!
ネットなら、ポイントも貯まりますし、重い荷物を持って帰る必要もありませんから。
気になる価格帯を徹底調査!コンビニとドラッグストアの値段差は?

さあ、ここで皆さんお待ちかねの(?)「お金」の話です。
「コンビニって、なんとなく何でも高いイメージあるけど…薬もやっぱり高いの?」
これは、もうハッキリ言います。
はい、コンビニの方がドラッグストアより「割高」になるケースがほとんどです。
ガーーーン!やっぱりか!
まあ、そう落ち込まないでください(笑)。これにもちゃんとした理由がありますし、その「差額」で私たちは何を買っているのか、というお話です。
なぜコンビニは「定価」販売なの?
ドラッグストアに行くと、「本日特売!」「会員様〇%オフ!」みたいなポップがたくさんあって、虫刺され薬も安売りされていることが多いですよね。
一方、コンビニで「ポケムヒS、本日限りレジにて30円引き!」みたいなセール、見たことありますか?
…ないですよね(笑)。
コンビニは基本的に、メーカーが設定した「定価」(希望小売価格)、もしくはそれに近い価格で販売されています。
ドラッグストアは「安さ」で集客しますが、コンビニは「便利さ」で集客するという、ビジネスモデルの違いがここにあります。
具体的な価格比較(あくまで目安です)
例えば、先ほどから何度も登場している「ポケムヒS (15mL)」で比較してみましょう。
・ドラッグストア(特売時): 300円台後半~450円ぐらい
・ドラッグストア(通常時): 450円~500円ぐらい
・コンビニ: 500円~550円ぐらい(定価販売)
※これはあくまで筆者どこストアの体感的なリサーチ価格なので、お店によって全然違いますよ!
見ての通り、安いドラッグストアと比べると、100円~150円ぐらいの差が出ることがあります。
「うわ、高っ!」と思いましたか?
その「差額」は「便利代」です
でも、よく考えてみてください。
・夜中の2時に、かゆみで目が覚めた時
・日曜日のレジャー先で、周りに薬局がない時
こんな時、ドラッグストアは開いていません。
でも、コンビニは24時間365日、いつでもあなたを待ってくれています。
この100円ちょっとの差額は、その「いつでも買える」という圧倒的な利便性への「安心料」、いわば「便利代」なんです。
かゆくて我慢できない!というストレスから解放されるなら、その100円は決して高くない、と筆者は思います。
「時は金なり」ならぬ、「かゆみは金なり」です(笑)。
賢い使い分けで、お財布も心もハッピーに
結論としては、こう使い分けるのが一番かしこいですね。
【緊急時・外出用】
→ 価格は気にせず、迷わず一番近いコンビニで買う!
(ここでケチって探し回る時間の方がもったいない)
【自宅常備用・買い置き】
→ ドラッグストアのセールを狙うか、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングなどのネット通販で、ポイントが付く日などにまとめ買いする!
ネット通販なら、自宅まで届けてくれるのでラクですし、いろんな商品の価格を比較しながら選べますからね。
最近では、メルカリなどで安く出品されていることもありますが、医薬品は肌に直接塗るものですし、保管状態もわからないので、個人的にはあまりおすすめしません。やはり新品をAmazonや楽天などで買うのが一番安心です。
・液体?クリーム?パッチ?タイプ別虫刺され薬の使い分けマニュアル
・子供にも使える?コンビニ商品の安全性と年齢制限の確認方法
・【意外と知らない】第2類・第3類医薬品のコンビニでの販売ルール
・売り切れてた!コンビニで買えない時の最終手段と応急処置
効き目重視ならココを確認!ステロイド有無の見分け方と選び方

さて、コンビニで無事にかゆみ止めをゲットしたとします。
「よし、塗るぞ!…あれ?なんか思ったより効かない…?」
そんな経験、ありませんか?
もしかしたら、それはあなたの「症状」と「薬の成分」がミスマッチを起こしているのかもしれません。
ここで、ちょっと専門的な話になりますが、アホでもわかるように(笑)カンタンに説明しますので、安心してください!
虫刺され薬の2大勢力「ステロイド」って何?
市販のかゆみ止め薬には、大きく分けて2つのタイプがあります。
1. 非ステロイド系(コンビニの定番)
・主な成分: ジフェンヒドラミン(かゆみ止め)、メントール(清涼感)など。
・得意なこと: 「かゆみ」を止める。
・例: ポケムヒS、ムヒS(第3類医薬品)
2. ステロイド系(ドラッグストアの主力)
・主な成分: 「プレドニゾロン」「ベタメタゾン」など(+かゆみ止め成分も)。
・得意なこと: 「炎症(赤み・腫れ)」を強力に抑える。
・例: ムヒアルファEX、ウナコーワエース(第2類医薬品)
「ステロイド」と聞くと、「なんか怖い…」と思う人もいるかもしれませんが、これは炎症(=火事)を消す「消防車」のようなものです。
虫に刺されてパンパンに腫れている時、火事が起きているのに「かゆみ止め」という名の「扇風機」(清涼感)だけ送っても、火は消えませんよね?
強力な消防車(ステロイド)で、まず火事(炎症)を鎮火させることが大事なんです。
なぜコンビニにはステロイド入りが少ないの?
もうお分かりですね。
ステロイドが入っている薬は、そのほとんどが「第2類医薬品」に分類されるからです。
第2類医薬品は、販売にお店側の「努力義務」(説明できるようにしといてね、というルール)が発生します。
だから、薬剤師さんや登録販売者さんがいない普通のコンビニでは、原則として販売できないんです。
コンビニ(一般店)で売れるのは、リスクが低く、誰でも自由に買える「第3類医薬品」がメイン。
だから、コンビニ薬のスタメンは、「非ステロイド」の「ムヒS」や「ポケムヒS」になるわけです。
これは、コンビニがサボっているわけでも、ケチっているわけでもなく、法律のルール上、そうなってしまうんですね。
パッケージでカンタン!ステロイドの見分け方
「じゃあ、この薬がステロイド入りか、どう見分けるの?」
これはカンタンです。パッケージの裏にある「成分」の欄を見てください。
・「ジフェンヒドラミン」「メントール」…だけなら、非ステロイド(第3類が多い)。
・「プレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステル(PVA)」
・「ベタメタゾン吉草酸エステル」
・「デキサメタゾン酢酸エステル」
…こんな感じの、「〇〇ゾン」とか「〇〇ゾロン」っていう、いかにも強そうな名前が入っていたら、それがステロイドです。
たいてい、パッケージの表にも「アンテドラッグステロイド配合」とか「PVA配合」とか、アピールするように書いてあります。
結論:症状によって使い分けよう!
つまり、こういうことです。
【蚊】に刺された!
→ 腫れは少ないけど、かゆい!
→ コンビニの薬(ポケムヒSなど)でOK! 清涼感とかゆみ止め成分で十分対応できます。
【ブヨ(ブユ)】【ダニ】【毛虫】にやられた!
→ かゆみが異常!パンパンに腫れて熱を持ってる!
→ コンビニ薬では力不足かも!
→ できるだけ早くドラッグストア(または医薬品取扱コンビニ)に行くか、Amazonや楽天で「ムヒアルファEX」などの「ステロイド入り第2類医薬品」を買いましょう。
コンビニ薬は「蚊」の「初期のかゆみ」用、と割り切って使うのが、一番賢い付き合い方ですね!
液体?クリーム?パッチ?タイプ別虫刺され薬の使い分けマニュアル

コンビニの棚に、もし複数の「タイプ」が並んでいたら、どれを選びますか?
「液体」「クリーム」「パッチ(貼る)」…それぞれに得意・不得意があります。
あなたの今の状況に合わせて、ベストな選択をしましょう!
液体タイプ(ポケムヒS、ウナコーワなど)
コンビニの主流派、液体タイプです。先端がロールオン(コロコロ)か、スポンジ(ジュワッ)になっています。
【メリット】
・手が汚れない!(外出先での最強メリット)
・清涼感が強い!(スーッとして、かゆみが瞬間的に紛れる)
・乾きが早い!(塗ってすぐに服を着られる)
【デメリット】
・しみる!(かき壊した傷口に塗ると、悶絶します)
・アルコール(エタノール)が入っているので、肌が弱い人はヒリヒリすることも。
【おすすめシーン】
・外出先、レジャー中、仕事中。
・刺された直後の「ファーストタッチ」。
・かき壊す「前」の、きれいな状態の患部に。
クリーム / 軟膏タイプ(ムヒSなど)
昔ながらの安心感、クリームタイプです。
【メリット】
・しみない!(かき壊した後でも、優しく塗れる)
・患部を保護する!(薬の成分が留まって、じっくり効く感じがする)
・広範囲に塗りやすい。(複数の箇所をまとめて塗る時など)
【デメリット】
・手が汚れる!(塗った後、指を拭くか洗うかが必要)
・塗った後、少しベタつくことがある。(すぐに服を着ると、ちょっと気になるかも)
【おすすめシーン】
・自宅用、お風呂上がり、寝る前。
・すでにかき壊してしまった患部に。
・肌が弱く、アルコールの刺激が苦手な人に。
パッチタイプ(ムヒパッチAなど)
貼るかゆみ止め。コンビニによっては、これも置いてあります。
【メリット】
・物理的に、かけなくする!(これが最強。かかなければ悪化しない)
・薬の成分が、長時間じわじわ効く。
・服に薬がつかない。
【デメリット】
・目立つ!(肌色の丸いシールなので、場所によっては恥ずかしいかも)
・関節など、よく動かす場所は剥がれやすい。
・汗をかくと剥がれやすい。
【おすすめシーン】
・小さなお子さん(我慢できずにかきむしるのを防ぐ)
・寝る時(無意識にかきむしるのを防ぐ)
・服とこすれて痛い場所。
カンタンまとめ表
迷ったら、この表を見てください!
| タイプ | メリット | デメリット | おすすめシーン |
|---|---|---|---|
| 液体 (ポケムヒ等) |
手が汚れない、清涼感◎、乾きが早い | しみる、アルコール刺激 | 外出先、刺された直後 |
| クリーム (ムヒS等) |
しみない、保護感◎、広範囲OK | 手が汚れる、ベタつき | 自宅、かき壊した後、肌が弱い人 |
| パッチ (貼るタイプ) |
物理的にかけない、持続性◎ | 目立つ、剥がれやすい | 子供、寝る時 |
コンビニで緊急で買うなら「液体(ポケムヒS)」、もし「ムヒS(クリーム)」も選べるなら、かき壊してるかどうかで判断するのが良さそうですね!
子供にも使える?コンビニ商品の安全性と年齢制限の確認方法

お子さんとのお出かけ中、公園で蚊の集中砲火を浴びてしまった…!
子供のかゆみは待ったなし。すぐにでも何とかしてあげたいですよね。
「コンビニに駆け込んだけど、この薬、うちの子(例えば2歳)に使っても大丈夫なの?」
親御さんなら、これが一番心配なポイントだと思います。
結論:コンビニ定番の「ムヒS」「ポケムヒS」は使えます!
安心してください。
コンビニで売られている定番の「ムヒS」(クリーム)や「ポケムヒS」(液体)は、
「生後6ヶ月以上」
の赤ちゃんから使用OKとされています!
これは大きな安心材料ですよね。
なぜ使えるの?(成分の安全性)
理由は、先ほども出てきた「ステロイド」が関係しています。
これらの薬は、「非ステロイド系」です。
ステロイドは炎症を抑える力が強い反面、長期間使ったり、デリケートな肌(特に赤ちゃんの薄い皮膚)に使うと、副作用のリスクもゼロではありません。
その点、非ステロイド系の「ムヒS」や「ポケムヒS」は、成分がマイルド。
主なかゆみ止め成分「ジフェンヒドラミン」は、アレルギーの薬などにも使われる成分で、赤ちゃんへの使用実績も豊富です。
だから、「生後6ヶ月」という比較的早い段階から使用が認められているんですね。
ただし「刺激」には注意!
「じゃあ、ガンガン塗っていいんだ!」
いえ、ちょっと待ってください。
これらの薬には、「l-メントール」や「dl-カンフル」といった、スーッとする清涼感成分が入っています。
大人はこの「スーッ」が「気持ちいい」「かゆみが紛れる」と感じますが、皮膚が薄い赤ちゃんにとっては、これが「強すぎる刺激」になってしまうことがあります。
塗った場所がヒリヒリして、逆にかゆがったり、泣き出しちゃうことも…。
特に液体タイプの「ポケムヒS」は、クリームの「ムヒS」よりも清涼感が強い傾向があります。
初めて使う時は、まず大人の指にちょっとだけ取って、腕の内側などで少量から試してあげるのがおすすめです。
パッケージのココを絶対チェック!
「本当に大丈夫?」と不安な時は、必ず商品のパッケージ(箱)の裏側を見てください。
「用法・用量」という欄があります。
ここに、必ず「生後〇ヶ月から使用可能」とか「1歳未満は使用しないでください」といった年齢制限が明記されています。
また、「小児に使用させる場合には、保護者の指導監督のもとに使用させてください」というお決まりのフレーズも書かれているはずです。
コンビニで薬を買う時、特に子供に使う時は、レジに行く前にこの「用法・用量」の欄だけは、しっかり目で確認するクセをつけましょう!
もっと心配なら「赤ちゃん専用」を
「生後6ヶ月からOKでも、やっぱり刺激が心配…」
「うちの子、まだ生後3ヶ月だし…」
という場合は、コンビニでの調達は諦めて、ドラッグストアやネット通販に向かいましょう。
池田模範堂からは、「ムヒ・ベビーb」(クリーム)や「液体ムヒベビー」という、赤ちゃん専用に設計された商品(第3類医薬品)がちゃんと出ています。
これらは、
・メントールなどの清涼感成分が「入っていない」
・ステロイドも「入っていない」
・かゆみ止め成分(ジフェンヒドラミン)だけで優しく効く
という特徴があり、なんと「生後1ヶ月」から使えます。
コンビニで見かけることは稀なので、小さなお子さんがいるご家庭は、あらかじめAmazonや楽天で「ムヒ・ベビー」を1本買っておいて、ママバッグに常備しておくのが最強の防衛策ですね!
【意外と知らない】第2類・第3類医薬品のコンビニでの販売ルール

さあ、ここまで何度も出てきた「第2類」「第3類」というキーワード。
「なんとなく、第2類が強くて、第3類がマイルドなんでしょ?」
はい、その理解でだいたい合ってます(笑)。
でも、これが「なぜコンビニで売れる・売れない」に関わるのか、その「ルール」を知っておくと、今後の薬選びでめちゃくちゃ役立ちます!
ちょっとだけ、お勉強タイムです。
市販薬(OTC医薬品)の3つの分類
私たちが薬局やドラッグストアで買える市販薬(OTC医薬品といいます)は、副作用のリスクの高さに応じて、3つのグループに分けられています。
【第1類医薬品】(一番リスクが高い)
・特徴: 副作用のリスクが比較的高い。新しい成分など。
・例: 「ロキソニンS」(内服の痛み止め)、「ガスター10」(胃薬)など。
・販売ルール: 薬剤師の説明が「義務」。薬剤師がいないと絶対に売れない。
→ というわけで、コンビニ(一般店)で買えることはまずありません。
【第2類医薬品】(中くらいのリスク)
・特徴: 副作用のリスクが中くらい。市販薬の大多数がコレ。
・例: 多くの風邪薬、鎮痛剤、「ムヒアルファEX」(ステロイド入りかゆみ止め)など。
・販売ルール: 薬剤師または登録販売者による情報提供(説明)が「努力義務」(=説明するように努めてね、というルール)。
→ だから、薬剤師や登録販売者がいる「医薬品取扱コンビニ」でしか買えません。
【第3類医薬品】(一番リスクが低い)
・特徴: 副作用のリスクが比較的低い。ビタミン剤や整腸剤など。
・例: ビタミンC剤、整腸剤、「ムヒS」「ポケムヒS」など。
・販売ルール: 特に制限なし。(説明の義務も努力義務もない)
→ だから、普通のコンビニでも自由に売れるんです!
コンビニ(一般店)は「第3類」がメイン
このルール、もうお分かりいただけましたか?
コンビニ(医薬品取扱店ではない、普通のコンビニ)が、なぜ「ポケムヒS」や「ムヒS」を置いているのか。
それは、これらが「第3類医薬品」だからです。
第3類なら、レジのアルバイトさんでも(資格がなくても)、タバコやお酒を売るのと同じように、法律上なんの問題もなく販売できるんです。
(※もちろん、お店として「医薬品の棚」として管理はしていますよ)
「医薬品取扱コンビニ」って、結局なに?
じゃあ、たまに見かける「くすり」の看板があるコンビニは?
あれは、
・お店に「登録販売者」(市販薬販売の専門資格者)の資格を持った店員さんがいる
・または、薬剤師さんがいる
というお店です。
こういうお店なら、「第2類医薬品」も販売OKになります。
だから、風邪薬の「パブロン」や、ステロイド入りの「ウナコーワエース」なども買えるようになるんですね。
ただし、注意点があります。
登録販売者さんがお店にいる時間帯(例えば「9:00~17:00」など)しか、第2類医薬品は買えません。
深夜2時に行っても、その時間帯は資格者がいないので、結局「第3類医薬品(ポケムヒSなど)しか売れません」と言われてしまうんです。
「夜中や早朝の緊急時」は、どのコンビニに行ったとしても、結局買えるのは「第3類医薬品」がメイン、と覚えておくのがよさそうです。
売り切れてた!コンビニで買えない時の最終手段と応急処置

最悪のシナリオを想像してみましょう。
レジャー先で刺された!かゆい!
やっとの思いでコンビニに駆け込んだ!
店員さんに聞いた!
「あー、虫刺されの薬ですか。すいません、今ちょうど品切れで…」
ゼ・ツ・ボ・ウ…!
夏場の週末や、キャンプ場近くのコンビニでは、こういう「売り切れ」も十分にあり得ます。
さあ、どうしますか?
ここで諦めて、かゆみに悶え続けますか?
いえいえ、まだやれることはあります!
「コンビニで買えない時」の最終手段と応急処置をお教えします!
ステップ1:まず「冷やす」(最重要)
薬が手に入らないなら、かゆみの感覚を「麻痺」させるしかありません。
一番カンタンで、一番効果的な方法。それは「冷やす」ことです。
かゆみは、皮膚が「炎症」を起こして、かゆみ物質(ヒスタミン)が出ている状態です。
冷やすことで、
・炎症(火事)の広がりを抑える
・神経を麻痺させて、かゆみの信号を脳に送りにくくする
という2つの効果が期待できます。
コンビニに来たなら、ラッキーです。冷たいものはいくらでもあります。
【コンビニで買うべきもの】
・ロックアイス(袋入りの氷)
・凍ったペットボトル飲料(お茶や水)
・(もしあれば)板氷
これを、タオルやハンカチでくるんで(※直接当てると凍傷になるのでダメ!)、かゆいところにジーンと当て続けます。
5分も当てていれば、かゆみの感覚はかなりマシになるはずです。
薬がなくても、まず「冷やす」。これ、鉄則です。
ステップ2:「洗う」と「貼る」
冷やして少し落ち着いたら、次の手を打ちます。
・洗う
コンビニのお手洗いを借りて、刺された場所を水道水で優しく洗い流しましょう。
虫の毒素(蚊は少ないですが)や、かきむしった指から入った雑菌(バイ菌)を洗い流すことができます。
ゴシゴシこすってはダメですよ、優しく、です。
・貼る
薬がない時の「パッチタイプ」の代用品です。
コンビニの衛生用品コーナーで「絆創膏(ばんそうこう)」を買いましょう。
患部を洗い流して清潔にした後、絆創膏をペタッと貼ります。
目的は、「物理的に、かけなくする」こと。
かゆみはぶり返しますが、かかなければ悪化はしません。絆創膏の上からなら、ボリボリかけないので、皮膚を傷つけずに済みます。
コンビニ商品で「代用」はできる?
「薬じゃないけど、なんかスースーするもので代用できない?」
と、棚を眺めて考えてしまうかもしれません。
・メンソレータム軟膏(あの看護師マークの缶のやつ)
→ 主成分はカンフルやメントール。清涼感はあるので、一時的な「かゆみ紛らわせ」にはなります。が、虫刺されへの効能はうたっていません。あくまで気休め程度に。
・消毒液(マキロンなど)
→ かゆみは止まりません。でも、もし激しくかき壊して血が出ているなら、殺菌のために使うのはアリです。
・シーブリーズなどの制汗剤
→ やめましょう(笑)。アルコールと刺激が強すぎて、炎症を悪化させる可能性があります。
最終手段は「ネット通販」で先手必勝
応急処置で何とかしのいでも、根本的な解決にはなりません。
もし、レジャー先(キャンプ場やホテル)にあと1泊するなら。
もし、出張先で明日も会議があるなら。
その場でスマホを取り出して、Amazonや楽天、Yahoo!ショッピングを開きましょう。
「ムヒアルファEX」など、ちゃんとした第2類医薬品をポチるんです。
届け先を、宿泊先のホテルやキャンプ場の管理棟(※事前に受け取り可能か確認)に設定したり、「コンビニ受け取り」を指定すれば、早ければ翌日にはちゃんとした薬が手に入ります。
「今すぐ」は無理でも、「明日のかゆみ」に備える。
売り切れに遭遇した時こそ、ネット通販のありがたみが身に沁みますね。
・まとめ:虫刺されに焦らない!コンビニ活用で夏のレジャーを快適に
虫刺されを予防!ついでに買える虫よけスプレーやシートもご紹介

ここまで、「刺された後」の話ばかりしてきました。
でも、一番いいのは、そもそも「刺されない」ことですよね!
安心してください。コンビニは「予防」グッズもちゃんと置いてくれています。
薬が売り切れていても、予防グッズは残っているかもしれません。
コンビニで買える「虫よけ」グッズ
薬と同じく、衛生用品コーナーや、夏場はレジャー用品コーナーに並んでいます。
1. 虫よけスプレー(エアゾール / ミストタイプ)
・定番の「サラテクト」(アース製薬)や「スキンベープ」(フマキラー)などが置いてあります。
・シューッとスプレーするエアゾールタイプと、シュッ、シュッと押すミストタイプがあります。
・飛行機に持ち込む可能性がある人(出張など)は、ガスを使っていないミストタイプを選びましょう。
2. 虫よけシート(ウェットティッシュタイプ)
・筆者どこストアが、携帯用として一番おすすめするのがコレです。
・ウェットティッシュのように、シートで肌を拭くだけで虫よけ完了。
・汗をかいた時に、汗を拭きながら虫よけもできるので、一石二鳥!
・スプレーのように周りに飛び散らないので、電車の中や人混みでも使いやすいです。
3. (番外編)吊るすタイプ / 置くタイプ
・玄関やベランダに吊るす「虫コナーズ」みたいなやつですね。
・これは、さすがにコンビニで見かけることは少ないですが、キャンプ場近くのコンビニなどでは、アウトドア用の「蚊取り線香」や「押すだけベープ」などが置かれていることもあります。
「ディート」と「イカリジン」って何?
虫よけスプレーの裏面を見ると、
「ディート」または「イカリジン」
という成分が書いてあります。
これが、虫を寄せ付けないための主成分です。どっちを選べばいいんでしょう?
【ディート】(昔からの定番)
・特徴: 効果が強力で、持続時間も長い。効く虫の種類も多い。
・注意点: 独特の匂いがある。子供に使う場合、年齢や使用回数に制限がある(「12歳未満は1日〇回まで」など、商品による)。
・おすすめ: 大人がガチなアウトドア(登山、釣り)で使う時。
【イカリジン】(最近の主流)
・特徴: 匂いがほとんどない。肌に優しい。
・注意点: ディートに比べると、効果が少しマイルド(と言われている)。
・おすすめ: 子供に使う時(年齢制限がないものが多い)。普段のお出かけ。匂いが嫌いな人。
コンビニでサッと買う時は、「子供に使うか?」で選ぶのが一番カンタンです。
お子さん(特に小さい子)に使う可能性があるなら、「イカリジン」と書いてあるか、「子供にもOK」と明記されているものを選びましょう!
「ディート」と「イカリジン」の違いを詳しく調べる
予防グッズも「ネットでまとめ買い」が賢い
これも薬と同じですね。
コンビニで買うのは、あくまで「あ!忘れた!」という時の緊急用(ミニサイズ)です。
家族みんなでひと夏使うような大容量のスプレーや、お徳用のシートパックは、Amazonや楽天でまとめ買いする方が、種類も選べるし、価格も断然お得です。
「刺された後」の薬と、「刺される前」の予防グッズ。両方とも、賢くネット通販を活用して、夏の準備を万全にしておきましょう!
まとめ:虫刺されに焦らない!コンビニ活用で夏のレジャーを快適に

お疲れ様でした!
これであなたも、「コンビニ虫刺され薬マスター」になれたはずです(笑)。
最後に、今日のおさらいをカンタンにしておきましょう!
【コンビニ虫刺され薬の極意】
1. コンビニは「緊急避難場所」として超優秀!
→ セブン、ローソン、ファミマのほとんどで、夏場はかゆみ止めを売っている!
2. コンビニで買えるのは「第3類医薬品」がメイン
→ だから、定番は「ポケムヒS」や「ムヒS」(非ステロイド)。
→ 生後6ヶ月の子供から使える、マイルドなタイプ。
3. 症状で使い分けよう!
→ 「蚊」の初期症状なら、コンビニ薬(第3類)でOK!
→ 「ブヨ」「ダニ」「ひどい腫れ」には、ドラッグストアやネットで「ステロイド入り(第2類)」を買うべし!
4. 値段は「便利代」と心得る
→ ドラッグストアより100円高くても、24時間買える安心料だと思おう。
5. 売り切れてたら「冷やして」「貼れ」!
→ ロックアイスと絆創膏で応急処置!
6. 「常備用」と「予防用」はネット通販が最強
→ 緊急用はコンビニ、ストック用はAmazon、楽天、Yahoo!ショッピング。これが賢い大人の使い分け!
これで、急な虫刺されにもう焦る必要はありません。
一番近いコンビニに駆け込み、サッと薬をゲットして、かゆみのストレスから解放されましょう!
この記事が、あなたの快適な夏のお出かけの助けになれば、筆者どこストアも嬉しいです!


