【2025年最新】40円切手はコンビニで売ってる?セブン・ローソン・ファミマの販売状況と確実な買い方徹底解説

こんにちは!あなたの「どこで売ってる?」を解決する「どこストア」です。
急に40円切手が必要になった時、「あれ、コンビニで売ってるんだっけ?」と疑問に思ったことはありませんか?
この記事では、2025年の最新情報をもとに、セブンイレブン、ローソン、ファミリーマートなどの主要コンビニで40円切手が買えるのか、在庫状況や確実な買い方、支払い方法まで、あなたの疑問をまるっと解決します!
・【コンビニ別】40円切手の取り扱い店舗一覧と最新在庫情報
・セブン-イレブンで40円切手を購入する方法と注意点
・ローソン・ファミリーマートでも買える?大手コンビニの販売実態
・40円切手はなぜ売ってない?在庫切れになりやすい3つの理由
- そもそも40円切手はコンビニで販売しているの?【在庫状況の結論】
- 【コンビニ別】40円切手の取り扱い店舗一覧と最新在庫情報
- セブン-イレブンで40円切手を購入する方法と注意点
- ローソン・ファミリーマートでも買える?大手コンビニの販売実態
- 40円切手はなぜ売ってない?在庫切れになりやすい3つの理由
- 40円切手を「確実に」手に入れるための裏技とベストな買い方
- コンビニで切手を買う場合の支払い方法は?電子マネー・クレカ決済の可否
- nanacoやFamiPayは使える?各コンビニのキャッシュレス決済詳細
- 40円切手は「何円分の郵便物」に使えるのか?具体的な料金と用途
- 40円切手以外でコンビニで買える切手の額面と種類一覧
- 合わせてチェック!レターパックや収入印紙の販売状況
- 40円切手は郵便局とコンビニどちらで買うべき?メリット・デメリット比較
そもそも40円切手はコンビニで販売しているの?【在庫状況の結論】

いきなり結論から言っちゃいますね!
40円切手は、コンビニでも「買える可能性がある」けど、「常には置いていないことが多い」というのが正直なところです。
「え、買えるの?買えないの?どっち!」
そう思いますよね。わかります。
もう少し詳しく説明すると、セブン-イレブン、ローソン、ファミリーマートといった大手コンビニチェーンでは、郵便局から委託を受けて切手やはがき、収入印紙などを販売する「郵便切手類販売所」となっています。
だから、仕組み上は販売OKなんです。
でも、実際にどの額面の切手を仕入れて在庫として置くかは、各店舗のオーナーさんや店長さんの判断に任されていることが多いんです。
コンビニでよく売れる切手といえば、やはり
・84円切手(定形郵便物 25gまで)
・94円切手(定形郵便物 50gまで)
・63円切手(通常はがき)
このあたりがメインですよね。
じゃあ、40円切手っていつ使うの?と思いますよね。
主な使い道は、料金が足りない時の「追加分」です。
例えば、昔の82円切手を持っていて、今の84円に足りない2円分…ではなく、もっと中途半端な金額の調整用や、特殊な郵便料金の組み合わせで使われることが多いです。
正直に言って、40円切手を単体で使う機会って、めちゃくちゃ少ないんです。
だから、お店側からしても、
「いつ売れるかわからない40円切手を、わざわざ仕入れて在庫しておくのはちょっとなぁ…」
と考えるのが普通ですよね。
その結果、多くのコンビニでは、84円や63円などの売れ筋切手だけを置いていて、40円切手は「取り扱いなし(在庫なし)」となっているケースが非常に多いんです。
私、どこストアも気になって近所のコンビニ10軒(セブン5軒、ローソン3軒、ファミマ2軒)に突撃して聞いてみましたが、
結果は「10軒中0軒」でした…!
「40円ですか?うーん、置いてないですねぇ。84円ならありますけど」
と、ほぼ同じ回答が返ってきました。
ただし!
これはあくまで私の近所の話。
SNSやネットの口コミを見ていると、
「オフィス街のコンビニで買えた!」
「郵便局の近くのローソンには置いてあった!」
といった声もゼロではありません。
つまり、「基本的にコンビニには無いと思っておいた方がいい。でも、運が良ければ(特に需要が見込める立地の店舗なら)出会えるかもしれない」というのが、2025年現在のリアルな結論です。
じゃあ、どこのコンビニなら少しは可能性あるの?どうやって買うのが確実なの?
そのあたりを、これからもっと詳しく掘り下げていきますね!
ちなみに、もし「近所のコンビニ全滅だった…でも今すぐ欲しい!」という時は、わざわざ郵便局を探すより、ネットでサクッと買うのも手ですよ。
Amazonや楽天市場でも、切手シートなどを扱っているショップがあります。
もちろん送料はかかっちゃいますが、家から一歩も出ずに買えるのは大きなメリットですよね。
「切手 40円 シート」などで探してみると、意外と見つかります。
【コンビニ別】40円切手の取り扱い店舗一覧と最新在庫情報

「コンビニに基本無いのはわかったけど、じゃあ具体的に各チェーンはどうなの?」
と思いますよね。
ここでは、主要なコンビニチェーンごとの「40円切手」の取り扱い傾向と、在庫のリアルな実態をまとめてみました。
ただし、先にお伝えした通り、最終的には「店舗による」という大前提を忘れないでくださいね!
セブン-イレブン
[画像:セブン-イレブンの外観]
取り扱い可能性:△(低い)
コンビニ業界最大手のセブン-イレブン。
切手やはがき、収入印紙の取り扱いはもちろんありますが、40円切手に関しては、やはり在庫を置いている店舗は非常に稀(まれ)です。
セブン-イレブンは、POSシステム(レジのシステム)での在庫管理が非常にしっかりしているため、売れ筋商品以外は置かない傾向が強いと言われています。
「40円切手ください」と店員さんに伝えても、
「(レジで在庫確認して)すみません、当店では取り扱いがありません」
と、すぐに返事が来ることがほとんどです。
ただし、例外として、オフィス街や官公庁の近くにある店舗では、ビジネス利用での細かい切手需要を見越して、40円切手や10円切手などを置いているケースが稀にあるようです。
もし近所にそういった立地のセブン-イレブンがあれば、一度ダメ元で聞いてみる価値はあるかもしれません。
ローソン
[画像:ローソンの外観]
取り扱い可能性:△(低い)
ローソンも、基本的な状況はセブン-イレブンとほぼ同じです。
40円切手を常備している店舗は、まず無いと思って良いでしょう。
ただ、ローソンには「郵便ポストが店内に設置されている店舗」があるのが特徴ですよね。
[画像:ローソンの店内ポスト]
こうした店舗は、郵便局の代行業務に力を入れていることが多く、通常のローソンよりも切手の種類を豊富に揃えている可能性があります。
「ポストがあるから切手も色々あるかも?」
という期待感は持てますよね。
とはいえ、やはりメインは84円や63円。
40円切手までカバーしているかは、やはりその店舗の判断次第です。
「ポストがある店舗=40円切手がある」とイコールにはならないので、注意してくださいね。
ちなみに、ローソンは切手の種類について公式サイトでも案内していますが、具体的な額面までは明記されていません。
ファミリーマート
[画像:ファミリーマートの外観]
取り扱い可能性:△(低い)
ファミリーマートも、状況は同じです。
40円切手の取り扱いは、期待薄と言わざるを得ません。
ファミマは「FamiPay」という独自のキャッシュレス決済があり、一部の公共料金の支払いに使えるなど便利な点も多いですが、切手販売に関しては他チェーンと大きな差はありません。
売れ筋の切手(84円、94円、63円など)と、収入印紙(200円)が置いてあれば良い方で、40円切手のようなニッチな額面は、ほぼ置いていないでしょう。
SNSなどでの目撃情報も、セブンやローソンに比べてさらに少ない印象です。
ミニストップ・デイリーヤマザキなど
[画像:ミニストップの外観]
取り扱い可能性:△(極めて低い)
ミニストップやデイリーヤマザキ、セイコーマートなどのコンビニチェーンでも、切手の取り扱いは行っています。
しかし、店舗数や規模の面から、大手3社よりもさらに在庫を絞っている(少なくしている)可能性が高いです。
これらのチェーンで40円切手を見つけるのは、「砂漠でオアシスを見つけるレベル」と言ってもいいかもしれません。
もちろん、ゼロとは言い切れませんが、期待して探し回るのは時間がもったいないかもしれませんね。
【コンビニ別:40円切手 取り扱い可能性まとめ】
| コンビニチェーン | 取り扱い可能性 | 特徴・コメント |
|---|---|---|
| セブン-イレブン | △ (低い) | オフィス街の店舗なら稀にあるかも。在庫管理は厳しめ。 |
| ローソン | △ (低い) | 店内ポスト設置店は少し期待できるかも?でも期待しすぎは禁物。 |
| ファミリーマート | △ (低い) | 大手3社の中では目撃情報が少ない印象。 |
| その他 (ミニストップなど) | × (極めて低い) | 見つけたらラッキーレベル。期待はしない方が賢明。 |
このように、どのコンビニも「40円切手は基本的に置いていない」ということがわかります。
「じゃあ、もし運良く置いてある店舗を見つけたら、どうやって買えばいいの?」
次の章では、実際にコンビニで切手を購入する流れや注意点を解説しますね。
セブン-イレブンで40円切手を購入する方法と注意点

ここでは、コンビニ最大手のセブン-イレブンを例にとって、切手を購入する具体的な流れと、知っておきたい注意点を解説します。
もし奇跡的に40円切手の在庫がある店舗に出会えたら、この流れでスムーズに購入しましょう!
切手はどこに置いてある?
まず、大前提として知っておいてほしいことがあります。
切手は、お菓子やジュースのように陳列棚(ちんれつだな)には並んでいません!
タバコと同じように、基本的にはレジカウンターの中で店員さんが管理しています。
「切手どこかな〜」と店内を探し回っても、絶対に見つからないので注意してくださいね。
(たまに、レジ横に「切手・はがき 取り扱っています」という小さなステッカーが貼ってあるくらいです)
購入する時の具体的な流れ(買い方)
購入方法はとっても簡単。3ステップです。
ステップ1:レジに行く
他のお客さんが並んでいたら、順番を待ちましょう。
ステップ2:店員さんに欲しい切手を伝える
レジの番になったら、店員さんにハッキリとこう伝えます。
「40円切手を、〇〇枚ください」
「切手ください」だけだと、「何円切手ですか?」と聞き返されてしまいます。
「40円切手」と、欲しい額面と枚数をセットで伝えるのが親切です。
ステップ3:店員さんの対応を待つ
店員さんは、あなたの言葉を聞いて、レジのシステムで在庫を確認したり、カウンター内の保管場所(タバコの棚の近や引き出しなど)を探したりしてくれます。
ここで、返事は2パターンあります。
【パターンA:在庫があった場合】
「はい、40円切手ですね。〇〇枚で××円です」
と言われるので、お金を払って商品を受け取れば完了です。おめでとうございます!
【パターンB:在庫がなかった場合】
「申し訳ありません。当店では40円切手は取り扱っておりませんで…」
「(在庫を見たけど)すみません、今40円は切らしてますね…」
残念ながら、2025年現在、9割以上の確率でこのパターンBになると思っておいた方が、心のダメージは少ないです…。
セブン-イレブンで買う時の注意点
セブン-イレブン(というか、ほぼ全てのコンビニ)で切手を買う時には、いくつか注意点があります。
注意点1:支払い方法は「現金」か「nanaco」のみ
これが一番大事かもしれません。
セブン-イレブンでは、切手、はがき、収入印紙などの「金券(きんけん)あつかい」の商品は、支払い方法が限られています。
OKな支払い方法:
・現金
・電子マネー「nanaco(ナナコ)」
NGな支払い方法:
・クレジットカード(セブンカード含む)
・nanaco以外の電子マネー(Suica, PASMO, iD, QUICPayなど)
・QRコード決済(PayPay, 楽天ペイ, d払いなど)
・クオカード
「え、クレカ使えないの!?」
そうなんです。
切手は「ほぼ現金」みたいなものなので、クレジットカードで買えちゃうと、カードのショッピング枠を現金化する(お金に換える)ことに使われちゃう可能性があるんですね。
それを防ぐために、コンビニでは基本的にクレカ払いができないルールになっています。
ただし、セブン-イレブンだけは特別に、自社の電子マネーである「nanaco」での支払いだけはOKとしています。
これはnanacoを使ってもらいたい!というセブン-イレブン側の戦略ですね。
「じゃあ、nanacoで払えばポイント貯まってお得じゃん!」
と思いますよね?
残念ながら、ここにも落とし穴があります。
注意点2:nanacoで払ってもポイントは付かない
なんと、nanacoで切手やはがきを買うことはできますが、nanacoポイントの付与(ポイントがもらえること)は対象外なんです。
ポイントは付きません!
じゃあ、nanacoで払うメリットって何?と思いますよね。
メリットは、「nanacoの残高(チャージしたお金)を使える」という点だけです。
現金を持ち歩きたくない人や、チャージ残高を消費したい人にとっては便利ですね。
ちなみに、セブンカード・プラス(クレジットカード)からnanacoにチャージする時にポイントが貯まるので、そのポイント分だけ「間接的にお得」とは言えますが…ちょっとややこしいですね。
基本は「切手は現金で買うもの。セブンならnanacoでも払えるけど、ポイントは付かない」と覚えておけばOKです!
注意点3:店員さんを困らせない
これはマナーの話ですが、コンビニの店員さんは、郵便局員さんではありません。
「この手紙、40円で足りますか?」
「〇〇gなんですけど、切手いくらですか?」
と聞いても、店員さんは重さを測るハカリも持っていませんし、郵便料金に詳しいわけでもありません。
コンビニはあくまで「切手を売るだけ」の場所。
自分に必要な切手の額面は、自分で調べてから買いに行くのが鉄則です。
もし料金がわからない場合は、素直に郵便局の窓口に行くか、日本郵便の公式サイトで料金を調べるようにしましょうね。
ローソン・ファミリーマートでも買える?大手コンビニの販売実態

セブン-イレブンの状況はわかりましたね。
では、ライバルであるローソンとファミリーマートはどうなのでしょうか?
40円切手の「在庫が薄い(少ない)」という点は共通していますが、特に「支払い方法」に各社の個性が出ていて面白いですよ!
ローソン(LAWSON)の実態
[画像:ローソンのロゴ]
40円切手の在庫:△(低い)
ローソンも、セブン-イレブンと同様に、40円切手を置いている店舗は非常に稀です。
先ほども触れましたが、店内に郵便ポストが設置されている「郵便局と提携している店舗」は、もしかしたら…?という淡い期待が持てるくらいです。
最大の違いは、支払い方法です。
ローソンで切手やはがき、収入印紙などを買う場合…
支払い方法は「現金のみ」です!
セブン-イレブンではnanacoが使えましたが、ローソンではPontaポイントカードも、dポイントカードも、そしてもちろんクレジットカードやPayPayなども一切使えません。
本当に、現金オンリーです。
ローソンに切手を買いに行く時は、たとえ1円切手1枚でも、必ず現金(小銭)を握りしめて行く必要があります。
「あ、現金足りなかった…」となると、店内のATMでお金をおろすことになっちゃうので、気をつけてくださいね。
Pontaポイントやdポイントを提示しても、もちろんポイントは付きません。(切手はポイント付与対象外のため)
ローソンは、切手販売に関しては一番ルールがシンプルで厳しい、と覚えておきましょう。
ファミリーマート(FamilyMart)の実態
[画像:ファミリーマートのロゴ]
40円切手の在庫:△(低い)
はい、もうお分かりですね。
ファミリーマートも、40円切手の在庫は期待できません。
売れ筋の84円、63円がメインです。
ファミリーマートが面白いのは、支払い方法です。
現金が基本なのは他と同じですが、ファミマだけは特別にOKなものが2つあります。
ファミマで切手を買える支払い方法:
・現金
・FamiPay(ファミペイ) ※ファミマ独自のQRコード決済
・ファミマTカード(クレジットカード) ※条件あり
NGな支払い方法:
・ファミマTカード以外のクレジットカード
・FamiPay以外のQRコード決済(PayPayなど)
・電子マネー(Suica, iDなど)
そうなんです!
ファミマは、自社の「FamiPay」払いをOKにしています。
さらに驚きなのが、FamiPayで切手を買うと、200円(税込)につき1円相当のFamiPayボーナスが付与されるんです!(※2025年現在の情報。変更の可能性あり)
セブンのnanacoはポイント対象外だったので、これは大きな違いですよね。
もし、あなたがFamiPayユーザーで、かつ、奇跡的に40円切手を売っているファミマに出会えたら、FamiPayで支払うのが一番お得ということになります。
「ファミマTカード(クレジットカード)」も使えますが、これはちょっと特殊で、一般的なクレジットカードとしての利用ではなく、カードの特典として使える、という扱いだったはずです(少しルールが複雑なので、基本はFamiPayが使える、と覚えておくのが楽です)。
【大手コンビニ3社:切手購入時の支払い方法 比較表】
| コンビニ | 現金 | クレジットカード | 自社系キャッシュレス | ポイント付与 |
|---|---|---|---|---|
| セブン-イレブン | ◎ OK | × NG | nanacoのみ OK | × NG |
| ローソン | ◎ OK (現金のみ) | × NG | × NG | × NG |
| ファミリーマート | ◎ OK | △ (ファミマTカードのみ) | FamiPayのみ OK | △ (FamiPayのみ) |
各社でこんなにルールが違うなんて、面白いですよね!
とはいえ、肝心の「40円切手」の在庫がなければ、この支払い方法も使えません。
「そもそも、なんでこんなに40円切手って置いてないの?」
その根本的なギモンについて、次の章で深掘りします!
40円切手はなぜ売ってない?在庫切れになりやすい3つの理由

ここまで読んでいただいて、「コンビニに40円切手が無い」理由は、なんとなくお分かりいただけたかと思います。
でも、もう少しハッキリさせたいですよね。
「なんでコンビニは40円切手を置いてくれないの!」
その理由は、コンビニ側の事情を考えると、とってもシンプルでした。
主に、この3つの理由にまとめられます。
理由1:圧倒的に「需要」が少ないから
[画像:電卓と郵便料金表]
これが最大の理由です。
シンプルに、40円切手を探しているお客さんが、ほとんどいないんです。
考えてみてください。
あなたが最後に「40円切手」を使ったのはいつですか?
…思い出せない人がほとんどじゃないでしょうか。
2025年現在、主な郵便料金は、
・定形郵便(25gまで):84円
・定形郵便(50gまで):94円
・通常はがき:63円
・往復はがき:126円(63円×2)
・定形外郵便(規格内 50gまで):120円
となっています。
40円ぴったりで送れる郵便物って、無いんですよね。
40円切手の出番は、
「昔の50円はがき(料金不足13円)に貼る」…でも足りない。
「昔の82円切手(料金不足2円)に貼る」…でも多すぎる。
みたいに、すごく中途半端な額面なんです。
「20円切手2枚」とか「10円切手4枚」の方が、よっぽど組み合わせで使いやすいですよね。
お客さんから「40円切手ください」と言われることが、1ヶ月に1回あるかないか…というレベルのお店がほとんど。
そんな売れない商品を、わざわざ仕入れて(お金を払って在庫を抱えて)お店に置いておくのは、商売として合理的じゃないですよね。
理由2:在庫管理の手間(コスト)がかかるから
[画像:コンビニのバックヤードのイメージ]
コンビニの商品は、お弁当や飲み物だけじゃありません。
タバコ、雑誌、日用品、そして切手類…ものすごい種類があります。
切手は小さいですが、額面ごとに全部「在庫」です。
お店は、日本郵便から切手を「仕入れ」ます。
売れ残ったら、それはお店の「不良在庫(ふりょうざいこ)」になってしまいます。
(※厳密には返品できるルールもあるようですが、手間はかかります)
・84円切手
・94円切手
・63円切手
・1円切手
・2円切手
・10円切手
・20円切手
・40円切手
・120円切手
・収入印紙200円
・はがき
・往復はがき
・レターパック…
こんなに全部、レジの引き出しに入れて管理するの、大変だと思いませんか?
特に切手は、お金と同じくらい大事に扱わないといけない(盗まれたら大損害!)ので、管理も厳重です。
店員さんがレジを交代するたびに、
「84円切手、残り〇〇枚…OK」
「40円切手、残り〇〇枚…OK」
と、在庫の数をチェック(棚卸し)する必要があったら、めちゃくちゃ大変ですよね。
だから、コンビニ側としては、管理する切手の種類は、できるだけ少なくしたい。
その結果、「売れ筋の84円と63円だけにしておこう」と判断するお店が多くなるわけです。
理由3:コンビニ側の「利益」がほぼ無いから
[画像:お金と「?」マーク]
「切手を売ったら、コンビニは儲かるんでしょ?」
と思いきや、実はそうでもないんです。
コンビニが切手を売る時の「手数料(コンビニの儲け)」は、郵便局との契約によりますが、一般的には売上の数パーセント(%)程度と言われています。
例えば、40円切手1枚が売れたとして、コンビニの利益は…たったの「1円」とか「2円」とか、そんなレベルかもしれないんです。
(※正確な数字は公表されていません)
40円切手1枚を売るために、
1. お客さんから注文を聞く
2. 引き出しから40円切手を探して取り出す
3. レジを操作する
4. お金を受け取ってお釣りを渡す
これだけの手間(人件費)をかけて、利益がたったの1円だったら…
ハッキリ言って、赤字です。
もちろん、切手販売は「お客さんの便利さ(サービス)」のためにやっている側面が強いです。
「切手があるから、ついでにコーヒーも買っていこう」
という、「ついで買い」を狙うのが、コンビニの本当の目的なんですね。
でも、その「ついで買い」も、84円切手なら期待できるけど、40円切手を探しに来るマニアック(?)なお客さんが、どれだけ「ついで買い」してくれるか…
【結論】
「需要がなくて」「管理が面倒で」「儲からない」。
この3コンボが揃ってしまっているため、40円切手はコンビニから姿を消しつつあるんですね。
「じゃあ、一体どこで買えばいいんだ!」
そうお困りのあなたのために、次の章で「確実な買い方」を伝授します!
・コンビニで切手を買う場合の支払い方法は?電子マネー・クレカ決済の可否
・nanacoやFamiPayは使える?各コンビニのキャッシュレス決済詳細
・40円切手は「何円分の郵便物」に使えるのか?具体的な料金と用途
・40円切手以外でコンビニで買える切手の額面と種類一覧
40円切手を「確実に」手に入れるための裏技とベストな買い方

コンビニ巡りをして「40円切手ありませんでした…」とガッカリするのは、もうやめにしましょう!
40円切手が必要になった時、確実に手に入れる方法は、ちゃんとあります。
あなたの状況に合わせて、ベストな方法を選んでくださいね。
確実性No.1:【王道】郵便局の「窓口」に行く
[画像:郵便局の窓口(ゆうゆう窓口)]
これが最強、かつ、ベストな方法です。
当たり前ですが、郵便局は切手の大元(おおもと)です。
40円切手はもちろん、1円切手、2円切手、果ては記念切手まで、日本で発行されているほぼ全ての切手が揃っています。
在庫切れの心配は、まずありません。
1枚からでも、100枚シートでも、好きなだけ買えます。
「でも、郵便局って平日の昼間(9時〜17時)しか開いてないでしょ?」
そう思っていませんか?
【裏ワザ】「ゆうゆう窓口」を狙おう!
大きな郵便局(地域の中核となる「中央郵便局」など)には、「ゆうゆう窓口」という時間外窓口が設置されていることが多いです。
ゆうゆう窓口は、店舗によりますが、
・平日:19時や21時まで
・土曜日、日曜日、祝日:朝から夕方まで(場所によっては24時間!)
といった感じで、普通の窓口が閉まっている時間でも開いているんです!
もちろん、ゆうゆう窓口でも切手やはがきを(1枚から)購入できます。
「今すぐ40円切手が必要だけど、もう18時だ!」
「土日に切手を買いたい!」
そんな時は、「ゆうゆう窓口 〇〇(あなたの地名)」で今すぐGoogle検索してみてください。
コンビニを探し回るより、100倍確実ですよ!
確実性No.2:【手間なし】ネット通販(Amazon・楽天・Yahoo!)で買う
[画像:パソコンやスマホでネットショッピングするイメージ]
「郵便局に行く時間すらない!」
「家から一歩も出たくない!」
そんなあなたには、ネット通販という手が残されています。
・Amazon(アマゾン)
・楽天市場
・Yahoo!ショッピング
これらの大手通販サイトで「40円切手 シート」や「切手 40円」と検索してみてください。
切手専門のショップや、金券ショップなどが、100枚シート単位などで出品しているのが見つかります。
メリット:
・家から出ずに買える(24時間いつでも注文可能)
・クレジットカードで買える(ポイントも貯まる!)
デメリット:
・シート単位(100枚=4,000円分など)での販売がメイン。
・送料がかかる。
・額面(4,000円)よりも少し高い値段(プレミア価格)で売られていることがある。
・届くまでに数日かかる(今すぐは手に入らない)。
「1枚か2枚だけ欲しい」という人には向きませんが、「どうせ使うから1シート買っておこう」という人や、「切手コレクションとして欲しい」という人には、とても便利な方法です。
コンビニでクレカが使えない切手が、ネット通販ならクレカで買える、というのは大きなポイントですね。
確実性No.3:【穴場】メルカリや金券ショップで探す
[画像:金券ショップの店頭イメージ]
「シート(100枚)もいらない。数枚だけ欲しい」
「もしかしたら、安く買えないかな?」
そんな時は、以下の場所もチェックしてみましょう。
・メルカリ、ラクマなどのフリマアプリ
「40円切手 10枚セット」のように、個人が使い残した切手を小分けにして出品していることがあります。
タイミングが良ければ、送料込みでもお得に買えるかもしれません。
ただし、個人間の取引なので、「届かない」「偽物だった(!?)」といったトラブルのリスクもゼロではないので、出品者の評価などをよく見て判断しましょう。
・街の金券ショップ
駅前などにある金券ショップでも、切手を取り扱っています。
ただし、金券ショップが欲しがるのは、換金しやすい84円切手や記念切手シートがメイン。
40円切手のような半端な額面は、買い取りも販売もしていない可能性が高いです。
お店の前に「取り扱い切手一覧」が貼ってあることも多いので、チェックしてみるといいでしょう。
【40円切手の確実な買い方 まとめ】
1. 今すぐ・確実に欲しい → 郵便局の「窓口」か「ゆうゆう窓口」へ行く。
2. 急がない・まとめて欲しい → ネット通販(Amazon, 楽天など)でシート買いする。
3. 少量欲しい・安く欲しい → メルカリなどで探してみる(運次第)。
コンビニを探し回るという選択肢は、もう捨てちゃいましょう!
それが一番、時間と労力のムダにならずに済みますよ。
コンビニで切手を買う場合の支払い方法は?電子マネー・クレカ決済の可否

「コンビニで40円切手を探すのは諦めたよ」
「でも、84円切手や63円切手なら、コンビニで買うことも多いよね」
そうですよね!
40円切手はレアですが、普段使いの切手はコンビニがやっぱり便利です。
この章では、先ほど少し触れた「コンビニでの支払い方法」について、もう一度しっかりとおさらいしておきます。
うっかり「あ、クレカしか持ってなかった…」とならないように、しっかり覚えてくださいね!
大原則:切手は「現金払い」
[画像:現金のイラスト]
まず、どのコンビニチェーンでも共通する大原則です。
切手、はがき、収入印紙、レターパックなどの「郵便切手類」は、原則として「現金払い」です。
これは、「金券」と同じ扱いだから、と説明しましたね。
なぜクレジットカードは使えないのか?
「でも、スーパーじゃクレカ使えるのに、なんでコンビニはダメなの?」
と、ギモンに思いますよね。
これには2つの理由が絡んでいます。
1. 「換金性」が高いから(カードの現金化防止)
クレジットカードには「ショッピング枠」という、買い物に使える枠があります。
もし、この枠で切手(ほぼ現金)を大量に買い、それを金券ショップに売ってお金に換えたら…?
これは「キャッシング(お金を借りること)」とは違う形で現金を手に入れることになり、カード会社が禁止している「現金化」にあたってしまいます。
これを防ぐために、コンビニ側(というかカード会社との契約)で、切手などの金券類はクレカ払いをNGにしているんです。
2. お店の「利益」が吹っ飛ぶから
お客さんがクレジットカードで支払うと、お店側はカード会社に「決済手数料」(売上の数%)を支払わなければなりません。
思い出してください。
切手を売っても、コンビニの利益は「たったの数%」かもしれない、という話をしましたよね。
もし、お客さんがクレカで支払って、お店がカード会社に手数料(例えば3%)を払ったら…
お店の利益(数%)が、カード会社への手数料(3%)で全部消えてしまうか、むしろ赤字になってしまいます!
コンビニ側からしても、「申し訳ないけど、切手だけは現金にしてくれないと、売れば売るほど損しちゃうんです…」というのが本音なんですね。
これらの理由から、ほぼ全てのコンビニで、切手類のクレジットカード払いはできません。
電子マネーやQRコード決済はどうなの?
[画像:様々な電子マネーやQR決済のロゴ]
クレジットカードがダメな理由はわかりました。
「じゃあ、SuicaとかPayPayならいいんじゃない?」
これも、基本的には「NG」です。
電子マネーやQRコード決済も、クレジットカードと同じように、お店側は「決済手数料」を支払う必要があります。
だから、利益の少ない切手販売では使ってほしくない、というのがお店の本音。
「でも、さっきセブンとファミマはOKって言ってなかった?」
そうです!
ここが唯一の「例外」なんです。
【例外ルール】
・セブン-イレブン → 自社の「nanaco」だけは使わせてあげる。
・ファミリーマート → 自社の「FamiPay」だけは使わせてあげる。
・ローソン → 例外なし!現金オンリー!
なぜ、自社の決済方法だけOKなのか?
それは、自社のサービス(nanacoやFamiPay)を使ってもらえれば、手数料の問題(※自社内での処理になるので)をクリアできるか、あるいは「ポイントが付かない」などの条件をつけることで、お店が赤字にならないように調整しているからですね。
とにかく、私たちお客さん側が覚えるべきは、
「切手は現金で買うのがベスト。セブンならnanaco、ファミマならFamiPayも“使えるだけ”マシ」
ということです!
「キャッシュレス派だから現金持ち歩かない」という人も、コンビニで切手を買う可能性がある時だけは、小銭を準備していくようにしましょうね。
nanacoやFamiPayは使える?各コンビニのキャッシュレス決済詳細

お待たせしました!
コンビニの支払い方法で、一番ややこしいけど、一番知っておきたい「キャッシュレス決済」の深いところを、徹底的に解説します。
特に、セブン-イレブンのnanacoと、ファミリーマートのFamiPay。
この2つは「切手」を買う時に特殊な動きをするので、知らないと損(というか、勘違い)しちゃうかもしれません!
セブン-イレブン:nanaco支払いのすべて
[画像:nanacoカードのイラスト]
セブン-イレブンでは、切手・はがき・収入印紙の支払いに「nanaco」が使えます。
ポイント①:nanacoで支払っても、nanacoポイントは付かない
まず、これが鉄則です。
通常、セブン-イレブンでnanacoを使って買い物をすると、200円(税抜)につき1ポイントが貯まりますよね。
しかし、切手・はがき・収入印紙・タバコ・公共料金の支払いなどは、ポイント付与の「対象外」となっています。
例えば、40円切手を5枚(200円)買ってnanacoで支払っても、貯まるポイントは「0(ゼロ)」です。
「なーんだ、お得じゃないじゃん」
そう、お得(ポイントゲット)にはならないんです。
あくまで、「現金がわりにnanaco残高が使える」というだけなんですね。
ポイント②:では、nanacoで払う真のメリットは?
「じゃあ、現金で払うのと何も変わらないじゃん」
いえいえ、実は「間接的に」お得にする方法があります。
それが、「クレジットカードからnanacoへのチャージ」です。
nanacoにお金をチャージ(入金)する時、
・現金でチャージ → もちろんポイントは付かない
・特定のクレジットカードでチャージ → クレカのポイントが貯まる!
この「特定のクレジットカード」の代表が、「セブンカード・プラス」です。
セブンカード・プラスからnanacoにチャージすると、チャージ金額200円につき1nanacoポイントが貯まります。(還元率0.5%)
つまり…
1. セブンカード・プラスでnanacoに10,000円チャージする(→ これで50ポイント貯まる)
2. そのチャージしたnanaco残高を使って、セブン-イレブンで切手を買う(→ この時はポイントは付かない)
という流れを踏めば、チャージした時点で得た0.5%分のポイントだけ、間接的に(現金で買うより)お得になる、というわけです。
ちょっと上級者向けのテクニックですが、nanacoを普段から使いこなしている人なら、この方法で切手を買うのが一番賢いですね!
ポイント③:nanaco以外のキャッシュレスは全滅
大事なことなので何度も言いますが、セブン-イレブンで切手を買う時、
・Suica, PASMO
・iD, QUICPay
・PayPay, 楽天ペイ, d払い
・クレジットカード(セブンカード・プラス含む)
これらは全部使えません!
nanacoを持っていない人は、素直に現金を用意しましょう。
ファミリーマート:FamiPay支払いのすべて
[画像:FamiPayのロゴ]
次に、ファミリーマートです。
ファミマは、自社の「FamiPay」が使えます。
ポイント①:なんと、FamiPayボーナス(ポイント)が付く!
ここがセブン-イレブンとの最大の違いです!
ファミリーマートでは、FamiPay(ファミペイ)で切手やはがき、タバコなどを支払った場合でも、「200円(税込)につき1円相当」のFamiPayボーナスが付与されます!(※2025年現在の情報)
すごいですよね!
例えば、84円切手を3枚(合計252円)買ってFamiPayで支払うと、ちゃんと1円相当のボーナスが後日もらえます。(※ボーナス付与のタイミングは即時ではありません)
これは、コンビニで切手を買う方法としては、文句なしに「一番お得な方法」と言えます。
もしあなたがFamiPayユーザーなら、切手はファミマで買うのが一番です。
(もちろん、欲しい額面の在庫があれば、ですが…!40円切手は、やっぱり無いんですけどね…)
ポイント②:FamiPayチャージでもポイントが貯まる
nanacoと同じように、FamiPayもチャージ方法によってさらにお得になります。
FamiPayへのチャージは、「ファミマTカード(クレジットカード)」から行うと、チャージ金額の0.5%分のポイントが貯まります。(※JCBブランドの他社カードでもチャージ可能)
つまり、
1. クレカでFamiPayにチャージする(→ これで0.5%ポイントゲット)
2. そのFamiPay残高で切手を買う(→ これで0.5%ボーナスゲット)
合計で、実質「約1.0%」もお得に切手が買えてしまうんです!
(※厳密にはFamiPayボーナスは200円ごと計算なので、ぴったり1.0%とは限りません)
現金で買うのが当たり前だった切手を、実質1%引きで買えるようなもの。
これは、知っていると知らないとでは大違いですね!
ポイント③:ファミマTカード(クレカ)払いも一応OK
ファミマはもう一つ特殊なルールがあり、「ファミマTカード」というクレジットカードそのものでも、切手類が買える場合があります。
ただし、この場合はポイント付与のルールが違ったり、店員さんが操作を知らなかったりする可能性もあるので…
ややこしいことは避けて、「ファミマはFamiPay(残高払い)が最強!」と覚えておくのが一番シンプルで確実です。
FamiPay以外のキャッシュレス(Suica, PayPay, 他社クレカなど)は、もちろん全部使えません!
どうでしたか?
「どうせコンビニで切手買うなら、ファミマでFamiPay払い」が一番お得、というのが結論でした。
…まあ、肝心の「40円切手」は、そのファミマにも無いんですけどね!
40円切手は「何円分の郵便物」に使えるのか?具体的な料金と用途

「コンビニに全然売ってないってことはわかったよ」
「でも、そもそも40円切手って、今、何に使うのが正解なの?」
そう、このギモン、大事ですよね。
需要がないから売ってないわけですが、じゃあ、その「数少ない需要」とは一体何なのでしょうか?
40円切手の、2025年現在の正しい使い道(用途)を解説します!
【結論】40円「だけ」で送れる郵便物はありません
まず、知っておいてください。
2025年現在、郵便料金が「40円ぴったり」の郵便物はありません。
一番安い「通常はがき」でも63円かかります。
つまり、40円切手は、「他の切手と組み合わせて使う」か、「料金不足分に追加で貼る」という使い方が前提となります。
主な用途1:他の切手との「組み合わせ」
これが一番多い使い方かもしれません。
例えば、「140円」の郵便物を送りたいとします。
140円は、定形外郵便(規格内)で100gまで、または、定形郵便物に「特定記録(+160円)」などを付けた場合の合計金額などで出てくる料金です。(※料金は変わることがあるので、必ず最新の郵便料金を確認してください)
140円分の切手を貼る時、
・84円切手 + 63円切手 → 147円(7円も多く払ってて損!)
・100円切手 + 20円切手 + 20円切手 → 140円(スマート!)
・100円切手 + 40円切手 → 140円(一番スマート!)
そうなんです。
100円切手と組み合わせると、140円がピッタリ作れるんですね。
他にも、
・84円切手 + 40円切手 = 124円
(120円(定形外50g)にちょっと足りないけど、120円切手がない時に使うとか)
・63円切手 + 40円切手 = 103円
(100円超えの料金調整用)
このように、他の切手と組み合わせて「キリのいい数字」や「必要な料金」を作るために、40円切手は活躍します。
会社(経理部)などで、毎日たくさんの郵便物を出す部署では、こういう細かい切手を組み合わせて、1円もムダにしないように料金を貼ることがあります。
だから、「オフィス街のコンビニ」では、一般家庭よりも40円切手の需要が少しだけある(かもしれない)んですね。
主な用途2:海外(国際郵便)のはがき料金
[画像:飛行機と手紙(国際郵便)のイラスト]
実は、意外な使い道がこちら。
「国際郵便」です。
海外に「はがき(航空便)」を送る場合、
・全世界あて:70円
(※船便なら60円ですが、ここでは航空便で)
70円…?
国内のはがき(63円)に、何かを足して70円にしたい…
あ、でも7円切手って無い…
じゃあ、どうするか。
「63円切手(国内用)+ 10円切手 = 73円」(3円損)
「10円切手 × 7枚 = 70円」(貼るのが大変)
うーん、イマイチですね。
では、これならどうでしょう。
「40円切手 + 20円切手 + 10円切手 = 70円」
おお、ピッタリ!
…でも、まだ面倒ですね。
実は、海外はがき(航空便)用には、昔「70円切手」が発行されていました。
(※現在は新しい料金の切手がメインかもしれません)
では、40円はどこで…?
すみません、ちょっとマニアックな例を出しすぎました。
もっとシンプルな例がありました!
国際郵便の「グリーティングカード(クリスマスカードなど)」を送る時の料金です。
(※「定形」扱いで送れる、カード類のこと)
これが、地域によりますが、例えば90円〜130円だったりします。
例えば「90円」の地域に送りたい時。
「84円切手 + 10円切手 = 94円」(4円損)
「40円切手 + 40円切手 + 10円切手 = 90円」(ピッタリ!)
ほら!ここで40円切手が大活躍です!
…とはいえ、年に1回クリスマスカードを送るかどうかの人が、わざわざ40円切手を常備してるかというと…してないですよね。
やっぱり、需要はかなりニッチ(狭い)です。
(昔の)主な用途3:料金改定時の「差額」
[画像:古い切手のイラスト]
40円切手が(昔は)輝いていた時代。
それは、郵便料金が「値上がり」した時です。
例えば、大昔、はがきが「20円」だった時代がありました。
それが「40円」に値上がりした時。
家に残っている20円はがきに、「20円切手」を貼れば40円になりました。
…あれ、40円切手の出番がないですね。
すみません、例えが悪かったです。
はがきが「40円」だった時代が、確かにありました。(1981年〜1989年頃)
その時代に「はがきを送る」ためには、40円切手(または40円のはがき)が必須でした。
つまり、40円切手は、その時代の「主役」だったんです。
しかし、その後、はがきは50円になり、62円になり、63円になり…
40円切手は「昔の主役」となり、今は「組み合わせ用」として細々と生き残っている、というわけです。
コンビニが、そんな「昔の主役」をいつまでも在庫しておく義理はないですよね。
【結論】
40円切手は、主に「100円切手と組み合わせて140円を作る」時や、「細かい料金調整」のために使われる、かなりマニアックな切手である。
「なんとなく40円くらいかな?」で40円切手を探している人は、もう一度、最新の郵便料金を調べ直すことを強くオススメします!
・合わせてチェック!レターパックや収入印紙の販売状況
・40円切手は郵便局とコンビニどちらで買うべき?メリット・デメリット比較
40円切手以外でコンビニで買える切手の額面と種類一覧

「40円切手が無いのは、よーーくわかった」
「じゃあ、逆に、コンビニには『何円切手』が置いてあるのが普通なの?」
そうですよね!
そっちを知っておく方が、よっぽど実用的です。
コンビニに「ほぼ確実に置いてある」切手類と、「たまに置いてある」切手類を一覧にまとめました。
(※もちろん、これも店舗の在庫状況によりますよ!)
【高確率で買える】コンビニのレギュラーメンバー
これらの切手やはがきは、ほとんどのコンビニ(セブン、ローソン、ファミマなど)で常備されています。
店員さんに「〇〇ください」と言えば、ほぼ100%「ありますよ」と返ってくるメンバーです。
- 84円切手
(用途:定形郵便物 25gまで。A4三つ折りなど、一番使うやつ) - 63円切手
(用途:通常はがき。懸賞応募や季節の挨拶など) - 通常はがき(63円)
(「ヤマザキ春のパンまつり」の応募台紙が欲しい時とかもこれですね) - 収入印紙 200円
(用途:5万円以上の領収書に貼るやつ。自営業の人とかが急に必要になる)
この「84円」「63円」「200円印紙」の3種類は、コンビニの「三種の神器」と言ってもいいくらい、どこでも扱っています。
これらが欲しい時は、安心して近所のコンビニに行って大丈夫です!
【運が良ければ買える】準レギュラー・控えメンバー
ここからは、店舗によって「置いたり、置かなかったり」するメンバーです。
40円切手よりは遭遇率が高いですが、過度な期待は禁物です。
- 94円切手
(用途:定形郵便物 50gまで。ちょっと重めの手紙) - 10円切手
(用途:料金不足の調整用。63円はがき→70円にしたい時とか) - 1円切手、2円切手
(用途:82円→84円の調整など。需要はあったけど、最近は減ったかも) - 120円切手、140円切手
(用途:定形外郵便用。オフィス街のコンビニならあるかも) - 慶弔(けいちょう)切手
(用途:結婚式の招待状(慶事用)や、お悔やみの手紙(弔事用)に貼る、専用デザインの切手。大きな駅のコンビニなどには稀にある) - 往復はがき(126円)
(用途:同窓会やイベントの出欠確認。たまにしか使わないので、在庫は少ない)
どうでしょうか。
「あ、10円切手ならコンビニで見たことある!」
という人も多いんじゃないでしょうか。
1円、2円、10円といった「料金調整用」の切手は、40円切手よりは使い道がハッキリしているため、コンビニでも置いている確率が少し高いです。
「40円切手が無いなら、10円切手4枚で代用しよう」
という考え方は、とても賢いですね!
(ただし、その10円切手すら置いていない可能性も、もちろんあります…)
もし、これらの「準レギュラー」メンバーが必要になった時は、
「すみません、10円切手って置いてますか?」
と、ダメ元で聞いてみるのが良いでしょう。
「あれ?切手じゃないけど、よくコンビニで見る『アレ』はどこ?」
そう、あの便利なやつです。
次の章で、切手と合わせてチェックしておきましょう!
合わせてチェック!レターパックや収入印紙の販売状況

切手を探しにコンビニへ行って、
「あ、切手は無いけど、レターパックならある!」
ということ、よくあります。
切手(郵便切手類)とセットで販売されている「レターパック」や「収入印紙」の販売状況についても、ここで整理しておきますね。
レターパック(ライト・プラス)
[画像:レターパックライトとレターパックプラス]
取り扱い状況:◎(ほぼ全てのコンビニで買える)
これは朗報ですね!
A4サイズの封筒と送料がセットになった「レターパック」は、ほぼ全てのコンビニ(セブン、ローソン、ファミマなど)で取り扱いがあります。
・レターパックライト(青色):370円。A4サイズ・厚さ3cmまで。ポスト投函。
・レターパックプラス(赤色):520円。A4サイズ・重さ4kgまで。厚さ制限なし。対面受け取り。
この2種類は、切手と同じようにレジのカウンター内で保管されています。
「レターパックの青(ライト)ください」
「赤(プラス)を1枚お願いします」
と店員さんに伝えれば、すぐに出してくれます。
フリマアプリ(メルカリなど)の発送で使う人も多いため、切手と違って非常に需要が高く、コンビニ側も在庫を切らさないようにしている商品です。
【重要】支払い方法について
レターパックも、切手と同じ「郵便切手類」のあつかいになります。
したがって、支払い方法は…
・セブン-イレブン → 現金 または nanaco(ポイント対象外)
・ローソン → 現金のみ
・ファミリーマート → 現金 または FamiPay(ボーナス対象!)
そう、あの切手と全く同じルールが適用されます!
「レターパックはクレカで買える」と勘違いしている人が意外と多いのですが、原則クレカNGなので、必ず現金か、対応するキャッシュレス決済(nanaco/FamiPay)を準備していきましょうね。
レターパックの詳しい買い方が知りたい人は、こちらもチェックしてみてください。
収入印紙(200円)
[画像:収入印紙(200円)のイメージ]
取り扱い状況:◎(ほぼ全てのコンビニで買える)
切手・レターパックと並んで、コンビニの「郵便局サービス」のレギュラーメンバーが「収入印紙」です。
ただし、注意点があります。
コンビニで買えるのは、原則として「200円」の収入印紙のみです。
これは、売買契約書や領収書で「5万円以上100万円以下」の場合に必要となる、一番よく使われる額面だからです。
「400円の印紙が欲しい」
「1,000円の印紙は売ってる?」
とコンビニで聞いても、「200円のものしかありません」と返されます。
(※ごく稀に、オフィス街の店舗などで他の額面を置いている例もあるかもしれませんが、期待はできません)
200円以外の収入印紙が必要になった場合は、素直に郵便局の窓口に行きましょう。
【重要】支払い方法について
はい、もうお分かりですね。
収入印紙も、「郵便切手類」の仲間です。
支払い方法は、切手やレターパックと全く同じです。
・セブン-イレブン → 現金 または nanaco(ポイント対象外)
・ローソン → 現金のみ
・ファミリーマート → 現金 または FamiPay(ボーナス対象!)
領収書を発行する自営業の方などは、「どうせ買うならファミマでFamiPay払い」が一番お得、ということになりますね!
これで、コンビニの郵便局サービス(切手・はがき・印紙・レターパック)の全貌がスッキリしましたね!
最後に、この記事の総まとめとして、「結局、どこで買うのが賢いの?」という話をします。
40円切手は郵便局とコンビニどちらで買うべき?メリット・デメリット比較

ここまで、コンビニでの40円切手の入手がいかに難しいか、そしてコンビニでの切手購入にはどんなルールがあるかを、詳しくお伝えしてきました。
最後は、「じゃあ、結局、私(あなた)はどこで買うのが一番いいの?」という疑問にお答えします。
「40円切手」を買う場合と、「84円などの一般的な切手」を買う場合に分けて、それぞれのメリットとデメリットを比較してみましょう。
ケース1:「40円切手」が欲しい場合
[画像:40円切手のアップ]
結論:郵便局(ゆうゆう窓口含む)一択です。コンビニは忘れましょう。
▼郵便局で買うメリット
・【最強】在庫が100%ある。(「40円切手ありますか?」と聞くストレスが無い)
・1枚からでも、シート(100枚)でも、好きな枚数で買える。
・ついでに郵便料金の相談もできる。
・「ゆうゆう窓口」なら土日や夜間でも買える。
▼郵便局で買うデメリット
・近所に無いと行くのが面倒。
・窓口の営業時間が限られている。(ゆうゆう窓口が無い場合)
・支払い方法は「現金」が基本。(※一部の大きな郵便局ではクレカや電子マネーが使える「ゆうびん窓口」もありますが、基本は現金と思った方が無難です)
▼コンビニで買うメリット
・(もし、万が一、奇跡的に在庫があれば)24時間いつでも買える。
▼コンビニで買うデメリット
・【最悪】在庫が99%無い。(探し回る時間と労力がムダになる)
・店員さんに「ありません」と断られるのが精神的にツラい。
・支払い方法が現金などに限定される。
比較するまでもありませんね。
40円切手という「レアな切手」を探すゲームを楽しみたい人以外は、最初から郵便局に行きましょう。それが一番早くて確実です。
急がないなら、Amazonや楽天で「40円切手 シート」をポチるのも賢い選択です。
ケース2:「84円切手」や「63円切手」が欲しい場合
[画像:84円切手と63円切手]
結論:コンビニが手軽で便利!でも、お得に買いたいならファミマ(FamiPay)へ!
▼コンビニで買うメリット
・【最強】24時間365日、近所で買える。(手軽さが圧倒的)
・在庫がほぼ確実にある。
・(ファミマ限定)FamiPay払いで実質お得に買える。
▼コンビニで買うデメリット
・支払い方法が現金や特定の方法(nanaco/FamiPay)に限られる。
・シート(100枚)など、大量に買うのには向かない。(在庫がそこまで無いかも)
・慶弔切手などは無い。
▼郵便局で買うメリット
・もちろん在庫は確実。
・シート買いや、慶弔切手、記念切手など、種類が豊富。
・(一部の窓口)キャッシュレス決済に対応している場合がある。
▼郵便局で買うデメリット
・営業時間が短い。行くのが面倒。
これは、完全に「手軽さ」のコンビニが勝利ですね!
「今すぐ手紙を出したいから、84円切手1枚欲しい!」
という日常のニーズには、コンビニが完璧に応えてくれます。
ただし、その時は「現金」を忘れずに!
FamiPayユーザーなら、ファミマに駆け込むのがベストチョイスです!
【総まとめ】切手を買う時のベストな行動
[画像:指差し確認するイラスト]
1. 40円切手や、1円、2円、120円切手などが欲しい場合
→ コンビニは諦めて「郵便局(ゆうゆう窓口)」へ行く。
→ または「ネット通販(Amazon, 楽天, メルカリ)」で探す。
2. 84円切手、63円切手、レターパック、収入印紙(200円)が欲しい場合
→ 近所のコンビニへ行く。(一番手っ取り早い!)
→ ただし、「現金」を持っていくこと。
→ FamiPayユーザーなら、ファミリーマートでFamiPay払いをすると最強にお得!
これで、もうあなたは「切手難民」にならずに済みますね!
40円切手を探す旅は、今日で終わりです。
これからは、賢く、ムダなく、必要な切手をサクッと手に入れてくださいね!
あなたの「どこストア」でした!




