失敗しない!2025年最新版「履歴書」が買える場所(コンビニ、100均、文具店)と種類・選び方を徹底解説!

「明日までに履歴書を準備しなきゃ!」
「あれ、履歴書ってどこで売ってるんだっけ?」
就職活動やアルバイトの応募で、急に履歴書が必要になって焦った経験は誰にでもありますよね。実は、履歴書が買える場所は、あなたが思っている以上にたくさんあります。コンビニ、100円ショップ、文房具店など、それぞれの店舗にメリットやデメリットがあり、選べる「種類」にも違いがあるんです。
この疑問を解決するため、この記事では「履歴書をどこで買うのが最適なのか」を徹底解説します。購入場所だけでなく、失敗しないための履歴書の選び方や、セット内容のチェックポイントまで、筆者「どこストア」が詳しくご紹介しますね。もう履歴書探しで迷うことはなくなりますよ!
・【急ぎならココ】コンビニで履歴書を買うメリットとデメリット
・費用を抑えたいなら100円ショップ(ダイソー・セリアなど)はアリ?
・豊富な種類から選びたい人におすすめの購入先は?(文房具店・書店)
・スーパーやホームセンターでも買える?意外な穴場をチェック
- 履歴書が今すぐ買える!主要な購入場所一覧と値段の目安
- 【急ぎならココ】コンビニで履歴書を買うメリットとデメリット
- 費用を抑えたいなら100円ショップ(ダイソー・セリアなど)はアリ?
- 豊富な種類から選びたい人におすすめの購入先は?(文房具店・書店)
- スーパーやホームセンターでも買える?意外な穴場をチェック
- 履歴書の種類は4つ!あなたに合う「様式」の選び方
- JIS規格・転職用・バイト用…フォーマットの違いを徹底解説
- 新卒の就職活動なら「学校指定」を選ぶべき理由
- 市販の履歴書セットに「必ず含まれている」内容物とは?
- 封筒のサイズに注意!履歴書を折らずに送るためのポイント
- 履歴書を買う前に知っておきたい!失敗しないための3つの注意点
- 履歴書は買わずに「ダウンロード・印刷」するのは問題ない?
- 【Q&A】履歴書のサイズ(A4/B5)はどちらを選べばいい?
履歴書が今すぐ買える!主要な購入場所一覧と値段の目安

履歴書は、私たちにとって非常に身近な消耗品でありながら、いざ必要になった時に「どこに売っているか」を正確に知らないと焦ってしまうものです。安心してください、履歴書は非常に多くの場所で販売されており、あなたの自宅や職場の近くのどこかで見つけることができるはずです。場所によって取り扱っている種類や価格帯が異なりますので、あなたの状況に合わせて最適な購入場所を選ぶのが賢い方法です。ここでは、主要な購入場所とそれぞれの特徴、そして大まかな価格帯をリストアップしてご紹介します。
| 購入場所 | 特徴 | 価格帯(目安) | 取り扱い種類 |
| コンビニエンスストア | 24時間営業、急な購入に便利。 | 100円~300円 | 基本的(JIS規格、一般) |
| 100円ショップ | 圧倒的な低コスト。文具も揃う。 | 110円(税込) | シンプル、バイト・パート用中心 |
| 文房具店・大型書店 | 種類が豊富、高品質なものも選べる。 | 200円~500円 | 全種類(JIS、転職、新卒用など) |
| スーパー・ホームセンター | 日用品の買い物ついでに購入可能。 | 150円~400円 | 一般的、店舗の規模による |
| 大学構内(生協・売店) | 新卒の就活生にとって最適な「学校指定」がある。 | 200円~500円 | 学校指定、新卒用中心 |
このように、履歴書はどこで買ったかによって評価が変わることは絶対にありません。
大切なのは、応募先の企業や職種、そしてあなたの経歴に合った「様式(フォーマット)を選ぶこと」です。例えば、職歴が多いのに職歴欄が狭い履歴書を選んでしまっては、経歴を伝えきれませんよね。これから各購入場所の具体的なメリット・デメリットを解説していきますので、ご自身の状況にぴったりの場所を見つけてみてくださいね。
主要4店舗の比較テーブル:今すぐ欲しい時に最適な場所は?
履歴書が今すぐ必要なとき、どの店舗へ向かうべきか迷うことがありますよね。ここでは、利便性、価格、品揃えの3つの観点から、代表的な4つの購入場所を比較してみましょう。特に「今すぐ!」という緊急度が高い方のために、夜間や早朝の購入のしやすさも含めて解説します。
【購入場所別 総合評価】
| 評価項目 | コンビニ | 100円ショップ | 文房具店 | ホームセンター |
| 利便性(緊急度) | ◎(24時間対応) | △(営業時間内) | △(営業時間内) | △(営業時間内) |
| 価格 | ○(リーズナブル) | ◎(最安値) | △(やや高め) | ○(リーズナブル) |
| 種類 | △(少ない) | △(少ない) | ◎(豊富) | ○(一般的な種類) |
| 紙質 | △(標準的) | △(標準的) | ◎(高品質あり) | ○(標準的) |
このように、「今すぐ・夜間に欲しい」ならコンビニ、「種類をじっくり選びたい」なら文房具店、「とにかく安く済ませたい」なら100円ショップと使い分けるのが正解です。特に、土日や夜間に急に必要になった場合は、24時間営業のコンビニが圧倒的に有利です。ただし、コンビニでは種類が限られているため、もし特殊なフォーマットが必要な場合は、事前にインターネットでテンプレートをダウンロードして印刷する、という手段も検討してみてくださいね。
価格帯はどのくらい?意外と知られていないコストの差
履歴書一枚あたりの価格は、購入場所やセット内容によって大きく異なります。最も一般的な価格帯は100円〜500円程度ですが、この差はどこから来るのでしょうか?
履歴書のコストは主に「用紙の枚数」「付属品の有無」「紙の品質」の3点で決まります。例えば、100円ショップの履歴書は、履歴書用紙が3~4枚程度と封筒が数枚入ったシンプルなセットが中心です。安価ですが、紙質は標準的です。一方、文房具店で売られている500円程度の履歴書は、履歴書用紙に加えて職務経歴書テンプレートや添え状の書き方マニュアル、そして厚手で上質な紙が使われていることが多く、トータルパッケージとして優れています。
【履歴書セットのコスト内訳】
- 低価格帯(100円~200円): 履歴書用紙+封筒のみ。枚数は少なめ。
- 中間価格帯(200円~350円): 履歴書用紙+封筒+書き方マニュアルや写真用シールなど。コンビニや一般的なスーパーはこの層が多い。
- 高価格帯(350円~500円以上): 職務経歴書や添え状テンプレート、高品質な厚紙、大手メーカー製(コクヨなど)で種類が豊富なもの。文房具店や大学生協などで見られます。
あなたが正社員への転職活動で複数企業に応募する場合など、「第一印象を大切にしたい」のであれば、紙質がしっかりした文房具店のセットを選ぶ価値はあります。逆に、アルバイトの応募で急いでいるなら、安価で手軽な100円ショップやコンビニの履歴書で十分対応可能です。企業が履歴書の価格で応募者を判断することはありませんので、ご安心くださいね。
【急ぎならココ】コンビニで履歴書を買うメリットとデメリット

「履歴書を今すぐ手に入れたい!」という緊急性の高い状況で、最も頼りになるのがコンビニエンスストアです。セブンイレブン、ファミリーマート、ローソンなどの大手コンビニは、私たちの生活圏に必ずと言っていいほど存在しており、24時間いつでも履歴書を購入できるという圧倒的な利便性を持っています。特に、深夜や早朝、あるいは文房具店が閉まっている週末に必要になった場合、コンビニは「命綱」のような存在になります。筆者も過去に何度かお世話になりましたが、そのありがたみは計り知れません。
しかし、便利な反面、コンビニで購入する場合にはいくつかのデメリットも存在します。メリットとデメリットをしっかり理解した上で、コンビニでの購入を検討しましょう。
コンビニで履歴書を買うメリット
- 24時間購入可能: 営業時間に関係なく、いつでも手に入ります。
- 全国どこでも入手しやすい: 旅行先や出張先など、慣れない土地でも見つけやすいです。
- 付属品が揃っている: 履歴書用紙と封筒がセットになっているものが多く、すぐに使用できます。
- 価格が手頃: ほとんどが100円~300円の範囲で、予備として購入しやすい価格です。
コンビニで履歴書を買うデメリット
- 種類が限定的: 取り扱っているのは、JIS規格や一般的なアルバイト・パート用の1~2種類が中心です。転職活動など、職歴を細かく書きたい人向けのフォーマットは見つかりにくいでしょう。
- 在庫がない場合がある: 文房具コーナーのスペースが小さいため、店舗によっては品切れになっていることもあります。
- 紙質が標準的: 特別に高品質な紙質ではありません。
このように、コンビニの強みは「利便性」に特化しています。急いでいる方にとっては最良の選択肢ですが、履歴書の内容を工夫したい、または特殊な様式を探している方は、文房具店など他の購入場所も検討することをおすすめします。コンビニで取り扱っている履歴書の種類を検索する
コンビニで手に入る履歴書の種類は?
コンビニで主に取り扱っている履歴書は、種類が非常に限定的です。これは、コンビニが多品種少量の商品を扱うため、文具コーナーに割けるスペースが限られているからです。基本的に、以下の2種類が多いと覚えておくと良いでしょう。
- JIS規格(日本産業規格):
最もスタンダードなフォーマットです。学歴・職歴欄や志望動機欄のバランスが良く、どんな企業にも通用します。特に指定がない場合は、これを選んでおけば間違いありません。 - 一般用(アルバイト・パート用):
職歴欄が簡略化されており、代わりに「勤務希望時間・曜日」「扶養家族の有無」など、アルバイトやパートの採用で重視される項目が充実しているものが多いです。
つまり、正社員への転職活動で「職務経歴を詳細にアピールしたい」といった特定の目的を持った履歴書を探している場合は、コンビニでは見つからない可能性が高いです。そのような場合は、後述する文房具店や、オンラインでテンプレートをダウンロードするなどの方法を検討してください。
しかし、もしコンビニで希望の様式が見つからなかったとしても、焦る必要はありません。日本の企業では、提出された履歴書の「様式」によって評価が変わることはほとんどなく、内容がしっかりと書かれていることが最も重要だからです。手に入った履歴書で、誠意を持って記入を進めましょう。
コピー機で印刷する裏ワザも紹介:テンプレート利用のススメ
コンビニの履歴書売り場が品切れだったり、希望の様式がなかったりした場合でも、コンビニのコピー機(マルチコピー機)はあなたの強い味方になります。これは、市販の履歴書を購入する代わりに、インターネットで配布されている無料の履歴書テンプレートを印刷するという方法です。
【コンビニ印刷のステップ】
- 自宅やネットカフェなどで、希望の履歴書テンプレート(PDF形式が多い)をダウンロードする。
- テンプレートをクラウドサービスやUSBメモリ、またはコンビニのネットワークプリントサービスに登録する。(各コンビニでサービスが異なりますが、スマホアプリを使えば簡単に登録できます。)
- コンビニのマルチコピー機で、A3サイズ(見開きA4の場合)またはB4サイズ(見開きB5の場合)で印刷する。
この方法の最大のメリットは、コンビニに置いていない「自己PR欄が広い」「職歴欄特化型」など、あなたにぴったりの様式を自由に選べる点です。また、企業からPDFテンプレートを指定されている場合も、コンビニで高品質な印刷が可能です。ただし、印刷代(数十円程度)がかかることと、テンプレートをダウンロードする手間はかかりますので、時間に余裕があるときに活用するのがおすすめです。無料の履歴書テンプレートを探す
費用を抑えたいなら100円ショップ(ダイソー・セリアなど)はアリ?

「履歴書はできるだけ安く済ませたい」「予備をたくさん用意しておきたい」という方にとって、100円ショップ(ダイソー、セリア、キャンドゥなど)は非常に魅力的な選択肢ですよね。結論から言うと、100円ショップで履歴書を購入するのは「アリ」です!
ほとんどの大手100円ショップでは、文具コーナーで履歴書を常時取り扱っています。消費税込みでも110円という圧倒的な低価格は、特にアルバイトの応募などで大量に履歴書が必要な場合や、急いでいるけれどコストを最小限に抑えたい場合に最適です。ただし、価格が安い分、「紙質」や「種類」においては、文房具店の高品質なセットには劣る点があるのも事実です。しかし、一般的な応募書類として使う分には、全く問題ありませんのでご安心くださいね。
100均履歴書の品質は問題ない?
100円ショップで売られている履歴書について、「安すぎて品質が悪いのではないか?」と心配される方もいらっしゃるかもしれません。しかし、ご安心ください。結論として、一般的な応募書類として使用する分には、品質は全く問題ありません。採用担当者が「これは100均の履歴書だ」と見抜いて評価を下げることはまずありません。
では、高品質な履歴書と比較して、どのような違いがあるのでしょうか?
【100均履歴書と文房具店履歴書の主な違い】
| 項目 | 100円ショップの履歴書 | 文房具店の履歴書(高価格帯) |
| 紙質 | 標準的な薄さ(コピー用紙に近い) | 厚手でコシがある上質紙 |
| 枚数 | 履歴書用紙3〜4枚程度 | 履歴書+職務経歴書など10枚程度 |
| セット内容 | 履歴書・封筒のみのシンプルな構成 | 書き方マニュアル、添え状テンプレート付き |
| 様式 | アルバイト・パート用、一般用が中心 | 転職用、新卒用など専門的な様式が多い |
100均の履歴書は、紙質が若干薄いため、万年筆や裏写りしやすいボールペンを使うと滲む可能性があります。筆記具は、滲みにくいゲルインクの黒ペンを選ぶなど、工夫をすれば全く問題なく使用できます。コストパフォーマンスを重視したい学生さんやアルバイト応募の方には、100円ショップの履歴書は非常におすすめです。
封筒や証明写真用のアイテムも一緒に買えるのは最大の魅力
100円ショップ最大の魅力は、履歴書本体だけでなく、作成に必要な周辺アイテムを全てワンストップで揃えられることです。特に以下のアイテムは、履歴書を提出する際に必須となるものですので、ぜひ一緒に購入を検討しましょう。
【100均で揃う履歴書作成必須アイテム】
- 封筒(角形2号/角形A4号): 履歴書を折らずに入れられるサイズ。セットに含まれていない場合もあります。
- クリアファイル: 履歴書を折れや水濡れから守るための必須アイテムです。
- 履歴書用写真シール用紙: 自宅で撮影した写真を印刷するための専用用紙。
- 油性マジック(宛名書き用): 封筒の宛名をしっかりと書くために必要です。
- 黒ボールペン(予備): 途中でインク切れにならないよう予備があると安心です。
このように、100円ショップなら全てのアイテムを110円(税込)で揃えることができるため、総額でも数百円程度で準備が完了します。文房具店で個別に購入すると意外とコストがかかるものですから、このトータルでの安さは非常に魅力的です。ただし、履歴書の種類が少ないため、あなたが希望する様式かどうかは、必ず購入前にパッケージをよく確認してくださいね。
豊富な種類から選びたい人におすすめの購入先は?(文房具店・書店)

「職務経歴をしっかりアピールしたい」「自己PR欄が広いものが欲しい」「用紙の品質にもこだわりたい」
このように、履歴書に具体的な要望やこだわりがある方に、筆者「どこストア」が自信を持っておすすめするのが、文房具専門店や大型書店です。これらの店舗は、履歴書を「文房具」の一つとして、非常に豊富に取り扱っています。コンビニや100円ショップが一般的なベーシックな履歴書しか置いていないのに対し、文房具店では数十種類ものフォーマットを比較検討できるのが最大のメリットです。
特に、正社員の転職活動や、特定の業界への応募など、書類選考の重要度が高い場合には、文房具店での購入を強く推奨します。理由は、あなたの経歴や応募先に合わせた最適な様式を選ぶことができるからです。また、紙質がしっかりしているため、丁寧に書いた履歴書がよりプロフェッショナルな印象を与える効果も期待できます。
コクヨやキングジムなどメーカー別特徴と選び方
文房具店では、履歴書の大手メーカーであるコクヨ(KOKUYO)やキングジム(KING JIM)などの製品が豊富に並んでいます。これらのメーカーは、単に紙を売っているだけでなく、「応募者が何を伝えたいか」を最大限に引き出すための工夫を凝らした履歴書を開発しています。
【主要メーカーの履歴書の特徴】
| メーカー | 特徴 | おすすめの利用者 |
| コクヨ(KOKUYO) | JIS規格に準拠したベーシックなものから、多種多様なフォーマットを展開。品質と使いやすさのバランスが良い。 | 幅広い利用者、特に一般企業への転職者。 |
| キングジム(KING JIM) | 「職務経歴書」とセットになったものや、自己PR欄が大きいなど、機能性に特化したものが充実。 | 職歴を詳しく書きたい転職者。 |
| アピカ(APICA) | 用紙の品質にこだわる人向け。比較的シンプルな様式が多い。 | 用紙の質感を重視したい人。 |
履歴書を選ぶ際は、メーカー名だけでなく、パッケージに記載されている「用途(例:転職者用、新卒用、パート・アルバイト用)」と「欄の広さ(例:自己PR欄重視、職歴欄重視)」を必ず確認しましょう。特に転職者は、職務経歴を詳細に書きたいかどうかで、職歴欄が広いものを選ぶべきか、職務経歴書がセットになったものを選ぶべきかが変わってきます。文房具店ならサンプルを見ながらじっくり比較できるので、後悔のない選択ができるはずです。
職務経歴書がセットになった「ワンストップパッケージ」の有無
正社員への転職活動を行う場合、履歴書だけでなく「職務経歴書」の提出もセットで求められることがほとんどです。職務経歴書は、これまでの仕事内容や実績、スキルを詳細に記載する、履歴書以上に重要な書類と言っても過言ではありません。しかし、職務経歴書は形式が決まっておらず、自分で作成する必要があるため、テンプレートを探す手間がかかります。
文房具店や大型書店で販売されている履歴書セットの中には、「履歴書・職務経歴書セット」として、両方の用紙と、書き方の見本、そして送付用の封筒がすべて含まれた「ワンストップパッケージ」が販売されています。これは転職者にとって非常に便利です。
【セット購入のメリット】
- デザインの統一性: 履歴書と職務経歴書で用紙やデザインが統一されており、採用担当者への印象が良い。
- 手間と時間の節約: 別々に探す手間が省ける。
- マニュアル付き: 職務経歴書の書き方マニュアルが付属しているため、初めて書く人でも安心。
特に、職務経歴書がセットになっているものは、用紙が厚手でしっかりしている高品質な場合が多く、あなたの熱意を伝えるのに役立ちます。転職活動をスムーズに進めたい方は、ぜひ文房具店の「転職セット」を探してみてくださいね。迷ったら、職務経歴書セットのメーカーを比較するのもおすすめです。
スーパーやホームセンターでも買える?意外な穴場をチェック

「わざわざ文房具店に行く時間はないけれど、コンビニよりも選択肢が多い方がいい」という方にとって、スーパーやホームセンターは意外な穴場となることがあります。これらの店舗は、日用品や食料品の買い物ついでに立ち寄れるため、非常に効率よく履歴書を購入できる場所と言えるでしょう。特に大型のホームセンターや、文具コーナーが充実している総合スーパーであれば、基本的な履歴書は確実に見つかります。
スーパーやホームセンターでの履歴書の取り扱い状況は、店舗の規模に大きく左右されます。小型のスーパーではほとんど取り扱いがない場合もありますが、大型店では、文具コーナーや事務用品売り場に、数種類〜10種類程度の履歴書が並んでいることが多いです。価格帯はコンビニより少し高め、文房具店よりは安めの中間層が中心です。
【購入場所の選び方のヒント】
あなたがもし郊外にお住まいで、車で移動する機会が多いのであれば、広大な敷地を持つホームセンターはおすすめです。文房具だけでなく、面接に必要なクリップボードやA4サイズのファイルなど、関連商品もまとめて手に入りやすいからです。逆に、街中の大型スーパーは、他の買い物客に紛れて立ち寄れる手軽さがあります。
買い物ついでにサクッと購入できるメリット
スーパーやホームセンターで購入する最大のメリットは、何といっても「ついで買い」ができる点です。履歴書のためだけに外出する手間を省けるのは、忙しい就職活動中や仕事の合間を縫って準備している方にとって、大きな時間節約になります。また、スーパーであれば、他の食料品や日用品と一緒のレジで会計ができるため、履歴書を購入したことを人に知られにくいという点も、人によってはメリットに感じるかもしれません。
ただし、営業時間には注意が必要です。コンビニのように24時間営業している店舗は少なく、夜遅くや早朝には購入できません。急ぎの場合は、事前に営業時間をチェックするか、やはりコンビニの利用を検討しましょう。また、ホームセンターは店舗によって文具コーナーの充実度が全く異なるため、「確実性」を求めるなら、一度インターネットで店舗の取り扱い商品を確認するか、電話で問い合わせてみるのが確実です。
大学の売店・生協という「最強の選択肢」
特に新卒の就職活動を行っている学生さんにとって、大学構内の売店(生協)は、他のどの購入場所よりも「最強の選択肢」と言えます。なぜなら、大学の生協には、一般の店舗には売られていない「学校指定の履歴書」が必ず置いてあるからです。
【学校指定履歴書のメリット】
- 信頼性: 大学名が印字されており、企業の採用担当者からの信頼性が高い。
- フォーマット: 新卒の就職活動に特化した様式で、学業で力を入れたことや研究内容などを詳しく書ける欄が充実している。
- 大学の就職支援: 多くの企業が学校指定の履歴書を好む傾向にある。
もしあなたが学生であれば、まず最初に大学の売店・生協を探してみてください。ここで購入すれば、「履歴書の様式が適切かどうか」という点で悩む必要がなくなります。また、生協では卒業生向けの「OB・OG訪問用」の履歴書など、より専門的なアイテムを取り扱っている場合もあります。大学を卒業して数年経っている場合でも、購入できる場合がありますので、一度問い合わせてみる価値はありますよ。
履歴書の種類は4つ!あなたに合う「様式」の選び方

購入場所の次に重要なのが、「どの履歴書を選ぶか」です。履歴書は、実はたった一つのフォーマットではなく、大きく分けて4つの「様式(フォーマット)」が存在します。転職活動でアルバイト用の履歴書を使ったり、職歴が豊富な人がJIS規格の履歴書を使ってしまうと、自分の魅力を伝えきれずに書類選考で不利になってしまう可能性があります。逆に、自分の状況に合った様式を選ぶだけで、書類選考の通過率が格段に上がることもあります。
ここでは、その4つの主要な様式を理解し、あなたが今どの履歴書を選ぶべきかをご紹介しますね。重要なのは、応募する企業や職種に合わせて、どの項目をアピールしたいかを考えることです。
【履歴書の4大様式】
| 様式名 | 特徴 | おすすめの利用者 |
| 1. JIS規格 | 最も標準的。各項目のバランスが良い。 | 指定がない場合、幅広い応募者。 |
| 2. 一般・転職用 | 職務経歴欄や自己PR欄が広め。 | 転職者、中途採用応募者。 |
| 3. パート・アルバイト用 | 希望勤務日時、扶養の有無などの欄が充実。 | アルバイト、パート応募者。 |
| 4. 新卒用(就活用) | 学業・研究内容、自己PR欄が非常に広い。 | 新卒の就職活動を行う学生。 |
どんな時にどの様式を選ぶべきか
履歴書選びは、単に「どこで買ったか」ではなく、「どの項目を強調できるか」という戦略的な視点が大切です。筆者「どこストア」が、具体的なシチュエーションごとに最適な様式を解説します。
ケース1:新卒の就職活動・初めての就職
この場合、最も重視されるのは「ポテンシャル」と「人柄」です。したがって、「新卒用(就活用)」の履歴書を選ぶべきです。この様式は、学業での取り組みやサークル活動、学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)を詳細に記載できるスペースが広くとられています。もし大学指定の履歴書があれば、それを使うのがベストです。
ケース2:転職活動・キャリアアップを目指す
転職者は、これまでの「職務経歴」と「スキル」を具体的にアピールする必要があります。「一般・転職用」の履歴書を選びましょう。この様式は、職務経歴欄がJIS規格よりも広く、自己PRや志望動機も詳細に記載できます。職務経歴書とセットになったものが理想的です。
ケース3:パートやアルバイトの応募
この場合、「勤務条件」が最も重要視されます。「パート・アルバイト用」の履歴書が最適です。他の様式では欄が小さい「希望勤務時間・曜日」や「扶養家族の有無」などが大きく設けられており、採用側の知りたい情報がスムーズに伝わります。もちろん、一般用でも問題はありませんが、アルバイト用の方が記入しやすいでしょう。
ケース4:特に指定がない、迷った場合
企業から履歴書の様式について一切指定がない場合、または自分がどの様式に当てはまるか迷った場合は、「JIS規格」を選んでおけば間違いありません。JIS規格は最も公平で標準的なフォーマットとして広く認知されており、どんな採用担当者にも抵抗なく受け入れられます。履歴書の様式選びに役立つ情報を探す
JIS規格・転職用・バイト用…フォーマットの違いを徹底解説

履歴書の様式は、パッと見は似ていますが、中身を見ると書き込むべき項目やスペースの大きさが全く異なります。この違いを知らずに選んでしまうと、「書きたいことが欄に収まらない」「アピールしたいことが霞んでしまう」といった事態になりかねません。ここでは、主要な3つのフォーマットについて、その決定的な違いと、それぞれの様式が持つ「メッセージ」を解説します。
JIS規格(日本産業規格)の最大の特徴
JIS規格の履歴書は、日本産業規格(JIS)によって定められた様式です。現在は厳密な規格としては廃止されていますが、最も標準的で公平なフォーマットとして、多くの企業や応募者に利用され続けています。
【JIS規格の決定的な特徴】
- バランス重視: 学歴・職歴、志望動機、自己PRなど、すべての項目のスペースが均等に配分されています。
- 公平性: どの応募者にも公平な情報を提供するという目的が根本にあるため、特定の項目を強調しすぎることはありません。
- 項目: 通勤時間、扶養家族、配偶者の有無、本人希望欄など、基本的な項目が網羅されています。
JIS規格は、職歴の数が少ない方や、特定のスキルを強調する必要がない一般応募に最適です。「特別なアピールポイントはまだないけれど、丁寧に自分の情報を伝えたい」という方は、JIS規格を選びましょう。裏を返せば、職歴が非常に多く、それを詳細に書きたい人にとっては、職歴欄が狭く感じられる可能性があります。
転職用は「職務経歴書」とセットが基本
転職活動において、履歴書以上に重要視されるのが職務経歴書です。そのため、市販されている「転職用履歴書」は、職務経歴書とセットで使うことを前提に、その様式が工夫されています。
【転職用履歴書の特徴】
- 職歴欄の広さ: JIS規格より職歴欄が広く、入社・退社だけでなく具体的な異動や昇進なども簡潔に記載できるようになっています。
- 自己PR・志望動機欄の充実: 転職理由や入社後の抱負など、キャリアチェンジに対する考えを詳細に書けるスペースが広くとられています。
- A4サイズが主流: 職務経歴書とサイズを合わせるため、A4(見開きA3)が主流です。
転職用の履歴書は、いかに「即戦力」としてアピールできるかを念頭に作られています。そのため、職務経歴書とセットになっているものがおすすめです。職務経歴書では具体的な「成果」や「プロジェクト」を、履歴書では「人物像」と「志望度」を伝えるという使い分けを意識すると、書類選考の通過率が上がるはずです。転職時の履歴書と職務経歴書の役割を調べる
パート・アルバイト用はココを見る!
パートやアルバイトの採用では、仕事のスキルよりも、「いつ働けるか」「どれだけ長く働けるか」といった勤務条件が重視されます。そのため、パート・アルバイト用の履歴書は、その情報が書きやすくなるように特化しています。
【パート・アルバイト用履歴書の特徴】
| 重視される項目 | 一般用との違い |
| 勤務希望 | 「週に何回か」「何時から何時まで」「土日祝日の勤務可否」などを詳細に書き込める欄がある。 |
| 扶養家族 | 扶養の範囲内で働きたい主婦(夫)の方のために、扶養家族の有無や配偶者に関する欄が分かりやすく配置されている。 |
| 通勤時間 | 応募先との距離が採用基準になる場合があるため、正確な通勤時間を書く欄が大きい。 |
特に、主婦(夫)の方がパートを探す場合、扶養控除内の勤務を希望する旨を明記できるのは大きなメリットです。また、学生さんがアルバイトに応募する場合も、「試験期間中は休みたい」といった希望を、本人希望欄に簡潔にまとめやすくなっています。履歴書作成のストレスを減らすためにも、パート・アルバイト応募の際は、専用の様式を選ぶことを強くおすすめします。
新卒の就職活動なら「学校指定」を選ぶべき理由

大学・短大・専門学校などに在籍している新卒の就職活動生にとって、履歴書選びは「学校指定」が原則であり、最も優先すべき選択肢です。一般の文房具店やコンビニで売られている履歴書も使用は可能ですが、学校指定の履歴書を使うことには、他の様式にはない多くのメリットがあります。
学校指定の履歴書は、主に大学の生協や購買部で購入できます。もし在庫切れの場合は、大学のキャリアセンターなどに問い合わせてみてください。この履歴書を使うか使わないかで、書類選考の印象が大きく変わることもあるため、新卒の方は必ず確認しておきましょう。
企業が「学校指定」を好む背景とメリット
企業が新卒の応募者に学校指定の履歴書を好むのには、明確な理由があります。これは、単に「大学名が入っているから」という単純な理由だけではありません。企業は、採用活動において「公平性」と「効率性」を非常に重視しています。学校指定の履歴書は、その両方を満たすツールなのです。
【学校指定履歴書のメリット】
- 高い信頼性: 大学名が印字されていることで、大学が発行した証明書のような信頼性を伴います。
- 情報の一貫性: 多くの学生が同じフォーマットを使用するため、採用担当者が応募者同士を比較検討しやすくなります。
- 新卒に特化した設計: 「ゼミ・研究テーマ」「学業で力を入れたこと」「クラブ活動」など、新卒の魅力を引き出す項目が非常に充実しています。
- 企業側の利便性: 企業によっては、学校指定の履歴書を提出することで、推薦状の扱いがスムーズになるなどのメリットがあります。
また、学校指定の履歴書は、大学側が卒業生を送り出すという「責任」の表れでもあります。企業側は、その大学が設定した一定の基準を満たした人材が応募してきたと認識するため、安心感を持って書類を読んでくれるでしょう。この心理的なアドバンテージは、他の様式では得られないものです。もしも卒業して数年経っている場合でも、学校によっては購入可能な場合がありますので、諦めずに問い合わせてみてくださいね。
市販の履歴書セットに「必ず含まれている」内容物とは?

コンビニや文房具店で履歴書セットを購入する際、「何が入っているか」を気にせず買ってしまいがちですが、実は中身はセットによって微妙に異なります。特に初めて履歴書を購入する方や、久しぶりに転職活動をする方は、この内容物の違いを理解しておくことで、後で慌てずに済むでしょう。市販の履歴書セットに「必ず」含まれているものと、セットによっては「入っていない」ものについて解説します。
基本的な履歴書セット(200円~400円程度)に含まれるのは、主に以下の3点です。
【一般的な履歴書セットの構成】
- 履歴書用紙(数枚)
- 送付用封筒(数枚)
- 書き方マニュアル
重要なのは、履歴書用紙は失敗することを考えて必ず複数枚(3枚以上)入っているかを確認することです。特に手書きで作成する場合、書き損じは必ず起こります。また、封筒は履歴書を折らずに入れられるサイズ(角形2号や角形A4号)が入っていることをチェックしてください。書き方マニュアルは、自己PRや志望動機の例文が載っていることが多く、記入の参考になりますよ。
履歴書用紙以外の「必須アイテム」リスト
履歴書セットに含まれていない場合でも、企業に書類を提出する際に「必須」となるアイテムがあります。これらは、履歴書の内容と同じくらい採用担当者に与える印象を左右するため、必ず用意しておきましょう。
【履歴書提出時の必須周辺アイテム】
| アイテム名 | 用途 | ポイント |
| クリアファイル | 履歴書を折れや水濡れから守る。 | 透明または無地のものを使用。 |
| 添え状(送付状) | 誰が、何を、送ったかを伝えるビジネスマナー。 | 必ず履歴書の一番上に重ねて同封する。 |
| 証明写真 | 3cm×4cmが一般的。3ヶ月以内に撮影したもの。 | 裏面に氏名を記入してから貼る。 |
| 職務経歴書 | 転職活動の場合、必須。 | 履歴書とは別にA4サイズで作成。 |
| 切手 | ポスト投函の場合、重量を測って正確な金額を貼る。 | 速達や書留が必要な場合もある。 |
特にクリアファイルは、郵送時や面接会場で手渡しする際に、履歴書をきれいな状態に保つために必須です。また、添え状はあなたのビジネスマナーを示すものですから、必ず作成し、履歴書より前に重ねてクリアファイルに入れましょう。これらのアイテムは、100円ショップや文房具店でまとめて購入できます。購入する際は、「履歴書はどこで買ったか」ではなく「必要なものが全て揃っているか」を意識してくださいね。
封筒のサイズに注意!履歴書を折らずに送るためのポイント

履歴書を郵送する際、「封筒にどう入れればいいの?」と迷うことがあります。実は、履歴書を折らずに送ることは、ビジネス上の基本的なマナーです。折って小さくしてしまうと、採用担当者が開封して広げる際に手間がかかるだけでなく、「扱いが雑」というマイナスの印象を与えかねません。履歴書をきれいな状態のまま相手に届けるために、封筒のサイズと選び方について解説します。
角形2号と角形A4号の選び方
履歴書を折らずに入れるために使用する封筒のサイズは、履歴書用紙のサイズによって決まります。現在、市販の履歴書は主に「A4サイズ(見開きA3)」と「B5サイズ(見開きB4)」の2種類が主流です。それぞれの履歴書に対応する封筒サイズは以下の通りです。
【履歴書サイズと封筒サイズの対応表】
| 履歴書用紙サイズ | 対応する封筒サイズ | 特徴 |
| A4(見開きA3) | 角形2号 または 角形A4号 | A4用紙がそのまま入る。近年主流。 |
| B5(見開きB4) | 角形3号 | B5用紙がそのまま入る。 |
「角形2号」はA4用紙が少しゆったりと入るサイズ、「角形A4号」はA4用紙がジャストサイズで入る封筒です。どちらも問題ありませんが、履歴書が中で動きにくい角形A4号が、より丁寧な印象を与えると考える人もいます。市販の履歴書セットには、通常、この「角形」の封筒が同封されていますが、もし自分で用意する場合は、必ずサイズを確認してくださいね。
添え状を同封するマナーと郵送時の注意点
履歴書を郵送する際には、履歴書本体だけでなく「添え状(送付状)」を同封するのがビジネスマナーです。添え状は、誰が、いつ、何を、どれだけ送ったかを伝えるためのもので、履歴書と同じくらい重要です。
【添え状に関する重要マナー】
- 重ねる順番: 添え状を一番上に重ね、次に履歴書、職務経歴書、その他の書類の順に入れる。
- クリアファイル: すべての書類をまとめてクリアファイルに入れ、封筒に入れる。これにより、水濡れや折れを防ぎます。
- 封筒の書き方: 封筒の表面には、赤字で「応募書類在中」と記入し、定規を使って綺麗に囲む。
- 封字: 封筒の裏面には「〆」を書き、未開封であることを示す。
また、郵便局の窓口で「採用応募書類在中」と伝えれば、切手の重さを正確に測ってくれるので安心です。特に、履歴書、職務経歴書、添え状、クリアファイルなど、枚数が多くなると重さが増し、切手が不足してしまうことがあります。切手不足は相手に失礼にあたるため、心配な方は郵便局の窓口から送ることを強くおすすめします。封筒の書き方で迷ったら、履歴書封筒の正しい書き方を検索するなどして、細部まで確認しましょう。
履歴書を買う前に知っておきたい!失敗しないための3つの注意点

履歴書を購入する作業は、書類選考に向けた最初の一歩です。この最初の一歩でつまずかないよう、事前に知っておきたい「失敗しないための3つの注意点」をご紹介します。特に、あなたが転職者なのか、新卒なのかによって注意すべきポイントが異なりますので、しっかりと確認しておきましょう。
注意点1: 用紙のサイズ指定はないか
履歴書には、主にA4(見開きA3)とB5(見開きB4)の2種類のサイズがあります。ほとんどの場合、どちらを使っても問題ありませんが、ごく稀に、応募先の企業から「履歴書はA4サイズで提出してください」といったサイズ指定がある場合があります。特に大企業や外資系企業に多く見られるケースです。
もしサイズ指定を見落としてB5サイズの履歴書を提出してしまうと、「指示を無視した」と見なされ、採用担当者への印象が悪くなる可能性があります。応募要項を隅々まで確認し、サイズ指定がないかを最初にチェックしましょう。
万が一、すでに履歴書を購入してしまった後にサイズ指定があることに気づいた場合は、焦らずに指定されたサイズの履歴書を買い直すか、インターネットのテンプレートを印刷するなどの対応が必要です。履歴書を買う前に、まずは応募先の採用ページや募集要項を必ず確認する習慣をつけましょう。
注意点2: 写真のサイズ(3×4cm)を再確認
履歴書に貼る証明写真は、応募者の顔を伝える重要な要素です。この写真のサイズも、実は厳密に決まっています。日本の履歴書では、縦4cm×横3cmが一般的なサイズです。稀に「3.5cm×4.5cm」といったサイズを使う海外フォーマットもありますが、市販の履歴書を使う場合は「3×4cm」と覚えておけば間違いありません。
【証明写真に関するチェックリスト】
- サイズ: 3cm×4cmで、指定の枠内にきっちり収まっているか。
- 撮影時期: 3ヶ月以内に撮影したものか。
- 裏面: 万が一剥がれても誰のものか分かるように、必ず氏名を記入しているか。
- 服装・表情: 清潔感のある服装で、正面を向き、明るい表情をしているか。
証明写真機(スピード写真)を利用する場合、撮影メニューで「履歴書用(3cm×4cm)」を選択すれば問題ありません。また、最近ではスマホで撮った写真をコンビニで印刷できるサービスもありますが、写真の品質や仕上がりは、やはり写真館や証明写真機で撮影したものに劣る場合があります。履歴書を貼る際には、両面テープや写真用のりが付属していなければ、文房具店などで別途購入しておきましょう。
注意点3: 筆記具は黒ペン一択
手書きで履歴書を作成する場合、筆記具は黒のボールペンまたは万年筆を使用するのが鉄則です。色付きのペンはもちろん、消えるボールペン(フリクションなど)の使用は厳禁です。消えるボールペンは、熱で文字が消えてしまう危険性があるため、公的な書類には絶対に使用してはいけません。
また、筆記具にもこだわりを持つことで、より丁寧に書いた印象を与えることができます。
【筆記具の選び方】
| 筆記具 | おすすめポイント |
| ゲルインクボールペン | インクの出が滑らかで、文字が濃くはっきりと書ける。裏写りしにくいものが多い。 |
| 油性ボールペン | にじみにくいが、ゲルインクより筆圧が必要。 |
| 万年筆 | 高級感があり、丁寧な印象を与える。ただし、慣れていないと滲む可能性がある。 |
文字の太さは、0.5mmまたは0.7mmが一般的で、細すぎず太すぎない、読みやすい太さがおすすめです。筆者「どこストア」の経験上、履歴書を書き始める前に、必ず予備の用紙や別の紙で試し書きをして、インクの出や書き心地を確認してから本番に臨むようにしてくださいね。また、履歴書を書き間違えた場合は、修正液や修正テープの使用は絶対に避け、最初から新しい履歴書に書き直すのが正しいマナーです。
履歴書は買わずに「ダウンロード・印刷」するのは問題ない?

「履歴書を買いに行く時間がない」「自宅のパソコンで入力して、綺麗に印刷したい」
このように考える方も多いのではないでしょうか。結論から言うと、履歴書をインターネットからダウンロードして印刷することは、全く問題ありません。むしろ、最近では多くの人がこの方法を選んでおり、市販の履歴書を購入するよりも多くのメリットがあります。
企業も、手書きの履歴書と同じように、PCで作成・印刷された履歴書を正式な書類として受け入れています。重要なのは、様式が適切なことと、記載内容が正確であることであり、手書きかPC入力かという点は評価に関係しません。ただし、PC作成の場合は、誤字脱字がないか、フォントサイズが適切かなど、印刷前にしっかりとチェックすることが大切です。
Webテンプレート(Excel/Word)を使うメリット・デメリット
インターネット上では、多くの就職支援サイトやメーカーが無料で履歴書のテンプレート(Excel、Word、PDF形式など)を配布しています。これらを使うことには、購入にはない大きなメリットと、いくつかの注意点があります。
【テンプレート利用のメリット】
- 修正が簡単: 書き損じてもすぐに修正でき、時間を大幅に節約できます。
- フォントで統一感: 氏名や住所、学歴・職歴などの文字の大きさが均一になり、読みやすい書類が作成できます。
- 種類が豊富: 職歴重視、志望動機重視など、市販にはない多様なデザインや様式を選べます。
- 清潔感: 手書き特有の癖がなく、きれいな書類として仕上がります。
【テンプレート利用のデメリット】
- 印刷の手間: 自宅やコンビニで印刷する手間がかかる。
- 紙質: 普通のコピー用紙だと薄く、安っぽい印象になる可能性がある。
- 封筒など付属品がない: 封筒やクリアファイルは自分で別途用意する必要がある。
PC作成の場合は、印刷する用紙の品質にこだわりましょう。家電量販店や文房具店で販売されている「厚手の印刷用紙」を使えば、市販の履歴書に近い、しっかりとした質感の書類に仕上がります。転職者の方は、職務経歴書テンプレートも同時にダウンロードしておくと便利ですよ。
自宅印刷とコンビニ印刷、どちらが良いか
テンプレートをダウンロードした後、印刷は「自宅のプリンター」で行うか、「コンビニのマルチコピー機」で行うか、という選択肢があります。どちらにもメリット・デメリットがありますので、状況に応じて選びましょう。
【印刷方法の比較】
| 印刷方法 | メリット | デメリット | おすすめの利用者 |
| 自宅印刷 | 時間を選ばず、すぐに印刷できる。 | プリンターの性能(インク残量など)に品質が左右される。 | 高品質なプリンターを持つ人、予備をすぐに欲しい人。 |
| コンビニ印刷 | A3/B4など大きなサイズに対応。高画質で印刷できる。 | 印刷代がかかる。コンビニへ行く手間がかかる。 | 自宅にプリンターがない人、高画質にこだわりたい人。 |
特に、A4見開き(A3サイズ)やB5見開き(B4サイズ)の履歴書を印刷する場合、家庭用プリンターではA4までしか印刷できないことが多く、コンビニのマルチコピー機を使うのが確実です。コンビニで印刷する場合も、印刷するPDFファイルを事前にスマホやクラウドサービスに保存しておけば、5分もかからずに高品質な履歴書が手に入ります。時間と品質を天秤にかけて、最適な方法を選んでくださいね。コンビニで履歴書を印刷する方法を検索する
【Q&A】履歴書のサイズ(A4/B5)はどちらを選べばいい?

最後に、履歴書に関する最も頻繁に寄せられる疑問の一つ、「A4サイズとB5サイズ、どちらを選ぶべきか」について解説します。これも、正解は一つではありませんが、時代の流れとともに主流が変化していることを理解しておくと、迷わずに済みます。
かつてはB5サイズ(見開きB4)が一般的でしたが、現在ではA4サイズ(見開きA3)が主流になりつつあります。この背景には、職務経歴書や添え状など、他のビジネス文書がA4サイズで作成されることが増えたため、すべての書類をA4に統一した方が、採用担当者にとって管理しやすく、見やすいという理由があります。
今はA4(見開きA3)が主流な理由
現在、多くの企業がA4サイズを好む最大の理由は、「他の書類との統一性」と「情報量の多さ」にあります。特に中途採用の場合、履歴書(A4)と職務経歴書(A4)をセットで提出するため、どちらもA4サイズであれば、クリアファイルや封筒に収まりが良く、管理が非常にスムーズです。
【A4サイズを選ぶメリット】
- 情報量: B5よりもスペースが広く、学歴や職歴、自己PRをより詳細に書き込める。
- ビジネス文書との親和性: 職務経歴書や添え状など、他の応募書類とサイズが統一できる。
- 主流: 多くの企業がA4サイズでの提出を想定しているため、外れがない。
特に、情報量が多い転職者や、自己PRをガッツリ書きたい新卒の方は、スペースを広く使えるA4サイズを選ぶことを強くおすすめします。市販の履歴書セットも、A4サイズが主流になりつつありますので、お店でも見つけやすいでしょう。
B5サイズを使うのはどんな時?
A4サイズが主流とはいえ、B5サイズ(見開きB4)の履歴書を使うことが適しているケースもあります。B5サイズは、A4よりも小さいため、コンパクトで可愛らしい印象を与えることができ、一部のアルバイト応募などでは今も根強い人気があります。
【B5サイズを使うのがおすすめのケース】
- アルバイト応募: 記載事項が少ないため、B5で十分な情報量を伝えられる。
- 職歴が少ない: 職歴欄がすぐに埋まってしまい、スカスカに見えるのを避けたい場合。
- 企業からの指定: 企業がB5サイズを指定している場合。
ただし、企業からサイズ指定がない限り、迷ったらA4サイズを選ぶのが最も安全で無難な選択です。もしB5サイズを選ぶ場合は、職務経歴書もA4で作成することになるため、書類のサイズが混在することになる点を理解しておきましょう。この点も踏まえて、あなた自身の経歴やアピールしたい情報量に合わせて、サイズを決定してくださいね。あなたの就職・転職活動が成功することを、心から応援しています!
記事執筆:どこストア




