コンビニモバイルバッテリーは割高?値段と性能を徹底比較!セブン・ローソン・ファミマどこで売ってるか解説

コンビニモバイルバッテリーは割高?値段と性能を徹底比較!セブン・ローソン・ファミマどこで売ってるか解説

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「ヤバい、スマホの充電が10%切ってる…!」
外出先でこんなピンチ、経験ありますよね?
一番近くにあるコンビニに駆け込みたいけど、「コンビニのモバイルバッテリーって、ぶっちゃけどうなの?高いだけ?」と不安になる方も多いはず。
この記事では、2025年最新のコンビニで買えるモバイルバッテリーの値段、性能、種類を徹底リサーチ!
あなたの「今すぐ知りたい!」に、筆者の「どこストア」がお答えします!

・【結論】コンビニで「モバイルバッテリー」は売ってる?販売場所と概要
・緊急時に必須!コンビニで買えるモバイルバッテリーの値段と平均価格帯
・「割高」の理由は?家電量販店やネット通販との価格・容量を比較検証
・コンビニバッテリーは2種類!「乾電池式」と「充電式」の選び方
・【タイプ別】コンビニバッテリーでスマホは何%回復できる?(容量解説)
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「それ、どこで売ってるの?」と聞かれたら、じっとしていられない。ネットもリアル店舗もくまなく調べて、レア商品から期間限定グッズまで見つけ出すのが得意。誰かの“買いたい”を叶える瞬間が何よりの喜び。あなたの探し物、きっと見つけます!

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  1. 【結論】コンビニで「モバイルバッテリー」は売ってる?販売場所と概要
    1. コンビニで手に入る2つの選択肢
    2. どこに売ってる?コンビニ店内の陳列場所
  2. 緊急時に必須!コンビニで買えるモバイルバッテリーの値段と平均価格帯
    1. ズバリ!コンビニ価格の平均は「2,000円〜3,500円」
    2. もう一つの選択肢「乾電池式」の価格帯
  3. 「割高」の理由は?家電量販店やネット通販との価格・容量を比較検証
    1. 理由1:24時間365日、いつでも買える「場所代」
    2. 理由2:充電済みですぐに使える「利便性」
    3. 理由3:家電量販店やネット通販との「価格・容量」比較
  4. コンビニバッテリーは2種類!「乾電池式」と「充電式」の選び方
    1. 充電式(リチウムイオンバッテリー)の特徴
    2. 充電式のメリット
    3. 充電式のデメリット
    4. 乾電池式(電池交換タイプ)の特徴
    5. 乾電池式のメリット
    6. 乾電池式のデメリット
  5. 【タイプ別】コンビニバッテリーでスマホは何%回復できる?(容量解説)
    1. 注意!「5,000mAh」でも、まるまる5,000mAhは使えない!?
    2. 容量別・スマホ充電回復量の目安
  6. セブンイレブンで販売されているモバイルバッテリーの特徴と価格
    1. セブンイレブンの特徴:多摩電子工業、maxellなど安定の国内メーカー
    2. 主な製品ラインナップと価格帯(例)
    3. 充電式(リチウムイオン)タイプ
    4. 乾電池式タイプ
  7. ローソンで販売されているモバイルバッテリーの特徴と価格
    1. ローソンの特徴:「多摩電子工業」が強い + PB商品
    2. 主な製品ラインナップと価格帯(例)
    3. 充電式(リチウムイオン)タイプ
    4. 乾電池式タイプ
  8. ファミリーマートで販売されているモバイルバッテリーの特徴と価格
    1. ファミリーマートの特徴:ファミマオリジナルブランドがアツい!
    2. 主な製品ラインナップと価格帯(例)
    3. 充電式(リチウムイオン)タイプ
    4. 乾電池式タイプ
  9. 【重要】購入前に確認必須の「PSEマーク」と安全性の注意点
    1. 「PSEマーク」のない製品は絶対に買うな!
    2. ネット通販やメルカリで買う時の注意点
  10. 「買う」より便利?コンビニで借りられるモバイルバッテリーレンタルサービス
    1. 主流は「ChargeSPOT(チャージスポット)」
    2. 驚きの安さ!レンタルの料金体系
  11. レンタルと購入、あなたの利用シーンに最適なのはどっち?徹底比較
    1. 「レンタル」がおすすめな人
    2. レンタル(ChargeSPOTなど)が最適な人
    3. 「購入」がおすすめな人
    4. 購入(コンビニで買う)が最適な人
  12. 【失敗しない】コンビニでモバイルバッテリーを買う時のお得な3つのコツ
    1. コツ1:容量「5,000mAh」以上を死守せよ!
    2. コツ2:付属ケーブルの種類を「指差し確認」せよ!
    3. コツ3:買う前に「レンタル」の存在を思い出せ!

【結論】コンビニで「モバイルバッテリー」は売ってる?販売場所と概要

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まず、みなさんが一番知りたい結論から。
はい、2025年現在、ほとんどのコンビニでモバイルバッテリーは売っています!

セブンイレブン、ローソン、ファミリーマートといった大手3社はもちろん、ミニストップやデイリーヤマザキなどでも取り扱いがある場合が多いです。
まさに「駆け込み寺」として、私たちのスマホライフを支えてくれているんですね。

ただし、ここで一つ注意点があります。
コンビニで手に入るモバイルバッテリーには、大きく分けて2つの選択肢があるんです。

コンビニで手に入る2つの選択肢

それは、「購入型(買い切り)」「レンタル型(シェアリング)」です。

「購入型」は、その名の通り、お店の棚に並んでいる商品をレジに持っていき、自分専用のバッテリーとして買うタイプです。昔からある一般的な方法ですね。
一方、「レンタル型」は、ここ数年で急速に普及したサービスです。「ChargeSPOT(チャージスポット)」などの専用スタンドが店内に設置されていて、アプリでQRコードを読み込むと、数百円でバッテリーを借りられる仕組みです。

どちらも一長一短があり、この記事では両方を詳しく解説していきますが、まずは「購入型」に焦点を当てて見ていきましょう。

どこに売ってる?コンビニ店内の陳列場所

いざコンビニに入っても、「あれ?どこにあるの?」と迷ってしまうこともありますよね。
モバイルバッテリー(購入型)が置いてある主な場所は、以下の通りです。

  • スマホアクセサリー・充電器の専用コーナー(棚)
  • 文房具や日用品の棚
  • レジ横やレジカウンターの後ろ(特に乾電池式)

お店のレイアウトによって異なりますが、イヤホンや充電ケーブルが置いてある棚を探すのが一番早いです。
見当たらない場合は、「モバイルバッテリーの“買うタイプ”はありますか?」と店員さんに聞くのが確実ですよ。

「購入型」は、緊急時にその場で買って、すぐに充電を開始できるのが最大のメリット。
しかし、多くの人が気にするのは、やっぱり「お値段」ですよね。
次の章で、その価格帯にグッと迫っていきます。

緊急時に必須!コンビニで買えるモバイルバッテリーの値段と平均価格帯

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コンビニのモバイルバッテリーって、なんとなく「高い」というイメージがありませんか?
実際のところ、どうなのでしょうか。
2025年現在、コンビニで販売されている「購入型」モバイルバッテリーの価格帯をリサーチしました。

ズバリ!コンビニ価格の平均は「2,000円〜3,500円」

結論から言うと、コンビニで売られている主流の「充電式(リチウムイオン)」モバイルバッテリーの価格は、2,000円台後半から3,500円程度がボリュームゾーンです。

「え、やっぱり高いじゃん!」と思った方、その通りです。
この価格帯で買えるバッテリーの容量は、だいたい3,000mAh〜5,000mAhクラスが中心。
これは、最新のスマートフォン(iPhone 16や最新Androidなど)を、だいたい0.8回〜1.2回程度充電できる容量感です。

家電量販店やネット通販なら、同じ容量(5,000mAh)でも1,000円台で買える商品も珍しくありません。
そう考えると、コンビニ価格は確かに「割高」と言えます。

もう一つの選択肢「乾電池式」の価格帯

コンビニには、もう一つ「乾電池式」のモバイルバッテリー(充電器)も置いてあります。
これは、本体に単3乾電池などをセットしてスマホを充電するタイプです。

こちらの価格帯は、本体(乾電池・ケーブル付き)で1,000円〜2,000円程度
充電式よりは安く見えますが、注意が必要です。

乾電池式は、基本的に「1回使い切り(乾電池を交換すればまた使えるが)」の緊急用です。
充電できる量も、スマホを20%〜40%程度回復させるのがやっと、という製品が多いです。
繰り返し使える充電式と比べると、コストパフォーマンスは決して良くありません。

とはいえ、災害時などでコンセントが全く使えない状況では、乾電池さえあれば充電できるという最強のメリットもあります。

では、なぜコンビニのバッテリーは、このように割高な価格設定になっているのでしょうか?
その理由を次の章で深掘りします。

「割高」の理由は?家電量販店やネット通販との価格・容量を比較検証

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「同じ容量なのに、なんでコンビニだけ高いの?」
誰もが抱くこの疑問。それには、ちゃんとした理由(ワケ)があるんです。

コンビニ価格が割高になる主な理由は、以下の3つです。

理由1:24時間365日、いつでも買える「場所代」

これが最大の理由です。
考えてみてください。夜中の2時、急に出先で充電が切れた時、家電量販店は閉まっています。Amazonで注文しても届くのは早くても翌日です。

そんな時でも、煌々と明かりが灯り、徒歩数分圏内に必ずあるコンビニで「今、この瞬間」に充電を手に入れられること。この「利便性」こそが、価格に上乗せされている価値なんです。

いわば、「緊急時に時間を買う」ためのコスト、それがコンビニ価格だと言えますね。

理由2:充電済みですぐに使える「利便性」

ネット通販で安いモバイルバッテリーを買った時、届いたばかりの状態では充電が空っぽか、半分くらいしか入っていないことが多いですよね。
「いざ使おうと思ったら、まずバッテリー本体を充電しなきゃいけない…」なんてことも。

その点、コンビニで売られている充電式のモバイルバッテリーは、基本的に「充電済み」または「80%程度充電済み」で販売されています。
これは、緊急時に買う人がほとんどだからです。
買って、袋から出して、ケーブルを挿せば、その場ですぐにスマホの充電が開始できます。
この「即時性」も、価格に含まれているサービスの一つです。

理由3:家電量販店やネット通販との「価格・容量」比較

では、実際にどれくらい価格が違うのか、2025年現在の相場で比較表にしてみました。
ここでは、主流の「5,000mAhクラス」で比べてみましょう。

販売場所 価格帯(5,000mAh) 特徴・メリット デメリット
コンビニ 約2,500円〜3,500円 ・24時間買える
・すぐに使える(充電済み)
・割高
・種類が少ない
家電量販店 約1,800円〜3,000円 ・種類が豊富
・実物を見て選べる
・営業時間が限られる
・お店に行く手間
ネット通販
(Amazon, 楽天など)
約1,500円〜2,500円 圧倒的に安い
・種類、容量が無限大
・届くまでに時間がかかる
・実物を見れない

 

このように見比べると、価格の安さを求めるなら、圧倒的にネット通販に軍配が上がります。
普段から持ち歩く用、旅行用にしっかりしたバッテリーが欲しいなら、前もってAmazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングなどで探すのが賢い選択です。

しかし、「今、充電が切れた!」という緊急事態においては、コンビニの割高価格は「安心料」として受け入れざるを得ない、というのが現実ですね。

コンビニバッテリーは2種類!「乾電池式」と「充電式」の選び方

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さて、コンビニで「購入型」を選ぶと決めた時、あなたは「乾電池式」と「充電式」のどちらを選ぶべきでしょうか?
それぞれのメリット・デメリットを知って、自分の状況に合ったものを選びましょう。

充電式(リチウムイオンバッテリー)の特徴

まずは、今や主流となった「充電式」です。
スマホと同じように、バッテリー本体をコンセントなどで充電して、繰り返し使うタイプですね。

充電式のメリット

  • 繰り返し使える(経済的):一度買ってしまえば、何百回と充電して使えるので、長い目で見ればコスパ最強です。
  • 充電容量が多い:乾電池式に比べて、スマホを1回フル充電できるような容量(5,000mAhなど)が主流です。
  • 出力が安定している:スマホへの充電スピードも、乾電池式より安定して速い製品が多いです。

充電式のデメリット

  • 本体価格が高い:初期費用として、乾電池式より高い(2,500円〜)のがネックです。
  • バッテリー本体の充電が必要:コンビニで買った時は充電済みですが、使い切ったら当然、本体を充電しないと使えません。

 

👉 こんな人におすすめ:
「緊急で買うけど、どうせ買うなら今後も使えるものがいい」という方。
「スマホをしっかりフル充電近くまで回復させたい」という方には、間違いなく充電式がおすすめです。

乾電池式(電池交換タイプ)の特徴

次に、昔からある「乾電池式」です。
単3形アルカリ乾電池などを4本〜6本入れて、その電力でスマホを充電します。

乾電池式のメリット

  • 本体価格が安い:充電式より安い(1,000円〜)ので、緊急時の出費を抑えられます。
  • 乾電池さえあれば無限:本体が壊れない限り、新しい乾電池を入れ替えれば何度でも使えます。
  • 災害時に最強:停電などでコンセントが使えなくても、乾電池のストックさえあれば充電可能です。

乾電池式のデメリット

  • 充電容量が少ない:新品のアルカリ乾電池4本を使っても、スマホをフル充電にはできず、20%〜40%程度の回復が限界な製品が多いです。
  • ランニングコストが高い:充電できる量が少ないのに、毎回4本(約400〜500円)の乾電池代がかかるため、実はコスパが悪いです。
  • 充電スピードが遅い:充電式に比べて、充電スピードがゆっくりな傾向があります。

 

👉 こんな人におすすめ:
「とにかく今、数十パーセントでもいいから回復させて、連絡さえ取れればいい!」という方。
「災害用の備えとして、コンセント不要の充電器が欲しい」という方。
「(充電式を買う)3,000円の出費は痛すぎる…!」という方。

2025年現在のスマホはバッテリー容量が非常に大きいので、筆者「どこストア」としては、緊急時であっても「充電式」を選ぶことを強くおすすめします。
乾電池式で「20%しか充電できなかった…」とガッカリするよりは、少し高くても確実に1回分充電できる方が、結果的に満足度が高いですよ。

【タイプ別】コンビニバッテリーでスマホは何%回復できる?(容量解説)

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コンビニでバッテリーを買う時、パッケージに「5,000mAh」とか「3,000mAh」とか書いてありますよね。
この「mAh(ミリアンペアアワー)」という単位が、バッテリーの容量、つまり「どれだけ電気を溜められるか」を示す数字です。

でも、この数字だけ見てもピンとこないですよね。
「で、結局オレのiPhoneを何%充電できるの?」というのが本音のはず。

ここで知っておいてほしい、重要な落とし穴があります。

注意!「5,000mAh」でも、まるまる5,000mAhは使えない!?

そうなんです。
モバイルバッテリーの容量が5,000mAhだからといって、5,000mAhのスマホをピッタリ1回フル充電できるわけではありません。

バッテリーからスマホへ電気を送る際、「電圧の変換」が行われます。この時に、残念ながら「電力ロス」が発生してしまうんです。
一般的に、実際にスマホに充電できるのは、バッテリーに表示されている容量の約60%〜70%程度と言われています。

つまり、「表示容量 × 0.6 = 実際に使える容量」と覚えておくと、だいたい間違いありません。

容量別・スマホ充電回復量の目安

では、コンビニでよく売られている容量別に、実際にスマホをどれくらい回復できるのか、最新スマホのバッテリー容量(仮に4,000mAh〜4,500mAhと想定)を基準に見てみましょう。

コンビニ製品の
表示容量
実際に使える容量
(× 0.6で計算)
スマホ充電の回復目安
(バッテリー4,000mAhと仮定)
主なタイプ
3,000mAh 約1,800mAh 約40%〜50% 回復 充電式(安価・小型)
5,000mAh 約3,000mAh 約70%〜80% 回復 充電式(主流)
10,000mAh 約6,000mAh 約1.5回 フル充電 充電式(コンビニでは稀)
乾電池式 (製品による) 約20%〜40% 回復 乾電池式

 

(※スマホの機種やバッテリーの劣化具合、使用状況によって大きく変動します)

この表を見ると、衝撃の事実がわかります。
コンビニで主流の「5,000mAh」の製品を買っても、スマホを1回フル充電(0%→100%)にするのは難しいことが多いんです。

「せっかく3,000円も出したのに、80%までしか回復しないの!?」
これが、コンビニバッテリーを買って「失敗した…」と感じる一番の原因かもしれません。

だからこそ、筆者としては、もし普段使い用も兼ねて購入するなら、最低でも10,000mAh以上のモデルをAmazonや楽天で事前に買っておくことを心からおすすめします。10,000mAhあれば、電力ロスを考えても約6,000mAhは使えるので、ほとんどのスマホを1回以上フル充電でき、安心感がまったく違いますよ。

・セブンイレブンで販売されているモバイルバッテリーの特徴と価格
・ローソンで販売されているモバイルバッテリーの特徴と価格
・ファミリーマートで販売されているモバイルバッテリーの特徴と価格
・【重要】購入前に確認必須の「PSEマーク」と安全性の注意点
・「買う」より便利?コンビニで借りられるモバイルバッテリーレンタルサービス

セブンイレブンで販売されているモバイルバッテリーの特徴と価格

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ここからは、コンビニ大手3社で、具体的にどんなモバイルバッテリーが売られているのか(2025年現在の傾向)を見ていきましょう。
まずは、王者セブンイレブンです。

(※注意:店舗の在庫状況や仕入れ時期によって、取り扱い商品は大きく異なります。あくまで「こういう商品が置かれていることが多い」という参考情報としてご覧ください。)

セブンイレブンの特徴:多摩電子工業、maxellなど安定の国内メーカー

セブンイレブンは、プライベートブランド(PB)商品としてのバッテリーよりも、「多摩電子工業(tama’s)」「maxell(マクセル)」といった、昔からある日本の周辺機器メーカーの製品を置いていることが多いのが特徴です。

「よく知らない海外メーカーのものは不安…」という方にとって、国内メーカー品が手に入る安心感は大きいですね。

デザインも白や黒を基調としたシンプルなものが多く、ビジネスマンがカバンに入れていても違和感のない、堅実なラインナップと言えます。

主な製品ラインナップと価格帯(例)

セブンイレブンでよく見かける製品の傾向です。

充電式(リチウムイオン)タイプ

    • タイプA:小型 3,000mAhクラス(ケーブル一体型)
      • 価格帯: 約2,500円〜3,000円
      • 特徴: 非常にコンパクトで、LightningケーブルやType-Cケーブルが本体に直付け(一体型)になっているモデルが多いです。ケーブルを別で持ち歩かなくていいので、荷物を最小限にしたい人向け。「とりあえず50%回復すればOK」という時に。

 

  • タイプB:主流 5,000mAhクラス(USBポート型)
    • 価格帯: 約3,000円〜3,800円
    • 特徴: コンビニの主力商品。スマホを約7〜8割充電できる安心容量です。USB-Aポートが1つか2つ付いており、自分の持っているケーブルを挿して使います。ケーブルが付属している商品も多いですが、iPhone用(Lightning)かAndroid用(Type-C)か、購入前に付属ケーブルの種類を必ず確認しましょう。

乾電池式タイプ

  • タイプC:乾電池式(単3×4本など)
    • 価格帯: 約1,500円〜2,000円(乾電池・ケーブル付き)
    • 特徴: 緊急用・災害用。乾電池とケーブルがセットになっているので、買ってすぐに使えます。

セブンイレブンは、良くも悪くも「王道」のラインナップです。
「よくわからないけど、ちゃんとしたメーカーのものが欲しい」という時は、セブンイレブンに行けば間違いない、という安心感がありますね。

ただ、やはり価格はネット通販と比べると割高感が否めません。
もし時間に余裕があるなら、同じマクセルや多摩電子工業の製品がAmazonや楽天で安くなっていないかチェックしてみるのも一つの手ですよ。

ローソンで販売されているモバイルバッテリーの特徴と価格

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続いては、青い看板が目印のローソンです。
ローソンは、他のコンビニと比べて、スマホアクセサリーのラインナップに独自色を出そうとしているのが特徴です。

ローソンの特徴:「多摩電子工業」が強い + PB商品

ローソンもセブンイレブンと同様に「多摩電子工業」の製品を多く取り扱っています。
それに加えて、ローソン独自のルートで仕入れたと思われる、デザイン性を少し意識した製品や、ローソンオリジナル(または専売)のパッケージで売られていることもあります。

また、ローソンは「無印良品」の商品を取り扱っている店舗があるのも大きな特徴です。
(※すべての店舗ではありません)

無印良品にもシンプルなモバイルバッテリーがあり、もし運良く取り扱い店舗(ローソン 無印良品 取扱店舗などで検索できます)に出会えれば、デザイン性の高いバッテリーが手に入るかもしれません。

主な製品ラインナップと価格帯(例)

ローソンでよく見かける製品の傾向です。(こちらも店舗によります)

充電式(リチウムイオン)タイプ

    • タイプA:小型 3,000mAhクラス(スティック型など)
      • 価格帯: 約2,500円〜3,000円
      • 特徴: 細長いスティック型や、非常に薄いカード型など、カバンやポケットに入れやすい形状のものが置かれていることがあります。性能はセブンのものと大差ありませんが、デザインで選ぶ楽しみが少しあるかもしれません。

 

    • タイプB:主流 5,000mAhクラス(多摩電子工業など)
      • 価格帯: 約3,000円〜3,800円
      • 特徴: こちらはセブンとほぼ同じ。5,000mAh、USBポート型が中心です。白・黒以外のカラー(ネイビーやグレーなど)が選べる場合もあります。

 

  • タイプC:無印良品 モバイルバッテリー(取扱店のみ)
    • 価格帯: 約2,990円(5,000mAh)など
    • 特徴: 無印良品らしい、角の丸いシンプルなデザインが特徴。性能は標準的ですが、「いかにもコンビニで買いました」感が出ないのが良いですね。

乾電池式タイプ

ローソンも乾電池式は常備しています。
価格帯も1,500円〜2,000円程度と、他社と大きな違いはありません。

ローソンは、PB(プライベートブランド)のお菓子やスイーツに強みがありますが、モバイルバッテリーに関しては、今のところ「これぞローソン!」という決定的なオリジナル商品は少ない印象です。
とはいえ、無印良品が買える可能性があるというのは、デザインにこだわる人にとっては見逃せないポイントですね。

ファミリーマートで販売されているモバイルバッテリーの特徴と価格

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最後は、ファミリーマートです。
ファミリーマートは、ここ数年でスマホアクセサリー関連に非常に力を入れており、3社の中で最も「独自色」が強いかもしれません。

ファミリーマートの特徴:ファミマオリジナルブランドがアツい!

ファミリーマートの最大の特徴は、オリジナルのコンビニエンスウェアブランド「Convenience Wear」の一環として、スマホアクセサリーを展開している点です。

これらは、有名な国内メーカー「エレコム(ELECOM)」などと共同開発されており、「コンビニで買えるのに、安っぽくなくてオシャレ」なのが特徴です。
アースカラー(くすみ系の緑やベージュなど)を取り入れたデザインは、他のコンビニの「白・黒」中心のラインナップとは一線を画しています。

主な製品ラインナップと価格帯(例)

ファミリーマートは、このオリジナルブランドの製品が棚の多くを占めています。

充電式(リチウムイオン)タイプ

    • タイプA:ファミマオリジナル 5,000mAh(ケーブル一体型)
      • 価格帯: 約3,480円
      • 特徴: 5,000mAhで、Type-CとLightningの2種類のケーブルが「内蔵」されているモデルがあります。これは非常に便利!ケーブルを忘れる心配がなく、iPhoneユーザーもAndroidユーザーもこれ一つでOK。デザインもオシャレで、まさに「緊急用だけど、普段使いもしたい」というニーズに応えています。

 

  • タイプB:ファミマオリジナル 5,000mAh(ポート型)
    • 価格帯: 約2,980円
    • 特徴: こちらは標準的なポート型ですが、やはり本体カラーが特徴的。機能だけでなく、見た目も妥協したくない人に向いています。

乾電池式タイプ

ファミリーマートにも乾電池式はあります。
こちらもオリジナルデザインのパッケージで統一されており、価格帯は他社とほぼ同じ1,500円〜2,000円程度です。

筆者「どこストア」の個人的な感想としては、2025年現在、もしコンビニで「購入型」を選ぶなら、ファミリーマートが一番面白いと感じます。
どうせ3,000円近く払うなら、機能的(ケーブル内蔵など)で、デザインも良いものを選びたいですよね。
「緊急で買ったけど、これイイじゃん!」と、ちょっと得した気分になれる可能性が高いのがファミリーマートです。

もちろん、これらのファミマオリジナル製品も、元はエレコムなどの大手メーカー製です。
Amazonや楽天では、エレコムの通常製品がもっと安く、大容量で売られていることも多いので、デザインに強いこだわりがなければ、ネットで探すのが賢明であることに変わりはありません。

【重要】購入前に確認必須の「PSEマーク」と安全性の注意点

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さて、ここまでコンビニバッテリーの価格や種類を見てきましたが、ここで一つ、命にも関わる「安全性」についてのお話をさせてください。

モバイルバッテリーは、電気を溜め込む「リチウムイオン電池」を使っています。
これは非常に便利な反面、粗悪な製品だと発熱、発火、爆発といった重大な事故につながる危険性があるんです。

「でも、コンビニに売ってるものなら大丈夫でしょ?」
そう思うかもしれませんが、自分の身を守るために、必ずチェックしてほしいマークがあります。

「PSEマーク」のない製品は絶対に買うな!

それが、「PSEマーク」です。

 

これは、日本の「電気用品安全法」という法律で定められた安全基準をクリアした製品にのみ表示が許可されているマークです。
2019年からは、このPSEマークがないモバイルバッテリーは、日本国内で製造・輸入・販売することが禁止されています。

「じゃあ、コンビニに売ってるやつは全部付いてるんじゃ?」

その通り!
セブンイレブン、ローソン、ファミリーマートなどの大手コンビニチェーンで正規に販売されている製品には、100%このPSEマークが付いています。
これが、コンビニで買う最大の「安心感」とも言えます。

ネット通販やメルカリで買う時の注意点

問題は、ネット通販やフリマアプリです。
Amazonや楽天市場にも、信じられないほど安い海外製のノーブランド品が出回っていることがあります。
また、メルカリなどの個人間取引では、古くなって劣化したバッテリーが出品されていることも…。

ネットで安く買う場合でも、

  • 必ず「PSEマーク」の表示があるか(商品説明や写真で)確認する
  • メーカー名がはっきりしている(Anker, CIO, ELECOMなど)製品を選ぶ
  • 極端に安すぎるノーブランド品は避ける
  • メルカリなどで中古品を買う際は、膨張していないかなど状態をよく確認する

といった自己防衛が必須です。

コンビニのバッテリーは割高ですが、その価格には「日本の法律(PSE)をクリアした安全な製品を、いつでも確実に手に入れられる」という保険料も含まれているんですね。

安全性を考えたら、よくわからない激安品に手を出すより、高くてもコンビニで買うか、信頼できるメーカー品をネットで買うかの二択にしましょう。

・「買う」より便利?コンビニで借りられるモバイルバッテリーレンタルサービス
・レンタルと購入、あなたの利用シーンに最適なのはどっち?徹底比較
・【失敗しない】コンビニでモバイルバッテリーを買う時のお得な3つのコツ

「買う」より便利?コンビニで借りられるモバイルバッテリーレンタルサービス

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さて、ここまで「購入型」のバッテリーについて熱く語ってきましたが、冒頭でお話ししたもう一つの選択肢、「レンタル型」について詳しく見ていきましょう。
2025年現在、コンビニでのバッテリー事情は、このレンタルサービスによって激変しています。

主流は「ChargeSPOT(チャージスポット)」

コンビニのレジ横や入口付近で、こんな感じの黒い機械を見たことがありませんか?

 

これが、モバイルバッテリーのシェアリングサービス、通称「ChargeSPOT(チャージスポット)」のスタンドです。
セブン、ファミマ、ローソンの大手3社をはじめ、多くのコンビニがこのサービスを導入しています。(設置場所はアプリで検索できます)

使い方はとってもカンタン。

  1. 専用アプリ(ChargeSPOT)をダウンロードして、決済方法(PayPay, d払い, クレカなど)を登録。
  2. スタンドのQRコードをアプリで読み込む。
  3. 「ポン!」とバッテリーが飛び出してくるので、受け取って充電開始!
  4. 使い終わったら、どこのコンビニ(または駅など)のスタンドに返してもOK!

この「借りた場所と違う場所に返せる」というのが、革命的に便利なポイントです。

驚きの安さ!レンタルの料金体系

「でも、レンタルって高いんじゃないの?」と思いますよね。
ところが、購入型と比べるとビックリするほど安いんです。

(※2025年現在の一般的な料金例です。変動する場合があります)

利用時間 料金(税込)
〜 30分未満 165円
〜 6時間未満 330円
〜 24時間未満 480円
〜 48時間未満 660円

 

見てください、この安さ。
もし、充電がピンチになって「次の電車に乗るまでの30分だけ充電したい!」という時なら、たったの165円で解決です。
「カフェで2時間くらい作業する間に充電したい」という場合でも、330円

3,000円出して購入型を買うのがバカらしくなってしまうほどの価格差ですよね。

しかも、借りられるバッテリーには「Lightning」「Type-C」「Micro-USB」の3種類のケーブルがすべて直付けされています。
自分のケーブルを持ち歩く必要も、機種を気にする必要もありません。

「じゃあ、もう全員レンタルでいいじゃん!」
そう、筆者もそう思います。しかし、レンタルにも弱点はあるんです。
次の章で、「購入」と「レンタル」、どちらがあなたに合っているか診断しましょう。

レンタルと購入、あなたの利用シーンに最適なのはどっち?徹底比較

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「購入型」(3,000円)と「レンタル型」(数百円)。
コンビニという同じ場所で、これだけ価格の違う選択肢があるのは悩ましいですよね。
あなたの使い方に合わせて、どちらが最適か診断してみましょう。

「レンタル」がおすすめな人

まずは、2025年の新常識「レンタル」がおすすめな人です。

レンタル(ChargeSPOTなど)が最適な人

  • たまにしか充電が切れそうにならない人
    (=モバイルバッテリーを普段持ち歩かない人)
  • 緊急時の出費をとにかく安く抑えたい人(330円 vs 3,000円)
  • 荷物を1gでも減らしたい人(充電したらすぐ返せる)
  • ケーブルを持ち歩くのが面倒な人(3in1ケーブル内蔵)
  • 「どこでも返せる」フットワークの軽さが欲しい人
  • スマホアプリの登録やキャッシュレス決済に抵抗がない人

 

結論から言うと、「たまの緊急事態」なら、レンタルを選ばない理由がありません。
3,000円あれば、330円のレンタルが約9回も使えます。
バッテリーを持ち歩く必要も、そのバッテリー本体を充電する手間も、すべてから解放されます。
まだ使ったことがない人は、ChargeSPOTの使い方を一度調べて、アプリだけでもインストールしておくことを強くおすすめします。

「購入」がおすすめな人

では、あえて「購入型」を選ぶべきなのは、どんな人でしょうか?

購入(コンビニで買う)が最適な人

  • スマホアプリの登録や、クレカ・PayPay連携が面倒/不安な人
  • 「バッテリーを返す」という行為自体が面倒な人(返し忘れが怖い)
  • レンタルスタンドが近くに見当たらない状況の人(※購入型はほぼ全店にある)
  • 災害用・停電用の備えとして「自分のもの」を持っておきたい人
  • スマホを常に100%にしておかないと不安な人(※レンタルは長時間だと割高)

 

最大の分岐点は、「アプリやキャッシュレス決済への抵抗感」「返し忘れリスク」でしょう。
レンタルは、決められた時間(例:120時間)以内に返却しないと、違約金(例:3,300円)が発生し、バッテリー買い取りになってしまいます。

「そういうのを気にするのがストレス!」という方は、高くてもその場でスッキリ買い切りの「購入型」が合っています。

ただし、もしあなたが「購入」を選ぶにしても、それは「緊急時」だから、ということをお忘れなく。
もし「これから旅行に行くから、ちゃんとしたバッテリーが欲しい」という動機なら、コンビニで買うのは悪手です。
Amazonや楽天、Yahoo!ショッピングで、Ankerなどの信頼できるメーカーの10,000mAhバッテリーを買いましょう。その方が、価格はコンビニの5,000mAhと同じくらい(約3,000円〜)なのに、容量は2倍、性能も上です。これが最も賢い選択ですよ。

【失敗しない】コンビニでモバイルバッテリーを買う時のお得な3つのコツ

doko-store.com

最後に、どうしてもコンビニで「購入型」のモバイルバッテリーを買わざるを得ない状況になった時、少しでも賢く、お得に(というか損をしないように)買うための3つのコツを、筆者「どこストア」から伝授します。

コツ1:容量「5,000mAh」以上を死守せよ!

これは絶対に守ってください。
コンビニには、3,000mAhクラスの小型・安価なモデル(それでも2,500円くらい)が置いてあることがあります。
しかし、前の章で解説した通り、3,000mAhでは電力ロスを考えると、あなたのスマホを50%も充電できない可能性が高いです。

「安い方でいいや」と手を出すと、「全然充電できないじゃん!」と後悔することになります。
どうせ割高なコンビニで買うと決めたなら、数百円の差をケチらず、必ず「5,000mAh」と表記のあるモデルを選びましょう。これが最低ラインです。

コツ2:付属ケーブルの種類を「指差し確認」せよ!

「バッテリー買ったのに、ケーブルが合わない!」
これが、充電のピンチで一番やってはいけない、痛恨のミスです。

パッケージをよく見てください。
「ケーブル付属」と書いてあっても、それが「Lightning(iPhone用)」なのか、「USB Type-C(最近のAndroidやiPad用)」なのか、はたまた古い「Micro-USB」なのか。
また、「ケーブル一体型」の製品も、先端がどの端子なのか、必ず確認してください。

自分のスマホのお尻の穴(充電ポート)の形と、パッケージの表記を、指差し確認するレベルでチェックしましょう。
一番安全なのは、ファミリーマートの「LightningとType-Cの両方内蔵」モデルを選ぶことですね。

コツ3:買う前に「レンタル」の存在を思い出せ!

最後のコツは、精神論です。
レジに「購入型」を持っていく、その直前で、もう一度だけ自問自答してください。

「本当に、3,000円払う必要があるか?」 「店内に、330円で済む『ChargeSPOT』のスタンドはないか?」

多くの場合、あなたの充電ピンチは、数百円のレンタルで解決できるはずです。
アプリの登録が面倒くさい、その一時の感情で3,000円を払うのは、非常にもったいないです。
(もちろん、前述の通り、購入を選ぶべき理由がある人は別ですよ!)

コンビニのモバイルバッテリーは、確かに割高です。
しかし、それは「安全性」と「利便性」の対価です。
そして2025年現在、私たちには「レンタル」という、安くて便利な最強の選択肢が与えられています。

もしもの時のために、普段からAmazonや楽天でAnkerの10,000mAhバッテリーを一つカバンに忍ばせておくのがベストですが、万が一のピンチの際は、この記事を思い出して、賢い選択をしてくださいね!

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