鼻づまりスプレーはコンビニで買える?セブン・ローソン・ファミマの販売時間と主要製品を徹底解説

鼻づまりスプレーはコンビニで買える?セブン・ローソン・ファミマの販売時間と主要製品を徹底解説

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うわっ、鼻が詰まって苦しい!今すぐスプレーが欲しいけど、こんな時間(深夜)だし薬局は閉まってる…。もしかしてコンビニに売ってる?
そんな緊急事態に悩むあなたのために、この記事ではコンビニで鼻づまりスプレーが買えるのか、セブン、ローソン、ファミマの状況や、深夜の販売時間について徹底調査しました。
筆者の「どこストア」が、今すぐできる対策まで分かりやすく解説します!

・コンビニで鼻づまりスプレー(点鼻薬)は本当に買えるのか?
・なぜ深夜のコンビニで点鼻薬の購入が難しいのか?医薬品の販売時間制限
・コンビニで買える医薬品の分類とは?「第2類」と「医薬部外品」の違い
・セブン-イレブン、ローソン、ファミマ。大手コンビニごとの医薬品取り扱い状況
・24時間確実に購入したいならどこへ行くべき?深夜営業の薬局・ドラッグストアの確認方法
この記事を書いた人
どこストア

「それ、どこで売ってるの?」と聞かれたら、じっとしていられない。ネットもリアル店舗もくまなく調べて、レア商品から期間限定グッズまで見つけ出すのが得意。誰かの“買いたい”を叶える瞬間が何よりの喜び。あなたの探し物、きっと見つけます!

どこストアをフォローする
  1. コンビニで鼻づまりスプレー(点鼻薬)は本当に買えるのか?
    1. コンビニで点鼻薬を見つけるのが難しい「2つの壁」
  2. なぜ深夜のコンビニで点鼻薬の購入が難しいのか?医薬品の販売時間制限
    1. 「登録販売者」がいないと売れない薬がある
    2. 深夜に買えるのは「医薬部外品」だけ
  3. コンビニで買える医薬品の分類とは?「第2類」と「医薬部外品」の違い
    1. 薬のリスク分類(超ざっくり解説)
    2. 「医薬部外品」は薬じゃない?
  4. セブン-イレブン、ローソン、ファミマ。大手コンビニごとの医薬品取り扱い状況
    1. セブン-イレブン:実はちょっと慎重派?
    2. ローソン:「マチの健康ステーション」は本気!
    3. ファミリーマート:ドラッグストア一体型店舗が最強
    4. 結論:どうやって探すのが正解?
  5. 24時間確実に購入したいならどこへ行くべき?深夜営業の薬局・ドラッグストアの確認方法
    1. 狙い目は「深夜営業・24時間営業のドラッグストア」
    2. 深夜営業のドラッグストアの探し方
    3. 巨大な「ドン・キホーテ」も狙い目かも?
  6. 点鼻薬が買えない時の最終手段:コンビニで買える鼻炎内服薬の種類と効果
    1. 点鼻薬(スプレー)と内服薬(飲み薬)の違い
    2. コンビニで買える可能性のある鼻炎内服薬
    3. 最大の注意点:「眠気」
  7. コンビニでも目撃情報が多い「ナザールスプレー」の成分と即効性
    1. なぜナザールは人気?その秘密は「驚異の即効性」
    2. ナザールスプレーの主な成分(中身)
  8. 即効性の秘密は血管収縮剤?成分「塩酸ナファゾリン」の作用と注意点
    1. まず、なぜ鼻は詰まるのか?
    2. 「塩酸ナファゾリン」がやること = 血管を強制的に縮める!
    3. 魔法じゃない!知っておくべき恐怖の「リバウンド」
  9. 鼻水・アレルギー対策に重要な「抗ヒスタミン剤」の働きと眠気のリスク
    1. そもそも「ヒスタミン」って何者?
    2. 「抗ヒスタミン剤」は、ヒスタミンを黙らせる
    3. 最大の副作用:「眠気」…その理由は?
  10. 買ってはいけない使い方も?点鼻薬の使いすぎで起こる「薬剤性鼻炎」とは
    1. 薬剤性鼻炎って、どんな状態?
    2. こうなったら最後…耳鼻科で手術も
    3. 薬剤性鼻炎にならないために、絶対に守ること
  11. 点鼻薬を正しく使うための手順と効果的な回数・間隔
    1. 点鼻薬・効果をMAXにするための正しい手順
    2. 用法・用量をもう一度、あなたの心に刻んでください
  12. 鼻づまりを今すぐ何とかしたい!状況別のおすすめ購入場所まとめ
    1. 【状況1】今、この瞬間!深夜2時!とにかく苦しい!寝られない!
    2. 【状況2】朝~夜21時頃。薬局は遠いけど、コンビニには寄れる。
    3. 【状況3】今すぐじゃないけど、いざという時のために常備しておきたい。(一番賢い選択)

コンビニで鼻づまりスプレー(点鼻薬)は本当に買えるのか?

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さて、いきなり結論から言っちゃいますね。

夜中に急な鼻づまりで「今すぐ点鼻薬が欲しい!」と思った時、いちばん身近なコンビニに駆け込みたくなりますよね。でも、コンビニで鼻づまりスプレー(点鼻薬)が買えるかというと…

答えは、「買える可能性もあるけど、めちゃくちゃ難しいし、深夜はほぼ無理!」というのが現実なんです。

「えー!買えないの!?」とガッカリした皆さん、ちょっと待ってください。なぜ難しいのか、どういう条件なら買えるのか、ちゃんと理由があるんです。

まず、コンビニで点鼻薬を見つけるのが難しいのには、大きく分けて「2つの壁」があります。

コンビニで点鼻薬を見つけるのが難しい「2つの壁」

壁その1:そもそも「医薬品」を置いていない店が多い

まず大前提として、日本全国にあるすべてのコンビニが薬を売っているわけじゃありません。
あなたが今思い浮かべた近所のコンビニの棚に、風邪薬や胃腸薬が並んでいますか?

駅のホームにある小さな売店みたいなコンビニや、オフィスビルの中に入っているこぢんまりとしたコンビニでは、まず医薬品は置いていません。

医薬品を売るには、お店がちゃんと許可を取らないといけないし、専用の棚も必要です。
道路に面した駐車場が広い店舗や、「」という大きな看板や「医薬品取り扱い」というのぼり(旗)が立っているお店じゃないと、そもそもスタートラインにも立てないんです。

壁その2:「売ってる店」でも「売れる時間」が決まっている

これが最大の難関です。
運良く医薬品を売っているコンビニを見つけても、コンビニが24時間開いているからといって、薬も24時間買えるわけじゃないんです!

「どういうこと!?」と思いますよね。これについては、次の見出しで詳しく解説しますが、とにかく「深夜にコンビニで点鼻薬をゲットする」のは、宝くじに当たるくらい難しい(?)と思っておいた方がいいです。

昔はコンビニで薬なんて絶対に買えませんでした。でも、2009年に法律(当時の薬事法)が変わって、私たちにとって身近なコンビニでも、一部の薬が買えるようになりました。

これは本当に便利なことなんですが、「一部の薬」というのがミソ。
あなたが今欲しいと思っている「鼻づまりスプレー」は、コンビニで売っているお菓子やジュースとはワケが違うんです。

「じゃあ、なんで深夜はダメなの?」「どんな薬なら売ってるの?」という疑問が湧いてきますよね。
その答えを、これからじっくり解説していきます!

 

もし、今すぐ「近所のコンビニはダメそうだ…」と思った方は、Amazonや楽天市場などのネット通販で、あらかじめ常備薬として買っておくのが一番賢いですよ。
いざという時のために、家に1本ある安心感はハンパないです。

なぜ深夜のコンビニで点鼻薬の購入が難しいのか?医薬品の販売時間制限

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さあ、ここが一番大事なポイントです。
なぜ、あんなに煌々(こうこう)と明かりがついていて、24時間レジも開いているコンビニなのに、薬だけは深夜に買えないんでしょうか?

それは、「資格を持った人」がいないと、薬を売っちゃダメ!という法律のルールがあるからです。

「登録販売者」がいないと売れない薬がある

あなたが今、苦しくてたまらない鼻づまりを解消するために欲しい「点鼻薬」。
例えば、佐藤製薬の「ナザールスプレー」などを想像しているかもしれませんね。

これらの、いわゆる「よく効く」鼻づまりスプレーのほとんどは、「第2類医薬品」というカテゴリーに分類されます。
(この「第2類」とかいう分類については、次のH2でアホでもわかるように解説します!)

そして、この「第2類医薬品」を販売するには、お店に「薬剤師(やくざいし)」または「登録販売者(とうろくはんばいしゃ)」という、薬の専門知識を持った資格者がいなければならないんです。

ドラッグストアに行くと、白衣を着た人や、「登録販売者」という名札をつけた店員さんがいますよね?あの人たちです。

さあ、想像してみてください。

深夜2時のコンビニ。バイトのA君が一人でレジに立っています。
A君は、薬の専門知識を持っているでしょうか?…たぶん、持っていませんよね(笑)。

コンビニも、登録販売者の資格を持っている人を雇っていますが、そういう人は時給が高い(ことが多い)ので、人件費を考えると24時間お店にいてもらうのは難しいんです。

だから、医薬品を売っているコンビニでも、

「医薬品の販売時間は 朝9時~夜21時まで」

みたいに、時間がバッチリ決まっています。

その時間外になると、医薬品コーナーにロープが張られて入れなくなったり、棚にカギがかけられたりします。
もしこっそりレジに持って行っても、レジのシステムで「時間外です」と警告が出て、絶対に売ってもらえません。

これが、「コンビニは開いてるのに、点鼻薬は買えない」という悲劇の正体です。

深夜に買えるのは「医薬部外品」だけ

「じゃあ、深夜のコンビニで鼻のために買えるものは何もないの!?」

いえいえ、ゼロではありません。
深夜でも「医薬部外品(いやくぶがいひん)」という分類のものなら買えます。

例えば、

  • ヴィックス ヴェポラッブ(胸に塗るスースーするやつ)
  • スースーするタイプの「のど飴」
  • 鼻の下に塗るミント系のスティック

これらは「医薬品」ではなく「医薬部外品」なので、登録販売者がいなくても、24時間いつでも買えます。

ただし!

これらは、鼻づまりを「治す」薬ではありません。
あくまで、スースーする香りで一時的に「スッキリさせる」ためのものです。

詰まりが軽ければこれでも十分かもしれませんが、ガッチリ詰まって苦しい時には、気休めにしかならない可能性が高いです。

やっぱり、ちゃんと「治す」効果がある「第2類医薬品」の点鼻薬が欲しいなら、販売時間内に行くしかないんですね。

コンビニで買える医薬品の分類とは?「第2類」と「医薬部外品」の違い

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さっきから「第2類」だの「医薬部外品」だの、難しい言葉が飛び交っていて「もうワケわかんないよ!」となっている人もいるかもしれませんね。

大丈夫です!安心してください。

ここさえ読めば、あなたが欲しい薬がコンビニで買えるのか・買えないのか、一発でわかるようになります。

私たちがお店で買える薬(一般用医薬品)は、副作用のリスク(危険度)の高さによって、3つのグループに分けられています。

それを、超ーーーざっくりと解説します!

薬のリスク分類(超ざっくり解説)

まずはこの表を見てください。上に行くほどリスク(副作用)が高いグループです。

分類 特徴(ざっくり) コンビニでの扱い
第1類医薬品 一番リスクが高い。薬剤師さんじゃないと絶対売れない。
(例:ロキソニンS、ガスター10)
コンビニでは100%買えません。
指定第2類医薬品 第2類の中でも特に注意が必要なもの。
(例:パブロンゴールドA、ベンザブロックなど総合風邪薬)
登録販売者がいれば買える。
第2類医薬品 鼻づまりスプレーの多くがコレ!
(例:ナザールスプレー、AGノーズ)
登録販売者がいれば買える。
第3類医薬品 リスクが比較的低いもの。
(例:ビタミンC剤、湿布、のどスプレー)
登録販売者がいれば買える。

 

どうですか?

あなたが欲しい「鼻づまりスプレー」は、見事に「第2類医薬品」に入っていますよね。

だから、薬剤師さんか登録販売者さんがお店にいる時間、つまり「深夜じゃない時間帯」じゃないと買えない、というわけです。
(ちなみに風邪薬の多くは「指定第2類」で、これも登録販売者がいないと買えません)

「医薬部外品」は薬じゃない?

「じゃあ、さっき出てきた『医薬部外品』はどこ?」

いい質問ですね!
「医薬部外品」は、この表には入っていません。なぜなら、法律上「医薬品(薬)」ではないからです。

ざっくり言うと、

  • 医薬品:病気の「治療」が目的。
  • 医薬部外品:予防」や「衛生」が目的。効果はマイルド。

という違いがあります。
「医薬部外品」は、登録販売者などの資格がなくても、コンビニのバイトさんでも24時間いつでも売ることができます。

だから、深夜のコンビニで買える鼻ケア用品は、

  • 薬用リップクリーム(医薬部外品)
  • のど飴(医薬部外品 or 食品)
  • 栄養ドリンク(医薬部外品 or 食品)
  • ヴィックス ヴェポラッブ(医薬部外品)

といった、「治療」が目的ではない、マイルドな商品だけになってしまうんです。

コンビニで薬を買う時は、まず「医薬品」か「医薬部外品」かを確認し、「医薬品」なら「今、販売時間内か?」をチェックするクセをつけると、ガッカリしなくて済みますよ!

セブン-イレブン、ローソン、ファミマ。大手コンビニごとの医薬品取り扱い状況

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「コンビニで薬が買える時間はわかった。じゃあ、どのコンビニチェーンに行けば、そもそも薬を置いている可能性が高いの?」

これは気になりますよね!
どうせ行くなら、無駄足は踏みたくないですから。

筆者の「どこストア」が、大手3社(セブン、ローソン、ファミマ)の医薬品取り扱いに対する「力の入れ具合」を、独断と偏見も交えつつ(笑)調査しました!
(※もちろん、お店によりますから、あくまで「傾向」として読んでくださいね!)

セブン-イレブン:実はちょっと慎重派?

王者セブン-イレブン。なんでも揃いそうなイメージがありますが、実は医薬品の取り扱いに関しては、他の2社に比べて少し慎重派な印象があります。

もちろん、都心部や一部の店舗では医薬品をバッチリ置いているお店もあります。
でも、感覚としては「医薬品を売ってるセブンを見つけたらラッキー」くらいかもしれません。

ただ、セブン&アイ・ホールディングスとしては、「イトーヨーカドー」内に薬局があったりするので、グループ全体では強いです。
コンビニ単体で見ると、医薬品取り扱い店舗の比率は、もしかしたら少し低いかも?という感じです。

ローソン:「マチの健康ステーション」は本気!

ローソンは、「マチの健康ステーション」というスローガンを昔から掲げています。
これは伊達じゃありません。

他のチェーンに先駆けて、医薬品取り扱い店舗の導入にめちゃくちゃ積極的でした。
青いローソンの看板に、赤十字みたいなマークと「薬」とデカデカと書いてある店舗を見たことがありませんか?

あれが「医薬品取り扱いローソン」の目印です。

ドラッグストア(例えば「クオール薬局」など)と提携している店舗も多く、そういうお店は、もう半分ドラッグストアです。
第2類・第3類医薬品の品揃えもかなり豊富で、風邪薬、胃腸薬はもちろん、鼻づまりスプレー(点鼻薬)も置いている可能性が非常に高いです。

もし近所に「薬」マークのローソンがあるなら、医薬品販売時間内(深夜以外)に駆け込む価値は一番高いでしょう!

ファミリーマート:ドラッグストア一体型店舗が最強

ファミリーマートも負けていません。
ファミマの戦略は「もう、ドラッグストアと合体しちゃえ!」というタイプが多いのが特徴です。

例えば、「スギ薬局」や「HACドラッグ」、「ココカラファイン」といった大手のドラッグストアチェーンと一緒になった「一体型店舗」を全国で増やしています。

こういう店舗は、入り口はファミマだけど、奥に進むと完全にドラッグストア、という作りになっています。

もう、これはコンビニじゃありません。ほぼドラッグストアです(笑)。

当然、品揃えはドラッグストアと同じレベル。鼻づまりスプレーも、ナザールだけでなく、AGノーズやアルガードなど、複数の種類から選べる可能性すらあります。

もちろん、医薬品コーナーはドラッグストアの営業時間に準じるので、深夜は買えませんが、利便性は最強クラスですね。

結論:どうやって探すのが正解?

まとめると、

  1. 「薬」マークのあるローソンを探す。
  2. ドラッグストアと一体型になっているファミリーマートを探す。
  3. セブン-イレブンは、見つかったらラッキー。

という感じです。

でも、結局は「あなたの家の近所にあるか」が全てですよね。
一番早いのは、Googleマップを開いて「近所の医薬品取り扱いコンビニ」と検索することです。

そして、行く前に電話して「今、第2類医薬品の鼻スプレーって買えますか?」と聞くのが、一番ムダのない動き方ですよ!

24時間確実に購入したいならどこへ行くべき?深夜営業の薬局・ドラッグストアの確認方法

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「もうコンビニは諦めた!」「深夜の販売時間制限もわかった!」
「でも、どこストアさん!私は『今』苦しいんだ!深夜2時だけど、今すぐ確実に点鼻薬が欲しい!」

…その気持ち、痛いほどわかります。
鼻づまりって、横になると悪化するから寝られませんし、本当に地獄ですよね。

コンビニがダメなら、どこへ行けばいいのか。
深夜に「第2類医薬品」である鼻づまりスプレーを確実に手に入れる方法は、残念ながらかなり限られていますが、ゼロではありません!

狙い目は「深夜営業・24時間営業のドラッグストア」

あなたの街に、ありませんか?
やたらとデカくて、煌々(こうこう)と明かりがついているドラッグストア。

大都市圏(東京、大阪、名古屋など)や、幹線道路沿い(国道沿い)などには、ごく稀にですが「24時間営業」のドラッグストアや、深夜(例えば午前2時とか午前3時)まで営業しているお店が存在します。

こういうお店は、法律で「医薬品を販売する時間(開局時間)は、薬剤師または登録販売者を常駐させなさい」と決められています。

つまり、お店が開いている限り、深夜だろうと早朝だろうと、必ず資格を持った人がいるんです!

だから、こういうお店に行けば、深夜でも確実に「第2類医薬品」の鼻づまりスプレーを買うことができます!
これぞ、深夜の駆け込み寺ですね。

深夜営業のドラッグストアの探し方

「でも、そんな店どこにあるの?」

これはもう、あなたのスマホ(Googleマップ)に頼るしかありません。
今すぐ、以下の手順で検索してみてください。

  1. Googleマップ アプリを開きます。
  2. 検索窓に「ドラッグストア 24時間営業」または「薬局 深夜営業」と入力して検索します。(「薬局」のほうが調剤もやっているようなお店が出やすいです)
  3. あなたの現在地から近い順に、お店がいくつか表示されます。
  4. 【超重要】お店が見つかっても、すぐ家を飛び出さないで!
    必ず、表示されたお店に今すぐ電話してください。
  5. 電話で「すみません、今からそちらに伺って、鼻づまりのスプレー(第2類医薬品)を買うことはできますか?」とハッキリ聞いてください。

なぜ電話確認が絶対に必要かというと、「24時間営業」と書いてあっても、
・医薬品コーナーだけ深夜は閉鎖している(日用品しか買えない)
・今はたまたま資格者が休憩で不在
・そもそもGoogleマップの情報が古かった
という可能性があるからです。

苦しい中、わざわざ車や自転車で行ったのに「買えません」じゃ、絶望すぎますよね。
「検索」→「電話確認」この流れを絶対に守ってください。

巨大な「ドン・キホーテ」も狙い目かも?

もう一つの可能性として、「ドン・キホーテ」があります。

すべてのドンキではありませんが、一部の巨大な店舗(メガドンキなど)では、医薬品を扱っていて、なおかつ深夜まで営業している場合があります。

これもドラッグストアと同じで、医薬品販売時間内は資格者がいるはずです。
ドンキホーテ 医薬品 深夜 (あなたの地名)」などで検索し、やはり電話確認してから行ってみましょう。

・点鼻薬が買えない時の最終手段:コンビニで買える鼻炎内服薬の種類と効果
・コンビニでも目撃情報が多い「ナザールスプレー」の成分と即効性
・即効性の秘密は血管収縮剤?成分「塩酸ナファゾリン」の作用と注意点
・鼻水・アレルギー対策に重要な「抗ヒスタミン剤」の働きと眠気のリスク
・買ってはいけない使い方も?点鼻薬の使いすぎで起こる「薬剤性鼻炎」とは

点鼻薬が買えない時の最終手段:コンビニで買える鼻炎内服薬の種類と効果

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「深夜営業のドラッグストアも近所にはなかった…」「もう今夜は諦めるしかないのか…」

そう落ち込んでいるあなた。
もし、時刻が深夜ではなく、「朝~夜21時くらい」で、「医薬品を売ってるコンビニには行けた」という状況を想像してください。

でも、残念ながら、そのコンビニにはお目当ての「点鼻薬(スプレー)」が置いていなかった…!

そんな時、ガッカリして棚を離れるのはまだ早いです。
スプレー(点鼻薬)はなくても、「飲むタイプ」の鼻炎薬(内服薬)なら、コンビニの棚に置いている可能性があります!

点鼻薬(スプレー)と内服薬(飲み薬)の違い

「え、スプレーも飲み薬も同じじゃないの?」と思いますよね。でも、結構違います。

  • ■ 点鼻薬(スプレー)
    • 特徴:鼻の粘膜に直接シュッ!と噴射する。
    • 効果:薬が直接届くので、即効性がめちゃくちゃ高い。特に「鼻づまり」に特化したものが多い。
    • 弱点:効果が切れるのも比較的早い。
  • ■ 内服薬(飲み薬)
    • 特徴:カプセルや錠剤を水で飲んで、胃腸から吸収させる。
    • 効果:体の中からジワジワ効くので、効果が出るまで30分~1時間くらいかかる。その代わり、効果が長く続くものが多い。
    • 得意分野:鼻づまりだけでなく、「鼻水」「くしゃみ」など、アレルギー症状全体を抑えるのが得意。

 

もしあなたが「今この瞬間の詰まりを1分でも早く止めたい!」なら点鼻薬ですが、「今日は一日中、鼻水も鼻づまりもヒドそうだ…」という日なら、内服薬のほうが向いているかもしれません。

コンビニで買える可能性のある鼻炎内服薬

コンビニ(の医薬品販売時間内)でも、比較的見かけることが多い鼻炎内服薬には、以下のようなものがあります。

  • パブロン鼻炎カプセルSα(指定第2類医薬品)
  • ストナリニS(指定第2類医薬品)
  • コンタック鼻炎Z(第1類医薬品) ← ※これは薬剤師がいないとダメなので、コンビニではまず買えません。

などです。

お気づきでしょうか?
そう、これらの多くは「指定第2類医薬品」です。

つまり、点鼻薬(第2類)と同じく、登録販売者がいる時間帯じゃないと、絶対に買えません!(大事なことなので何度も言います)

あくまで、「医薬品販売時間内にコンビニに行ったけど、点鼻薬がなかった時の『代わりの選択肢』」として考えてくださいね。

最大の注意点:「眠気」

これらの鼻炎内服薬を飲むときに、絶対に注意しないといけないこと。
それは、「強烈な眠気」です。

これらの薬には、鼻水やくしゃみを止める「抗ヒスタミン剤」がほぼ100%入っています。
この成分が、脳にも作用して、ボーッとしたり、猛烈な眠気を引き起こしたりするんです。(詳しくは後のH2で!)

パッケージにも「服用後、乗物又は機械類の運転操作をしないでください」と絶対に書いてあります。

仕事で大事な会議がある人や、これから車を運転する人は、絶対に飲んではいけません。
「もう今日は寝るだけ」という夜に飲むならいいですが、日中に使う場合は本当に気をつけてくださいね!

コンビニでも目撃情報が多い「ナザールスプレー」の成分と即効性

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さて、ここからは「やった!医薬品を売ってるコンビニで、無事に点鼻薬を見つけた!」というラッキーな人を想定したお話です。

おそらく、あなたがコンビニの医薬品コーナーで出会う可能性が一番高い鼻づまりスプレー。
それが、佐藤製薬の「ナザールスプレー」(紫色のパッケージのやつ)でしょう。

これはもう、日本の点鼻薬界の「王様」と言ってもいいくらい、昔からある超有名商品です。
(もちろん、AGノーズやアルガードなど、他の商品が置いてあることもありますよ!)

なぜナザールは人気?その秘密は「驚異の即効性」

ナザールを使ったことがある人は、みんな口を揃えてこう言います。

「シュッとしたら、3分で鼻が通った!」

そうなんです。ナザールの最大のウリは、この「即効性」にあります。
あれだけ苦しかった鼻づまりが、ウソみたいにスーーーッと通る。
まさに「魔法?」と思ってしまうほどの効き目です。

では、なぜあんなに早く効くんでしょうか?
その秘密は、ナザールスプレーに含まれている「成分」にあります。

ナザールスプレーの主な成分(中身)

ナザールスプレーの箱の裏側を見ると、だいたいこんな成分が書いてあります。

  • 1. 塩酸ナファゾリン(血管収縮剤)
    これが「即効性の王様」です。今回の最重要人物。
  • 2. マレイン酸クロルフェニラミン(抗ヒスタミン剤)
    これは「鼻水・くしゃみ」を抑える担当です。
  • 3. ベンザルコニウム塩化物(殺菌剤)
    鼻の中のバイ菌をやっつけて、清潔に保つ担当です。

 

鼻づまりに直接、強烈なパンチを繰り出すのが、1番目の「塩酸ナファゾリン」です。
こいつが、あなたのガッチリ詰まった鼻の通りを、こじ開けてくれます。

そして、忘れてはいけないのが、ナザールスプレーの分類。
もうお分かりですね?

「第2類医薬品」です!

だから、コンビニで買えるとしても、登録販売者がいる日中の時間帯だけ、ということです。(しつこいですが、本当に大事なので!)

「今すぐこの鼻づまりを止めたい!」という緊急事態には、まさに救世主のようなスプレーです。

…ただし。

この「魔法のような即効性」には、知っておかないと本当に怖い「落とし穴」があるんです。

次のH2で、その「魔法」のタネ明かしと、恐ろしい「副作用」について詳しく解説します。これ、ナザールを使う人は絶対に読んでくださいね。

もし近所のコンビニ(の時間内)で見つからなくても、ガッカリする必要はありません。
ナザールスプレーは、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングといったネット通販で、驚くほど簡単に買えます

むしろ、ドラッグストアで買うよりポイントが付いてお得なことも多いです。
「どうせいつか詰まる」とわかっている人は、今すぐポチって、家に「常備薬」として1本置いておくのが、一番賢い大人の選択ですよ。

即効性の秘密は血管収縮剤?成分「塩酸ナファゾリン」の作用と注意点

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さあ、ここがこの記事で一番、いえ、あなたの鼻の将来にとって一番大事なところかもしれません。

ナザールなどの点鼻薬が、「なぜ、あんなに魔法のように効くのか」というタネ明かしです。
そして、その「魔法」の代償(だいしょう)についてのお話です。

まず、なぜ鼻は詰まるのか?

鼻が詰まっている時、あなたの鼻の中はどうなっていると思いますか?

「鼻水がパンパンに詰まってる」?
それも一因ですが、もっと大きな原因があります。

それは、「鼻の粘膜(ねんまく)にある血管が、パンパンに膨れ上がっている」状態なんです。

花粉やハウスダスト、風邪のウイルスといった「敵」が鼻から入ってくると、体は「やばい!敵と戦え!」と命令を出します。
すると、敵と戦うための血液(白血球など)を大量に送り込むために、鼻の粘膜にある毛細血管が一気に膨れ上がる(=充血する)んです。

血管がパンパンに膨れ上がれば、どうなりますか?
当然、空気の通り道(鼻腔)が、両側からギューッと狭くなりますよね。

これが、あなたが「苦しい!」と感じる鼻づまりの正体です。

「塩酸ナファゾリン」がやること = 血管を強制的に縮める!

では、ナザールの主成分「塩酸ナファゾリン」は、何をするのか。

この成分は「血管収縮剤(けっかんしゅうしゅくざい)」と呼ばれます。
その名の通り、パンパンに膨れ上がった鼻の血管に直接作用して、

「いいから、今すぐ縮め!!」

と、強制的に、力ずくで血管を「ギュッ」と収縮させるんです。

血管が強制的に縮めば、どうなりますか?
さっきまで空気の通り道を塞いでいた「腫れ」が、急速に引いていきます。

だから、スプレーして数分もすれば、
「え!?ウソでしょ!?」
と思うくらい、劇的に鼻がスーーーーーッと通るんです。

これが「魔法」の正体です。力ずくで道を開けていただけなんですね。

魔法じゃない!知っておくべき恐怖の「リバウンド」

「え、じゃあ最強じゃん!別にいいじゃん!」と思いますよね。

でも、ここからが本当に怖い話。

薬の効果が切れると(だいたい数時間後)、どうなると思いますか?

無理やり「ギュッ」と押さえつけられていた血管は、その反動で、薬を使う前よりも、もっと激しく膨れ上がろうとするんです。

これが、俗に言う「リバウンド」です。

あなたは、薬を使う前よりひどい鼻づまりに襲われます。
「うわ、また詰まった!さっきより苦しい!」

そして、どうしますか?

また、ナザールスプレーをシュッ!と使ってしまいます。

すると、また数分後にはスーーッと通ります。
「ふぅ、助かった…」

そして数時間後、薬が切れると、さっきよりも、もーーーーーっとひどい鼻づまりが襲ってきます。

「うわあああ!まただ!シュッ!」

…この悪夢のループ、ヤバいと思いませんか?
これが、次のH2で解説する「点鼻薬依存症(薬剤性鼻炎)」への入り口なんです。

鼻水・アレルギー対策に重要な「抗ヒスタミン剤」の働きと眠気のリスク

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さて、点鼻薬の成分には、「血管収縮剤」の他にもう一つ、よく入っているものがあります。
それは「抗ヒスタミン剤(こうヒスタミンざい)」です。

ナザールスプレーにも「マレイン酸クロルフェニラミン」という抗ヒスタミン剤が入っていましたね。
これは、鼻づまりというよりは、主に「鼻水・くしゃみ」を担当する成分です。

そもそも「ヒスタミン」って何者?

「ヒスタミン」という言葉、アレルギーの薬のCMとかで聞いたことがありませんか?

「ヒスタミン」というのは、あなたの体の中に、花粉やハウスダストといった「敵(アレルゲン)」が入ってきた時に、

大変だー!敵が来たぞー!全員、迎撃準備!

と、警報(アラーム)を鳴らしまくる「伝達物質」です。

このヒスタミンが警報を鳴らすと、体は「敵」を追い出そうとパニックになります。
その結果、

  • 敵を外に吹き飛ばせ! → くしゃみ連発!(ハックション!)
  • 敵を水で洗い流せ! → 鼻水ダラダラ!(ズズーッ)
  • 敵を中に入れるな! → (血管が腫れて)鼻づまり!

という症状が起こります。これがアレルギー性鼻炎の正体です。
ヒスタミンは、うるさい「お騒がせ野郎」みたいなもんですね。

「抗ヒスタミン剤」は、ヒスタミンを黙らせる

じゃあ、「抗ヒスタミン剤」は何をするのか。

もうお分かりですね。
この、うるさく警報を鳴らしているヒスタミンの邪魔をして、

お前(ヒスタミン)、ちょっと黙ってろ!

と、無理やり黙らせる(警報スイッチをオフにする)働きをします。

警報が止まれば、体もパニックになるのをやめます。
だから、あれだけ止まらなかったくしゃみや鼻水が、ピタッと止まるわけです。
これも、すごい効き目ですよね。

最大の副作用:「眠気」…その理由は?

「じゃあ、抗ヒスタミン剤も最強じゃん!」
…と、思うんですが、こいつにも大きな問題があります。

それが、皆さんもご存知の「眠気」です。

なぜ、鼻の薬を飲むと眠くなるのか?

実は、あのお騒がせ野郎の「ヒスタミン」、鼻でアレルギー反応を起こすだけじゃなく、「脳」でも大事な仕事をしていたんです。

脳でのヒスタミンの仕事は、「起きろー!目を覚ませー!」と、あなたの意識をハッキリさせる(覚醒させる)ことでした。

そこに、抗ヒスタミン剤(飲み薬)がやってくると、どうなるか。

薬は、鼻で騒ぐヒスタミンと、脳で働くヒスタミンを区別できません。
だから、鼻の警報を止めると同時に、脳の「起きろー!」の信号も止めちゃうんです。

その結果、

「なんか、頭がボーッとする…」
「強烈な眠気に襲われて、仕事にならない…」

という、あのツラい副作用が起こるわけです。

最近は「眠くなりにくい」とされる「第2世代抗ヒスタミン剤」(アレグラやクラリチンなど)もありますが、コンビニで買える昔ながらの薬(ナザールに含まれる成分も「第1世代」です)は、だいたい眠気が出ると思っておいた方がいいです。

点鼻薬は鼻に直接スプレーするので、飲み薬よりはマシ(脳に届きにくい)と言われていますが、それでも人によっては眠気を感じる可能性はゼロではありません。

特に飲み薬の「鼻炎内服薬」を買うときは、「眠気」に一番注意してくださいね!

買ってはいけない使い方も?点鼻薬の使いすぎで起こる「薬剤性鼻炎」とは

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さあ、いよいよ核心部分です。

H2(8)で話した、「血管収縮剤」の恐ろしい「リバウンド」の悪夢のループ。

「苦しい → スプレーする → 効く → 切れる → 前より苦しい → またスプレーする → 効く → 切れる → もっと苦しい → また…」

このループを、数週間、数ヶ月と繰り返した結果、最終的にたどり着くのが…

薬剤性鼻炎(やくざいせいびえん)

という、本当に恐ろしい病気です。
名前の通り、「薬が原因で起こる、治らない鼻炎」です。

薬剤性鼻炎って、どんな状態?

これは、一言でいうと「点鼻薬(血管収縮剤)依存症」です。

具体的には、

もう、あのスプレーがないと、呼吸ができない

という状態です。

最初は「詰まった時だけ」だったはずが、だんだん効きが悪くなり、使う回数が増えていく。
そのうち、薬の効果が切れるのが怖くて、数時間おきにスプレーするのが当たり前になる。

夜中も、鼻が詰まって苦しくて目が覚め、枕元に置いたスプレーをシュッとする。
カバンの中、会社のデスク、車の中…あらゆる場所にスプレーを常備していないと不安になる。

こうなると、もうあなたの鼻の血管は、薬の刺激に慣れきってしまい、自力で縮む能力を完全に失ってしまっています。

それどころか、薬の使いすぎで鼻の粘膜が異常に分厚く、硬く変質してしまい、空気の通り道が物理的にふさがってしまうんです。

こうなると、もうアレルギーとか風邪とか関係ありません。
「薬を使っているから、鼻が詰まっている」という、本末転倒な状態です。

こうなったら最後…耳鼻科で手術も

一度「薬剤性鼻炎」になってしまうと、もう市販薬ではどうにもなりません。

「じゃあ、スプレーをやめればいいんでしょ?」と思いますか?

無理です。やめた瞬間、呼吸もできないほどの、この世の終わりみたいな鼻づまりに襲われます。
(これは体験した人にしかわからない地獄です)

この状態から抜け出すには、耳鼻咽喉科(じびいんこうか)に行って、専門的な治療を受けるしかありません。

治療法は、まず「点鼻薬を(地獄の苦しみですが)完全にやめる」こと。そして、代わりにステロイド系の別の点鼻薬(これは安全です)を処方してもらったりします。

それでも治らない、重症の薬剤性鼻炎になってしまった場合は、

手術

が必要になることも…。
レーザーで分厚くなった粘膜を焼いたり、腫れた粘膜の中の骨を削ったりする手術です。

「たかが鼻づまりスプレー」と甘く見た結果、手術までするハメになるなんて、怖すぎませんか?

薬剤性鼻炎にならないために、絶対に守ること

「どこストアさん、脅かさないでよ!」と思いましたか?
でも、これは事実なんです。

じゃあ、どうすればいいのか?

答えは、死ぬほどシンプルです。

「用法・用量を、絶対に、絶対に、守る!!!!」

これだけです。

ナザールスプレーの箱や説明書を見てください。必ずこう書いてあります。

  • 適用間隔:3時間以上おくこと。
  • 使用回数:1日6回を限度とすること。

これを、絶対に守ってください。

「あー、まだ2時間半だけど…苦しいから、まあいっか!シュッ!」

その1回が、地獄への入り口なんです。

そして、「長期間、ダラダラと使い続けない」こと。
説明書には「3日間くらい使用しても症状がよくならない場合は、使用を中止し、医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください」とも書いてあります。

血管収縮剤入りの点鼻薬は、あくまで「緊急避難用」です。

「今夜の会議だけ乗り切りたい」
「今晩だけはグッスリ寝たい」

そんな時に、短期決戦で使うもの。

花粉症などで慢性的に詰まっている人が、1ヶ月も2ヶ月も毎日使い続けるのは、一番ダメな使い方です。
(そういう人は、耳鼻科でアレルギー用の安全なステロイド点鼻薬を処方してもらうべきです)

もし、あなたが今、「あれ…私、もう1週間以上毎日使ってるかも…」とドキッとしたなら、今すぐ使用を控える努力を始めてくださいね!

・点鼻薬を正しく使うための手順と効果的な回数・間隔
・鼻づまりを今すぐ何とかしたい!状況別のおすすめ購入場所まとめ

点鼻薬を正しく使うための手順と効果的な回数・間隔

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「薬剤性鼻炎」の話を聞いて、「もう点鼻薬使うの怖い…」と思ってしまった人もいるかもしれません。

いえいえ、大丈夫です!

さっきも言ったように、「用法・用量を守って、正しく使えば」、これほど頼りになる薬はありません。
あの即効性は、本当に魅力ですからね。

そこで、ここでは「筆者どこストア流・点鼻薬の正しい使い方」を伝授します!
意外と「え、そうだったの!?」というポイントもありますよ。

点鼻薬・効果をMAXにするための正しい手順

ステップ1:鼻をかむ(これが一番大事!)

まず、スプレーする前に、できる限り優しく鼻をかんでください。
(強く「フンッ!」とかむと耳を痛めるので、片方ずつ優しくですよ)

なぜか?

鼻の中が鼻水でビシャビシャの洪水状態のところにスプレーしても、薬液が粘膜に届く前に、鼻水と一緒に喉に流れ落ちて終わりです。

めちゃくちゃもったいないですよね?
薬液をしっかり「患部(腫れた粘膜)」に届けたいので、まずは鼻をかんで通りを良くしましょう。

ステップ2:頭を少し傾ける(うつむき加減)

スプレーするとき、天井を向くみたいに上を向く人がいますが、あれは間違いです。
薬が全部、喉に落ちていくだけです(苦い味がするアレです)。

そうではなく、少しうつむき加減。鏡を見るくらいの角度がベストです。

ステップ3:ノズルを鼻に入れすぎない

ノズルの先端を、鼻の穴の入り口にちょっとだけ入れます。
奥までグイグイ突っ込む必要は全くありません。

ステップ4:噴射!(鼻の「外側」を狙え!)

ここが最大のポイントです!

多くの人が、鼻の穴の「真ん中(内側)」、つまり左右の鼻を分けている壁(鼻中隔=びちゅうかく)に向かってスプレーしてしまっています。

ダメです!

鼻中隔は血管が多くてデリケートなので、刺激が強すぎたり、傷つけたりする原因になります。

そうではなく、鼻の穴の「外側」(つまり小鼻のほう)に向かってノズルを向けてください。
右の鼻なら、右の目尻に向けるようなイメージです。

そして、シュッと噴射すると同時に、鼻から息を「スッ」と、やさしーく吸い込んでください。
(「ズゴォーッ!」と強く吸い込むと、また喉に落ちるのでダメです)

「外側」を狙って「優しくスッ」と吸う。
これで、薬液が鼻腔の奥まで効率よくフワッと広がります。

ステップ5:薬液が喉に落ちないようにする

スプレーした直後、数秒間はうつむき加減をキープ。
鼻から息をスッスッと軽く吸い続けます。

もし、喉に「苦いのが落ちてきたな」と感じたら、それは飲み込まずに、ティッシュや洗面台に「ペッ」と出しましょう。
(飲んでも害があるわけじゃないですが、胃に入っても意味ないですからね)

用法・用量をもう一度、あなたの心に刻んでください

使い方がわかったところで、最後にもう一度、あの「鉄の掟」を復習します。

  • 適用間隔:3時間以上おくこと。(ナザールの場合)
  • 使用回数:1日6回を限度とすること。(ナザールの場合)
  • 使用期間:ダラダラと使い続けない。(3日程度で改善しないなら耳鼻科へ)

(※回数や間隔は、商品によって微妙に違うので、必ずあなたの持っているスプレーの説明書を読んでくださいね!)

特に「適用間隔」です。「まだ3時間経ってないけど…」という誘惑に勝ってください。
それが、あなたの鼻を「薬剤性鼻炎」から守る、唯一の方法ですよ!

鼻づまりを今すぐ何とかしたい!状況別のおすすめ購入場所まとめ

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お疲れ様でした!
とてつもなく長くなりましたが、これであなたも「コンビニと鼻づまりスプレーの専門家」になれたはずです(笑)。

コンビニで買えるのか、なぜ深夜はダメなのか、そして点鼻薬の正しい使い方と本当の怖さ。
すべてお分かりいただけたかと思います。

最後に、あなたの今の状況に合わせて、「結局、どうすりゃいいのよ!」という答えを、簡潔にまとめます。

【状況1】今、この瞬間!深夜2時!とにかく苦しい!寝られない!

◆ 結論:
残念ながら、コンビニ(セブン、ローソン、ファミマ)で「第2類医薬品」の点鼻薬を買うのはほぼ不可能です。

◆ 今すぐ探すべき場所:
Googleマップで「ドラッグストア 24時間営業」または「薬局 深夜営業」と検索してください。
見つかったら、必ず電話で「今、点鼻薬(第2類医薬品)買えますか?」と確認してから家を出てください。

◆ 薬が買えない時の最終対処法(気休めでもやる!):

  • 部屋を「加湿」する(一番マシになる。濡れタオルを振り回すだけでもOK)
  • お風呂場に行って、熱いシャワーで蒸気を立てて、その蒸気を吸う
  • 温かい飲み物(お茶や白湯)を飲んで、喉から鼻を温める
  • メンソレータムやヴィックスヴェポラッブがあれば、鼻の下に薄く塗ってスースーさせる
  • (もしあれば)「医薬部外品」の鼻スースースティックを使う

【状況2】朝~夜21時頃。薬局は遠いけど、コンビニには寄れる。

◆ 結論:
買える可能性があります!

◆ 探すべき場所:
「薬」の看板があるローソン、またはドラッグストアと一体型になっているファミリーマートが狙い目です。
医薬品コーナーがあるセブン-イレブンでもOK。

◆ 探すべき商品:
ナザールスプレー」などの点鼻薬(第2類医薬品)。
もしスプレーがなければ、「パブロン鼻炎カプセル」などの鼻炎内服薬(指定第2類医薬品)も選択肢になります。(※ただし眠気に超注意!)

【状況3】今すぐじゃないけど、いざという時のために常備しておきたい。(一番賢い選択)

◆ 結論:
ネット通販が最強です。

◆ 探すべき場所:
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングです。
メルカリでも未使用品が出ているかもしれませんが、医薬品なので、きちんと管理された大手通販サイトで買うのが一番安全で確実です。

◆ メリット:
ドラッグストアで買うより安いことも多いですし、ポイントも付きます。
何より、ナザールだけでなく、AGノーズ(アレルギー用)、アルガード(クールタイプ)、さらにはお医者さんが処方するのと同じ成分の「ステロイド点鼻薬」(薬剤性鼻炎にならない安全なタイプ。第1類医薬品や指定第2類医薬品)まで、ネット(の薬剤師さんがいるサイト)ならじっくり選んで買えます。

深夜に苦しんで探し回るストレスを考えたら、今すぐAmazonで1本ポチっておくのが、本当に一番のおすすめですよ。

 

鼻づまりは本当にツラいですが、便利な薬には必ず「裏側」があります。
「用法・用量を絶対に守る」ことだけを肝に銘じて、便利な点鼻薬と上手に付き合っていってくださいね!

この記事が、あなたの苦しい鼻づまりの助けになれば、筆者の「どこストア」として、こんなに嬉しいことはありません。

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