コンビニで虫除けスプレーは買える?セブン・ファミマ・ローソンの売り場と人気メーカー成分比較を徹底調査

こんにちは!あなたの「どこで売ってる?」を解決する「どこストア」です。
夏のアウトドアや、夜のちょっとしたお出かけ。急に「あ!虫除けスプレー忘れた!」と焦ること、ありませんか?そんな時、一番身近なコンビニでサッと買えたら最高ですよね。
この記事では、コンビニで虫除けスプレーが本当に買えるのか、どのメーカーが置いてあるのか、成分は安心なのか、あなたの疑問を徹底的に調査しました!
・セブン、ファミマ、ローソン:主要3社の販売状況と品揃えの違い
・虫除けスプレーはコンビニのどこに売っている?見つけやすい売り場を解説
・【人気メーカー】フマキラー「スキンベープ」とアース製薬「サラテクト」を比較
・ディート(DEET)とイカリジン:コンビニで買える製品の主要成分をチェック
- 【まず結論】コンビニで虫除けスプレーは本当に買える?
- セブン、ファミマ、ローソン:主要3社の販売状況と品揃えの違い
- 虫除けスプレーはコンビニのどこに売っている?見つけやすい売り場を解説
- 【人気メーカー】フマキラー「スキンベープ」とアース製薬「サラテクト」を比較
- ディート(DEET)とイカリジン:コンビニで買える製品の主要成分をチェック
- 肌に優しいのはどれ?赤ちゃんや子供にも使える虫除けスプレーはあるか
- コンビニで虫除けスプレーが並び始めるのはいつ?販売時期の目安(2025年版)
- 気になる値段は?コンビニとドラッグストアの価格帯を比較
- 小型・携帯用が充実!急な外出や旅行に便利なサイズは?
- スプレーが売り切れ!コンビニで買える虫除け対策の代替品3選
- 虫よけ効果を最大限に!スプレーの効果的な使い方と注意点
- 虫刺され後の対策も!コンビニで買えるかゆみ止め・常備薬
【まず結論】コンビニで虫除けスプレーは本当に買える?

いきなり結論から言っちゃいますね。
はい、コンビニで虫除けスプレーは買えます!
特に、蚊やブヨが出始める春の終わりごろから夏本番、秋口(だいたい5月~9月ごろ)にかけては、多くのコンビニで取り扱いがあります。
ただし、これにはいくつかの「条件」があるんです。
コンビニで買えるかの「条件」とは?
まず、「店舗による」という点が一番大きいです。
例えば、都心のオフィス街にある小さなコンビニだと、需要が少ないので置いていないこともあります。逆に、観光地や公園の近く、キャンプ場へ向かう道沿いにあるコンビニ、住宅街の店舗などは、家族連れやレジャー客の需要を見越して、しっかり在庫を置いている可能性が高いです。
もう一つは「季節性」です。
当たり前かもしれませんが、真冬の1月や2月に虫除けスプレーを探しても、コンビニの棚にはまず並んでいません。コンビニの商品は、売れ筋をギュッと凝縮して置いているので、季節外の商品はすぐに撤去されちゃうんですよね。
なので、「コンビニで虫除けスプレーを買おう!」と思ったら、
1.今の季節は夏に近いか?(5月~9月がベスト)
2.そのコンビニは、虫除けを必要としそうな場所にあるか?
この2点をチェックするのが確実です。
コンビニで買うメリットとデメリット
コンビニで虫除けスプレーを買う最大のメリットは、なんといっても「24時間、いつでも買える利便性」です。
夜にBBQを始めて「忘れた!」となっても、ドラッグストアは閉まっている時間でもコンビニなら開いています。この安心感は計り知れません。
一方、デメリットもあります。
それは、「種類が少ない」ことと「価格がちょっと割高」なこと。
ドラッグストアなら、棚一面にズラリと並んだ虫除けスプレーから、「肌に優しいタイプ」「強力タイプ」「子供用」「ミストタイプ」「エアゾールタイプ」など、選び放題ですよね。
でも、コンビニの場合は、多くても1種類か2種類しか置いていないことがほとんど。選択肢はほぼ無いと思ったほうがいいです。
価格も、基本的には「定価」での販売です。ドラッグストアの特売品と比べると、100円~200円くらい高いことも覚悟しておきましょう。とはいえ、これは「利便性」とのトレードオフですね。
急いでいる時、今すぐ必要な時はコンビニ。時間に余裕があって、色々選びたい時や安く買いたい時はドラッグストア、という使い分けが賢いですね。
急いでいないならネット通販も賢い選択
もし、「今すぐじゃないけど、週末使う分を買い忘れてた!」というレベルなら、Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングといったネット通販で買うのもめちゃくちゃオススメです。
なぜなら、ドラッグストア以上に種類が豊富で、価格も比較しながら一番安いものを選べるから。
「大容量パック」や「2本セット割」など、お得な買い方もできますし、重い荷物を持って帰る必要もありません。口コミを見ながら、「本当に効くのか?」「肌荒れしないか?」をじっくり比較検討できるのも強みです。
最近では、メルカリで使いきれなかった新品同様の虫除けスプレーが安く出品されていることもあります。特に「ちょっとだけ使いたい」という人には狙い目かもしれません。(ただし、使用期限などには注意してくださいね!)
急な入り用はコンビニ、ストック買いやじっくり選びたい時はネット通販、というのが現代の賢い買い方ですね。
セブン、ファミマ、ローソン:主要3社の販売状況と品揃えの違い

じゃあ、具体的にどのコンビニチェーンが虫除けスプレーに強いんでしょうか?
セブン-イレブン、ファミリーマート、ローソンの主要3社について、その傾向と品揃えの違いを「どこストア」が調査しました!
セブン-イレブンの傾向
セブン-イレブンは、「定番品をしっかり押さえる」傾向が強いです。
医薬品や日用品の棚(もしくは季節モノの特設コーナー)に、フマキラーの「スキンベープ」やアース製薬の「サラテクト」といった、誰もが知っている超有名メーカーの製品が置かれていることが多いです。
特に、セブン&アイのプライベートブランド(PB)である「セブンプレミアム」で日用品を展開している流れもあり、品質への信頼感は抜群です。
サイズとしては、持ち運びに便利な中型サイズ(200ml前後)か、旅行用の小型サイズ(60mlなど)のどちらかが見られます。
セブン-イレブンは店舗数が圧倒的に多いので、「どこでも見つかる安心感」が一番の強みと言えますね。
ファミリーマートの傾向
ファミリーマートは、「かゆいところに手が届く」品揃えが特徴的です。
もちろん「スキンベープ」などの定番品も扱っていますが、店舗によっては、資生堂の「IHADA(イハダ)アウトドアスクリーン」のような、ちょっと高機能・高付加価値な製品を置いていることがあります。
イハダは、ディート(後で詳しく解説します)を使っていないタイプなので、「普通の虫除けは肌荒れが心配…」というデリケートな肌の人にとっては、めちゃくちゃ嬉しい選択肢になります。
また、ファミマは「ファミマル」というPBにも力を入れていますが、虫除けスプレーに関しては、今のところナショナルブランド(有名メーカー品)の取り扱いが主流のようです。
「定番品だけじゃなく、もしかしたら高機能なやつもあるかも?」という期待が持てるのがファミマですね。
ローソンの傾向
ローソンは、「健康志向・ナチュラル志向」の製品に強いイメージがあります。
「ナチュラルローソン」を展開していることからも分かる通り、健康や美容に関心の高い層を意識した品揃えが特徴です。
そのため、虫除けスプレーに関しても、一般的な製品に加えて、店舗によっては「天然ハーブ系」の肌に優しいタイプや、子供向けの製品をセレクトしている場合があります。
また、ローソンは「マチのほっとステーション」として、地域密着型の店舗も多いですよね。そのため、住宅街や公園近くの店舗では、ファミリー層を意識した品揃えになっていることが期待できます。
「無印良品」の商品を扱っているローソンも増えていますが、無印にも虫除けシートなどはありますが、スプレータイプは季節によるかもしれませんね。(これは要チェックです!)
「肌への優しさ」を重視するなら、ローソンを覗いてみる価値は十分にあります。
【まとめ】どのコンビニも「定番品」はある可能性大!
結論として、主要3社とも、夏場であれば「スキンベープ」か「サラテクト」のどちらかは置いている可能性が非常に高いです。
ただし、品揃えは本当に「店舗ごと」の裁量が大きいです。
「A店にはあったけど、B店にはなかった」ということは日常茶飯事。
もし1軒目のコンビニで見つからなくても、諦めずにもう1軒、別のチェーンのコンビニを探してみることをお勧めします!
確実に手に入れたい、または特定のメーカー品が欲しい場合は、やっぱりAmazonや楽天などで事前にポチっておくのが一番確実ですよ。
虫除けスプレーはコンビニのどこに売っている?見つけやすい売り場を解説

「コンビニに虫除けスプレーがあるのは分かった!でも、広い店内のどこを探せばいいの?」
確かに、コンビニって意外と商品数が多くて、お目当てのものがすぐに見つからない時ってありますよね。
虫除けスプレーが置かれやすい場所(棚)には、いくつかのパターンがあります。これを知っておけば、もう迷いません!
パターン1:【最重要】季節商品の特設コーナー(エンド棚)
これが一番可能性が高い場所です。
コンビニの棚って、横に長ーい棚と、その両端にある「エンド棚」と呼ばれる目立つ場所がありますよね。
季節(5月~8月ごろ)になると、このエンド棚に「夏物コーナー」が作られます。そこには、制汗スプレー、日焼け止め、汗拭きシート、冷却グッズなどが集められています。
虫除けスプレーは、まさにこの「夏物コーナー」のエース商品の一つ!
お店に入ったら、まずはこの「季節モノが集まってる棚」を探してください。レジの近くや、雑誌コーナーの向かい側などに設置されていることが多いですよ。
パターン2:衛生用品・日用品コーナー
もし季節コーナーになかったり、季節の変わり目(春先や秋口)だったりする場合は、定番の日用品棚をチェックしましょう。
具体的には、
・絆創膏(ばんそうこう)、包帯、消毒液などが置いてある「衛生用品」の棚
・ティッシュ、マスク、生理用品などが置いてある「日用品」の棚
・シャンプー、歯ブラシ、カミソリなどが置いてある「トラベル・洗面用品」の棚
このあたりに、ひっそりと置かれていることがあります。
特に、虫除けスプレーは「衛生用品」の仲間として扱われることが多いので、絆創膏の近くは要チェックです。
パターン3:【穴場】殺虫剤・家庭用品コーナー
これは、比較的大きめ(駐車場が広い、郊外型)のコンビニに見られるパターンです。
家庭用の殺虫剤(ゴキブリ用やハエ・蚊用のスプレー)や、芳香剤、洗剤などを置いている棚がある店舗があります。
そこに、「虫ケア用品」として、家庭用の殺虫剤と一緒に、体に使う虫除けスプレーが並べられていることがあります。
ただし!
ここで絶対に注意してほしいことがあります。
それは、「人体用(肌に使う)」のスプレーと、「空間・網戸用(殺虫剤)」のスプレーを間違えないこと!
パッケージが似ているものもあり、急いでいると本当に間違えやすいんです。殺虫剤を肌に噴射したら大変なことになります。
必ず、パッケージに「人体用」「肌用」「防除用医薬部外品」といった表記があることを確認してくださいね。
どうしても見つからない時は?
コンビニは店員さんが忙しそうにしていることも多いですが、探して時間をロスするより、聞いたほうが早いです。
「すみません、虫除けスプレーって置いてますか?」
と、レジや品出し中の店員さんに聞くのが一番確実です。
「あー、今切らしてますね」とか「あっちの日用品棚にありますよ」とすぐに教えてくれますよ。
探すのが面倒な人は、ネット通販で「虫除けスプレー」と検索すれば、数秒で見つかるので、そちらも活用してくださいね!
【人気メーカー】フマキラー「スキンベープ」とアース製薬「サラテクト」を比較

コンビニの棚で、虫除けスプレー界の「二大巨頭」とも言えるのが、フマキラーの「スキンベープ」とアース製薬の「サラテクト」です。
「どっちも見たことあるけど、何が違うの?」
そう思う方のために、この2大ブランドの特徴を分かりやすく比較してみましょう!
フマキラー「スキンベープ」シリーズ
「スキンベープ」は、昔からある定番中の定番ですね。青いパッケージのイメージが強いかもしれません。
特徴:
・肌へのやさしさを重視: ウォーターベースで、ヒアルロン酸Na(保湿成分)を配合している製品が多く、ベタつきにくいのが特徴です。「天使のスキンベープ」シリーズなどは、子供への使用も前面に出しています。
・ラインナップの豊富さ: 実はスキンベープにはたくさんの種類があります。強力な「プレミアム」モデル(イカリジン配合)から、ミストタイプ、ジェルタイプ、ティッシュタイプまで様々です。(コンビニに置いているのは、その中のごく一部ですが)
・香り: 虫除け特有のツンとした匂いが少なく、シトラスマリンの香りやピーチアプリコットの香りなど、香りが良い製品が多いのも人気の理由です。
こんな人におすすめ:
「虫除けのベタベタ感が苦手」「肌が乾燥しやすい」「キツイ匂いは嫌だ」という人には、スキンベープが向いているかもしれません。
アース製薬「サラテクト」シリーズ
「サラテクト」も、アース製薬の看板商品の一つ。名前の通り「サラサラ」な使用感を追求したブランドです。
特徴:
・サラサラ感の追求: パウダーインタイプの製品が多く、汗をかいてもベタつきにくく、サラサラ感が持続するのが最大のウリです。夏場のジメジメした時にはこれが本当に助かります。
・機能性の高さ: 虫除け成分だけでなく、ヒアルロン酸Na、コラーゲン、セラミド、ビタミンCといったスキンケア成分を配合した「お肌にうるおい」シリーズなど、付加価値の高い製品も多いです。
・無香料タイプ: 香り付きが苦手な人のために、「無香料」のラインナップもしっかり揃えています。香水や他の制汗剤の香りと混ざりたくない人には嬉しいポイントです。
こんな人におすすめ:
「汗っかきで、とにかくベタつくのが嫌!」「サラサラの使用感を最優先したい」「無香料がいい」という人には、サラテクトがぴったりです。
比較まとめ表
コンビニで見かける可能性のある、基本的なミストタイプを比較イメージにしてみました。
| 比較ポイント | スキンベープ (フマキラー) | サラテクト (アース製薬) |
|---|---|---|
| 使用感 | しっとり、ベタつきにくい(ウォーターベース) | サラサラ感が強い(パウダーイン) |
| 保湿・美容成分 | ヒアルロン酸Naなど | ヒアルロン酸、コラーゲン、セラミドなど(製品による) |
| 香り | 香り付き(シトラスなど)が多い | 無香料の選択肢が豊富 |
| イメージ | 肌に優しい、ファミリー向け | 機能的、汗に強い |
※注:これはあくまでブランド全体の傾向であり、コンビニで取り扱っている特定の製品とは異なる場合があります。
どちらのメーカーも、虫除け効果については国が認めた「防除用医薬部外品」ですので、効果自体に大きな差はありません。
最終的には、「使用感(しっとり vs サラサラ)」や「香り(あり vs なし)」の好みで選んでしまって大丈夫です!
もしコンビニに両方置いてあったら、ラッキー!この比較を思い出して、自分に合いそうな方を選んでみてください。
もちろん、Amazonや楽天なら、スキンベープもサラテクトも、全ラインナップから選び放題です。じっくり比較したい人は、ぜひチェックしてみてくださいね。
ディート(DEET)とイカリジン:コンビニで買える製品の主要成分をチェック

虫除けスプレーのパッケージをよーく見ると、「ディート」とか「イカリジン」って書いてあるの、気になりませんか?
これこそが、虫除け効果を発揮してくれる「有効成分」の名前です。
「どっちも虫除けなんでしょ?何が違うの?」
この違いを知っておくことは、特に小さなお子さんに使う場合にめちゃくちゃ重要なんです!
分かりやすく解説しますね。
【王道】ディート (DEET) とは?
「ディート」は、もう50年以上も世界中で使われている、最も歴史が長く、最も信頼されている虫除け成分です。
メリット:
・効果が強力で、持続時間も長い。
・蚊、ブヨ(ブユ)、アブ、マダニなど、幅広い種類の虫に効果があります。
・実績が豊富なので、安心感があります。
デメリット(注意点):
・子供への使用に制限がある。(ここが超重要!)
・独特の匂いがある。(最近は改良されていますが)
・まれに肌荒れ(アレルギー反応)を起こす人がいる。
・プラスチックや化学繊維(服の素材など)を溶かすことがある。
【新定番】イカリジン (Picaridin) とは?
「イカリジン」は、2015年に日本でも認可された、比較的新しい虫除け成分です。(ピカリジンとも呼ばれます)
メリット:
・子供への使用制限がない!(ディートとの最大の違い)
・匂いがほとんどない(無臭)。
・肌への刺激がディートより少なく、優しい。
・プラスチックなどを溶かさないので、服の上からでも使いやすい。
デメリット(注意点):
・ディートに比べると、効果が及ぶ虫の種類がやや少ないとされることがある。(ただし、蚊やマダニには十分効果があります)
・歴史が浅いぶん、ディートほどの「超・長期的な実績」はない。(とはいえ、世界的には広く使われ、安全性は確認されています)
コンビニ製品はどっちが多い?
コンビニに置いてある「スキンベープ」や「サラテクト」の多くは、「ディート」が配合されている製品が主流です。
ディートは、濃度が「12%以下」のものと、「30%」(高濃度タイプ、医薬品扱い)のものがあります。コンビニで見かけるのは、ほとんどが「12%以下」の製品(防除用医薬部外品)でしょう。
しかし、最近は「イカリジン」配合の製品も増えています。
フマキラーの「天使のスキンベープ プレミアム」や、KINCHOの「お肌の虫よけ プレシャワーPRO」などがイカリジン配合で有名です。
コンビニは棚のスペースが限られているので、もし「イカリジン配合」のものが置いてあったら、それは「子供連れ」や「肌への優しさ」を意識した店舗だと言えますね。
【超重要】子供に使う場合の選び方
ここが一番大事なポイントです。
もし、虫除けスプレーを小さなお子さん(特に乳幼児)に使う可能性があるなら、成分表示を必ず確認してください。
| 成分 | 年齢制限 |
|---|---|
| ディート (12%以下の製品) | ・6ヶ月未満の赤ちゃん:使用禁止 ・6ヶ月~2歳未満:1日1回まで ・2歳~12歳未満:1日1~3回まで |
| イカリジン (濃度問わず) | ・年齢制限・回数制限なし (乳幼児から大人まで使用可能) |
一目瞭然ですね。
6ヶ月未満の赤ちゃんには、ディートは絶対に使えません。
また、2歳未満のお子さんにも1日1回しか使えないのは、結構不便ですよね。
その点、「イカリジン」は、年齢制限も回数制限もないので、小さなお子さんがいるご家庭では、断然イカリジン配合のスプレーを選ぶのがおすすめです。
コンビニで急遽買う場合、選ぶ余地がなく「ディート」製品しかないかもしれません。その時は、この使用制限を必ず守って使ってくださいね。
お子さん用に常備しておくスプレーは、Amazonや楽天で「イカリジン」と検索して、確実に1本持っておくのがベストな選択だと、どこストアは思います!
・コンビニで虫除けスプレーが並び始めるのはいつ?販売時期の目安(2025年版)
・気になる値段は?コンビニとドラッグストアの価格帯を比較
・小型・携帯用が充実!急な外出や旅行に便利なサイズは?
・スプレーが売り切れ!コンビニで買える虫除け対策の代替品3選
肌に優しいのはどれ?赤ちゃんや子供にも使える虫除けスプレーはあるか

前の見出しでも触れましたが、「子供に使えるか」「肌に優しいか」は、虫除けスプレー選びの最重要テーマですよね。
コンビニでパッと買うときに、どこをチェックすればいいのか、もう一度おさらいしましょう!
最優先で探すべきは「イカリジン」配合
もうお分かりですね!
「赤ちゃんOK」「子供に安心」を最優先するなら、成分表示を見て「イカリジン」(またはピカリジン)と書かれた製品を探してください。
これなら、6ヶ月未満の赤ちゃん(新生児期は避けたほうが無難ですが)から、年齢や回数を気にせず使えます。
コンビニで見かける可能性があるイカリジン製品は、
・フマキラー「天使のスキンベープ プレミアム」
・KINCHO「お肌の虫よけ プレシャワーPRO」
あたりが代表的です。もしコンビニの棚にこれらが置いてあったら、それは「当たり」の店舗かもしれません!
「ディート」製品でも「子供用」の表記をチェック
コンビニに置いてあるのが「ディート」配合製品だけだった場合。
その中でも、「子供用」とパッケージに書かれているものや、「ディート濃度10%」などと、濃度が比較的低めに設定されている製品を選ぶと良いでしょう。(ただし、ディートである以上、先ほど説明した年齢・回数制限は必ず守ってくださいね!)
「スキンベープ」や「サラテクト」の通常品(青や白のパッケージ)は、ディート10%~12%のものが主流です。これらは生後6ヶ月から使えます。
「天然成分」「オーガニック」はコンビニにある?
最近は、ディートもイカリジンも使わない、「ハッカ油(ミント)」や「レモングラス」「シトロネラ」といった、天然のアロマオイル(精油)を使った虫除けスプレーも人気ですよね。
これらは、化学成分フリーなので肌には非常に優しいですが、そのぶん効果の持続時間が短い(1~2時間程度でこまめな塗り直しが必要)という特徴があります。
じゃあ、これらがコンビニに売っているか?というと…
「売っている可能性は低い」というのが正直なところです。
ただし、例外もあります。
・ナチュラルローソン:健康・オーガニック志向の製品を扱うため、置いている可能性があります。
・無印良品を扱うローソン:無印良品に「アウトドアスプレー」などの名称で天然成分の虫除けがある場合、それが買えるかもしれません。
・ドラッグストア併設型コンビニ:最近増えている、調剤薬局やドラッグストアと一体になったコンビニなら、ドラッグストア側の棚に置いてあります。
もしコンビニで見つからなくても、ハッカ油(健栄製薬など)が衛生用品コーナーに置いてあれば、それを水やエタノールで薄めて自作するという裏技もありますが…急いでいる時には現実的じゃないですね。
肌への優しさを最優先で、天然成分のものを探したい場合は、やはり事前にAmazonや楽天、またはオーガニック食品店などで購入しておくのが確実です。
「スプレー」以外の選択肢
「そもそもスプレーを吸い込むのが心配…」という方には、他のタイプもおすすめです。
・ジェルタイプ:飛び散らないので、子供の顔周りにも塗りやすいです。(例:スキンベープ ジェル)
・ティッシュタイプ(シートタイプ):サッと拭くだけで簡単。汗も拭き取れて一石二鳥です。(例:サラテクト ティッシュ)
これらは、スプレータイプよりも省スペースなので、コンビニのトラベル用品コーナーなどに置かれていることがあります。ぜひチェックしてみてください。
コンビニで虫除けスプレーが並び始めるのはいつ?販売時期の目安(2025年版)

「よし、コンビニで買おう!…あれ?まだ売ってない!」
そんな悲劇を防ぐために、コンビニの棚に虫除けスプレーがいつ頃から並び始め、いつ頃消えるのか、その「販売スケジュール」を解説します!
【最速】4月下旬~ゴールデンウィーク(GW)
コンビニの季節商品の入れ替えは、世間のイベントに合わせて行われます。
虫除けスプレーの最初の大きな出番は、「ゴールデンウィーク(GW)」です。
気候が良くなり、BBQやキャンプ、公園遊びなど、外に出かける人が一気に増えますよね。
早い店舗では、4月の下旬ごろから、あの「季節商品のエンド棚」に、日焼け止めなどと一緒に並び始めます。
「GWにレジャーの予定があるけど、準備忘れてた!」という人をターゲットにしているわけですね。
【本格化】梅雨入り前~梅雨明け(5月下旬~7月)
虫除けスプレーが、コンビニの棚で「定番品」としてしっかり根付くのがこの時期です。
特に、蚊はジメジメした気候が大好き。
梅雨に入ると、ちょっとした水たまりから一気に発生します。
この時期になると、季節コーナーだけでなく、日用品の棚にも定番品として置かれる店舗が増えてきます。
品揃えも、GW時期の「とりあえず置きました」状態から、1種類~2種類は確実に選べるように安定してくるのがこの頃です。
【ピーク】夏休み~お盆(7月下旬~8月中旬)
言わずもがな、虫除けスプレーの需要が年間で最も高まるピーク時期です。
夏休み、お祭り、花火大会、キャンプ、帰省…。
イベントが盛りだくさんで、夜に外出することも増えますよね。
この時期は、ほぼ全てのコンビニ(よほど特殊な立地の店舗を除き)で、虫除けスプレーが最も目立つ場所に置かれています。
「コンビニに行けば、まず間違いなく買える」と言っていい時期です。
ただし!
観光地やイベント会場の近くのコンビニでは、「売り切れ」も発生しやすい時期です。特に花火大会の当日などは、夕方には棚から消えている…なんてことも。見つけたら早めに確保するのが吉です。
【販売終了】9月下旬~10月
お盆が過ぎ、9月に入ると、日中はまだ暑くても、コンビニの棚は一気に「秋モード」に切り替わります。
虫除けスプレーが置いてあった場所は、「ハロウィングッズ」や「あったかインナー」「保湿クリーム」などに場所を奪われていきます。
9月の中旬を過ぎると、虫除けスプレーを見かける機会は激減します。
まだ蚊は飛んでいるのに、「コンビニにはもう売ってない!」という「虫除け難民」が発生しやすいのがこの時期です。
もし9月以降に虫除けスプレーが必要になったら、コンビニをハシゴするよりも、ドラッグストアに行くか、Amazonや楽天で注文する方が確実です。ネット通販なら、もちろん一年中いつでも買えますからね!
【2025年まとめ】狙い目は5月~8月!
2025年も、このスケジュールはほぼ変わらないでしょう。
確実にコンビニで手に入れたいなら、5月~8月の間に探すのがベストです。
9月に入ったら、「もうコンビニには無いかも」と思って、別の手段を考えたほうが早いですよ!
気になる値段は?コンビニとドラッグストアの価格帯を比較

コンビニで買うときの、最大のネック…それはやっぱり「お値段」ですよね。
「便利だけど、ドラッグストアより高いんでしょ?」
その通りです。でも、実際どれくらい違うのか、具体的な相場を比較してみました。
コンビニでの価格帯(相場)
コンビニで売られている虫除けスプレー(例えば、スキンベープやサラテクトの200mlミストタイプ)の価格は、だいたいこんな感じです。
・価格帯:600円 ~ 800円(税込)程度
これは、基本的にメーカーの「希望小売価格」か、それに近い「定価」販売です。
コンビニは、安売り(特売)をすることがほとんどないため、この価格から下がることはまずありません。
「緊急時に、便利さを買う」ためのお値段、と割り切る必要がありますね。
ドラッグストアでの価格帯(相場)
一方、おなじみのドラッグストア(マツモトキヨシ、スギ薬局、ウエルシア、ツルハドラッグなど)ではどうでしょうか。
同じ商品(スキンベープやサラテクトの200mlミストタイプ)でも…
・通常価格:500円 ~ 700円(税込)程度
・特売(セール)価格:398円 ~ 498円(税込)程度
こんな感じで、まず通常価格の時点ですでにコンビニより100円ほど安いことが多いです。
さらに、ドラッグストアのすごいところは「特売」ですよね。
夏場の週末や、ポイント5倍デーなどと絡めて、目玉商品として一気に安くなることがあります。タイミングが良ければ、コンビニの半額近い値段で買えることも…!
価格比較まとめ
コンビニとドラッグストアの価格差は、「約100円~300円」といったところでしょうか。
この差をどう考えるかですね。
・「今すぐ必要!」「夜中だけど欲しい!」 → 300円高くてもコンビニで買う価値アリ!
・「明日使う分を、今日のうちに買っておこう」 → まだドラッグストアが開いてるなら、絶対そっちで買うべき!
こんな判断基準になります。
ネット通販(Amazon・楽天)の価格は?
じゃあ、ネット通販はどうなの?と思いますよね。
ネット通販の価格は、「ドラッグストアの特売価格に近いか、それ以下」であることが多いです。
特に、Amazonや楽天、Yahoo!ショッピングでは、複数の店舗が価格競争をしているので、最安値が見つかりやすいです。
ただし、注意点が一つ。
それは「送料」です。
虫除けスプレー1本だけ(例えば400円)を買おうとすると、送料が500円かかって、結局コンビニより高くなる…なんてことも。
ネット通販を賢く使うコツは、
・Amazonプライム会員になって、送料無料にする。
・「2,000円以上で送料無料」などのショップで、日用品と「まとめ買い」する。
・大容量パックや、2本・3本セットを買って、1本あたりの単価を下げる。
ことです。
どうせ夏の間は何度も使うものですから、「まとめ買い」しておくのが一番賢くてお得ですね!
最近では、メルカリで「買いすぎたから」と安く出品されているケースもあります。個人間のやり取りに抵抗がなければ、送料込みでドラッグストアの特売より安くゲットできるチャンスもありますよ。
小型・携帯用が充実!急な外出や旅行に便利なサイズは?

コンビニで虫除けスプレーを買うシチュエーションって、「家で使うため」というより、「今から出かけるから」「旅行先に持っていくため」ということが多いですよね。
そうなると、気になるのは「サイズ感」です。
家で使うようなデカいボトルじゃ、カバンに入らなくて困ります。
ご安心ください!
コンビニは、まさにこの「小型・携帯用」の需要に応えるのが得意分野なんです。
コンビニで主流の「携帯サイズ」とは?
コンビニの棚に並んでいる虫除けスプレーは、大きく分けて2つのサイズがあります。
1.スタンダードな中型サイズ(約200ml)
これは、ドラッグストアでもよく見る、一番売れ筋のサイズです。「スキンベープミスト」や「サラテクトミスト」の標準サイズがこれにあたります。
カバンに入れるにはちょっと大きいですが、車に積んでおいたり、BBQ会場にドンと置いておくには便利なサイズです。
2.小型・携帯サイズ(約60ml ~ 80ml)
これぞ、コンビニの真骨頂!
女性の化粧ポーチや、男性のズボンのポケットにも入るような、小さなミストボトルです。
・フマキラー「スキンベープミスト 60ml」
・アース製薬「サラテクト 60ml」
などがこれにあたります。
特に、セブン-イレブンなどは、トラベルコーナーにこういった「お泊り・旅行用サイズ」の日用品を揃えていることが多いので、そこで見つかる可能性大です。
飛行機の「機内持ち込み」を考える場合も、このサイズは重要です。(※国内線・国際線や、エアゾールかミストかによってルールが異なります。詳しくは各航空会社の規定を必ず確認してくださいね!)
なぜコンビニは携帯サイズに強いのか?
コンビニのお客さんは、「ついで買い」や「緊急買い」が基本です。
・会社帰りに、今から公園で子供と遊ぶから。
・デート中に、蚊が多い場所に来ちゃったから。
・旅行先のホテルに着いたけど、虫除け忘れたから。
全部、「今すぐ使いたい」「持ち歩きたい」というニーズですよね。
だから、コンビニは「大容量のお得パック」よりも、「割高でもいいから、今すぐ使える携帯サイズ」を優先して仕入れるんです。
「あ、忘れた!」という緊急事態には、この携帯サイズが本当に救世主になりますよ。
シート(ウェットティッシュ)タイプも超便利
「スプレーはカバンの中で漏れそうで心配…」
という慎重派のあなたには、「シートタイプ(ウェットティッシュ型)」の虫除けもおすすめです。
これなら液漏れの心配はゼロ!
しかも、汗を拭き取りながら虫除け成分を塗れるので、一石二鳥です。
・サラテクト「虫よけティッシュ」
・スキンベープ「虫よけウェットティッシュ」
などは、15枚~20枚入りで、スプレーよりもさらにコンパクト。
これも、コンビニの「汗拭きシート」などが並んでいる季節コーナーや、衛生用品コーナーで見つかる可能性が高いです。
カバンに忍ばせておく「お守り」としては、最強かもしれませんね!
・虫よけ効果を最大限に!スプレーの効果的な使い方と注意点
・虫刺され後の対策も!コンビニで買えるかゆみ止め・常備薬
スプレーが売り切れ!コンビニで買える虫除け対策の代替品3選

最悪の事態…!
「夏本番、花火大会の直前!コンビニに駆け込んだけど、虫除けスプレーが全部売り切れてる!」
もう諦めるしかないんでしょうか?
いえ、まだ慌てないでください!コンビニには、スプレー以外にも虫対策に使える「代替品」がいくつかあります。
代替品1:虫除けウェットティッシュ
前の見出しでも触れましたが、これが一番の代替品候補です。
スプレーが売り切れていても、「汗拭きシート」の棚に、虫除け効果のあるウェットティッシュが残っている可能性は十分にあります。
・メリット: 汗のベタつきも取れてサッパリする。塗りムラが出にくい。
・デメリット: 全身に使うには何枚も必要かも。スプレーより割高になることも。
「サラテクト」や「スキンベープ」のロゴが入ったウェットティッシュを探してみてください!
代替品2:虫除けシール / 虫除けリング
これは、特に「子供連れ」の場合に強い味方です。
衛生用品コーナーや、子供のお菓子売り場の近くのフック(吊り下げ商品)に、キャラクターもの(アンパンマンやディズニーなど)の「虫よけパッチ(シール)」や、手首につける「虫よけリング」が売られていることがあります。
・メリット: 肌に直接塗らなくていい。赤ちゃんにも使える(シールの場合)。カワイイ。
・デメリット: シールやリングの周り(狭い範囲)しか効果がないことが多い。スプレーに比べると効果はマイルド。
これらは、ユーカリ油やレモングラス油などの天然成分を使っているものが多く、肌が弱い人には安心ですね。
スプレーと併用するのがベストですが、「何もしないよりはマシ!」という緊急時には、十分役立ってくれます。
代替品3:【裏ワザ】ハッカ油(ハッカスプレー)
これは、全てのコンビニにあるわけではありませんが、もし見つけたらラッキーな裏ワザ商品です。
衛生用品コーナー(マスクや消毒液の近く)に、健栄製薬などの「ハッカ油」の小瓶(スプレータイプまたは液体)が置いてあることがあります。
これは本来、マスクにスプレーして清涼感を得たり、お風呂に入れたりするものですが、ハッカ(ミント)の香りは、蚊やブヨが嫌う香りとしても有名です。
・メリット: 天然成分100%。スースーして涼しくなる。虫除け以外の用途も広い。
・デメリット: 虫除けスプレー(ディートやイカリジン)ほどの強力な効果はない。持続時間が短い(こまめなスプレーが必要)。
もしスプレータイプなら、そのまま服やベビーカーの周りなどにシュッ!と吹きかけるだけでも、かなりの虫除け効果が期待できます。
(※肌に直接使う場合は、濃度が高いと刺激が強いので注意してくださいね)
スプレーが全滅でも、これらの代替品がないか、ぜひ店内の別の棚も探してみてください!
ネット通販なら「最強セット」が揃う
もちろん、Amazonや楽天を見れば、「スプレータイプ」も「シートタイプ」も「シール」も「リング」も、選び放題です。
「強力なスプレー」と「肌に優しいシール」を組み合わせて使うなど、万全の対策をしたいなら、事前にネットで揃えておくのが一番ですね。
特に、ドラッグストアでは見かけないようなオシャレな虫除けリングや、強力なハッカスプレーなども見つかるのが、ネット通販の楽しいところです。
虫よけ効果を最大限に!スプレーの効果的な使い方と注意点

せっかくコンビニで虫除けスプレーをゲットしたのに、使い方が間違っていたら効果が半減…なんてもったいない!
「え、ただスプレーするだけじゃないの?」
いえいえ、意外と知らない「効果的な使い方」と「NGな使い方」があるんです。
【重要】「塗りムラ」をなくすのが最強のコツ
虫除けスプレーの成分(ディートやイカリジン)は、「塗った部分にしか効果がありません」。
よく、シューッと体にひと吹きして終わり!にしていませんか?
それだと、スプレーがかかっていない「塗りムラ」の部分を、蚊は目ざとく見つけて刺してきます。
正しい使い方はコレです。
1.まず、手のひらにスプレーする。(10~15cm離して)
2.それを、もう片方の手で広げるように、腕や足などの肌が露出している部分にムラなく塗る。
こうすることで、塗りムラがなくなり、効果が最大限に発揮されます。
「スプレー」という名前ですが、「液体を肌に塗り広げる」というイメージを持つのが正解です!
顔や首筋に塗る方法は?
「顔に直接スプレー」は、目や口に入る危険があるので絶対にNGです!
顔や首筋も、まずは一度、手のひらにスプレーしてから、それを化粧水のように手で優しく塗ってください。
目や口の周り、傷口は避けて塗るようにしましょう。
日焼け止めと虫除け、どっちが先?
夏場は日焼け止めも塗りますよね。これ、順番を迷いませんか?
正解は、「日焼け止めが先、虫除けが後」です。
虫除け成分は、肌の表面にあることで揮発し、虫を寄せ付けないバリアを作ります。先に日焼け止めを塗ってしっかり乾かし、その上から虫除けスプレー(を手で塗り広げる)のが、両方の効果を邪魔しないベストな順番です。
(※研究機関によって見解が分かれることもありますが、これが一般的な推奨順序です)
服の上からスプレーしてもいい?
「肌に直接塗りたくないから、服の上から…」というのも、よくやりがちですが、注意が必要です。
・「イカリジン」配合スプレー:OK!プラスチックや化学繊維を傷めないので、服の上からでも安心して使えます。
・「ディート」配合スプレー:要注意! ディートは、ポリウレタンやレーヨンなどの化学繊維、プラスチック製品(腕時計の風防、メガネのフレームなど)を溶かしたり、傷めたりすることがあります。
綿(コットン)や麻の服なら大丈夫ですが、ストレッチ素材のTシャツやスポーツウェアの上からディート製品をスプレーするのは避けたほうが無難です。
コンビニで買ったスプレーが「ディート」だったら、基本的には「肌の露出部分にだけ塗る」と覚えておきましょう。
塗り直しのタイミングは?
「朝塗ったから一日大丈夫!」ではありません。
虫除けスプレーの効果は、永久には続きません。
・汗をかいたら、流れ落ちています。
・タオルで体を拭いたら、取れています。
パッケージに「効果持続6時間」などと書いてあっても、それは汗をかかなかった場合の話。
夏場のアウトドアでは、「汗をかいたな」「2~3時間経ったな」と思ったら、こまめに塗り直すのが鉄則です!
特に、子供は汗っかきなので、大人が気にして塗り直してあげてくださいね。
虫刺され後の対策も!コンビニで買えるかゆみ止め・常備薬

万全の対策をしても、刺されてしまう時は刺されてしまう…!それが虫の恐ろしさ。
「うわっ、刺された!かゆい!」
そんな時も、コンビニが助けてくれるかもしれません。
虫除けスプレーだけでなく、「かゆみ止め(虫刺され薬)」もコンビニで買えるんです!
コンビニで買える「かゆみ止め」の代表選手
もちろん、ドラッグストアほどの品揃えはありませんが、コンビニの衛生用品コーナー(絆創膏や消毒液の近く)には、超・定番のかゆみ止めが置かれていることが多いです。
・ムヒS(池田模範堂)
かゆみ止めの王様、「ムヒ」。スーッとするクリームタイプで、かゆみをしっかり鎮めてくれます。一家に一本レベルの定番品ですね。
・ウナコーワクール(興和)
「もろこしヘッド」でおなじみ、液体タイプのウナ。塗った瞬間の「カーッ!」と冷たくなる感じが、かゆみを忘れさせてくれます。手が汚れないのも嬉しいポイント。
・ポケムヒ(池田模範堂)
ポケットモンスターの…ではなく、「ポケットサイズのムヒ」です。ロールオンタイプで、ポーチに忍ばせておくのに最適な携帯用かゆみ止め。これもコンビニのトラベル用品コーナーで見かけることがあります。
「医薬品」扱いのコンビニに注目!
最近、「医薬品取扱店」という看板を掲げているコンビニが増えているのをご存知ですか?
(ローソンやファミリーマートに多いですね)
これらの店舗は、薬剤師さんや登録販売者さんがいる(または、常駐していなくても「第二類・第三類医薬品」を販売できる)お店です。
こういう店舗なら、
・マキロンなどの「消毒液」
・絆創膏(カットバン)
・包帯、ガーゼ
・頭痛薬、風邪薬
といった、ちょっとしたケガや体調不良に対応できる薬が揃っています。
虫刺されを掻き壊して(かきこわして)しまって、バイ菌が入りそうな時(「とびひ」などが心配な時)は、かゆみ止めだけでなく、消毒液も一緒に買えると安心ですよね。
特にキャンプ場やレジャー施設の近くにあるコンビニは、こういった医薬品の取り扱いを強化していることが多いです。
「虫除けスプレー」を探すついでに、「かゆみ止めや絆創膏も置いてるかな?」と衛生用品コーナーをチェックする癖をつけておくと、いざという時に役立ちますよ!
【まとめ】コンビニは虫対策の「入口」から「出口」までサポート!
いかがでしたか?
コンビニは、「虫に刺されないため」の虫除けスプレー(入口)だけでなく、
「刺された後」のかゆみ止め(出口)まで、
私たちの夏のピンチを幅広くサポートしてくれる、本当に頼もしい存在だということが分かりましたね。
もちろん、品揃えや価格の面では、ドラッグストアやネット通販(Amazon、楽天、Yahoo!ショッピング)にはかないません。
賢い使い分けとしては、
・「今すぐ必要!」な緊急時だけ、コンビニ。
・「常備薬」や「じっくり選びたい」時は、ネット通販やドラッグストア。
これがベストな選択です。
今年の夏は、虫除け対策を万全にして、コンビニも賢く利用しながら、思いっきり楽しんでくださいね!
あなたの「どこストア」でした!


