急な頭痛に!ファミマで買える頭痛薬の販売店舗と時間・種類・成分を徹底解説!見つからない時の対処法まで

「うわっ、急に頭が痛くなってきた…。でも、もうドラッグストアは閉まってるし…」
仕事中や外出先で、突然の頭痛に襲われること、ありますよね。そんな時、私たちの強い味方であるコンビニ、特にファミリーマートで頭痛薬が買えたら…!とめちゃくちゃ助かります。
でも、「コンビニで薬って本当に売ってるの?」「夜中でも買える?」と疑問に思う方も多いはず。
この記事では、そんなあなたの「困った!」を解決するため、ファミリーマートでの頭痛薬の販売状況について、筆者の「どこストア」が徹底的に調査しました!
購入できる店舗の見分け方から、買える薬の種類、そして買えなかった時の裏ワザまで、分かりやすく解説していきますよ!
・どのファミマでも買えるわけではない!医薬品販売店舗を見分けるポイント
・夜間や24時間購入は可能?登録販売者の配置時間と規制の壁
・ファミマで購入できる頭痛薬の「種類と成分」を徹底解説
・市販薬の定番!イブプロフェン系はファミマで買える?
- ファミリーマートで頭痛薬は本当に買える?【最新の販売状況】
- どのファミマでも買えるわけではない!医薬品販売店舗を見分けるポイント
- 夜間や24時間購入は可能?登録販売者の配置時間と規制の壁
- ファミマで購入できる頭痛薬の「種類と成分」を徹底解説
- 市販薬の定番!イブプロフェン系はファミマで買える?
- 空腹時にも飲みやすい?アセトアミノフェン系とその特徴
- もし頭痛薬が売り切れ・非売品だった場合の「コンビニ代用品」
- 緊急時の対処法!コンビニで買えるカフェイン飲料の効果は?
- コンビニ薬の購入前に知っておきたい!「第2類医薬品」の正しい選び方
- ドラッグストアとの違いは?コンビニで買うメリット・デメリット
- 【まとめ】急な頭痛でファミマに駆け込む前に確認すべきこと
ファミリーマートで頭痛薬は本当に買える?【最新の販売状況】

いきなり結論から言っちゃいますね!
はい、ファミリーマートで頭痛薬は買えます!
「え、そうなの!?」と驚いた方もいるかもしれませんね。
以前はコンビニで薬を買うなんて考えられませんでしたが、2009年の薬事法(今は医薬品医療機器等法っていう難しい名前ですが)の改正によって、一部の市販薬(一般用医薬品)をコンビニでも販売できるようになったんです。
これは、私たち消費者にとっては本当にありがたい話ですよね。
特に急な体調不良は時間を選んでくれませんから。
ただし!
ここで大きな注意点があります。それは、「すべてのファミリーマートで買えるわけではない」ということ。
「なーんだ、結局買えないこともあるのか…」とガッカリしないでください。
ちゃんと買えるお店には「目印」があるんです。
ファミリーマートは全国にたくさんありますが、その中でも「医薬品取扱店」として許可を得ている店舗だけが、風邪薬や頭痛薬、胃腸薬などを販売しています。
感覚的には、まだまだ「薬を売ってないファミマ」の方が多いのが現状ですね…。
でも、最近はドラッグストアと一体型になっているファミマや、オフィス街・駅ナカなどで医薬品の需要が高い店舗を中心に、取り扱いがどんどん増えているんですよ!
(筆者の「どこストア」の近所のファミマも、最近リニューアルして薬を置き始めました!)
だから、「どうせ売ってないよ」と諦める前に、まずは近所のファミマが「医薬品取扱店」かどうかをチェックしてみるのが大事です。
次の見出しで、その「見分け方」を詳しく解説しますね!
もし、近所にそういったファミマがない場合や、深夜で買えない!という時は、ガッカリする必要はありません。
今はAmazonや楽天市場などのネット通販で、医薬品が普通に買える時代です。
急ぎでないなら、家に常備薬として置いておく分をネットで買うのが、実は一番賢くて確実だったりします。
特にセール時期だと、ドラッグストアより安く買えることもありますからね!
どのファミマでも買えるわけではない!医薬品販売店舗を見分けるポイント

さて、前の見出しで「すべてのファミマで買えるわけじゃない」というお話をしました。
じゃあ、どうやって「頭痛薬を売ってるファミマ」を見分ければいいんでしょうか?
無駄足を踏まないためにも、この見分け方は絶対に覚えておいてください!
ポイントは大きく分けて3つあります。
「くすり」「医薬品」の看板やステッカーをチェック!
一番分かりやすいのがコレです!
医薬品を販売しているファミリーマートは、お店の外観、特に入り口のガラス扉や窓、看板に「くすり」「医薬品」「クスリ」といった表示を掲げていることが義務付けられています。
よくあるパターンはこんな感じです。
- ・お店の看板(ポール看板)に「くすり」の文字が入っている
- ・入り口の自動ドアに「一般用医薬品販売中」というステッカーが貼ってある
- ・ドラッグストア(例えば「トモズ」とか「ココカラファイン」)の看板がファミマと一緒に出ている
特に最後の「ドラッグストア一体型店舗」は、ほぼ確実に薬を売っていますし、種類も豊富なので狙い目ですよ!
逆に、これらの表示が一切ない店舗は、残念ながら医薬品の取り扱いはありません。お弁当や飲み物だけ買って、別のお店を探しましょう。
店内の「医薬品コーナー」の有無をチェック!
「外に表示がなかったけど、もしかしたら…?」と淡い期待を抱いて入店することもあるかと思います。
(筆者もよくやります…笑)
その場合は、店内を見渡してみてください。
医薬品を売っているお店には、必ず「医薬品コーナー」が設置されています。
レジの近くや、化粧品・日用品売り場の並びにあることが多いですね。
他の商品とは明らかに違う、ちょっと特別な棚(カギがかかっている場合も!)になっているのですぐに分かります。
そこには、風邪薬、胃腸薬、目薬、そしてもちろん頭痛薬が並んでいます。
この棚が見当たらなければ、そのお店では販売していないということです。
最終手段!店員さんに直接聞いてみる
「探したけど見当たらない…でも急いでる!」
そんな時は、もう直接店員さんに聞いちゃうのが一番早いです。
「すみません、頭痛薬って置いてますか?」
これだけです。
売っているお店なら「あちらです」と案内してくれますし、売っていないお店なら「申し訳ありません、当店では医薬品は扱っておりません」とハッキリ教えてくれます。
もし店員さんが「?」という顔をしていたら、そのお店はほぼ100%売っていませんね…。
これらの方法で、まずは「薬を売っているファミマ」を見つけることが第一関門です!
でも、見つけたからといって安心してはいけません。
実は、次の「時間」という、もっと大きな壁があるんです…
夜間や24時間購入は可能?登録販売者の配置時間と規制の壁

「やった!薬を売ってるファミマを見つけたぞ!」
「これで深夜の急な頭痛も安心だ!」
…と、思ったそこのアナタ。残念ながら、話はそんなに単純じゃないんです。
ファミリーマートは24時間営業かもしれませんが、医薬品は24時間販売できるわけではありません!
これが本当にややこしくて、多くの人が「コンビニなのに買えない!」とガッカリする最大のポイントです。
なぜ24時間売ってくれないの?
理由は、法律で決まっているからです。
コンビニで販売できる市販薬(主に第2類医薬品と第3類医薬品)は、販売する際に「専門家」がお店にいることが義務付けられています。
この専門家というのが、「薬剤師」または「登録販売者」と呼ばれる資格を持った人たちです。
彼ら(彼女ら)は、お客さんが薬を安全に使えるように説明したり、相談に乗ったりする役割があります。
(コンビニでは、ほとんどの場合「登録販売者」さんが担当していますね)
そして、この登録販売者さんがお店にいる時間帯(勤務時間中)しか、薬を販売してはいけない、というルールなんです!
考えてみれば当たり前ですよね。24時間営業のファミマのために、登録販売者さんも24時間体制で待機する…なんて、人件費的にも現実的じゃありません。
じゃあ、一体「何時から何時まで」買えるの?
これがお店によってバラバラなんです…。
一般的に一番多いのは、「朝9時~夕方17時まで」とか「朝10時~夜20時まで」といった、いわゆる「日中」の時間帯です。
お店の医薬品コーナーやレジ周りに、こんな表示が貼ってあるはずです。
「医薬品販売時間: 9:00 ~ 17:00」
この時間外に頭痛薬をレジに持っていっても、「申し訳ありません、ただいま販売時間外です」と断られてしまいます。
棚にシャッターが下りていたり、カーテンがかかっていたりして、物理的に取れないようになっているお店も多いですね。
つまり、ファミリーマートが24時間開いていても、薬局コーナーは夜間閉まってしまう、ということです。
これじゃあ、本当に困る「夜中」や「早朝」の急な頭痛には対応できませんよね…。
深夜・早朝にどうしても欲しい時は?
結論、ファミマで買うのは(ほとんどの場合)諦めた方がいいです。
本当にごく一部、24時間販売体制をとっている特殊な店舗(薬剤師さんが常駐する調剤薬局併設型など)もあるかもしれませんが、それを探すのはほぼ不可能です。
だからこそ、筆者の「どこストア」は強く言いたい!
「常備薬は、Amazonや楽天でストック買いしておくべし!」と。
ネット通販なら、時間を気にする必要はありません。
「あ、頭痛薬が切れそう」と思った時にポチっておけば、数日後には自宅に届きます。
ネット通販で買えるおすすめの頭痛薬を調べて、自分に合ったものをストックしておくのが、現代人の最強の防衛策ですよ!
メルカリなどで個人が出品している薬を買うのは、品質や安全性の面で絶対にダメですが、Amazonや楽天の「公式ストア(ケンコーコムさんとか)」なら、ドラッグストアで買うのと何ら変わりないので安心です。
・もし頭痛薬が売り切れ・非売品だった場合の「コンビニ代用品」
・緊急時の対処法!コンビニで買えるカフェイン飲料の効果は?
・コンビニ薬の購入前に知っておきたい!「第2類医薬品」の正しい選び方
・ドラッグストアとの違いは?コンビニで買うメリット・デメリット
ファミマで購入できる頭痛薬の「種類と成分」を徹底解説

さて、無事に「薬を売ってるファミマ」に「販売時間内」にたどり着けたとしましょう!
おめでとうございます!
でも、そこで次の悩みが出てきます。
「棚にいくつか種類があるけど、どれを選べばいいの?」
ドラッグストアほど種類は多くありませんが、ファミマでも通常、2~3種類の頭痛薬(鎮痛剤)が置いてあることが多いです。
ここで大事なのは、「ブランド名(バファリンとかイブとか)」ではなく、「何が(どの成分が)入っているか」で選ぶことです。
コンビニで買える頭痛薬の主な鎮痛成分は、大きく分けて2種類あります。
(※本当はもっと色々ありますが、分かりやすく2つに絞りますね!)
それが、「イブプロフェン」と「アセトアミノフェン」です。
この2つの違いを知っておくだけで、薬選びの失敗がグッと減りますよ!
コンビニ鎮痛剤の主な成分比較
まずは、ざっくりと2つの違いを表にしてみました。
| 成分名 | 特徴 | 注意点 |
|---|---|---|
| イブプロフェン | ・効き目がシャープで強い ・炎症を抑える作用もある(喉の痛みにも◎) |
・胃に負担がかかりやすい(空腹時NG) ・眠くなる成分が入っていることが多い |
| アセトアミノフェン | ・効き目がマイルドで体にやさしい ・胃に負担が少ない(空腹時でもOK) ・子どもや高齢者でも使いやすい |
・イブプロフェンより鎮痛効果は穏やか ・肝臓に負担がかかることがある(お酒との併用厳禁) |
どうでしょう?
なんとなく違いが見えてきましたか?
「今、とにかくこのガンガンする痛みを止めたい!」という時は「イブプロフェン系」。
「胃が荒れやすいんだよな」「ちょっと痛くなってきたかな?」という時は「アセトアミノフェン系」。
こんな感じで選ぶと良いですね。
(※もちろん、これはあくまで一般的な傾向です。人によって合う合わないはありますよ!)
ファミマで売っている商品は、このどちらかの成分がメインになっていることがほとんどです。
商品のパッケージの裏側を見れば、必ず「成分」という欄があるので、買う前にチェックしてみてください。
ちなみに、ドラッグストアでよく見る「ロキソニンS」などに含まれる「ロキソプロフェン」は、より効果が強い反面、副作用のリスクも高いため「第1類医薬品」に分類されます。
第1類医薬品は、薬剤師さんしか販売できず、説明も義務付けられています。
そのため、登録販売者さんしかいないことが多いファミリーマートでは、基本的に買えないと思っておきましょう。
次の見出しから、この2大成分について、もう少し詳しく掘り下げていきますね!
市販薬の定番!イブプロフェン系はファミマで買える?

頭痛薬といえば「イブ」を思い浮かべる人も多いんじゃないでしょうか?
あのピンクの箱のやつですね!
はい、「イブプロフェン」を主成分とした頭痛薬は、ファミマでも買える可能性が高いです!
商品名でいうと、「イブA錠」や「バファリンプレミアム」(※イブプロフェンとアセトアミノフェンの合剤)などが有名ですね。
ファミマでは、これらの有名ブランドの薬が、ドラッグストアよりも少ない錠数(例えば10錠入りとか)の「お試しパッケージ」で売られていることがあります。
イブプロフェンのスゴイところ
イブプロフェンがなぜこんなに人気なのか?
それは、「痛みの元(プロスタグランジンという物質)をしっかり抑える力」が強いからです。
特に、ズキズキするような強い痛みや、炎症を伴う痛み(生理痛や歯痛、喉の痛み)にシャープに効いてくれるイメージですね。
「効き目の速さ」と「強さ」を求めるなら、イブプロフェン系を選んでおけば間違いない、という安心感があります。
また、多くのイブプロフェン系鎮痛剤には、鎮痛効果を高めるために「無水カフェイン」や、眠気・アレルギーを抑える成分(アリルイソプロピルアセチル尿素など)が一緒に入っていることが多いのも特徴です。
イブプロフェンの注意点(ここ大事!)
ただし、いいことばかりではありません。
イブプロフェンには、知っておかなければならない大事な注意点があります。
それは、「胃を荒らしやすい(胃腸障害)」という副作用です。
痛みの元を抑える作用が、同時に胃の粘膜を守る物質まで減らしてしまうことがあるんです。
だから、イブプロフェン系は「絶対に空腹時に飲まない」ことが鉄則です!
必ず、何か食べ物(おにぎり1個でもOK)を胃に入れてから飲むようにしてください。
ファミマなら、頭痛薬と一緒におにぎりやパン、ゼリー飲料などを買うと完璧ですね。
また、先ほどお話しした「眠くなる成分」が入っている薬も多いので、運転前や大事な会議前に飲むのは避けた方がいいかもしれません。
(※「イブクイック頭痛薬DX」などは眠くなる成分が入っていませんが、ファミマに置いてあるかは店舗によりますね…)
「とにかく効いてほしい!でも胃は守りたい!」
そんなわがまま(?)を叶えるため、最近の薬は胃を守る成分を配合しているもの(「バファリンプレミアム」など)も多いです。
パッケージをよく見て選んでみてくださいね。
もし、自分に合うイブプロフェン系の薬がファミマになかったら…
やっぱり、色々な種類のイブプロフェン系頭痛薬が揃っているネット通販で、自分にピッタリの一箱を見つけておくのがおすすめです。
空腹時にも飲みやすい?アセトアミノフェン系とその特徴

もう一つの主役が、この「アセトアミノフェン」です。
「イブプロフェンは胃が荒れるからちょっと…」
「今、何も食べられそうにない…」
そんな時に、めちゃくちゃ頼りになるのが、このアセトアミノフェン系の薬です!
商品名でいうと、「タイレノールA」が有名ですね。
(ファミマにも、このタイレノールや、アセトアミノフェン単剤のプライベートブランド品が置かれていることがあります)
アセトアミノフェンのスゴイところ
アセトアミノフェンの最大のメリットは、「胃への負担が非常に少ない」こと!
イブプロフェンとは作用の仕方がちょっと違って、胃を荒らす原因になりにくいんです。
だから、「空腹時」でも飲めるのが最大の強み。
(※もちろん、何か食べた方がベターではありますが、緊急時は水だけでもOKとされています)
頭が痛すぎて食欲もない…なんて時には、本当にありがたい存在です。
効き方はイブプロフェンに比べると「マイルド」「穏やか」と言われますが、脳の中枢に作用して痛みの感じ方を鈍くしてくれるので、ジワ~っとくる鈍い頭痛などには十分な効果を発揮してくれます。
また、副作用が少ないことから、子ども用の解熱鎮痛剤(カロナールなど)の主成分としても使われており、比較的安全性が高い成分とされています。
(※もちろんコンビニで売ってるのは大人用ですよ!)
アセトアミノフェンの注意点
「じゃあ、もう全部アセトアミノフェンでいいじゃん!」と思いますよね?
でも、こちらにも注意点があります。
それは、「肝臓への負担」です。
アセトアミノフェンは、体内で分解されるときに肝臓を使います。
決められた量(用法・用量)を守っていれば全く問題ないのですが、大量に飲んだり、日常的に飲みすぎたりすると、肝臓にダメージを与えてしまう可能性があるんです。
特に絶対にやめてほしいのが、「お酒との併用」です!
「飲み会の後に頭が痛くなったから、薬を飲んで寝よう」
これは最悪のパターンです。アルコールも肝臓で分解されるため、肝臓がダブルパンチで悲鳴を上げてしまいます。
お酒を飲んだ日は、絶対にアセトアミノフェン系の薬は飲まないでください!
(これはイブプロフェン系も同じく、お酒との併用はNGですけどね!)
ファミマで薬を買う時は、「今、自分は空腹か?」「お酒は飲んでいないか?」を自問自答して、イブプロフェン系かアセトアミノフェン系かを選ぶようにしましょう!
どちらが良いか迷ったら、常備薬として両方持っておくのがベスト。
Amazonや楽天なら、アセトアミノフェン系とイブプロフェン系の薬をセットで買うこともできますよ。
もし頭痛薬が売り切れ・非売品だった場合の「コンビニ代用品」

ここまで読んでくださった方は、もうお分かりですね。
ファミマで頭痛薬を買うには、
- 1. 医薬品取扱店であること
- 2. 医薬品販売時間内であること
という2つの高いハードルをクリアしないといけません。
「頑張ってファミマに行ったのに、売ってなかった…」
「そもそも夜中だから買えるわけなかった…」
そんな絶望的な状況の時、「薬じゃないけど、少しでも痛みを和らげるためにできること」を、コンビニで手に入るもので探ってみましょう!
あくまで「気休め」「一時しのぎ」かもしれませんが、やらないよりはマシです!
代用品①:冷却シート(熱さまシートなど)
これは鉄板ですね!
熱が出ているわけじゃなくても、おでこや首筋を冷やすと、ズキズキする痛みが少しマシになることがあります。
特に、血管が拡張して脈打つように痛む「片頭痛」タイプの場合、冷やすことで血管が収縮し、痛みの緩和が期待できます。
(逆に、肩こりなどから来る「緊張型頭痛」の場合は、温めた方がいい場合もあるので難しいところですが…)
冷却シートは医薬品ではないので、どのファミマでも、24時間いつでも買えます!
頭痛薬が買えなかった時の、第一候補として覚えておきましょう。
代用品②:カフェイン入りの栄養ドリンク
「え、ドリンクで頭痛が治るの?」と不思議に思うかもしれません。
これは次の見出しで詳しく解説しますが、「カフェイン」が頭痛に効く場合があるんです。
リポビタンDやユンケル、アリナミンなどの栄養ドリンク(指定医薬部外品)には、「無水カフェイン」が含まれているものが多いです。
これらも24時間買えますよね。
頭痛薬の成分(鎮痛補助)としても使われるカフェインを摂取することで、一時的に痛みが和らぐ可能性があります。
ただし、これは「賭け」みたいなものなので、過度な期待は禁物です。
代用品③:ハチミツや黒糖(低血糖対策)
「なんか頭が痛くて、フラフラする…」
それ、もしかしたら「低血糖」が原因かもしれません。
空腹が続いて血糖値が下がりすぎると、頭痛やめまい、吐き気などを引き起こすことがあります。
(筆者もこれでよく失敗します…)
もし「朝から何も食べてないや」と思い当たる節があれば、ファミマで売っているハチミツ飲料や黒糖飴、ブドウ糖タブレット、あるいは甘いジュースなどを摂ってみてください。
糖分を補給することで、もし低血糖が原因だったら、ウソのように症状が改善することがあります。
薬が買えない時の緊急避難として、試してみる価値はありますよ!
もちろん、これらは根本的な治療にはなりません。
一番いいのは、やっぱりちゃんとした頭痛薬を家に常備しておくこと。
メルカリなどでの転売品は絶対ダメですが、AmazonやYahoo!ショッピングなら、お店で買うより安いことも多いので、これを機にストックを見直してみてはどうでしょうか?
緊急時の対処法!コンビニで買えるカフェイン飲料の効果は?

前の見出しでチラッとお話しした「カフェイン」について、もう少し詳しく解説しますね。
「頭が痛い時にコーヒーを飲むと治る」
なんて話を、聞いたことがありませんか?
これ、あながちウソじゃないんです。
実は、市販の頭痛薬の多くにも「無水カフェイン」という形で配合されています。
なぜカフェインが頭痛に関係あるんでしょうか?
カフェインが頭痛に効く(かもしれない)理由
頭痛にはいくつかタイプがありますが、ズキズキと脈打つような「片頭痛」は、脳の血管が何らかの原因で「拡張しすぎている」状態だと言われています。
カフェインには、「血管を収縮させる」作用があります。
つまり、拡張しすぎた血管をキュッと縮めて、正常な状態に戻す手助けをしてくれる可能性があるんです。
それによって、ズキズキする痛みが和らぐ…という理屈ですね。
また、カフェインには鎮痛成分(イブプロフェンなど)の働きを「助ける(鎮痛補助)」効果もあるとされています。
だから、多くの頭痛薬にセットで入っているんですね。
ファミマでカフェインを摂るなら?
薬が買えない緊急事態!
そんな時は、ファミマの「カフェイン飲料」に頼ってみるのも一つの手です。
- ・淹れたてのコーヒー(ファミカフェ)
- ・ペットボトルや缶のコーヒー(ブラックが望ましい)
- ・エナジードリンク(レッドブル、モンスターなど)
- ・一部の栄養ドリンク(リポビタンDなど)
- ・緑茶、紅茶
これらは、ほぼすべてのファミマで24時間手に入ります。
特にコーヒーやエナジードリンクはカフェイン含有量が多いので、効果が期待できるかもしれません。
カフェイン摂取の注意点(飲み過ぎ厳禁!)
ただし!
このカフェイン療法(?)には、大きな落とし穴があります。
それは、「カフェインの離脱症状(カフェイン切れ)」です。
日常的にカフェインをたくさん摂っている人が急にやめると、逆に頭痛(カフェイン離脱頭痛)を引き起こすことがあります。
また、痛いからといってカフェインを飲みすぎると、その時は良くても、カフェインが切れた時にもっとひどい頭痛に襲われる…なんていう悪循環に陥ることも。
さらに、カフェインは胃酸の分泌を促すので、空腹時に濃いコーヒーなどを飲むと、胃が荒れる原因にもなります。
あくまで「薬が手に入らない時の、一時的な緊急対処法」として覚えておき、常用はしないようにしましょう。
カフェインと頭痛の関係については、賛否両論あるので、頼りすぎは禁物ですよ!
コンビニ薬の購入前に知っておきたい!「第2類医薬品」の正しい選び方

「医薬品」と一口に言っても、実はリスクに応じてランク分けされているのを、あなたはご存知でしたか?
ドラッグストアやネット通販、そしてファミマで売られている市販薬(一般用医薬品)は、大きく3つに分類されています。
- ・第1類医薬品
- ・第2類医薬品
- ・第3類医薬品
この違いを理解しておくと、「なぜファミマでは買えない薬があるのか」がよ~く分かりますよ!
第1類医薬品とは?(ファミマではほぼ買えない)
これが一番リスクが高いとされる薬です。
(例:ロキソニンS、ガスター10など)
効果が高い反面、副作用にも十分な注意が必要なため、「薬剤師」さんからしか買えません。
しかも、薬剤師さんはお客さんに「書面で情報提供する(説明する)」ことが義務付けられています。
ファミマには薬剤師さんが常駐していることは稀(まれ)なので、第1類医薬品は基本的に取り扱っていない、と思ってください。
第2類医薬品とは?(ファミマで買える主力商品)
これが、ファミマで買える頭痛薬や風邪薬の「メイン」です!
(例:イブA錠、バファリン、アセトアミノフェン系の薬など)
第1類ほどではないものの、副作用などに注意が必要な薬たちです。
これは、「薬剤師」または「登録販売者」がいれば販売できます。
ファミマで医薬品を売っているお店には、この「登録販売者」さんが日中いることが多いんですね。
法律上は、お客さんへの説明は「努力義務」(できるだけ説明しましょうね)となっていますが、私たちから質問すれば、ちゃんと答えてくれるはずです。
ファミマで頭痛薬を買う=この「第2類医薬品」を買う、と覚えておきましょう。
第3類医薬品とは?(比較的リスクが低い)
これは、ビタミン剤や整腸剤(ビオフェルミンなど)、一部の湿布薬など、比較的リスクが低いとされる薬です。
(例:ビタミンC剤、アリナミンAなど)
これも「薬剤師」または「登録販売者」がいれば販売できます。
第2類との違いは、お客さんへの説明に関する法的な決まりが特にない(質問されれば答える)点です。
ファミマでも、栄養ドリンクやビタミン剤のコーナーに置いてあることがありますね。
「指定第2類医薬品」って何?
第2類医薬品の中でも、特に注意が必要なものを「指定第2類医薬品」と呼びます。
パッケージに「②」と四角や丸で囲まれたマークが付いています。
頭痛薬や風邪薬の多くは、実はこれに該当します。
(イブプロフェンや、眠くなる成分が入っているものなど)
買い方やルールは第2類医薬品と同じですが、「より注意して使ってね!」というサインだと思ってください。
このように、ファミマで買える薬は「第2類」か「第3類」です。
もしあなたが「ロキソニンじゃないと効かないんだよ!」という方なら、残念ですがファミマではなく、薬剤師さんがいるドラッグストア(の時間内)に行くか、ネット通販の薬剤師さんとのやり取りを経て購入する必要がありますね。
ドラッグストアとの違いは?コンビニで買うメリット・デメリット

ここまで読んで、「ファミマで薬買うのって、なんか面倒くさそう…」と思った方も正直、多いんじゃないでしょうか?(笑)
確かに、ドラッグストアに行けば、薬剤師さんや登録販売者さんはほぼ確実にいますし、薬の種類も比べ物にならないくらい豊富です。
じゃあ、あえてファミリーマートで頭痛薬を買う「メリット」って、一体何なんでしょうか?
逆に「デメリット」も合わせて、冷静に比較してみましょう!
ファミマで薬を買う「メリット」
筆者の「どこストア」が思うメリットは、主にこの3つです!
-
- 圧倒的な店舗数と(時間帯による)利便性
ドラッグストアが近くにないけど、ファミマならある!という場所は多いですよね。
「あ、薬買い忘れた!」という時に、通勤・通学の途中でサッと寄れるのは大きな強みです。
(もちろん、日中の販売時間内に限りますが…)
- 圧倒的な店舗数と(時間帯による)利便性
-
- 少量パッケージが買える
ドラッグストアだと60錠入りとかの大容量パックが主流ですが、ファミマでは10錠入り、20錠入りといった「お試しサイズ」「持ち運びサイズ」が置いてあることが多いです。
「とりあえず、今の痛みを止めたいだけ」という時には、少量で買えるのは嬉しいポイントです。
- 少量パッケージが買える
- ついで買いができる
これが地味にデカイです。
頭痛薬を買うついでに、お昼のお弁当、飲み物、スイーツ、雑誌など、ファミマならではの商品を一緒に買えます。
「薬を買うためだけ」にドラッグストアに行く手間が省けるのは、忙しい現代人にとってメリットですよね。
ファミマで薬を買う「デメリット」
一方、もちろんデメリットもあります。これはもう、すでにお話ししてきたことの復習ですね。
-
- そもそも売ってない店が多い
これが最大のデメリット。医薬品取扱店じゃないと、スタートラインにも立てません。
- そもそも売ってない店が多い
-
- 買える時間が限られている(夜間・早朝は絶望的)
登録販売者さんがいない時間は、棚に商品があっても買えません。「24時間営業」というコンビニ最大のメリットが、医薬品に関してはほぼ無効になります。
- 買える時間が限られている(夜間・早朝は絶望的)
-
- 種類が圧倒的に少ない
選択肢は、ほぼ「イブプロフェン系」か「アセトアミノフェン系」かの二択(あるいは一択)です。
「いつも飲んでるコレじゃないと嫌だ」というこだわりがある人には向きません。
- 種類が圧倒的に少ない
- 専門的な相談がしにくい
ドラッグストアの専門家と違って、ファミマの店員さん(登録販売者さん)はレジ打ちや品出しなど、他の業務も兼任しています。
「じっくり症状を相談して、最適な薬を選びたい」という場合には、ちょっと気が引けてしまうかもしれません。
こうして見ると、ファミマでの薬購入は「日中、たまたまドラッグストアが近くになくて、今すぐ少量の薬が欲しい時」という、かなり限定的なシチュエーションでの「緊急避難」と言えそうです。
やはり、急な頭痛に備える最強の対策は、「ネット通販で常備薬をストックしておくこと」に尽きるかな、と筆者は思います。
Amazon、楽天、Yahoo!ショッピングなら、種類も豊富で、価格も比較し放題ですからね!
【まとめ】急な頭痛でファミマに駆け込む前に確認すべきこと

いやー、長々とお疲れ様でした!
ファミリーマートと頭痛薬をめぐる「意外と複雑な事情」が、かなり深くお分かりいただけたかと思います。
最後に、あなたが急な頭痛でファミマに駆け込む前に、確認すべきことをシンプルにまとめますね!
ファミマで頭痛薬は買える!ただし…
買えます!
でも、そこには2つの大きな条件がありました。
- 「くすり」「医薬品」の表示がある店舗か?
→すべてのファミマではありません。まずはこの表示を探しましょう。 - 今、「医薬品販売時間」か?
→登録販売者さんがいる時間(主に日中)しか買えません!夜間・早朝はほぼ100%買えないと思ってください。
この2つをクリアして、初めて頭痛薬ゲットのチャンスが生まれます。
どの薬を選べばいい?
もし無事に薬コーナーにたどり着けたら、成分をチェックしましょう。
-
- 「イブプロフェン」系
→【特徴】効き目がシャープで強い。
→【注意】空腹時はNG!何か一緒に食べて。眠くなることも。
- 「イブプロフェン」系
- 「アセトアミノフェン」系
→【特徴】体にやさしく、空腹時でも飲める。
→【注意】お酒との併用は絶対にNG!肝臓に負担がかかります。
自分の今の状況(空腹か?お酒は飲んでないか?)に合わせて選んでくださいね。
もしファミマで買えなかったら?
絶望しないでください!
まずは一時しのぎとして、
- 冷却シート(おでこや首筋を冷やす)
- カフェイン飲料(コーヒーやエナジードリンク)
- 甘いもの(低血糖が疑われる場合)
これらを試してみてください。
そして、痛みが少し落ち着いたら、ドラッグストアが開くのを待つか、あるいは「未来の自分のため」に、ネット通販で常備薬をポチっておきましょう!
Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングといった大手通販サイトなら、あらゆる種類の頭痛薬が揃っています。
ドラッグストアに行く手間も省けますし、価格も安いことが多いので、これを機に「我が家の救急箱」を見直してみるのが、一番賢い選択だと筆者「どこストア」は思いますよ!
急な頭痛は本当につらいですが、正しい知識でスマートに対処していきましょうね!


