【2025年最新】「ダイソーに蛍光灯が売ってない!」と困った人へ!代替品LEDの賢い選び方と確実に買える販売場所を徹底解説

蛍光灯が切れた!よし、ダイソーで安く済ませよう!
そう思って近所のダイソーに行ってみたら、「あれ?蛍光灯(直管や丸型)がない…」と途方に暮れた経験はありませんか?
じつは、それ、あなただけではありません。2025年現在、ダイソーだけでなく多くの100円ショップから従来の蛍光灯は姿を消しています。
この状況は、照明市場の大転換期が原因なんです。
この記事では、なぜダイソーから蛍光灯がなくなったのかという背景から、今すぐ使える代替品の選び方、そして「どうしても蛍光灯が欲しい!」という場合の確実な購入場所まで、筆者「どこストア」がわかりやすく徹底解説します。
この記事を読めば、もう照明選びで迷うことはなくなりますよ!
・なぜダイソーから従来の直管・丸型蛍光灯が消えたのか?
・照明の主流はLEDへ!ダイソーが今、力を入れている代替品とは
・【実例】ダイソーのLED電球は本当に使える?口金E26・E17の種類と価格
・蛍光灯器具をそのまま使いたい!LED化の注意点と適合性の見分け方
- ダイソーで「蛍光灯がない!」と焦る前に知りたい市場の現状
- なぜダイソーから従来の直管・丸型蛍光灯が消えたのか?
- 照明の主流はLEDへ!ダイソーが今、力を入れている代替品とは
- 【実例】ダイソーのLED電球は本当に使える?口金E26・E17の種類と価格
- 蛍光灯器具をそのまま使いたい!LED化の注意点と適合性の見分け方
- ダイソーの乾電池式LEDライト(バー型・センサー付)の活用シーン
- 100均LEDは品質が心配?価格以外のメーカーや内容物の違いを解説
- ダイソー以外で蛍光灯や代わりのLEDが確実に手に入る販売場所
- 急いでいる人向け!家電量販店とホームセンターでの蛍光灯の探し方
- 蛍光灯の寿命と処分方法:買い替えのベストタイミング
- まとめ:ダイソーで賢く照明を買うための3つのポイント
ダイソーで「蛍光灯がない!」と焦る前に知りたい市場の現状

蛍光灯を買いに行ったのに店頭で見つからないとき、「え、廃盤?」「ダイソーが取り扱いをやめたの?」と不安になりますよね。
結論からお伝えすると、ダイソーに従来の蛍光灯がほとんどないのは、ダイソーの経営判断というより、照明市場全体が大きく変わったからなんです。
今、私たちの周りにある照明は、「蛍光灯からLEDへ」という大転換期をすでに終え、ほぼLED照明が主流になっています。これは、かつて白熱電球が姿を消し、蛍光灯が主流になったのと同じ、技術の進化による必然の流れです。
特に2020年代に入ってからは、LEDの価格が一気に下がり、性能も向上したため、蛍光灯が「レガシー(旧式)商品」として急速に市場から姿を消している状況です。
蛍光灯の販売終了はいつから始まった?(LEDシフトの具体的な時期)
じつは、このLEDシフトの動きはかなり早くから進んでいました。
日本政府はエネルギー効率の観点から、2020年代前半には高効率な照明への移行を推進しており、主要メーカーもこの頃から蛍光灯の生産を大幅に縮小、または終了しています。
ダイソーのような小売店では、メーカーの生産終了と同時に店頭から商品が徐々に消えていきます。特にダイソーは商品の回転が速いため、需要が減った蛍光灯は、すぐにLED電球などの代替品に棚を譲ることになったのです。
つまり、あなたが今、ダイソーで蛍光灯を見つけられないのは、「時代が次の照明に移った証拠」だと考えていただくと分かりやすいでしょう。
今後、従来の蛍光灯を買い続けるのはますます難しくなり、価格も高騰する可能性が高いです。
「まだ蛍光灯器具を使っているから大丈夫」と思っている方も、今後はLED化への移行を真剣に考える必要があります。
今、自宅の蛍光灯が切れたらどうすべきか?(代替品の提案)
もし今、自宅の蛍光灯が切れてしまった場合、選択肢は大きく分けて2つあります。
① 蛍光灯のまま使い続ける場合:
これは一時的な対処法です。ダイソー以外のホームセンターや家電量販店で、まだ在庫が残っている蛍光灯を探すことになります。ただし、型番が一致しないと使えないため、手間がかかり、すぐに切れるリスクもあります。
② LEDに切り替える場合:
これが最も賢明な選択肢です。今使っている照明器具の口金(ねじ込む部分のサイズ)が合えば、LED電球に交換するだけで済みます。
もし器具自体が蛍光灯専用で複雑な場合は、器具ごとLEDシーリングライトなどに交換することを検討しましょう。初期費用はかかりますが、電気代や交換の手間を考えれば圧倒的にお得です。
ダイソーで売っているLED電球は、主に「口金E26」や「E17」といった、ねじ込み式の電球ソケットに合うものです。
お部屋の主照明が直管型(棒状)や丸型(環状)の蛍光灯だった場合、ダイソーのLED電球では代替できないため、次のH2で解説する専門店の利用を検討しましょう。
ダイソーは「安さ」より「便利さ」のLEDにシフト
従来の蛍光灯は「寿命の長い光」という認識でしたが、ダイソーが扱うLED商品は、それ以上に「場所を選ばない便利さ」に特化しています。
たとえば、コンセントのない場所で使える乾電池式ライトや、人を感知して自動で点灯するセンサー付きライトなど、暮らしのちょっとした不便を解消してくれるアイテムが主力です。価格も100円、200円、300円と手に取りやすい価格帯で展開されています。
メイン照明としての機能より、補助照明やインテリアとしての需要にシフトした結果、ダイソーの店頭には、もはや蛍光灯を置く必要がなくなった、というわけですね。
ぜひ、ダイソーを訪れた際は「蛍光灯」を探すのではなく、「生活を便利にするLEDライト」という新しい視点で棚を見てみてください。きっと面白い発見があるはずですよ!
なぜダイソーから従来の直管・丸型蛍光灯が消えたのか?

蛍光灯が店頭から消えた背景には、単なる「流行」だけでなく、小売店にとっての「取り扱いリスク」と「採算性」が大きく関わっています。
特にダイソーのような100円ショップが直管型や丸型蛍光灯の販売を避けるのには、いくつかの明確な理由があるんです。
理由1:安全規制とPSEマーク(蛍光灯の規格や安定器の問題)
蛍光灯は、そのままコンセントに差し込む白熱電球やLED電球とは違い、照明器具側にある「安定器」を通して初めて点灯する複雑な構造をしています。
この安定器は、器具の種類によって「グロー式」「ラピッドスタート式」「インバーター式(Hf)」などがあり、それぞれに対応した蛍光灯を選ぶ必要がありました。
もし、間違った規格の蛍光灯や、品質の低い製品を使ってしまうと、発熱や発火、器具の故障につながる可能性があります。
ダイソーで全ての規格の蛍光灯を揃え、さらにそれぞれの品質保証まで行うのは、安全管理上、非常に大きな負担となります。特に安価な海外製品を大量に扱う100円ショップとしては、リスクが高すぎたと言えるでしょう。
一方、LED電球は規格がシンプルで、PSEマーク(電気用品安全法)を取得していれば、基本的な安全性が確保しやすいのです。
理由2:コストと在庫回転率(蛍光灯は種類が多く、100均では扱いきれない)
直管型蛍光灯だけでも「20形」「32形」「40形」などサイズがあり、さらに丸型蛍光灯は「30形+32形」のセット販売が主流でした。
これに「昼光色」「電球色」などの色味のバリエーションを加えると、ダイソーの限られた棚のスペースに、何十種類もの蛍光灯を在庫として抱える必要が出てきます。
ダイソーは「売れ筋商品を大量に仕入れて安く売る」ことで成り立っていますが、種類が多く、回転率が落ちた蛍光灯を扱うことは、スペースとコストの無駄になってしまいます。
その点、LED電球はE26とE17の2種類に絞れば済むため、在庫管理が非常に楽なのです。
理由3:LEDの価格破壊(LEDが十分安くなり、100均でも採算が取れるようになった)
かつては数千円していたLED電球も、今や高性能なものでも数百円から手に入る時代になりました。
2025年現在、ダイソーでは、実用的な明るさを持つLED電球を300円〜500円程度で販売できるようになっています。
これは、長寿命で電気代も安いLED電球をこの価格で提供できるなら、わざわざ安全管理や在庫負担の大きい従来の蛍光灯を扱う必要は全くない、という判断につながったわけです。
ダイソーの経営戦略的にも、LEDへの完全移行は理にかなっていると言えるでしょう。
大手メーカーの蛍光灯生産終了時期をGoogle検索で確認してみる
照明の主流はLEDへ!ダイソーが今、力を入れている代替品とは

蛍光灯がなくなったダイソーの店頭を賑わせているのは、もちろんLED照明です。
ダイソーが力を入れているのは、「家庭のメイン照明」というより、「日常生活をちょっと便利にする」ための補助的なLEDアイテムのラインナップです。
特に以下の3つのカテゴリーは、蛍光灯を探していた方も「これなら使える!」と納得するアイテムが見つかる可能性が高いです。
ダイソーLEDの「光の色」を選ぶ際のポイント(昼光色、電球色、昼白色)
蛍光灯もLEDも、光の色には種類があり、これが部屋の雰囲気や用途を大きく左右します。
ダイソーでLED電球を選ぶ際にも、パッケージに記載されている色味を必ずチェックしましょう。
| 色味 | 特徴(ケルビン温度) | 適した場所・用途 |
| 昼光色(ちゅうこうしょく) | 青白っぽい光(約6500K)。最も明るく感じる。 | 勉強部屋、作業場、キッチン、細かい作業をする場所。 |
| 昼白色(ちゅうはくしょく) | 自然な太陽光に近い色(約5000K)。 | リビング、オフィスなど、どんな場所でも使える万能型。 |
| 電球色(でんきゅうしょく) | オレンジがかった光(約3000K)。落ち着いた雰囲気。 | 寝室、玄関、お風呂場、リラックスしたい空間。 |
蛍光灯のような「ザ・白い光」が欲しい場合は「昼光色」を、リラックスできる温かい光が欲しい場合は「電球色」を選ぶと失敗がありません。
ダイソーのLED電球は、サイズは小さくてもしっかり光るので、サブ照明や間接照明としても重宝しますよ。
ダイソーLEDの進化!明るさや光の広がりはどうなった?
昔の100均LEDは「暗い」「光が狭い」というイメージがありましたが、2025年現在のダイソーLEDは、技術の進歩でそのイメージを覆しています。
【明るさ(ルーメン)の進化】
以前は数十ルーメン(lm)程度だったものが、今では400lmや600lmといった、実用的な明るさを持つものが登場しています。これは、蛍光灯の代替として玄関やトイレ、廊下などの照明に十分使えるレベルです。
【光の広がり方の改善】
初期のLEDは光が真下しか照らさない「指向性」が強いものでしたが、現在のダイソーのLED電球は、光を全方向に広げるための拡散カバーが工夫されており、部屋全体を照らす能力も格段に向上しています。
もちろん、メイン照明として広いリビング全体を照らすには、より高額なLEDシーリングライトが必要ですが、スポット的な用途であればダイソーのLEDで必要十分といえるでしょう。
ちょっとした明かりに便利な電池式LEDアイテム
従来の蛍光灯では難しかった「電源のない場所での明かり」を実現するのが、ダイソーの電池式LEDライトです。
特に以下のアイテムは、売り切れも多く見られる人気商品です。
- プッシュライト(タッチライト): 押すだけで点灯。防災用やベッドサイドに。
- バーライト(スティック型): キッチン棚下やクローゼットなど、横長に明かりが欲しい場所に貼って使う。
- 人感センサーライト: 玄関や廊下、物置など、必要なときだけ自動で点くので省エネ。
- イルミネーションライト: インテリアやパーティー、季節の飾りつけに使える電池式の装飾品。
これらのアイテムは、蛍光灯を探していた方でも「こんな便利なものがあるのか」と驚くこと間違いなしです。配線不要で簡単に設置できるため、照明に詳しくない方でも手軽に導入できるのが魅力ですね。
【実例】ダイソーのLED電球は本当に使える?口金E26・E17の種類と価格

蛍光灯がない代わりにダイソーで購入できるLED電球ですが、「100円〜数百円で本当に大丈夫なの?」と不安になるのは当然です。
ここでは、ダイソーで販売されている主力製品であるE26とE17のLED電球に焦点を当て、そのスペックと価格、そして選ぶ際のチェックポイントを深掘りしていきます。
ダイソーLED電球のスペック詳細(ルーメン(lm)とワット数(W)の選び方)
照明の明るさは「ワット数(W)」ではなく、「ルーメン(lm)」という単位で比較するのが基本です。
パッケージには「蛍光灯〇〇W相当」という記載がある場合もありますが、最終的にはルーメン値を確認するのが一番確実です。
| ダイソーLEDのルーメン帯(目安) | 従来の電球のワット数相当 | 適した設置場所 |
| 100 lm 〜 200 lm | 10W〜20W相当 | 常夜灯、間接照明、装飾照明 |
| 400 lm 〜 500 lm | 40W相当 | 玄関、トイレ、廊下、ダウンライト |
| 600 lm 〜 800 lm | 60W相当以上 | 読書灯、比較的狭い部屋のメイン照明 |
ダイソーの店頭には、この400lm〜600lmクラスの商品が多く並んでいます。この明るさであれば、蛍光灯に比べると光が穏やかではありますが、生活に支障が出るほど暗いということはありません。
ワット数(W)はLEDが消費する電力です。ダイソーのLED電球は、一般的に3W〜5W程度のものが多く、従来の蛍光灯よりも圧倒的に省エネです。
また、ダイソーは商品によって価格が異なり、100円(税別)、200円、300円と複数の価格帯があります。価格が高くなるほどルーメン値が高くなったり、光の広がりが改善されたりする傾向がありますので、明るさにこだわりたい場合は少し高めの価格帯を選ぶのがおすすめです。
ダイソーLED電球の意外な使い方(玄関、トイレ、冷蔵庫内など)
ダイソーのLED電球は、その価格の安さと手軽さから、メインのリビングルーム以外でこそ真価を発揮します。
- 玄関・廊下: 人感センサー付きソケットと組み合わせれば、自動点灯の便利な玄関照明に。
- トイレ: 短時間の点灯が多いトイレは、LEDの長寿命が活きる場所。頻繁なオンオフにも強いです。
- 冷蔵庫内: 冷蔵庫の電球が切れた場合、白熱電球の代替として使用可能。熱を持たないため、庫内温度への影響も少ないです。
- 押し入れ・物置: 小さな照明器具と組み合わせて、暗くて見えにくい場所にスポット的に明かりを追加できます。
特にトイレや玄関など、1日に何度もつけたり消したりする場所では、従来の蛍光灯よりもLEDの方が圧倒的に長持ちします。蛍光灯は点灯回数が多いと寿命が短くなる性質があるためです。
他社製品との簡単なスペック比較(耐久性や光の質の違い)
ダイソーのLEDと、数千円する大手メーカーのLED電球を比べた場合、違いはどこにあるのでしょうか。
【大手メーカー品の強み】
- 長寿命: 4万時間(約10年間)を保証。
- 調光・調色機能: 明るさや色を細かく調整できる。
- 演色性: 物の色を自然に見せる能力が高い。
【ダイソー品の強み】
- 価格: 圧倒的な安さ。
- 手軽さ: 故障してもすぐに交換できる。
ダイソーのLEDは、メーカー品の「高性能・高耐久性」を削ぎ落とし、最低限の「明るさ・点灯」に特化していると言えます。
リビングのメイン照明など長時間使う場所には大手メーカー品を、トイレや間接照明など使用頻度が低い場所や、すぐに交換したい場所にはダイソー品を選ぶ、という使い分けが賢いですよ。
E26口金LED電球のルーメン比較をGoogle検索で調べてみる
蛍光灯器具をそのまま使いたい!LED化の注意点と適合性の見分け方

「蛍光灯は売ってないのは分かったけど、この大きな照明器具を捨てるのはもったいない!」
そう考える方も多いでしょう。大丈夫です、一部の蛍光灯器具は「LED蛍光灯型ランプ」に交換することで、器具をそのまま使い続けることが可能です。
しかし、この交換には大きな注意点があります。これを間違えると、ランプが点灯しないどころか、発熱・発火のリスクもあります。
最大の落とし穴:安定器の問題(蛍光灯器具には安定器があり、LEDには不要)
従来の蛍光灯器具には、電気を安定させるための「安定器」という部品が必ず内蔵されています。
しかし、LED蛍光灯型ランプは、安定器がなくても直接100Vの電気で点灯するように設計されています。安定器を通すと、LEDランプにとって過剰な電流が流れ、ランプの寿命を極端に縮めたり、最悪の場合は故障・発熱の原因となります。
このため、LED化をする場合は、「安定器をそのまま使うか」、「安定器を取り外すか(バイパス工事)」のどちらかを選ばなければなりません。
一般的に販売されている「工事不要」を謳うLED蛍光灯型ランプは、安定器をそのまま利用する前提で作られていますが、適合しないと危険です。
工事不要でLEDにできる「グロー式」器具の確認方法
最も手軽にLED化できるのが「グロー式」の蛍光灯器具です。
【グロー式器具の見分け方】
- 蛍光灯の横に、小さな円筒形の部品「グローランプ(点灯管)」が刺さっている。
- 電源を入れてから、蛍光灯が「パッ、パッ、パッ」と何度か点滅してから点灯する。
このグロー式であれば、グローランプを外し、そこに専用のLED蛍光灯型ランプを差し替えるだけでLED化が完了します。特別な工事は不要で、非常に簡単です。
ただし、必ずグロー式専用のLEDランプを選び、グローランプを外す作業は忘れないようにしましょう。
工事が必要な「ラピッド式・インバーター式」の見分け方とリスク
グローランプが見当たらない器具は、「ラピッドスタート式」または「インバーター式(Hfインバータ)」である可能性が高いです。
【見分け方】
- グローランプがない。
- 電源を入れると瞬時に点灯する(「チカチカ」がない)。
- 器具のどこかに「ラピッドスタート式」や「Hf」の記載がある。
これらの器具にLED蛍光灯型ランプを取り付けるには、安定器をバイパスする電気工事が必要です。
この工事は、感電や火災のリスクがあるため、絶対に素人判断で行ってはいけません。
必ず電気工事士の資格を持つ専門業者に依頼する必要があります。
工事費用はかかりますが、この工事をすれば器具の寿命は延び、電気代も節約できるため、長い目で見ればおすすめです。
蛍光灯型LEDランプを選ぶ際の失敗しないチェックリスト
専門業者に依頼する場合でも、自分でランプを選ぶ場合でも、以下のチェックリストを参考にしてください。
| チェック項目 | 確認ポイント | 重要度 |
| 口金サイズ | G13(直管)、G10q(丸型)など、器具と完全に一致するか。 | 最重要 |
| 器具の方式 | グロー式、ラピッド式、インバーター式のどれに対応しているか。 | 最重要 |
| 消費電力 | 従来の蛍光灯よりW数が大幅に低いか(省エネ性能の確認)。 | 高 |
| 明るさ(lm) | 従来の蛍光灯(例: 40形=3000lm前後)と同等か。 | 中 |
ダイソーの乾電池式LEDライト(バー型・センサー付)の活用シーン

蛍光灯が切れてしまい、「とにかく一時的に明かりが欲しい!」という場合に、ダイソーで最も頼りになるのが、乾電池式のLEDライトです。
これらのライトは、蛍光灯とは用途が異なりますが、「電源や配線工事が不要」という最大のメリットがあり、生活の質を一気に上げてくれる隠れた名品です。
ここでは、特に人気が高い「バー型」と「センサー付」の活用シーンをご紹介します。
玄関・廊下の「人感センサーライト」がもたらす便利さ
ダイソーのセンサー付きLEDライトは、価格が手頃ながらも非常に高性能です。
人を感知して自動で点灯し、しばらくすると自動で消灯するため、スイッチを探す手間や消し忘れの心配が一切なくなります。
- 玄関: 夜遅く帰宅した際、鍵を開ける時に足元を自動で照らしてくれる。
- 廊下: 夜中のトイレなどで起きた時、まぶしすぎない光で足元を照らし、安全を確保。
- 階段: 階段の壁に設置すれば、電気工事なしで安全対策ができる。
設置は、マグネットや両面テープで貼り付けるだけなので、賃貸住宅でも安心して使えます。
特に高齢者や小さなお子様がいる家庭では、「わずかな段差も見えやすくする」という点で、非常に優れた安全対策グッズにもなりますよ。
クローゼットやキッチン下の補助照明としての使い方
バー型(スティック型)のLEDライトは、まさに「蛍光灯の代わり」として、細長い形が活きる場所で大活躍します。
【クローゼット】
洋服の色や柄をはっきり見たいのに、クローゼットの中は暗い…という悩みを解決してくれます。
クローゼットの扉上部にバーライトを貼り付ければ、まるでシステム収納のような明るさが実現します。
【キッチン下の棚】
キッチンの吊り戸棚の下に設置すると、手元が明るくなり、料理中の作業効率が格段に向上します。
特に夜間、メイン照明をつけずに手元だけを照らしたい時に便利です。
電池式のメリットは、使いたい場所へ自由に移動できること。必要に応じて、本棚の展示品を照らしたり、ガレージの作業スペースに持ち運んだりといった使い方も可能です。
防災対策グッズとしてのダイソーLEDライトの優秀性
忘れてはいけないのが、ダイソーLEDライトの防災グッズとしての優秀性です。
- 停電時の対応: 乾電池で点灯するため、メインの電気が使えなくなっても明かりを確保できます。
- ランタン型: 吊るせるフックや置けるタイプもあり、停電時も部屋全体を照らせる。
- 懐中電灯型: 避難経路の確認や、屋外での活動に必須。
単に「安くて便利」なだけでなく、「いざという時の備え」としてもダイソーのLEDライトは複数個用意しておくべきアイテムです。
蛍光灯が切れてしまった時の「一時的な予備の明かり」として、まずダイソーで電池式LEDライトを購入しておくことをおすすめします。
100均LEDは品質が心配?価格以外のメーカーや内容物の違いを解説

「ダイソーで蛍光灯の代わりにLED電球を買ったけど、安すぎてすぐに壊れないか心配…」
そうですよね。照明は毎日使うものだからこそ、耐久性や安全性は気になるところです。結論から言うと、現在のダイソーLEDは、最低限の安全基準を満たしているため、極端に心配する必要はありませんが、大手メーカー品との違いは明確に存在します。
価格差はどこから生まれる?LEDチップと電源回路の秘密
LED電球の製造コストの大部分を占めるのは、以下の2つの主要部品です。
1.発光ダイオード(LEDチップ)
- 高性能チップ: 寿命が長く、発光効率(少ない電力で明るく光る)が高い。
- 安価なチップ: 寿命が短く、熱に弱い。
2.電源回路(ドライバー)
- 高品質な回路: 交流電流を安定した直流電流に変換し、光の「ちらつき(フリッカー)」を抑える。
- 安価な回路: ちらつきが発生しやすく、電球の故障原因にもなりやすい。
ダイソーの製品は、当然ながらコストを極限まで抑えるために、これらの部品が「必要最低限の機能」に絞られています。
その結果、「少し寿命が短い」「ごくわずかに光のちらつきを感じる人がいる」といった差が出ることがありますが、価格を考えれば十分に許容範囲と言えます。
安いLEDでも「PSEマーク」があれば基本安全!(PSEマークの重要性)
ここで最も重要なのは「PSEマーク」です。
PSEマークとは、「電気用品安全法」に基づき、国が定めた安全基準を満たした電気製品に付けられるマークです。
- 日本の法律で義務付けられているため、国内で正式に販売されているLED電球には必ず付いています。
- PSEマークがあるということは、発火や感電などの危険性に対して、最低限の検査基準をクリアしているということです。
ダイソーが販売しているLED電球やライトのパッケージには、必ずこのPSEマークが記載されています。
このマークが付いている限り、基本的な安全性は担保されていると考えていただいて大丈夫です。極端に心配しすぎる必要はありません。
長期間使うなら妥協すべきでない品質のポイント(チラつき、耐久性)
「安全だけど、快適に使える?」という視点で見た場合、以下の2点は妥協しない方が良いでしょう。
| 品質項目 | 重要視すべき理由 | 購入前のチェック |
| 光のチラつき(フリッカー) | 目の疲れや頭痛の原因になる可能性がある。 | パッケージに「フリッカーレス」や「電源安定化回路搭載」などの記載がないか確認。 |
| 演色性(Ra) | 色の見え方の自然さ。低いと肌や料理が不自然に見える。 | 通常「Ra80以上」が推奨される。100均では記載がないことが多い。 |
特に集中して作業する場所や、長時間過ごすリビングのメイン照明としてダイソーLEDを使う場合は、演色性の高い大手メーカー品の購入を検討し、ダイソー品はあくまで玄関や物置などのサブ照明に使うのが、一番賢い使い方と言えます。
賢く使い分けて、照明のコストと快適さのバランスをとりましょう。
ダイソー以外で蛍光灯や代わりのLEDが確実に手に入る販売場所

ダイソーに蛍光灯が売ってないという事実は理解できても、「じゃあどこで買えばいいの?」という疑問が残りますよね。
ここでは、従来の蛍光灯、または蛍光灯器具に対応したLEDランプが確実に手に入る販売場所を、それぞれの特徴と合わせてご紹介します。
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングで賢く探すコツ
今すぐ自宅で調べながら購入するなら、ネット通販が最も便利です。実店舗ではもう見かけない型番の蛍光灯も、ネットなら見つかる可能性が高いです。
【検索時のコツ】
- 型番で検索する: 「FL40SS/37」のように、今使っている蛍光灯に書いてある型番をそのまま入力しましょう。これが最も確実です。
- 「LED化」を検討する: 「蛍光灯 40形 LED 互換」のように検索すると、器具を活かせるLEDランプが見つかります。
- レビューを確認する: 特にLED互換品を購入する場合は、「チラつきがないか」「グロー式で本当に使えたか」などのレビューをしっかり読んでから購入しましょう。
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングといった大手通販サイトは、在庫量が多く、価格競争も激しいため、蛍光灯を探す最終手段として非常に優秀です。ただし、型番を間違えると返品が面倒なので、慎重に選びましょう。
メルカリやフリマアプリでの未使用蛍光灯購入のリスクとメリット
ネット通販以外で、意外な購入先として挙げられるのが、メルカリやラクマなどのフリマアプリです。
【メリット】
- 旧型番が見つかる: すでに廃盤になった型番の未使用品が、個人から出品されていることがあります。
- 相場より安い場合がある: 在庫処分などで安く出品されていることがあります。
【リスク】
- 商品の状態: 未使用とあっても、長期保管で寿命が縮んでいる可能性があります。蛍光灯は使っていなくても時間経過で劣化します。
- 保証がない: 故障や不良品の場合、返品や交換の保証がないことがほとんどです。
フリマアプリでの購入は、「自己責任」が大原則です。どうしてもその型番が必要で、すぐに使えなくても諦められる場合のみ利用を検討しましょう。個人的には、保証のある大手通販での購入をおすすめします。
急いでいる人向け!家電量販店とホームセンターでの蛍光灯の探し方

「ネットで待ってる時間はない!今すぐ明かりをつけたい!」
そんな緊急事態のときは、実店舗である家電量販店かホームセンターに向かうのが最速です。ダイソーとは異なり、これらの店舗ではまだ従来の蛍光灯や、それに対応するLEDランプの在庫を確保していることが多いです。
ホームセンター(カインズ、コーナンなど)の在庫傾向
ホームセンターは、照明器具だけでなく、DIY用品や日用品も扱っているため、蛍光灯型LEDランプの品揃えが豊富な傾向にあります。
- 蛍光灯本体: まだ直管型や丸型の蛍光灯の在庫を置いている店舗が多いですが、種類は縮小傾向です。
- LED蛍光灯型ランプ: グロー式・ラピッド式に対応した「工事不要」を謳う互換ランプが充実しています。
- 価格帯: ダイソーより高くなりますが、品質と安心感があります。
特にホームセンターの照明コーナーには、詳しい店員さんがいることが多いので、今使っている器具の写真をスマホで撮って見せると、適切な代替品を教えてもらえる可能性が高いです。
家電量販店(ヤマダ電機、ヨドバシカメラなど)の在庫傾向
家電量販店は、ホームセンターよりも「高性能・高機能」なLED照明に力を入れています。
- 蛍光灯本体: 在庫はかなり少なめです。店舗によってはほとんど置いていない場合もあります。
- LEDシーリングライト: 非常に種類が豊富で、調光・調色機能、タイマー機能など、多機能な商品が充実しています。
- プロの視点: 照明の専門知識を持った店員さんが多いため、器具ごとLEDシーリングライトに交換する場合の相談に乗ってもらえます。
「古い蛍光灯器具は諦めて、これを機に最新のLED照明に買い替えたい」と考えている方は、家電量販店に行くのがベストです。設置工事の手配も同時に依頼できる場合が多く、非常にスムーズです。
【急いでいる人向けの裏技】
来店する前に、各店舗のオンラインストアで在庫をチェックし、店頭受け取りが可能かどうかを確認してから向かうと、無駄足にならずに済みます。
購入前に必ず確認したい!蛍光灯の「型番」の見方
実店舗に向かう前に、必ず今使っている蛍光灯本体に書かれている「型番」を控えておきましょう。
【直管型(棒状)の型番例】
- FL20SS・EX-N/18-Z:
* FL: 蛍光ランプの種類(グロー式) * 20: サイズ(20形) * SS: スリム(細いタイプ) * EX-N: 色(3波長形・ナチュラル色) * 18-Z: 消費電力(18W)
【丸型(環状)の型番例】
- FCL30EX-D/28:
* FCL: 蛍光ランプの種類(環形) * 30: サイズ(30形) * EX-D: 色(3波長形・昼光色) * 28: 消費電力(28W)
この型番情報さえあれば、店員さんもすぐに適切な代替品を見つけられますし、LEDランプを選ぶ際にも「〇〇形に対応」と記載されているかを確認すれば、失敗するリスクを大幅に減らすことができます。
蛍光灯の寿命と処分方法:買い替えのベストタイミング

「まだ蛍光灯は使えるから大丈夫」と使い続けている方もいるかもしれません。
しかし、蛍光灯には寿命があり、寿命を過ぎて使い続けると、電気代がムダになるだけでなく、器具自体の故障につながる可能性があります。
ここでは、蛍光灯の寿命のサインと、LED照明への買い替えを検討するべきタイミング、そして正しい処分方法について解説します。
蛍光灯が切れかけたら出るサインとは?(チラつき、端の黒ずみ)
蛍光灯は、完全に切れる前に必ずいくつかのサインを出します。これらのサインを見逃さないことが、器具の寿命を延ばすことにもつながります。
- チラつき(フリッカー): 点灯中に光が細かくチラつくようになったら、ランプの寿命が近いか、安定器が劣化しているサインです。
- 両端の黒ずみ: 蛍光灯の両端が黒く変色してきたら、蛍光物質が消耗している証拠で、寿命が近づいています。
- 点灯に時間がかかる: スイッチを入れてから点灯するまでの時間が長くなってきた場合、これも寿命か、グローランプの交換時期です。
- 異音: 「ジー」という安定器からの異音が大きくなってきたら、器具自体の故障の可能性があり、危険です。
特にチラつきや異音は、目や耳に負担をかけるだけでなく、故障や火災の原因にもなるため、すぐに新しいものに交換するか、LED化を検討しましょう。
蛍光灯の正しい処分方法(自治体のルール、有害物質の扱い)
蛍光灯は、燃えないゴミとして捨てることはできません。ランプの内部に水銀という有害物質が含まれているため、特別な方法で処分する必要があります。
| 処分の種類 | 方法と注意点 |
| 一般家庭の蛍光灯 | 「資源ごみ」または「有害ごみ」として、割れないように購入時の箱などに入れ、自治体の指定日に回収に出します。 |
| 割れてしまった場合 | 中身の水銀が飛散する危険があるため、新聞紙などでくるみ、「キケン」などの表示をして不燃ごみに出すなど、自治体のルールに従います。 |
| 店舗での回収 | 家電量販店やホームセンターの一部店舗では、回収ボックスが設置されている場合があります。 |
お住まいの地域によってルールが異なるため、必ず自治体のホームページで「蛍光灯の処分方法」を確認してから捨てるようにしてください。正しい処分をすることが、環境を守ることにもつながります。
LED照明への「総入れ替え」を検討するメリット
蛍光灯が切れるたびに「型番を探す→購入する→処分する」という手間を繰り返すのは、時間も労力も無駄です。そこで、この機会に家中の照明をLEDに総入れ替えすることを強くおすすめします。
- 電気代の大幅節約: 蛍光灯からLEDに変えるだけで、電気代が約1/2〜1/5になる場合もあります。
- 交換の手間が激減: LEDの寿命は蛍光灯の約3倍〜5倍(約4万時間)なので、10年近く交換不要になります。
- 水銀フリー: LEDには水銀が含まれていないため、割れても安全で、処分も一般ごみ(自治体により異なる)で可能です。
初期投資はかかりますが、電気代と手間を考えれば、すぐに元が取れる賢い投資です。
まとめ:ダイソーで賢く照明を買うための3つのポイント

ここまで、ダイソーから蛍光灯が消えた理由から、賢い代替品の選び方までを詳しく解説してきました。
最後に、もう一度、ダイソーや他の店舗で照明を選ぶ際に役立つ3つの重要ポイントをまとめておさらいしましょう。
【ポイント1:必要なのは蛍光灯かLED電球か確認】
- 直管・丸型蛍光灯器具の交換ランプが必要な場合は、ホームセンターかネット通販を探しましょう。ダイソーにはありません。
- ねじ込み式のE26/E17電球が必要な場合は、ダイソーのLED電球が使えます。
【ポイント2:口金サイズと明るさ(lm)を確認】
- ダイソーLED電球の購入前には、必ず今使っている器具の口金サイズ(E26かE17か)を確認しましょう。
- 明るさはルーメン(lm)で比較し、玄関やトイレなら400lm以上、作業用なら600lm以上を目安にしましょう。
【ポイント3:メイン照明なら専門店、補助照明ならダイソー】
- リビングなど長時間使うメイン照明は、耐久性や演色性を考慮し、家電量販店などの信頼できるメーカー品を選びましょう。
- クローゼットや防災用などの補助照明は、安くて便利なダイソーの乾電池式LEDライトを賢く活用しましょう。
蛍光灯がないと最初は焦りますが、LED化は省エネにもなり、長期的に見ればメリットしかありません。この記事を参考に、あなたのお家にぴったりの新しい照明を見つけてくださいね!
筆者:どこストア


