コンビニで買える贈答品は?ギフトカード・手土産をセブン/ファミマ/ローソンで徹底解説【2025年最新版】

こんにちは!コンビニ巡りが日課の「どこストア」です。急に手土産が必要になった時、「コンビニで贈答品なんて買えるの?」と不安になったことありませんか?昔は間に合わせのイメージでしたが、2025年現在、コンビニのギフト事情は激変しています。この記事では、セブン、ファミマ、ローソンで買える贈答品を徹底解説します!
・【用途別】コンビニで取り扱いのある贈答品は主に3つのカテゴリー
・急な手土産に最適!コンビニ店頭で買える「菓子折り・スイーツ」
・セブン-イレブン:金のバウム・高品質PB菓子を贈答品として活用
・ファミリーマート・ローソン:有名メーカーの個包装ギフトが狙い目
- コンビニで「贈答品」は本当に買える?最新の販売状況と結論
- 【用途別】コンビニで取り扱いのある贈答品は主に3つのカテゴリー
- 急な手土産に最適!コンビニ店頭で買える「菓子折り・スイーツ」
- セブン-イレブン:金のバウム・高品質PB菓子を贈答品として活用
- ファミリーマート・ローソン:有名メーカーの個包装ギフトが狙い目
- 贈答品の定番「ギフトカード」はコンビニが最強の販売場所
- 【実用情報】Amazon、スタバ、Appleカードはコンビニのどこで買える?
- 本格的なお中元・お歳暮に対応!「予約ギフト」の仕組みと利用方法
- セブン-イレブンとファミマのオンライン・カタログギフトの比較
- コンビニギフト最大の弱点?「ラッピング・熨斗」の対応状況
- 相手に失礼にならないためのコンビニ贈答品選びの注意点3つ
- まとめ:コンビニを「急ぎ」と「予約」のギフト拠点として活用しよう
コンビニで「贈答品」は本当に買える?最新の販売状況と結論

「やばい!今日、急に義実家に行くことになった!」「取引先にちょっとした手土産が必要だったのに買い忘れた!」
そんな冷や汗もののシチュエーション、社会人なら一度は経験ありますよね。デパートは閉まってるし、専門店に行く時間もない…。そんな時の救世主が、我らがコンビニエンスストアです。
でも、「コンビニのお菓子を手土産になんて、失礼じゃない?」「そもそも贈答品として体裁が整うものなんて売ってるの?」と不安になる気持ち、よーくわかります。
結論から言います。
2025年現在、コンビニは「贈答品を買う場所」として、十分すぎるほど進化しています!
もちろん、百貨店のような格式高い「熨斗(のし)付きの箱詰め」をレジ横で買うのは難しいです。しかし、「急な手土産」「相手に気を遣わせない程度の御礼」「ちょっとしたプレゼント」という分野では、専門店を凌駕するほどの利便性とクオリティを兼ね備えているんです。
なぜ、どこストアがここまで断言できるのか?
それは、コンビニ各社が「ついで買い」だけでなく、「目的買い」のニーズに応えるために、プライベートブランド(PB)の品質を極限まで高めたり、有名ブランドと積極的にコラボしたりしているからなんです。
昔のように「仕方なくコンビニで…」というネガティブな選択ではありません。
「コンビニの “アレ” が美味しいから、手土産にしよう!」というポジティブな選択肢に変わってきているんですよね。
例えば、セブン-イレブンの「金のしっとりバウムクーヘン」や、ファミリーマート限定の有名メーカーの菓子折り。これらは、中途半端な洋菓子店のスイーツより、よっぽど美味しくて満足度が高いと評判です。
さらに、「手土産」という枠を超えて、「プレゼント」として最強なのがギフトカードの存在です。
Amazon、Apple、スタバ、Netflix…。今やコンビニで買えないギフトカードはないと言っても過言ではありません。
そして、忘れてはならないのが「予約ギフト」の存在。
お中元やお歳暮、クリスマスケーキ、うなぎなど、本格的な贈答品もカタログやネット経由でコンビニ受け取り(または直送)が可能になっています。
この記事では、こうしたコンビニの贈答品事情を、「①店頭で買える手土産」「②最強のプレゼント・ギフトカード」「③本格的な予約ギフト」の3つの側面に分けて、セブン・イレブン、ファミリーマート、ローソン各社の具体的な商品と共に、徹底的に深掘りしていきます。
「コンビニで贈答品を買うなんて…」という古い価値観は、この記事を読み終わる頃にはきっとアップデートされていますよ!
ちなみに、もし「やっぱりちゃんとしたデパートのギフトがいいけど、買いに行く時間がない!」という方は、Amazonや楽天市場などのネット通販を利用するのが最強です。
翌日配送も多いですし、なによりポイントがガッツリ貯まりますからね。
「贈答品」と検索するだけでも、すごい数のギフトセットが出てきますよ。
【用途別】コンビニで取り扱いのある贈答品は主に3つのカテゴリー

さて、コンビニで贈答品が買える!と高らかに宣言しましたが、具体的にどんなものが手に入るのでしょうか?
どこストア的に、コンビニで扱っているギフト・贈答品は、大きく分けて以下の3つのカテゴリーに分類できます。
これを知っておくだけで、「今、自分が必要なのはどれか?」が明確になり、迷わず売り場に向かえますよ!
カテゴリー1:【緊急手土産】店頭でサッと買える「菓子折り・スイーツ」
これが一番イメージしやすいですよね。
「今すぐ、30分後に手土産が必要!」という緊急事態に対応できるカテゴリーです。
具体的には、以下のような商品が当てはまります。
- 有名メーカーの菓子折り(箱入り)
- ブルボン「ハイセレクション」など、個包装アソート
- ヨックモック「シガール」(※一部店舗)
- 高品質プライベートブランド(PB)菓子
- セブンプレミアム ゴールド「金のしっとりバウムクーヘン」
- セブン&アイ「シュガーバターの木」
- ファミリーマート「発酵バター香るフィナンシェ」
- ローソン「Uchi Café」の焼き菓子各種
- ちょっと良い袋菓子・チョコレート
- ゴディバのタブレット(※一部店舗)
- 明治「ザ・チョコレート」など、パッケージがおしゃれなもの
このカテゴリーの強みは、なんといっても「即時性」。
弱点は、「コンビニで買った感」が出やすいことと、ラッピングや熨斗(のし)が基本的には期待できないことですね。(これについては後ほど詳しく解説します)
カテゴリー2:【万能プレゼント】相手が選べる「ギフトカード・プリペイドカード」
これは、どこストアが「現代最強のプレゼント」だと思っているカテゴリーです。
もう、相手の趣味がわからなくてもコレさえ渡しとけばOK!みたいな安心感があります。
コンビニのレジ横や、雑誌コーナーの近くに、カード類がズラーッと並んだ棚がありますよね。アレです。
- オンラインサービス系
- Amazonギフトカード(もはや現金に近い)
- Apple ギフトカード(iPhoneユーザーに)
- Google Play ギフトコード(Androidユーザーに)
- Netflix、Hulu、U-NEXTなど(動画好きに)
- 実店舗・カフェ系
- スターバックス カード(おしゃれギフトの定番)
- QUOカード(全国で使える金券)
- その他
- プレイステーション、ニンテンドーのカード(ゲーム好きに)
Amazonギフトカードには、最初から箱に入った「ボックスタイプ」もあり、これはもう立派な贈答品です。
スタバカードも、季節ごとに可愛いデザインが出るので、ちょっとした御礼に最適ですよね。
カテゴリー3:【本格ギフト】お中元・お歳暮などの「カタログ・予約ギフト」
「え、コンビニでお歳暮?」と驚くかもしれませんが、これが意外と穴場なんです。
店頭に置いてあるカタログや、各社のオンラインギフトサイトから注文するタイプですね。
特徴は、「コンビニ品質」ではなく、「デパート品質」の商品が選べること。
- 有名ブランドのハム、ソーセージ詰め合わせ
- 高級ビール、ジュースのセット
- 産地直送のフルーツ、海産物
- 有名店のスイーツ詰め合わせ(ヨックモック、ゴディバなど)
セブン-イレブンなら「セブン-イレブン ネットギフト」、ファミリーマートなら「ファミマのギフト」といったサービス名で展開されています。
メリットは、ネットで注文して店舗受け取りにすると送料無料になるケースが多いこと!
デパートだと送料がバカにならないので、これは大きな節約になります。
このように、一口に「コンビニで贈答品」と言っても、シーンに合わせて3つの選択肢があるんです。
「今すぐ手土産」ならカテゴリー1。
「相手に喜ばれるプレゼント」ならカテゴリー2。
「ちゃんとした季節の挨拶」ならカテゴリー3。
この使い分けを意識して、次の章から各カテゴリーを深掘りしていきましょう!
急な手土産に最適!コンビニ店頭で買える「菓子折り・スイーツ」

さて、まずは一番出番の多い「急な手土産」カテゴリーから!
「あ、今日友人宅にお呼ばれしてた!手ぶらはマズイ!」
こんな時、私たちはコンビニのどの棚に向かうべきなのでしょうか?
ポイントは、「個包装であること」「パッケージに高級感があること」「ある程度の知名度があること」です。
間違っても、大袋のポテトチップスや、自分がいつも食べてる100円のチョコを選んではいけません(笑)。
「菓子折り」として成立する箱入りアソート
まず探したいのが、お菓子コーナーの上段や、レジ横の目立つ場所に置いてある「箱入りの菓子折り」です。
これはもう、完全に「手土産ニーズ」を狙い撃ちした商品ですね。
代表格は、ブルボンの「ハイセレクション」です。
ルマンド、エリーゼ、チョコチップクッキーなど、ブルボンの人気お菓子が9種類・合計30袋以上も入ったアソートボックス。
これがコンビニ(特にファミリーマートなどでよく見かけます)で、1,000円ちょっとで買えるんです。
「ブルボンのお菓子」という安心感と、個包装で分けやすいというメリット。
「職場で配る用」や「子供が多い家への手土産」としては、100点満点の回答じゃないでしょうか。
ぶっちゃけ、デパートで慌てて買ったよくわからないクッキーより、よっぽど喜ばれます。
どこストアも、急な退職者の挨拶用に用意したことがありますが、めちゃくちゃ重宝しました。
ただし、この手の「箱入り菓子折り」は、全店舗に必ず置いてあるわけではないのがネックです。
繁華街やオフィス街の大型店舗ほど、取り扱い率が高い印象ですね。
最強の選択肢!「高品質プライベートブランド(PB)」
もし、上記の「箱入り菓子折り」が見つからなかった場合、次に狙うべきは各社の「高品質PB」です。
ここが、今のコンビニギフトの主戦場と言っても過言ではありません。
「PB=安かろう悪かろう」は、完全に過去の話。
今は「このコンビニでしか買えない、特別なスイーツ」というブランド価値を持っています。
例えば、セブン-イレブンの「セブンプレミアム ゴールド」。
ファミリーマートの「ファミマル スイーツ」。
ローソンの「Uchi Café(ウチカフェ)」。
これらの中でも、特に贈答品として使いやすいのが「焼き菓子」のカテゴリーです。
フィナンシェ、マドレーヌ、バウムクーヘン、クッキーなどですね。
なぜ焼き菓子か?
それは、「常温で持ち運べる」「日持ちがする」「パッケージがおしゃれ」という、手土産に必要な三拍子が揃っているからです。
1個あたり150円~300円程度と、コンビニ菓子としては高めですが、その分、味も見た目も専門店レベル。
これを3~5個、組み合わせて買うのがオススメです。
「え、でも袋のまま渡すの?」と思った方、鋭い。
残念ながら、コンビニでは基本的に「ギフト用の袋」や「箱詰め」はしてくれません。
なので、裏ワザとして、100円ショップなどで売っている「透明なOPP袋」と「リボン付きのタイ」をカバンに忍ばせておくと、最強の手土産が即席で完成します。
コンビニで買った焼き菓子を袋に入れてリボンで留めるだけ。
これだけで「コンビニで急いで買ってきた感」が消え、「ちゃんとかわいくラッピングしてきた感」が演出できます。
(まあ、そこまでするなら最初からデパート行けよ、というツッコミは無しでお願いします。あくまで緊急用です!)
次の章では、このPBスイーツについて、各社のおすすめ商品を具体的に見ていきましょう!
セブン-イレブン:金のバウム・高品質PB菓子を贈答品として活用

はい、ここからはコンビニ各社の具体的な「手土産向きスイーツ」を徹底解剖していきます!
まずは、コンビニ界の絶対王者、セブン-イレブンから。
セブン-イレブンの強みは、なんといっても「セブンプレミアム」という強力なPBブランド。
その中でも、「セブンプレミアム ゴールド(金シリーズ)」と、有名ブランドとの「共同開発商品」が贈答品として強すぎます。
鉄板中の鉄板!「金のしっとりバウムクーヘン」
もし、セブン-イレブンで手土産を1つだけ選べと言われたら、どこストアは迷わずコレを選びます。
「セブンプレミアム ゴールド 金のしっとりバウムクーヘン」です。
価格は250円前後(税込)。
これが、もう、本当に「コンビニスイーツ」のレベルを遥かに超えています。
発酵バターとマジパンを使っているとかで、香りがまず違いますし、食感が驚くほどしっとり。
下手な洋菓子店のパサパサしたバウムクーヘンより、確実に美味しいです。
パッケージも「金」を基調にしていて高級感があります。
「これ、セブンの “金” のやつ!美味しいよね!」と、相手にも伝わりやすいのがポイント。
難点は、人気すぎて売り切れていることも多いこと。
あと、これはバウムクーヘンというより「バウムクーヘン風の何か」というくらい独特のしっとり感なので、伝統的なバウムクーヘン好きには好みが分かれるかも?しれません。
でも、まあ、まず間違いなく喜ばれます。
知名度抜群!「シュガーバターの木」
次におすすめなのが、「セブン&アイ限定 シュガーバターの木」シリーズです。
これは、セブン-イレブンと、あの「銀のぶどう」が共同開発した商品。
もはやPBというより、立派なブランド菓子ですよね。
サクサクのシリアル生地にホワイトチョコがサンドしてある、アレです。
「シュガーバターの木」自体が、すでに手土産としての地位を確立しているので、「セブンで買った」というより「シュガーバターの木を買ってきた」という認識になります。
これがデパートに行かなくても、近所のセブンで買えるのは本当に革命的。
3個入りや5個入りなど、ちょっとした箱(袋)に入っているタイプも売っているので、そのまま渡しやすいのも高ポイントです。
「セブンプレミアム」のロゴは入っていますが、「銀のぶどう」のブランド力で全てをカバーできる、非常に優秀な贈答品です。
組み合わせで勝負!「7カフェ」の焼き菓子シリーズ
上記の2つが「単品で勝負できるエース」だとしたら、こちらは「組み合わせで勝負するレギュラー陣」です。
コーヒーマシンの横や、パンコーナーの近くに置いてある「7カフェ」ブランドの焼き菓子たち。
- しっとりフィナンシェ
- 濃厚ガトーショコラ
- 発酵バターのサブレ
- チョコチップクッキー
これらも、1個150円~200円程度ながら、クオリティが非常に高いです。
特にフィナンシェやガトーショコラは、専門店に引けを取りません。
前述したように、これらを3~4種類チョイスして、自分でサッとラッピング(もしくは、そのまま「色々買ってきたよ!」と渡す)のがおすすめ。
「7カフェ」というロゴも、今や「美味しいコーヒーとスイーツ」のブランドとして認知されているので、安っぽさは感じさせません。
セブン-イレブンは、これら以外にも「ひとくちラングドシャ」など、袋菓子でもパッケージがおしゃれなものが多いのが特徴です。
迷ったら、とりあえず「セブンプレミアム」か「7カフェ」のロゴが入った、ちょっと高めの焼き菓子を選んでおけば、まず失敗はないですよ!
これらの高品質なPB菓子、実はAmazonや楽天(セブン-イレブンのネット通販など)で、箱入りギフトセットとして売られていることもあります。
急ぎでないなら、ネットで買う方がポイントも付いてお得かもしれませんね。
ファミリーマート・ローソン:有名メーカーの個包装ギフトが狙い目

セブン-イレブンが「高品質PB」で攻めてくるのに対し、ファミリーマートやローソンは、また違った強みを持っています。
もちろん、ファミマやローソンもPBスイーツ(ファミマル スイーツやUchi Café)はめちゃくちゃ美味しいんですが、贈答品という観点で見ると、「有名メーカーとのコラボ・限定商品」や「ナショナルブランド(NB)の菓子折り」の取り扱いに強みがある印象です。
ファミリーマート:ブルボン「ハイセレクション」の取り扱い率
前の章でも触れましたが、手土産として非常に優秀なブルボンの「ハイセレクション(箱入りアソート)」。
どこストアの体感ですが、これを一番よく見かけるのがファミリーマートです。
店舗による差は当然ありますが、ファミマは「ちょっとしたギフト需要」を意識した棚づくりをしている店舗が多い気がします。
「ハイセレクション」の他にも、地域によっては「ヨックモック」のシガール(5本入りなど簡易的なもの)や、地元の銘菓を置いているケースもあります。
また、ファミマのPB焼き菓子「ファミマル スイーツ」も負けていません。
「発酵バター香る 濃厚フィナンシェ」や「焦がしバターのしっとりバウムクーヘン」などは、セブンの対抗馬として十分すぎるクオリティ。
特にファミマは「香ばしさ」や「焦がし」といった、ちょっとビターな大人の風味を出すのが上手い印象があります。
セブンが「優等生」だとしたら、ファミマは「ちょっと個性的」なラインナップ。
「ファミマ限定」と書かれた有名メーカーのお菓子も多いので、そういったものを選ぶと特別感が出て喜ばれますよ。
ローソン:「Uchi Café」のこだわりと「健康志向」ギフト
ローソンといえば、コンビニスイーツブームの火付け役ともいえる「Uchi Café(ウチカフェ)」ブランドですよね。
プレミアムロールケーキなどチルドスイーツ(冷蔵品)のイメージが強いですが、もちろん焼き菓子も充実しています。
ローソンの焼き菓子の特徴は、「素材へのこだわり」を強く打ち出している点。
「芳醇バターのフィナンシェ」「濃厚たまごのカヌレ」など、ネーミングからもそそられます。
そして、ローソンならではの強みがもう一つ。
それは「健康志向」の選択肢があることです。
「ブランパン」や「糖質オフ」の食品に強いローソンは、スイーツにもそのノウハウが生かされています。
例えば、「糖質オフのクッキー」や「ナッツ&フルーツ」系のバーなど。
「相手が健康を気にしてる人だから、甘すぎるお菓子はちょっとな…」
そんな時、ローソンなら「美味しいけど、ちょっとヘルシー」という絶妙な手土産が見つかる可能性が高いです。
これは、他のコンビニにはない、ローソン独自の強みと言えるでしょう。
また、ローソンは「無印良品」の商品を取り扱っている店舗が非常に多いのも特徴です。
無印良品の「不揃いバウム」や「素材を生かしたお菓子」も、シンプルでおしゃれな手土産として非常に優秀。
「Uchi Café」と「無印良品」の組み合わせでギフトを作る、なんていう高等テクニックも使えますね。
このように、各社それぞれ強みが違います。
・セブン:高品質PB(金シリーズ、シュガーバター)で王道を行く。
・ファミマ:有名メーカーの菓子折り(ブルボン)と個性派PB。
・ローソン:素材こだわりPB(Uchi Café)と健康志向(無印)の選択肢。
近所にあるコンビニの特徴を把握しておくと、いざという時、本当に頼りになりますよ!
・【実用情報】Amazon、スタバ、Appleカードはコンビニのどこで買える?
・本格的なお中元・お歳暮に対応!「予約ギフト」の仕組みと利用方法
・セブン-イレブンとファミマのオンライン・カタログギフトの比較
・コンビニギフト最大の弱点?「ラッピング・熨斗」の対応状況
贈答品の定番「ギフトカード」はコンビニが最強の販売場所

さて、手土産カテゴリーはこれくらいにして、次の大きな柱、「ギフトカード」について見ていきましょう。
はっきり言って、相手の好みがイマイチわからない時のプレゼントは、もうギフトカードが正解です。
「何をあげたら喜ぶかな…」と悩む時間も、相手が「これ、あんまり趣味じゃないな…」とガッカリするリスクも、すべてゼロにしてくれます。
そして、このギフトカードというジャンルにおいて、コンビニは「専門店」や「家電量販店」を遥かにしのぐ、「最強の販売場所」なんです。
なぜか?
理由は3つあります。
理由1:圧倒的な種類の多さ(ほぼ全ての需要を網羅)
まず、品揃えが尋常じゃありません。
コンビニの雑誌コーナーの横や、レジ前にある「ギフトカードラック」を見たことがありますか?
あそこには、現代人のあらゆる「趣味・消費」に対応したカードが詰まっています。
【主要なギフトカード一覧】
| カテゴリー | カード名 | 主な用途 |
|---|---|---|
| 総合通販 | Amazonギフトカード | ほぼ何でも買える。現金に近い。 |
| アプリ・音楽 | Apple ギフトカード | iPhoneユーザー、アプリ課金、音楽 |
| アプリ・動画 | Google Play ギフトコード | Androidユーザー、アプリ課金、映画 |
| カフェ | スターバックス カード | おしゃれな御礼、ちょっとしたギフト |
| 動画配信 | Netflix、Hulu、U-NEXTなど | インドア派、映画・ドラマ好きに |
| ゲーム | ニンテンドープリペイド、PSストアカード | 子供やゲーム好きの大人に |
| 金券 | QUOカード、バニラVisaギフト | 使える店が多い。お祝いやお返しに。 |
これ、すごくないですか?
相手が「iPhoneユーザー」ならAppleカード、「よくAmazonで買い物してる」ならAmazonカード、「カフェによく行くおしゃれさん」ならスタバカード。
相手のライフスタイルに合わせて、ピンポイントで選べるんです。
「お菓子は食べない人だからな…」という場合でも、これなら絶対に喜んでもらえます。
理由2:24時間365日、いつでも買える
これがコンビニの最大の強みですよね。
「あ!明日、甥っ子の誕生日だ!プレゼント忘れてた!」
夜中の2時でも、早朝の5時でも、コンビニに行けば「ニンテンドープリペイドカード」が買えるんです。
デパートや家電量販店は、当然ですが夜は閉まっています。
この「時間を選ばない」という圧倒的な利便性は、他のどんな業態も真似できません。
理由3:「ギフトボックスタイプ」の存在
「でも、カード1枚だけ渡すのは、なんか味気ない…」
わかります。特にAmazonカードやAppleカードは、台紙についているだけだと、ちょっとプレゼント感に欠けますよね。
その弱点を、コンビニはちゃんと分かっています。
Amazonギフトカードには、「ギフトボックスタイプ」というものが用意されています。
小さな缶のケースや、おしゃれな箱にカードが入っているタイプです。
これはもう、見た目も立派な贈答品。価格はカードの額面通り(3,000円、5,000円など)で、箱代はかかりません。
また、スターバックスカードも、季節限定の可愛いデザインカードが、専用の紙ケースとセットで売られていることが多いです。(セブン-イレブンやローソンでよく見かけます)
これらを活用すれば、「味気なさ」は完全にクリアできます。
お菓子やモノと違って「かさばらない」のも、地味に嬉しいポイント。
「ちょっと御礼がしたいんだけど、相手に気を遣わせたくないな」という時に、スタバカードやQUOカードをサッと渡すのは、非常にスマートな大人の対応だと思います。
次の章では、これらのカードを実際にコンビニでどうやって買うのか、どこにあるのかを解説しますね。
【実用情報】Amazon、スタバ、Appleカードはコンビニのどこで買える?

「ギフトカードが便利なのはわかった!でも、コンビニのどこにあるの?どうやって買うの?」
という、具体的な「買い方」について解説します。コンビニ初心者さんでも、これを読めばもう迷いません!
どこにある?→ ギフトカードラック(棚)を探せ!
ギフトカード類は、基本的に「ギフトカードラック」と呼ばれる専用の棚に、まとめて陳列されています。
店舗のレイアウトによって場所は異なりますが、多いのは以下のパターンです。
- 雑誌・書籍コーナーの横や壁面
- ATMコーナーの近くの壁面
- レジカウンターの真横や背面
- イートインコーナーの壁面
コンビニに入ったら、まず「雑誌」か「ATM」の場所を探してみてください。
その周辺に、黒や白の什器(じゅうき)に、色とりどりのカードがズラーッと吊り下げられている一角があるはずです。そこが売り場です。
ただし、一部のカードは例外があります。
・スターバックス カード:レジカウンターの「上」や「目の前」に、専用のスタンドで置いてあることが多いです。(セブン、ローソン)
・QUOカード:これもレジカウンターで「QUOカードください」と店員さんに直接言う方が早い場合があります。
どうやって買う?→ レジに持っていくだけ!
買い方は、雑誌やお菓子と全く同じです。
欲しいカードを棚から取って、そのままレジに持っていきます。
店員さんに「こちら、3,000円分でよろしいですか?」などと聞かれます。
ギフトカードには、主に2つのタイプがあるからです。
タイプ1:金額固定タイプ
「3,000円」「5,000円」「10,000円」など、あらかじめ金額が決まっているカードです。
Apple ギフトカードや、Amazonのボックスタイプ、ゲーム系のカードに多いですね。
これは、もうそのままレジに出すだけです。
タイプ2:金額指定(バリアブル)タイプ
これがちょっとだけ上級者向けです。
カードの台紙に「1,500円~50,000円」といった具合に、金額の幅が書いてあります。
これが「バリアブルカード」です。
このカードをレジに持っていくと、店員さんから「金額はおいくらにされますか?」と聞かれます。
そこで、「3,500円でお願いします」「キリよく5,000円で」と、1円単位で好きな金額を指定できます。
(※最低金額は1,500円から、などカードによって決まっています)
「ちょっと予算オーバーだな…」という時に、固定タイプではなくバリアブルタイプを選べば、自分の予算ぴったりに調整できるので、めちゃくちゃ便利ですよ!
【重要な注意点】
ギフトカードは、レジで「ピッ」とスキャン(POSA認証といいます)をしてもらわないと、ただのプラスチックの板です。
レジを通すことで初めて、そのカードに価値がチャージされます。
万引きしても全く意味がないのは、このためですね(笑)。
そして、もう一つ大事なこと。
ギフトカードの購入は、原則として「現金のみ」です。
クレジットカードや電子マネー、QRコード決済(PayPayなど)では買えません。
(※例外的に、セブン-イレブンでnanacoを使うなど、一部の組み合わせでは買えることもありますが、基本は現金と覚えておきましょう)
これは、金券に近い商品をクレジットで買われると、色々(現金化とか)面倒な問題が起きるからです。
ギフトカードを買いに行く際は、必ず現金を持っていくようにしてくださいね!
ちなみに、これらのギフトカード、当然ですがAmazonや楽天市場でも買えます。
「Eメールタイプ」や「デジタルコード」なら、物理的なカードすらないので、LINEやメールで即座に相手に送ることが可能です。
「今すぐお祝いを伝えたい!」という時は、ネットでデジタルギフトを買うのが一番早いですね。
本格的なお中元・お歳暮に対応!「予約ギフト」の仕組みと利用方法

さて、これまでは「急な手土産」「とっさのプレゼント」という、コンビニの「即時性」に焦点を当ててきました。
しかし、コンビニの贈答品対応は、それだけじゃありません。
「ちゃんとした、季節のご挨拶」
つまり、お中元やお歳暮、父の日・母の日、クリスマスのごちそうといった、「本格的な贈答品」にも、コンビニはしっかり対応しています。
これが、カテゴリー3の「カタログ・予約ギフト」です。
「え、コンビニでお歳暮なんて、相手に失礼じゃない?」
そう思うのは、まだこのサービスを知らないからです。
実態は、「デパートや有名店のギフトを、コンビニの窓口(またはネット)で注文できるサービス」と考えた方が近いです。
「予約ギフト」とは?その仕組み
お中元やお歳暮のシーズン(だいたい6月~7月、11月~12月)になると、コンビニの店頭に、分厚い「ギフトカタログ」が置かれるのを見たことがありませんか?
アレです。
あのカタログに載っている商品は、コンビニが作っているわけではありません。
・伊藤ハムや日本ハムなどの「メーカー品」
・ヨックモックやメリーチョコレートなどの「有名洋菓子店」
・カゴメやウェルチなどの「飲料メーカー」
・産地直送の「カニ」や「メロン」
といった、デパートのギフトサロンに並んでいるのと全く同じ商品が、ズラリと掲載されています。
これを、コンビニのレジ(またはネット)で注文・支払いすると、指定した住所(相手の家など)に、メーカーやデパートから直接商品が発送される、という仕組みです。
つまり、コンビニは「注文窓口」の役割を果たしているわけですね。
なので、「コンビニで買った」ことが相手にバレることは、基本的にはありません。
(もちろん、自分でコンビニ受け取りにして持参したら別ですが…)
コンビニで予約ギフトを使うメリット
「それなら、最初からデパートのネット通販でよくない?」
確かに、その通りです。しかし、コンビニ経由ならではのメリットが、実はかなり大きいんです。
メリット1:送料が安い(または無料)
これが最大のメリットかもしれません。
セブン-イレブンの「セブン-イレブン ネットギフト」や、ファミリーマートの「ファミマのギフト」では、
「ネットで注文して、コンビニ店舗で受け取る」場合、送料無料になる商品が非常に多いです。
(※直送の場合は送料がかかることが多いです)
お歳暮やお中元って、送料が結構バカにならないですよね。1件あたり500円~1,000円かかることもザラ。
これを節約できるのは、家計にとって非常に大きいです。
「手渡ししたい」派の人にとっては、最強の選択肢になります。
メリット2:24時間いつでも注文・支払いできる
ネット注文はもちろん24時間OK。
さらに、店頭のカタログから注文する場合も、申込用紙をレジに持っていけば、深夜でも早朝でも支払いが可能です。
「仕事が忙しくて、デパートの営業時間に行けない!」という人には、本当にありがたいですよね。
メリット3:コンビニ独自の特典がある
「早期割引(早割)」が適用されたり、nanacoポイントやVポイント(旧Tポイント)などが貯まったり、ボーナスポイントが付いたり。
デパートのポイントカードより、よっぽど実用的なポイントが貯まることもあります。
メリット4:有名店・コラボ商品が強い
これは特に、お歳暮というより「クリスマスケーキ」や「恵方巻」などのイベント系に強いのですが、
「ケンズカフェ東京監修」のガトーショコラ(ファミマ)や、「ピエール・エルメ監修」のスイーツ(セブン)など、コンビニでしか予約できない限定コラボ商品があります。
これらは、贈答品として非常に喜ばれますよね。
このように、「デパート品質」の商品を、「コンビニの利便性」で、「お得に」注文できるのが、この予約ギフトの正体です。
「お中元・お歳暮はデパートから送るもの」という固定観念は、一度捨ててみる価値アリですよ。
セブン-イレブンとファミマのオンライン・カタログギフトの比較

本格的な予約ギフトが便利なのはわかった。
じゃあ、具体的にどこのコンビニが強いの?
ここでは、特にオンラインギフトに力を入れている「セブン-イレブン」と「ファミリーマート」を比較してみましょう。(ローソンももちろんやっていますが、特にこの2社が積極的です)
王者セブン-イレブン:「セブン-イレブン ネットギフト」
セブン-イレブンの強みは、その圧倒的な「物流網」と「商品開発力」にあります。
サービス名は「セブン-イレブン ネットギフト」。
【特徴】
- 品揃えの網羅性: お中元・お歳暮の定番であるハム・ビール・洗剤から、スイーツ、産直品まで、死角がありません。 「迷ったらセブンで探せば何でもある」という安心感があります。
- セブンプレミアム商品のギフト: 店頭でもおなじみ「セブンプレミアム ゴールド」の詰め合わせなど、セブンでしか買えない高品質PBギフトが選べます。 「金のハンバーグセット」とか、もらったら絶対嬉しいですよね。
- 有名店コラボ(特にスイーツ): 「ピエール・エルメ」や「メゾンカカオ」など、世界的なパティシエとのコラボスイーツ(クリスマスやバレンタイン時期)は、予約殺到の人気商品です。 これはもう、立派な「ブランドギフト」です。
- nanacoポイント: 購入金額に応じてnanacoポイントが貯まります。ボーナスポイントが付く商品も多いです。
- 受け取り: 全国のセブン-イレブン店舗で受け取れるので、出先や職場の近くでピックアップできるのが便利。 (もちろん相手先への直送も可能です)
セブン-イレブンのギフトは、「王道・安心・高品質」というイメージ。
目上の人への贈答品でも、まず間違いのない選択ができるのが強みですね。
個性派ファミリーマート:「ファミマのギフト」
対するファミリーマートは、「王道」に加えて「独自性・コラボ」で勝負してくる印象です。
サービス名は「ファミマのギフト」や「ファミペイWEB予約」など。
【特徴】
- エンタメ系コラボ: ファミリーマートは、アーティストやアニメ、有名キャラクターとのコラボに積極的です。
例えば、「BE:FIRST」や「ちいかわ」とコラボしたクリスマスケーキや限定グッズなど。 これは贈る相手を選びますが、ファンにとっては「これ以上ないギフト」になります。 - 有名シェフ監修: 「ケンズカフェ東京」や「上林春松本店(宇治抹茶)」など、特定の専門店との太いパイプを持っています。 特に「ケンズカフェ東京監修」のガトーショコラやスイーツは、ファミマのキラーコンテンツです。
- ファミペイ・Vポイント(旧Tポイント): ファミペイで支払うとボーナスが付いたり、Vポイントが貯まったりと、独自の経済圏でのメリットが大きいです。
- 「ファミマ!!」ブランド: 都市部のオフィスなどに入っている、ちょっとおしゃれなファミマ「ファミマ!!」限定の、こだわりの雑貨や食品をギフトとして扱っていることもあります。
ファミリーマートのギフトは、「トレンド・独自性・楽しさ」がキーワード。
友人や、趣味がわかっている相手への「ちょっと気の利いたギフト」を探すのに向いています。
【比較まとめ】
| 項目 | セブン-イレブン | ファミリーマート |
|---|---|---|
| 強み | 王道、高品質PB、世界的パティシエ | 独自コラボ、エンタメ系、有名専門店 |
| イメージ | 安心・堅実・高級感 | トレンド・個性的・楽しい |
| ポイント | nanacoポイント | Vポイント、ファミペイボーナス |
| おすすめの人 | 目上の人、失敗したくない時 | 友人、趣味が合う人、トレンド好き |
どちらも非常に魅力的ですが、結局のところ、最終的には「そのカタログに欲しい商品があるか」で決めるのが一番です。
シーズンになったら、両社のカタログやギフトサイトを見比べてみるのが賢いやり方ですね。
もちろん、これらのギフトも「楽天市場」や「Yahoo!ショッピング」に出店しているショップ(例えば、メーカーの公式ショップ)から直接買うことも可能です。
ポイント還元率などを比較して、一番お得な方法を選ぶのが、現代の賢い贈答品選びと言えるでしょう。
・相手に失礼にならないためのコンビニ贈答品選びの注意点3つ
・まとめ:コンビニを「急ぎ」と「予約」のギフト拠点として活用しよう
コンビニギフト最大の弱点?「ラッピング・熨斗」の対応状況

さて、ここまでコンビニ贈答品の素晴らしい点を散々アピールしてきました。
高品質なPB、便利なギフトカード、本格的な予約ギフト…。
しかし、そんなコンビニギフトにも、越えられない「大きな壁」があります。
それが、「ラッピング」と「熨斗(のし)」の問題です。
ここを理解しておかないと、「こんなはずじゃなかった!」と現場で慌てることになりますし、最悪の場合、相手に失礼だと思われてしまう可能性もゼロではありません。
コンビニギフトの「弱点」について、包み隠さず解説します。
【原則】店頭購入品(手土産)のラッピングは期待できない
まず、大原則として覚えておいてください。
セブンカフェのフィナンシェや、ファミマルのバウムクーヘンなど、店頭に並んでいる商品をレジに持っていっても、ギフトラッピングはしてもらえません。
考えてみれば当然ですよね。
コンビニのレジは、1分1秒を争う戦場です。そんな場所で、店員さんが包装紙で商品を包み、リボンをかける…なんていう作業は物理的に不可能です。
「ギフト用に袋をください」とお願いしても、もらえるのは(良くて)少し大きめの茶色い紙袋か、いつものレジ袋です。
「手提げ袋」というレベルのものも、基本的には用意されていません。
(※一部の店舗や、クリスマス時期などを除く)
これが、コンビニ手土産の最大の弱点です。
「中身はデパートレベルなのに、外見がコンビニの袋」というギャップが生まれてしまうのです。
これをどう克服するか?
・気にしない(「美味しいから買ってきたよ!」と中身で勝負する)
・自分でラッピング資材を用意しておく(前述の100均の袋など)
・ギフトカードなど、元からパッケージがあるものを選ぶ
などの対策が必要になります。
「熨斗(のし)」は、ほぼ100%無理
ラッピング以上に無理なのが「熨斗(のし)」です。
「御祝」「御礼」「内祝」といった、アレですね。
店頭購入品に「のし紙をかけてください」とお願いしても、店員さんは「???」となるだけです。
コンビニには、のし紙も、それを印刷するプリンターも、毛筆で名前を書けるスタッフもいません。
「きちんとした熨斗が必要な、フォーマルな贈答品」は、コンビニの店頭購入(カテゴリー1)では絶対に無理だと諦めてください。
これはもう、デパートや専門店、ネット通販の領域です。
【例外】「予約ギフト」なら熨斗もラッピングも完璧
「じゃあ、コンビニでお中元やお歳暮もダメなの?」
いえいえ、ここでカテゴリー3の「予約ギフト」が生きてきます。
「セブン-イレブン ネットギフト」や「ファミマのギフト」で注文する本格ギフトは、別です。
これらは、注文する際に「熨斗の有無」や「表書き(御歳暮、御中元など)」「名入れ」をしっかり指定できます。
商品は、コンビニの店頭ではなく、メーカーや物流センターから発送されます。
そこでは、デパートと全く同じように、キレイに包装され、指定した熨斗がかけられた状態で梱包されます。
だから、相手に直送しても全く失礼にはなりません。
「コンビニで注文した」ことは、外見からは一切わからない完璧な贈答品として届けてくれます。
【結論のまとめ】
・店頭で買う手土産(菓子折り、PB菓子):ラッピング、熨斗は不可。
・店頭で買うギフトカード:一部「ボックスタイプ」など、元からギフト仕様のものがある。
・カタログ・ネットで買う予約ギフト:ラッピング、熨斗は完璧に対応可能。
この違いを、絶対に覚えておいてくださいね!
相手に失礼にならないためのコンビニ贈答品選びの注意点3つ

コンビニ贈答品がいくら進化したとはいえ、やはり「コンビニで買った」という事実は変わりません。
TPO(時と場所、場合)を間違えると、「この人、常識ないな…」と思われてしまう危険性も、残念ながらゼロではありません。
そうならないために、どこストアが考える「コンビニ贈答品選びの注意点」を3つお伝えします。
これを守れば、まず失敗はありません。
注意点1:渡す相手との「関係性」を見極める
これが一番重要です。
あなたの「手抜き」や「緊急対応」を、笑って許してくれる相手かどうか。
・気心の知れた友人、家族、親戚: → 全く問題ありません。「セブンの金のバウム買ってきたよ!」と堂々と渡しましょう。むしろ「お、わかってるね!」と喜ばれます。
・職場の同僚(差し入れなど): → ブルボンの「ハイセレクション」や、PB焼き菓子の組み合わせで十分です。「みんなでどうぞ」と配る分には、何の問題もありません。
・取引先、上司、目上の方: → ここは要注意ラインです。 → 「シュガーバターの木」や「スタバカード」など、「コンビニPB」ではなく「ブランドが確立しているもの」を選ぶのが無難です。 → 「コンビニの袋」のまま渡すのは、できれば避けたいところ。紙袋を別で用意するなどの配慮が欲しいですね。
・冠婚葬祭のお返し、重要な謝罪など: → 絶対にNGです。 → こういうフォーマルなシーンでは、コンビニギフトは選択肢から外してください。 → 相手がどう思うか以前に、あなたの常識が疑われます。こういう時こそ、デパートか、Amazonや楽天の「のし対応OK」なギフト専門店を利用しましょう。
注意点2:「チルドスイーツ(冷蔵品)」は避ける
ローソンのプレミアムロールケーキや、セブンの「とろける生チーズケーキ」、ファミマの「スフレ・プリン」…。
コンビニのチルドスイーツ(冷蔵コーナーにあるスイーツ)は、めちゃくちゃ美味しいですよね。
美味しいんですが、これを「贈答品」として持っていくのは、あまりオススメしません。
理由は2つ。
・日持ちがしない:基本的に「今日中」か「明日まで」です。相手がすぐに食べられるとは限りませんし、「早く食べなきゃ」というプレッシャーを与えてしまいます。
・持ち運びが大変:要冷蔵なので、長時間持ち歩けません。保冷剤も、コンビニでは(アイス以外)基本もらえません。
手土産は、相手が好きな時に食べられる「常温」の「焼き菓子」が基本です。
チルドスイーツは、「今から一緒に食べる用」として買うものだと割り切りましょう。
注意点3:「金額が分かりすぎる」ものは避ける
これは特に、PB菓子を組み合わせて渡す時に注意が必要です。
「フィナンシェ160円」「バウム180円」「クッキー150円」…みたいに、個別の値札シールが貼られたままになっていませんか?
値札シールは、できる限り剥がしましょう。
(※バーコードは製造管理用のことが多いのでそのままでも良いですが、白地に赤文字で「税込〇〇円」と書いてあるシールは、剥がした方がスマートです)
ギフトカードも同様です。
金額固定タイプ(「5,000円」とカードに印字されている)は良いですが、バリアブルカードを買った場合、レジで「3,500円」と指定すると、その金額が書かれたシールを貼られたり、レシートが台紙に貼られたりします。
その「金額がモロバレ」のレシートやシールは、渡す前にそっと剥がしておくのが大人のマナーです。
(※ただし、PINコードや認証に必要な部分まで剥がさないように注意!)
相手に「ああ、これは合計800円くらいの手土産だな」と計算させてしまうような渡し方は、ちょっと野暮ですよね。
少しの手間で「コンビニ感」は消せるので、ぜひ実践してみてください。
これらの点にさえ気を付ければ、コンビニギフトはあなたの強力な味方になりますよ!
まとめ:コンビニを「急ぎ」と「予約」のギフト拠点として活用しよう

お疲れ様でした!9000文字近くにわたって(たぶん)、2025年最新の「コンビニ贈答品」事情を徹底的に解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?
もう、「コンビニで贈答品なんて…」というイメージは、なくなりましたよね?
最後に、この記事の超重要なポイントをまとめます。
【コンビニギフト3つの形態】
- 緊急手土産(店頭の菓子): 急な訪問に最適。「高品質PB」か「有名メーカー菓子折り」を狙う。 セブンは「金バウム」「シュガーバター」、ファミマは「ブルボン」、ローソンは「Uchi Café」「無印」が強い。
- 万能プレゼント(ギフトカード): 相手の趣味が不明ならコレが最強。Amazon、スタバ、Appleなど種類が豊富。 「ボックスタイプ」を選べば見栄えもOK。購入は現金で。
- 本格ギフト(予約・カタログ): お中元・お歳暮に。デパート品質の商品を注文できる。 ネット注文&店舗受取で「送料無料」になるのが最大のメリット。
【最大の注意点】
- 店頭で買う手土産は、「ラッピング」と「熨斗(のし)」が絶望的。
- 自分でラッピング資材を用意するか、気にしない関係性の相手に限定するのが吉。
- 本格的な熨斗が必要な場合は、必ず「予約ギフト」を利用すること!
コンビニは、私たちの生活インフラであると同時に、今や「ギフト・インフラ」にもなっているんです。
「今すぐ必要な、カジュアルな手土産」
「相手を選ばない、万能なプレゼント」
「お得で便利な、本格的な季節のギフト」
このすべてが、24時間365日、あなたの家の近くで手に入る。
こんなに心強いことはありません。
もちろん、時間があるならデパートでじっくり選ぶのも素敵なことです。
でも、忙しい現代人にとって、コンビニという選択肢があることを知っているだけで、心に余裕が生まれますよね。
もし、コンビニに行く時間すらない!もっと色々なギフトから選びたい!という方は、やはりネット通販が最強の味方です。
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングなら、それこそ星の数ほどの「贈答品」が見つかります。
ポイントも貯まりますし、翌日配送も当たり前。
「コンビニで買うのはちょっと…」とためらわれる相手には、ネットで「ちゃんとしたギフト」を送るのがスマートな選択ですね。
この記事が、あなたの「いざという時」の助けになれば、どこストアとしてこれほど嬉しいことはありません!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!




