セブンイレブンに酔い止め薬は売ってる?緊急時の購入方法と対処法、代替薬まで徹底解説!

こんにちは!あなたの「どこで売ってる?」を解決する情報ブロガーの「どこストア」です。
急な乗り物での移動や、お子さんの遠足で「あ!酔い止め薬忘れた!」と焦った経験、ありませんか?
そんな時、一番身近なセブンイレブンでサクッと買えたら最高ですよね。
この記事では、「セブンイレブンに酔い止め薬は売ってるのか?」という疑問にハッキリお答えし、買えない場合の対処法や代替品まで、誰でもわかるように徹底的に解説していきます!
・2. 実は医薬品の販売には法律の壁が!コンビニで買える薬の分類とは
・3. セブンイレブンに登録販売者はいる?薬剤師がいないと買えないもの
・4. 酔い止め代わりに試せる!セブンで買える「乗り物酔い対策グッズ」3選
・5. 【裏技?】吐き気を抑えるツボや食べ物はセブンで見つかる?
- セブンイレブンで「酔い止め」は本当に買えるの?【結論から言うと…】
- 実は医薬品の販売には法律の壁が!コンビニで買える薬の分類とは
- セブンイレブンに登録販売者はいる?薬剤師がいないと買えないもの
- 酔い止め代わりに試せる!セブンで買える「乗り物酔い対策グッズ」3選
- 【裏技?】吐き気を抑えるツボや食べ物はセブンで見つかる?
- 急いでいるならココ!酔い止め薬が確実に買える周辺店舗リスト
- 24時間営業の「ドラッグストア併設型コンビニ」を見分ける方法
- 意外な穴場!駅の売店や大きなSA/PAでの酔い止め事情
- 市販の酔い止め薬の「主成分」を知ろう!副作用の眠気対策
- 大人用と子供用、どう選ぶ?失敗しない酔い止め薬の選び方
- 【まとめ】セブンイレブンで酔い止めが見つからない時の最終チェックリスト
セブンイレブンで「酔い止め」は本当に買えるの?【結論から言うと…】

さて、皆さんが一番知りたいこの疑問。朝早くのバスツアーや、旅行先での移動中、ふと「酔いそう…」と感じた時、目の前にセブンイレブンがあったら駆け込みたくなりますよね。
結論からハッキリ言いますと、ほとんどのセブンイレブンでは「酔い止め薬」は売っていません。
「えー!そうなの!?」とガッカリした方、ごめんなさい。でも、これにはちゃんとした理由があるんです。
「だって、セブンイレブンって何でも売ってるじゃん!」
そう思いますよね。お弁当、飲み物、雑誌、日用品、最近ではお酒やタバコはもちろん、ちょっとした化粧品や下着まで揃っています。
それなのに、なぜ「酔い止め薬」という、あんなに小さくて、多くの人が必要とする可能性のあるものが置いていないのでしょうか。
コンビニなのに薬が買えない「たった一つの理由」
その答えは、「法律」にあります。
実は、酔い止め薬は「医薬品」というカテゴリに入ります。そして、医薬品を販売するには、国が定めた厳しいルールをクリアしないといけないんです。
「医薬品」と聞くと、風邪薬や頭痛薬、胃腸薬などを想像しますよね。
酔い止め薬も、これらの仲間なんです。
セブンイレブンは「コンビニエンスストア(便利な店)」であって、「ドラッグストア(薬局)」ではありません。
この「コンビニ」と「薬局」の間には、法律による大きな大きな壁があるんです。
「でも、昔コンビニで栄養ドリンクとか買ったことあるけど?」
良いところに気が付きましたね。
実は、コンビニで売っているものの中にも、「医薬品っぽい」ものはあります。
例えば、「リポビタンD」のような栄養ドリンク。
これらは「指定医薬部外品」というカテゴリで、「医薬品」とは別物なんです。
ものすごく簡単に言うと、
- 医薬品:病気の「治療」や「予防」が目的。販売に資格が必要。(例:酔い止め薬、風邪薬)
- 医薬部外品:病気の「防止」や「衛生」が目的。販売に資格は不要。(例:栄養ドリンク、うがい薬の一部)
こんな違いがあります。
酔い止め薬は、乗り物酔いという症状を「予防・改善」する「医薬品」なので、資格を持った人がいないと売れない決まりになっているんですね。
「でも、薬売ってるコンビニ見たことあるよ?」
「いやいや、どこストアさん。私、薬が置いてあるコンビニ見たことありますよ!」
はい、その通りです。
最近、数は少ないですが「ドラッグストア併設型」のコンビニエンスストアが増えてきています。
これは、セブンイレブンがドラッグストアと一緒になったようなお店です。
見た目はセブンイレブンだけど、お店の一角が完全に薬局のようになっていて、そこには「登録販売者」や「薬剤師」という資格を持った店員さんがいます。
そういう特殊な店舗であれば、セブンイレブンでも酔い止め薬を買うことができます。
ただ、本当にごく一部です。
あなたが今いる場所の近くのセブンイレブンが、その「特殊な店舗」である可能性は、残念ながらかなり低いと言わざるを得ません。
だから、「基本的にはセブンイレブンに酔い止め薬は売っていない」と覚えておくのが正解なんです。
じゃあ、どうしてそんな面倒な法律があるのか?次の見出しで、その「法律の壁」について、もっと分かりやすく解説しますね。
ちなみに、旅行や遠足の日程が前もって決まっているなら、Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングなどで事前に購入しておくのが一番確実で、しかも安いことが多いです。
特に小さなお子さんがいるご家庭では、子ども用の酔い止め(シロップタイプや、水なしで飲めるラムネタイプ)を常備しておくと、いざという時に本当に助かりますよ。
ネットなら種類も豊富ですし、慌てて探すストレスもありませんからね。
実は医薬品の販売には法律の壁が!コンビニで買える薬の分類とは

前の見出しで、「酔い止め薬は法律の壁があってセブンイレブンでは買えない」という話をしました。
「法律って言われても、難しくてよく分からないよ!」
「なんでそんな面倒なルールがあるの?」
そうですよね。私たちからしたら、必要な時に必要なものが買えるのが一番です。
でも、このルールは、私たちの健康を守るためにとても大切なものなんです。
ここでは、その「法律の壁」の正体である「医薬品の分類」について、世界一わかりやすく解説してみたいと思います。
これを知っておくと、「あ、これはコンビニで買えるな」「これは無理だな」というのが自分で判断できるようになりますよ!
薬には「ランク」がある!3つの分類
日本で売られている市販薬(お医者さんで処方される薬ではなく、ドラッグストアなどで買える薬)は、その副作用のリスクの高さによって、大きく3つのグループに分けられています。
1. 第1類医薬品(だいいちるいいやくひん)
2. 第2類医薬品(だいにるいいやくひん)
3. 第3類医薬品(だいさんるいいやくひん)
「うわ、出た。こういうの苦手…」と思ったあなた、大丈夫です。
ざっくりと「ヤバい順」だと思ってください。
第1類医薬品:ボスキャラ級(薬剤師が必須)
これは、市販薬の中で最もリスクが高いとされる薬です。
副作用が出やすく、使う時に特に注意が必要なものたちです。
- 例:一部の胃薬(ガスター10など)、一部の痛み止め(ロキソニンSなど)、発毛剤(リアップなど)
- 販売ルール:薬剤師さん(大学の薬学部を6年出て国家試験に受かった薬のプロ)がいないと、絶対に売れません。
- 買い方:お客さんから「これください」と言われても、薬剤師さんが「これはこういう薬で、こういう注意点がありますよ」と書面で説明する義務があります。
これはもう、コンビニでは絶対に買えません。薬剤師さんが常駐しているドラッグストアでしか扱えません。
第2類医薬品:中ボス級(酔い止めはココ!)
これが今回の主役、「酔い止め薬」が分類される場所です。
第1類ほどではないけれど、やはり副作用(眠気など)に注意が必要な薬です。
市販薬のほとんど(風邪薬、解熱鎮痛剤、漢方薬など)が、実はこの「第2類」に入ります。
- 例:酔い止め薬全般、ほとんどの風邪薬(パブロン、ルルなど)、痛み止め(バファリン、イブなど)
- 販売ルール:薬剤師さん、または「登録販売者」さん(都道府県の試験に合格した薬の専門家)がいないと売れません。
- 買い方:薬剤師さんや登録販売者さんから、使い方や副作用について「説明するように努力する」というルール(努力義務)があります。
「努力義務」というちょっと緩い言葉ですが、とにかく資格者がいないとダメなんです。
だから、24時間営業のセブンイレブンに、24時間ずっと資格者を配置するのは難しいため、ほとんどのお店では扱っていない、というワケなんです。
第3類医薬品:ザコキャラ級(コンビニでもOKな場合も)
これは、3つの中で最もリスクが低いとされる薬です。
副作用のリスクが比較的少なく、日常生活で不足しがちなビタミンを補ったり、軽い不調を整えたりするものが中心です。
- 例:ビタミン剤(アリナミンAなど)、整腸薬(ビオフェルミンなど)、湿布薬(サロンパスなど)、うがい薬、目薬の一部
- 販売ルール:薬剤師さん、または登録販売者さんがいれば売れます。
- 買い方:特に説明の義務はありません(もちろん、聞かれれば答えます)。
「あれ?これも資格者が必要なの?」
はい、一応ルール上はそうなっています。
ですが、この第3類医薬品は、資格者がいればお客さんが自由に手に取れる場所に陳列してOKなんです。(第1類・第2類は、お客さんが勝手に触れないカウンターの中などに置くルールがあります)
だから、先ほど話した「ドラッグストア併設型コンビニ」では、この第3類医薬品(ビタミン剤や湿布など)を、普通のコンビニ商品と同じように棚に並べていることが多いんですね。
これでナゾが解けましたか?
セブンイレブンで酔い止め薬が買えないのは、酔い止め薬が「第2類医薬品」という、販売に資格が必要なランクの薬だからなんです。
次の見出しでは、その「資格者」である「登録販売者」さんについて、もう少し詳しく見てみましょう。
ちなみに、こういった薬の分類や副作用をいちいち気にするのが面倒…という方こそ、Amazonや楽天の出番です。
ネット通販なら、商品のページに「第2類医薬品」といった分類や、成分、副作用(眠気など)が全部しっかり書いてあります。
お店で薬剤師さんに話しかけるのが緊張する…という方でも、自分のペースでじっくり読んで、比較して選べます。
「眠気が出にくいタイプ」や「子ども用のフルーツ味」など、人気の酔い止め薬を比較して買えるのが最大のメリットですね。
セブンイレブンに登録販売者はいる?薬剤師がいないと買えないもの

前の見出しで、酔い止め薬(第2類医薬品)を買うには「薬剤師」か「登録販売者」という資格者がお店にいる必要がある、というお話をしました。
薬剤師さんは、なんとなく「薬局にいる白衣の人」ってイメージが湧きますよね。
では、「登録販売者(とうろくはんばいしゃ)」って、一体何者なんでしょうか?
この「登録販売者」さんこそが、コンビニで薬が買えるかどうか?の鍵を握るキーパーソンなんです。
登録販売者とは?コンビニの店員さんとは違うの?
登録販売者というのは、2009年にできた比較的新しい資格です。
ものすごく簡単に言うと、「第2類医薬品と第3類医薬品を販売できる専門家」のことです。
薬剤師さんとの大きな違いは、
- 薬剤師:第1類、第2類、第3類、全部の市販薬を販売できる。
- 登録販売者:第2類、第3類を販売できる。(=第1類は売れない)
という点です。
薬剤師さんは薬のプロフェッショナル、登録販売者さんは市販薬販売のスペシャリスト、といった感じですね。
ドラッグストアに行くと、白衣ではなく、お店の制服に「登録販売者」という名札をつけた店員さんがいるのを見たことがありませんか?
あの人たちです。
普通のコンビニのアルバイトやパートの店員さんは、もちろんこの資格を持っていません。
レジ打ちや品出しはできても、薬を売ることは法律で固く禁じられています。
じゃあ、セブンイレブンに登録販売者はいるの?
ここが核心です。
先ほどもお話しした通り、「ごく一部の、ドラッグストア併設型のセブンイレブン」には、登録販売者さん(または薬剤師さん)がいます。
そういうお店は、入り口に「くすり」「薬品」といった大きなノボリが立っていたり、看板にドラッグストアの名前が一緒に入っていたりします。
お店の中に入ると、一角が完全に薬コーナーになっていて、風邪薬や酔い止め薬(第2類)がズラッと並んでいます。
ただし!
ここにも注意点があります。
資格者がいる時間しか、薬は買えません。
たとえば、お店自体は24時間開いていても、登録販売者さんが勤務しているのが「朝9時~夕方18時まで」だったとします。
そうすると、それ以外の時間(夜中や早朝)は、たとえ薬が棚に並んでいても、買うことはできません。
(法律で、資格者がいない時間は薬の棚にカギをかけたり、カバーをかけたりすることが義務付けられています)
あなたが「酔い止めが欲しい!」と思うのは、大抵が旅行に出かける前の「早朝」だったりしませんか?
早朝5時にセブンイレブンに駆け込んでも、たとえそこが薬を扱っている店舗だったとしても、登録販売者さんが出勤してくる9時まで買えない…なんてことが普通にあるんです。
結論:セブンイレブンをアテにするのは危険!
まとめると、セブンイレブンで酔い止め薬を買うためには、
- そのセブンが「ドラッグストア併設型」である
- 「登録販売者」か「薬剤師」が勤務している時間帯である
という、2つの高いハードルをクリアしないといけません。
そんな不確定なことに賭けるより、どう考えても他の方法を探した方が早いですよね。
「じゃあ、セブンイレブンではもう何もできないの!?」
いえいえ、そんなことはありません。
薬(医薬品)は買えなくても、「乗り物酔いをマシにする」ためのアイテムなら、セブンイレブンでも手に入ります。
次の見出しで、その「代替グッズ」をご紹介しますね!
その前に、もし「やっぱりちゃんとした薬が欲しい」と思うなら、Amazonや楽天、Yahoo!ショッピングを今すぐチェックしてみてください。
プライム会員なら翌日に届くこともありますし、「あわせ買い対象」で他の日用品と一緒に買えば送料もかかりません。
最近では、メルカリで「買いすぎた分」や「使う予定がなくなった分」が安く出品されていることもありますが、医薬品の個人間売買は少し注意が必要です。
安心・安全を考えるなら、やはりAmazonや楽天などの正規の販売店から購入するのが一番のおすすめです。
酔い止め代わりに試せる!セブンで買える「乗り物酔い対策グッズ」3選

さて、近所のセブンイレブンでは酔い止め薬(第2類医薬品)は買えない…という現実が分かりました。
「もうダメだ…バスに乗るのが怖い…」
「子どもが『気持ち悪い』って言い出したらどうしよう…」
諦めるのはまだ早いです!
医薬品はなくても、乗り物酔いの症状を「和らげる」可能性のあるアイテムなら、セブンイレブンにも置いてあります。
いわば「気休め」かもしれませんが、「何か対策をしている」という安心感が、意外と酔いを遠ざけてくれるものですよ。
ここでは、どこストアが厳選した「セブンで買える酔い止め代替グッズ」を3つ、ご紹介します!
対策グッズ1:ミント系のガム・タブレット
これは定番中の定番ですね。
セブンイレブンのお菓子コーナーやレジ横には、必ずと言っていいほどミント系のガムやタブレットが置いてあります。
- なぜ効くの?(と言われているか)
- スーッとするミントの清涼感で、口の中や気分がリフレッシュされる。
- ガムを噛む「リズム運動」が、自律神経を整えるのに役立つ。
- 「何かを口にしている」という行為が、不安感を紛らわしてくれる。
- セブンでの狙い目商品:
- クロレッツXP、キシリトールガム(ミント系)
- ミンティア、フリスク(特に強めのミント)
ポイントは「甘すぎないこと」。
甘ったるいフルーツ味などは、逆に胃がムカムカしてしまう可能性があります。
できるだけ「スーッ」とする、ミントやメントールが強いものを選ぶのがおすすめです。
特に車酔いは「ニオイ」で誘発されることもあるので、ガソリンや車内の芳香剤のニオイを、ミントの香りで上書きするイメージですね。
対策グッズ2:炭酸水(無糖)
これも意外とおすすめです。
乗り物酔いでムカムカし始めた時、胃の中に食べ物が残っていると最悪です。
- なぜ効くの?(と言われているか)
- 炭酸のシュワシュワ感が、胃の不快感をスッキリさせてくれる。(ゲップが出ると楽になるアレです)
- 冷たい喉越しで、気分がシャキッとする。
- セブンでの狙い目商品:
- セブンプレミアムの「強炭酸水」(無糖)
- ウィルキンソンなど、甘くない炭酸水
ここでの絶対条件は「無糖(甘くないこと)」です。
コーラやサイダーなどの甘い炭酸飲料は、逆に血糖値を急激に上げてしまい、その後の不快感を増幅させる可能性があります。
レモン風味などの柑橘系フレーバーがついている程度ならOKですが、基本は「甘くない」ものを選びましょう。
対策グッズ3:梅干し系のお菓子
これも昔からよく言われますね。「酸っぱいもの」です。
- なぜ効くの?(と言われているか)
- 梅干しの強い酸味が、唾液の分泌を促し、口の中の不快感を洗い流す。
- 酸味や塩味が、吐き気を抑えると言われている。
- セブンでの狙い目商品:
- 「男梅」シリーズ(シートやグミ)
- 干し梅、カリカリ梅(おつまみコーナーにあるかも)
これも、甘酸っぱい「梅味」ではなく、ガツンと酸っぱくてしょっぱい「梅干し」に近いものがおすすめです。
グミや飴タイプなら、口の中に長く留めておけるので持続的な効果も期待できるかもしれません。
いかがでしょうか?
これら3つなら、日本全国どこのセブンイレブンでも、ほぼ確実に手に入ります。
「薬が買えなかった…」と落ち込む前に、ぜひこれらを試してみてください。
「ミントと炭酸水と梅干し、全部買っておこう!」という「万全の準備」こそが、最強の酔い止めになるかもしれませんよ。
もちろん、これらは「医薬品」ではありません。
本当に酔いやすい人が長時間の移動に臨むなら、やはり「第2類医薬品」である本物の酔い止め薬には敵いません。
Amazonや楽天なら、定番の「アネロン」や「トラベルミン」など、強力な効果が期待できる医薬品が簡単に手に入ります。
「乗り物酔いで旅行の思い出を台無しにしたくない!」という方は、出発前にポチっておくのが大人のマナーですね。
【裏技?】吐き気を抑えるツボや食べ物はセブンで見つかる?

酔い止め薬は買えない、ミントや炭酸水もいいけど、もっと根本的な対策はないの?
そんな方のために、ここでは「セブンイレブンにあるもの」とは少し離れますが、乗り物酔いに効くと昔から言われている「ツボ」や、酔いにくい「食べ物」についてご紹介します。
これこそお金がかからない、最強の「裏技」かもしれませんよ!
今すぐ押せる!乗り物酔いの特効ツボ「内関(ないかん)」
「ツボ押しなんて気休めでしょ?」と思うなかれ。
東洋医学では、乗り物酔いは「気」や「水」の流れが乱れることで起こると考えられており、特定のツボを刺激することで、その乱れを整えることができるとされています。
数あるツボの中でも、乗り物酔いや吐き気に最強!と言われているのが「内関(ないかん)」というツボです。
- 場所:手のひら側の、手首のシワの真ん中から、指3本分(人差し指・中指・薬指をそろえた幅)ひじ側に行ったところ。2本の太いスジの間にあります。
- 押し方:反対の手の親指で、そのスジの間を「イタ気持ちいい」くらいの強さで、5秒かけてゆっくり押し、5秒かけてゆっくり離します。これを5~10回繰り返します。
バスや車の中で「あ、ヤバいかも…」と思ったら、すぐにこの「内関」をギューッと押してみてください。
セブンイレブンで買ったガムを噛みながら、炭酸水を飲みつつ、このツボを押す。
これだけやれば、かなり酔いを遠ざけられる気がしませんか?
ちなみに、この「内関」を押し続けてくれる「酔い止めバンド」という商品もあります。
これは薬ではないので、もちろんセブンイレブンには売っていませんが、Amazonや楽天では定番商品として売られています。
薬を飲みたがらない小さなお子さんや、妊娠中の方、薬の副作用(眠気)が困るドライバーさんなどに大人気です。
「そんなので効くの?」と半信半疑で使ってみたら、「ウソみたいに酔わなかった!」という口コミも多い、隠れた名品ですよ。
セブンで調達!乗り物酔いしにくい「食べ物」の選び方
乗り物酔いの大きな原因の一つに「胃の状態」があります。
空腹すぎても、満腹すぎてもダメ。
これが鉄則です。
特に、バス旅行の前に「お腹すいたー!」とセブンイレブンに寄って、揚げ物(からあげ棒やアメリカンドッグ)や、クリームたっぷりのパン、ポテトチップスなどを買い込むのは最悪の選択です。
脂っこいものは消化が悪く、いつまでも胃の中に留まるため、乗り物の揺れで胃がムカムカしやすくなります。
では、セブンイレブンで「乗る前に軽く食べておく」なら、何が正解なのでしょうか?
- 正解の例:
- おにぎり(鮭、梅、昆布などサッパリ系):適度な炭水化物で空腹を防ぐ。ツナマヨや唐揚げマヨは避けましょう。
- バナナ:消化が良く、すぐにエネルギーになる。
- プレーンなヨーグルト:胃の調子を整える。(甘すぎないもの)
- しょうが湯、しょうが紅茶:しょうが(ジンジャー)は、吐き気止めとして世界中で使われています。ホットドリンクコーナーにあればラッキーです。
- 不正解の例:
- 揚げ物全般(からあげ、コロッケ、フランクフルト)
- 菓子パン(メロンパン、クリームパン)
- スナック菓子(ポテトチップス)
- 乳飲料(甘いカフェオレ、いちごミルク)
- 柑橘系のジュース(オレンジジュースなど、酸味が胃を刺激することも)
もしセブンイレブンで乗る前の腹ごしらえをするなら、「おにぎり(梅)と、無糖のお茶」あたりが、最も安全な選択と言えそうですね。
このように、医薬品が買えなくても、知識さえあればセブンイレブンでできる対策はたくさんあります。
でも、「やっぱり急いで薬が欲しい!」という時のために、次の見出しでは「確実に買える場所」をご紹介します。
・7. 24時間営業の「ドラッグストア併設型コンビニ」を見分ける方法
・8. 意外な穴場!駅の売店や大きなSA/PAでの酔い止め事情
・9. 市販の酔い止め薬の「主成分」を知ろう!副作用の眠気対策
・10. 大人用と子供用、どう選ぶ?失敗しない酔い止め薬の選び方
急いでいるならココ!酔い止め薬が確実に買える周辺店舗リスト

セブンイレブンでは酔い止め薬(第2類医薬品)は買えない。
代替グッズやツボ押しもいいけど、やっぱり「今すぐ薬が欲しい!」
そんな緊急事態に、あなたが取るべき行動はただ一つ。
セブンイレブンから出て、別の店を探すことです。
残酷なようですが、それが一番早くて確実です。
では、どのお店を目指すべきか?
酔い止め薬が「確実に買える」可能性が極めて高い店舗をリストアップします。
最優先ターゲット:ドラッグストア(薬局)
当たり前ですが、これに尽きます。
「マツモトキヨシ」「スギ薬局」「ウエルシア」「ツルハドラッグ」「ココカラファイン」など、あなたの街にも必ずあるはずです。
- なぜ確実か?:
- 医薬品販売の専門店であり、必ず薬剤師または登録販売者がいます。
- 酔い止め薬の品揃えが豊富です。「大人用」「子ども用」「水なしで飲めるタイプ」「眠くなりにくいタイプ」など、選び放題です。
- 注意点:
- 営業時間です。ほとんどのドラッグストアは、コンビニと違って24時間営業ではありません。
- 多くは朝9時~10時開店、夜20時~22時閉店です。
- あなたが薬を欲しい「早朝(朝5時~8時)」には、まだ開いていない可能性が非常に高いです。
「ウエルシア」など、一部のドラッグストアは24時間営業の店舗を展開していますが、Googleマップなどで「24時間営業 ドラッグストア」と検索してみる価値はあります。
次点ターゲット:他のコンビニ(ローソン・ファミリーマート)
「え?セブンがダメなら他もダメでしょ?」
そう思うかもしれませんが、実はコンビニ業界の中でも、医薬品販売への取り組みには温度差があります。
特に「ローソン」は、医薬品を取り扱う「ヘルスケア強化型店舗」を比較的早い段階から展開しています。
セブンイレブンやファミリーマートに比べて、薬を置いているローソンの割合は高い、というのが業界の一般的な認識です。
- なぜ狙い目か?:
- セブンイレブンよりは「ドラッグストア併設型」の店舗が多い傾向にある。(あくまで傾向です)
- 「ナチュラルローソン」など、健康志向の店舗では、第3類医薬品(ビタミン剤など)を置いていることも多いです。(※酔い止め=第2類は別ですが)
- 注意点:
- 結局はセブンイレブンと同じです。「併設型」で、かつ「資格者がいる時間」でなければ買えません。
- 「ローソンだから絶対ある!」と期待して行くと、セブンイレブンと同じくガッカリする可能性も十分にあります。
あくまで「セブンよりはマシかも」というレベルで、過度な期待は禁物です。
最終手段:大きな駅の売店・キヨスク
もしあなたが駅の近くにいるなら、改札内外の「売店」を覗いてみてください。
- なぜ狙い目か?:
- 新幹線が停まるような大きな駅や、ターミナル駅の売店(キヨスクやNewDaysなど)では、旅行者のニーズに応えるため、特別に医薬品の販売許可を得ている場合があります。
- 「トラベルミン」などの酔い止め薬が、ピンポイントで置かれている可能性があります。
- 注意点:
- これも店舗によります。小さな駅の売店ではまず扱っていません。
- 早朝はまだ開店していないことも多いです。
結局のところ、「早朝に急に必要になった」という最悪のケースでは、「24時間営業のドラッグストアを探す」のが唯一の正解と言えそうです。
そうなる前に、やはりAmazonや楽天、Yahoo!ショッピングで「お守り」として1箱買っておくのが、賢い大人の選択ですね。
酔い止め薬は使用期限も長いですから、1箱家に常備しておいても絶対に損はしませんよ。
24時間営業の「ドラッグストア併設型コンビニ」を見分ける方法

「近所のセブンイレブンはダメだった…」
「でも、ドラッグストアが開く朝9時まで待てない!今すぐ欲しい!」
そんな絶体絶命のピンチを救ってくれるかもしれない、唯一の希望。
それが「ドラッグストア併設型コンビニ」です。
ただ、普通のセブンイレブンと何が違うのか、パッと見では分かりにくいこともあります。
ここでは、その「特別なコンビニ」を効率よく見分ける方法を伝授します。
見分け方1:看板をチェック!
一番わかりやすいのが「看板」です。
- チェックポイント:
- セブンイレブンやローソンのロゴマークと並んで、ドラッグストアのロゴ(「ウエルシア」や「ツルハ」など)が一緒に入っていませんか?
- 看板のどこかに「くすり」「薬品」「Drug」といった文字が大きく書かれていませんか?
- 「調剤薬局」と書かれている場合、それは「処方せん」を受け付ける薬局がメインなので、市販薬(酔い止め)は置いていないか、置いてあっても営業時間が短い可能性があるので注意です。
お店の前に「第2類医薬品あります」といったノボリやポスターが貼ってあれば、ほぼ確定です。
見分け方2:Googleマップで検索!
これが現代において最も効率的な方法です。
スマホのGoogleマップアプリを開いてください。
- 検索キーワード:
- 「ドラッグストア コンビニ 併設」
- 「薬局 セブンイレブン」(またはローソンなど)
- 「24時間営業 ドラッグストア」(これが一番早いかも)
- チェックポイント:
- 検索して出てきたお店の「営業時間」を見てください。「24時間営業」となっていますか?
- お店の「口コミ」や「写真」をチェックしてみてください。写真に薬の棚が写っていたり、口コミに「薬が買えて便利」といったコメントがあったりすれば、ビンゴです。
ただし、先ほども言ったように、お店が24時間営業でも、「薬を販売できる時間」は限られている場合がほとんどです。
「医薬品販売時間:9:00~21:00」といった注記がないか、よく確認してください。
早朝5時に行っても、結局買えない…という悲劇を避けるためです。
見分け方3:セブンイレブンの「店舗検索」はアテにならない?
セブンイレブンの公式ウェブサイトには「店舗検索」機能があります。
そこでは「医薬品」の取り扱いで絞り込むことができます。
「なんだ、じゃあ最初からこれで探せばいいじゃん!」
と思いますよね。しかし、これも万能ではありません。
- 注意点:
- この検索で出てくるのは、「第3類医薬品」(ビタミン剤や湿布など)だけを置いている店舗も含まれる可能性があります。
- つまり、「医薬品あり」となっていても、あなたの欲しい「酔い止め薬(第2類)」は置いていないかもしれないんです。
- もちろん、ここでも「販売時間」の問題は常につきまといます。
結論として、Googleマップで「24時間営業 ドラッグストア」と検索し、ヒットした店舗に直接電話して「今、酔い止め薬(第2類医薬品)は買えますか?」と聞くのが、最も確実な方法と言えるでしょう。
…どうですか?
こんな面倒なことをするくらいなら、やっぱり事前にネットで買っておくのが一番だと思いませんか?
Amazonや楽天、Yahoo!ショッピングなら、深夜でも早朝でも、スマホ一つで注文完了です。
「トラベルミン ファミリー」「アネロン ニスキャップ」「センパア」など、売れ筋ランキングを見ながら、自分に一番合いそうな薬をじっくり選べます。
「備えあれば患いなし」とは、まさにこのことですね。
意外な穴場!駅の売店や大きなSA/PAでの酔い止め事情

セブンイレブンはダメだった。
近所に24時間営業のドラッグストアもなかった…。
もう諦めるしかないのでしょうか?
もしあなたが「これから電車やバス、高速道路に乗る」というシチュエーションなら、まだ希望はあります。
それは、「交通の拠点」です。
多くの人が移動する場所には、それに伴うニーズ=「酔い止めが欲しい」という声に応える準備がされていることがあります。
穴場1:主要な「駅の売店」(キヨスク、NewDaysなど)
先ほども少し触れましたが、特に新幹線が停まるような大きな駅や、複数の路線が乗り入れるターミナル駅は狙い目です。
- なぜ売ってる?:
- 長距離の電車移動や、そこからさらにバスに乗り換える旅行者が多いため、「酔い止め薬」の需要が非常に高いことを駅側が理解しています。
- そのため、売店(キヨスク、NewDays、ベルマートなど)が、特別に医薬品販売の許可(第2類・第3類)を取得しているケースがあります。
- 売っている場所:
- 改札のすぐそばにある、比較的大きめの売店。
- レジの店員さんのすぐ後ろの棚に、風邪薬や胃腸薬と並んで、「トラベルミン」などが数種類、置かれていることが多いです。
- もちろん、ここにも登録販売者さんがいる時間しか買えませんが、駅の営業開始時間(早朝5時半や6時)から販売してくれるよう、体制を整えているお店もあります。
コンビニを探すより、大きな駅の「一番大きな売店」のレジ周りを見てみる方が、よっぽど早いかもしれません。
穴場2:高速道路の「サービスエリア(SA)」
もしあなたが車での移動中なら、高速道路の「サービスエリア(SA)」は最後の砦です。
※「パーキングエリア(PA)」は、トイレと自販機だけのような小さい場所も多いので、狙うならレストランやお土産屋さんが充実している大きな「SA」です。
- なぜ売ってる?:
- SAは、長距離運転手や家族連れの「駆け込み寺」です。
- 「運転中に頭痛が…」「子どもが車酔いした…」という緊急事態が日常的に発生するため、多くのSAの売店(ショッピングコーナー)では、医薬品販売の許可を取っています。
- 売っている場所:
- お土産などが売っているメインの「ショッピングコーナー」のレジカウンター。
- ここでも、登録販売者さんが勤務している時間(例:朝7時~夜20時など、SAによってバラバラ)しか買えません。
- 24時間営業のSAでも、薬が買えるのは日中だけ、ということが普通なので、深夜・早朝は期待できません。
「高速に乗る前に酔い止めが欲しい」という場合は、SAは使えません。
あくまで「乗ってからヤバくなった」時の最終手段ですね。
どうでしょうか。
セブンイレブンという「点」で探すのではなく、駅やSAといった「交通のハブ」で探す、という視点も持っておくと、いざという時に役立ちます。
とはいえ、これらも「行ってみないと分からない」「時間が限られている」というギャンブルであることに変わりはありません。
何度も言いますが、一番確実なのは、旅行が決まった瞬間にAmazonや楽天で注文しておくことです。
「あ、酔い止め買わなきゃ」と思ったその瞬間に、スマホでポチる。
これが2025年現在の、最も賢く、最もストレスのない酔い止め対策です。
「あの時買っておけば…」と後悔しながら、セブンイレブンを何軒もハシゴする苦労を考えたら、安いものですよね。
市販の酔い止め薬の「主成分」を知ろう!副作用の眠気対策

「よし、もうセブンイレブンは諦めて、ドラッグストアで買うことにした!」
「事前にAmazonで準備することにしたよ!」
そう決めたあなた。素晴らしい判断です。
では、いざドラッグストアやネット通販サイトで「酔い止め薬」の棚の前に立った時、
「うわ…種類多すぎて、どれ選べばいいか分からん…」
となりませんか?
値段も違うし、パッケージも違う。何がどう違うんでしょうか?
ここでは、酔い止め薬を選ぶ上で絶対に知っておきたい「主成分」と「副作用」について、簡単に解説します。
酔い止め薬は、なぜ効くのか?
そもそも「乗り物酔い」は、目から入る情報(景色が動いてる)と、耳の奥(三半規管)から入る情報(体が揺れてる)がズレることで、脳がパニックを起こし、「吐き気」や「めまい」の指令を出してしまうことで起こります。
酔い止め薬の役目は、この「脳のパニック」を鎮めることです。
そのために、主に2種類の成分が使われています。
- 抗ヒスタミン薬:脳の「吐き気を感じるスイッチ(嘔吐中枢)」が興奮するのを抑える。
- 抗コリン薬:乗り物の揺れが耳から脳に伝わるのをブロックしたり、自律神経の乱れを整えたりする。
市販の酔い止め薬は、だいたいこの2つ(またはどちらか)を組み合わせて作られています。
最大の敵!副作用の「眠気」
この2つの成分、特に「抗ヒスタミン薬」には、非常に強力な副作用があります。
それが、「眠気」です。
抗ヒスタミン薬は、もともとアレルギーや鼻炎の薬(くしゃみや鼻水を止める薬)として使われているものです。
花粉症の薬を飲むとボーッとしたり、眠くなったりしますよね?アレと同じ成分です。
酔い止め薬のパッケージに「服用後、乗り物または機械類の運転操作をしないでください」と必ず書いてあるのは、このためです。
- 眠くなってもOKな人:
- バスや電車で移動するだけで、着いたら寝るだけの人。
- 「むしろ眠って、起きたら着いてるのが理想」という人。
- → 「トラベルミン」や「アネロン」など、定番の強力な薬がおすすめです。効果はバツグンです。
- 眠くなると困る人:
- 自分で車を運転する人(絶対にダメ!)
- 旅行先で着いてすぐに行動したい人。
- 大事な会議や試験に向かう人。
- → 「眠くなりにくいタイプ」を選ぶ必要があります。
「眠くなりにくい」酔い止め薬の正体
「じゃあ、眠くなりにくい薬を買えばいいんだ!」と思いますよね。
ドラッグストアやAmazonでも、「眠気防止成分配合」や「運転する方にも」とうたった商品があります。
これらの薬は、どうなっているのでしょうか?
- パターンA:「眠気覚まし」を入れている
- 酔い止め成分(抗ヒスタミン薬など)による「眠気」を、カフェインなどの「興奮成分」で無理やり打ち消そうとするタイプ。
- 例:「トラベルミン1」など。
- (※ただし、カフェインが入っていても「運転しないで」の注意書きは消えません。アクセルとブレーキを踏み間違えるようなものです)
- パターンB:そもそも「抗ヒスタミン薬」が入っていない
- 眠気の原因である「抗ヒスタミン薬」を使わず、「抗コリン薬」や他の成分だけでなんとかしようとするタイプ。
- 例:「センパアQT」など(商品によります)。
- 効果がマイルドになる可能性がありますが、眠気は出にくいです。
一番大事なことなので繰り返しますが、「眠くなりにくい」と書いてあっても、市販の酔い止め薬で「運転OK」なものは、ほぼ無いと思ってください。(漢方薬などを除く)
もし、あなたが「ドライバー」で、どうしても酔い止め対策が必要なら、薬ではなく「酔い止めバンド」や「ツボ押し」、そして「しょうが」などで対策するのが、唯一の方法です。
このように、自分の目的(ただ移動するだけか、運転するか)によって、選ぶべき薬は全く違います。
セブンイレブンで慌てて買う(買えませんが)よりも、Amazonや楽天の商品ページで「成分表」をじっくり見比べて、自分のニーズに合ったものを選んでくださいね。
大人用と子供用、どう選ぶ?失敗しない酔い止め薬の選び方

さて、酔い止め薬の種類について、だんだん詳しくなってきましたね。
最後の選び方のポイントは、「誰が飲むか?」です。
特に、お子さんの遠足や家族旅行で必要な場合、ここを間違えると大変なことになります。
「大は小を兼ねる」で、大人の薬を子どもに半分だけ飲ませる…なんていうのは、絶対に絶対にダメです!
なぜ「子ども用」を選ぶ必要があるのか?
それは、「体の大きさが違うから」だけではありません。
子ども(特に幼児)は、大人に比べて薬の成分を分解したり、体の外に出したりする「肝臓」や「腎臓」の機能がまだ未熟です。
大人の感覚で「ちょっとだけ」と飲ませたつもりが、子どもにとっては「ものすごい量」になってしまい、副作用(強い眠気、錯乱、けいれんなど)が強く出てしまう危険があるからです。
市販の酔い止め薬には、必ず「対象年齢」が書かれています。
- 「15歳以上」:大人用です。子どもは飲めません。
- 「7歳~14歳」:小児用(学童用)です。
- 「3歳~6歳」:幼児用です。
- 「3歳未満」:基本的に、3歳未満の乳幼児が飲める市販の酔い止め薬はありません。
3歳未満のお子さんの場合は、薬に頼らず、「こまめな休憩」「換気」「チャイルドシートの調整」などで乗り切るしかありません。
子ども用酔い止め薬の「タイプ」を知ろう
「よし、うちの子は5歳だから『3歳~』の薬を買おう」
そう思っても、子ども用にはさらに「飲みやすさ」を工夫した種類があります。
- 錠剤(ラムネ)タイプ
- メリット:水なしで、お菓子(ラムネ)のようにポリポリ噛んで飲める。子どもが抵抗感を示しにくい。
- デメリット:味が苦手だと、吐き出してしまう。
- 例:「トラベルミン チュロップ」「センパア ドリンク」など
- シロップ(ドリンク)タイプ
- メリット:味がフルーツ味などで飲みやすい。錠剤が苦手な子でも飲める。
- デメリット:1回分が1本の飲み切りになっていることが多く、持ち運びにかさばる。
- 例:「こどもセンパアS」など
おすすめは、「ラムネタイプ」と「シロップタイプ」の両方を準備しておくことです。
子どもの機嫌は変わりやすいもの。「こっちはイヤ!」と言われた時に、別の選択肢があると親も安心です。
また、乗る「30分前」に飲ませるのが基本ですが、子どもは直前まで「大丈夫!」と言い張るものです。
「もうすぐ乗るからね」と早めに声をかけて、お菓子の時間のようにして飲ませてしまうのがコツですよ。
こんな風に、子ども用を選ぶ時は「年齢」と「剤形(タイプ)」の2つを気にする必要があります。
セブンイレブンで慌てて探しても、まず子ども用は置いていません(そもそも医薬品がありませんが)。
Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングなら、「子ども用 酔い止め ラムネ」といったキーワードで簡単に検索でき、年齢に合ったものを確実に準備できます。
メルカリなどで探す人もいますが、子どもの口に入れるものですから、保管状態がわからない個人間売買は避け、Amazonや楽天などの信頼できるショップから購入することを強くおすすめします。
【まとめ】セブンイレブンで酔い止めが見つからない時の最終チェックリスト

長い記事をここまで読んでいただき、本当にありがとうございます。
「セブンイレブンで酔い止め薬は売ってる?」という素朴な疑問から始まり、法律の壁、代替グッズ、ツボ、そして正しい薬の選び方まで、酔い止めに関するすべてを解説してきました。
最後に、あなたが今まさに「酔い止めがなくて困っている!」という状況だとして、取るべき行動を「最終チェックリスト」としてまとめます。
【緊急度・高】今すぐ(早朝・深夜)欲しい時の行動リスト
- 近所のセブンイレブンに行く → やはり売っていないことを確認する。(万が一の「併設型」を期待するも、早朝で資格者がおらず買えない)
- スマホを取り出す → Googleマップで「24時間営業 ドラッグストア」を検索する。
- ヒットした店舗に電話する → 「今から行きますが、第2類医薬品の酔い止め薬は買えますか?」と確認する。(※資格者がいるかどうかの確認)
- もし、24時間営業のドラッグストアがなかったら…
- (A)諦めて、最寄りのドラッグストアの開店時間(朝9時など)まで待つ。
- (B)もう一度セブンイレブンに戻り、「代替グッズ」を揃える。
- ミント系ガム(強め)
- 無糖の炭酸水
- 梅干し系のお菓子(男梅など)
- (C)ツボ「内関」を押し続ける。
早朝・深夜の緊急時には、「薬は諦めて、代替グッズで乗り切る」と覚悟を決めるほうが、精神的に楽かもしれません。
【緊急度・中】出発まで数時間ある(日中)時の行動リスト
- セブンイレブンには行かない。(時間のムダです)
- 最初から「ドラッグストア」に向かう。
- マツキヨ、スギ薬局、ウエルシアなど、一番近くの薬局へ行きましょう。
- 日中なら必ず登録販売者か薬剤師さんがいます。
- もし車や電車での移動中なら…
- 大きな「駅の売店」(キヨスク、NewDays)のレジ周りをチェック。
- 高速道路なら大きな「サービスエリア(SA)」の売店をチェック。
【緊急度・低】出発まで数日ある(最善)時の行動リスト
- セブンイレブンに行く必要も、ドラッグストアに行く必要もありません。
- 今すぐ、スマホでAmazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングを開く。
- 「酔い止め薬」と検索する。
- 自分のニーズに合った薬を選ぶ。
- 誰が飲む? → 大人のみか、子ども(何歳)も飲むか?
- 眠気は? → 眠くなってもOKか、運転などで眠気はNGか?
- タイプは? → 錠剤か、水なし(ラムネ)か、シロップか?
- 口コミやランキングを参考に、1~2箱ポチる。(注文完了)
これが、最も安く、最も賢く、最もストレスのない、完璧な酔い止め対策です。
この記事が、あなたの「困った!」を解決し、快適な旅行や移動のお役に立てれば、筆者の「どこストア」として、こんなに嬉しいことはありません。
備えあれば患いなし。事前の準備で、乗り物酔い知らずの快適な一日をお過ごしください!


