【2025年最新】ドラッグストアでコンタクトは本当に売ってる?ウエルシア・マツキヨ・スギ薬局での買い方から価格、おすすめブランドまで徹底解説!

「急にコンタクトレンズを切らしてしまった…」「仕事帰りにサッと買いたいけど、ドラッグストアって売ってるの?」
こんな風に思っている方は多いのではないでしょうか?
結論から言うと、大手ドラッグストアの多くでコンタクトレンズは販売されています!
最近はオンライン購入が主流になりつつありますが、やっぱり日用品の買い物ついでにサッと買えるのは便利ですよね。
この記事では、筆者「どこストア」が、ドラッグストアでのコンタクト購入に関するあらゆる疑問を徹底的に解決します。
ウエルシア、マツモトキヨシ、スギ薬局など、主要チェーン店の具体的な取り扱い状況から、知っておきたい注意点まで、2025年最新の情報をもとにお伝えしますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね!
・ウエルシア、マツキヨ、スギ薬局…主要チェーン店の取り扱い状況を徹底比較
・【EyeWell(アイウェル)】ドラッグストアで買える定番ブランドの詳細と種類
・処方箋なしでもOK?コンタクトをドラッグストアで購入する際の注意点
・購入前の必須知識!BC(ベースカーブ)やPWR(度数)の確認方法
- ドラッグストアでコンタクトは買える?販売状況の最新情報【結論】
- ウエルシア、マツキヨ、スギ薬局…主要チェーン店の取り扱い状況を徹底比較
- 【EyeWell(アイウェル)】ドラッグストアで買える定番ブランドの詳細と種類
- 処方箋なしでもOK?コンタクトをドラッグストアで購入する際の注意点
- 購入前の必須知識!BC(ベースカーブ)やPWR(度数)の確認方法
- ドラッグストアでの購入手順を解説!棚からカードを取ってレジへ
- 1day・2week・カラコン!ドラッグストアで選べるコンタクトの種類と特徴
- 価格は安い?オンラインや眼科とドラッグストアの値段を比較してみた
- 【緊急時にも】急いでいる時に役立つ!在庫確認の裏ワザと営業時間
- コンタクトレンズの安全性はどうなの?粗悪品の見分け方と高度管理医療機器について
- カラコンも売ってる?ドンキや専門店との品揃えの違いを解説
- 目の健康を守るために!購入後にやっておくべき定期検診の重要性
- 乱視用・遠近両用もドラッグストアで買える?特殊レンズの在庫事情
- ドラッグストアで買うべき人・買わない方がいい人のチェックリスト
- ドライアイ対策にも!ドラッグストアで買えるおすすめケア用品と目薬
- もしもの時のためのレンズデータ保存方法と再確認の習慣
- ドラッグストアでコンタクトを買うメリット・デメリット総まとめ
- コンタクトレンズの正しい捨て方と環境への配慮
- ドラッグストアとネット通販を賢く使い分けるための最終チェックリスト
- 【Q&A】ドラッグストアのコンタクトレンズに関する疑問を解消!
ドラッグストアでコンタクトは買える?販売状況の最新情報【結論】

はい、結論から申し上げますと、日本の大手ドラッグストアのほとんどで、コンタクトレンズは購入可能です!
これは本当に便利になりましたよね。一昔前は、コンタクトレンズ専門店や眼科の併設店舗でしか買えないイメージがありましたが、今は薬や日用品、食料品と一緒にサッと購入できるのが魅力です。
ただし、注意点として、すべての店舗で取り扱いがあるわけではありません。
特に小型店舗や、調剤薬局に特化した店舗では、在庫や品揃えが限定されていることが多いです。
多くのドラッグストアチェーンでは、コンタクトレンズを「高度管理医療機器」として扱っており、登録販売者や薬剤師がいる時間帯に購入を限定している場合もあります。
そのため、「どこストア」としては、急いでいるときほど、事前に店舗のウェブサイトや電話で取り扱い状況を確認することをおすすめします。
また、ドラッグストアで購入できるコンタクトレンズの主なタイプは、1日使い捨て(1day)と2週間交換タイプ(2week)が中心です。
特に「1day」タイプは、急な出張や旅行、うっかり切らしてしまった時にも対応しやすいので、多くの店舗で豊富な度数が揃えられている傾向にあります。
一方、乱視用(トーリック)や遠近両用(マルチフォーカル)といった特殊なレンズ、あるいは1ヶ月交換タイプ(マンスリー)は、店舗によっては取り扱いがないか、在庫が少ない場合もありますので、この点も注意が必要です。
さらに、最近のドラッグストアでは、自社のプライベートブランド(PB)商品や、PBに準じた特定のメーカーのコンタクトレンズを主力商品として販売しているケースが増えています。これにより、専門店では見かけない、ドラッグストアならではのお得な価格設定になっていることも多いんですよ!
この手軽さと価格のお得さこそが、ドラッグストアでコンタクトレンズを購入する最大のメリットと言えるでしょう。
次の章では、具体的なチェーン店ごとの取り扱い状況について詳しく見ていきますね!
購入したい商品が決まっている方は、こちらから探してみてくださいね!
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングといった大手通販サイトでも、ほとんどのコンタクトレンズは購入できます。特に、度数が分かっているなら、まとめ買いでドラッグストアより安くなる可能性も高いので、一度チェックしてみてください!
ウエルシア、マツキヨ、スギ薬局…主要チェーン店の取り扱い状況を徹底比較

ここからは、皆さんが普段利用されることが多い大手ドラッグストアチェーンについて、具体的なコンタクトレンズの取り扱い状況を詳しく見ていきましょう。
お店によって品揃えや購入方法、そして在庫の有無が大きく異なりますので、ぜひ参考にしてください。
ウエルシア薬局:取り扱い店舗が豊富で利便性◎
ウエルシアは、調剤薬局併設の店舗が多く、日用品だけでなく医療機器の取り扱いにも力を入れています。
コンタクトレンズの取り扱いがある店舗も多く、特に都市部や大型店舗では、1dayと2weekの両方を取り扱っていることが多いです。
ウエルシアの強みは、何と言ってもWAON POINTやTポイント(※2025年時点のポイント制度)が貯まる・使える点です。ポイントアップデーなどを活用すれば、お得に購入できます。
ただし、店舗によってはコンタクトレンズが置いてある場所が、通常のレジではなく「薬剤師カウンター」や「化粧品カウンター」になっていることもあるので、初めて行く場合は店員さんに聞いてみましょう。
マツモトキヨシ(マツキヨ):都心部を中心に展開、特定ブランドに強み
マツモトキヨシも、多くの店舗でコンタクトレンズを取り扱っています。
マツキヨは、独自のPB商品や、特定の人気ブランドに絞って展開していることが多いのが特徴です。
特に都心部の大型店や駅前の店舗では品揃えが豊富ですが、小さな駅ナカ店舗などでは、1dayのごく一部の度数のみの取り扱いになっていることもあります。
マツキヨグループのポイントも利用できるため、普段からマツキヨをよく利用する方にはおすすめです。購入の際は、商品カードをレジに持っていく形式が多いようです。
スギ薬局:郊外型店舗が多く、生活圏での購入に便利
スギ薬局も、コンタクトレンズの取り扱いがあるチェーン店の一つです。
郊外型の大型店舗が多いスギ薬局では、日用品と合わせてコンタクトレンズをストックとして購入する利用者が多い印象です。
スギ薬局でも、1dayと2weekのクリアレンズを中心に取り扱っており、店舗によっては特定の色付きコンタクト(カラコン)の取り扱いもあります。
スギ薬局のポイント制度を上手に活用したいですね。購入方法や在庫については、お近くの店舗の情報を確認するのが確実です。
(スギ薬局のコンタクト取扱店舗を検索)
その他のチェーン店(ツルハドラッグ、ココカラファインなど)
ツルハドラッグやココカラファインといった他の大手チェーンでも、コンタクトレンズの販売は広がりを見せています。
どの店舗も基本的な購入の流れは同じですが、繰り返しになりますが、「在庫状況」は店舗の規模や地域によって大きく変動します。
特に乱視用などの特殊なレンズが必要な場合は、「売り切れ」の可能性が高いので、事前に電話で確認するか、店舗のウェブサイトで在庫状況を確認できる場合は利用しましょう。
| チェーン名 | 主な取り扱いタイプ | 購入時に必要なもの | ポイント利用 |
|---|---|---|---|
| ウエルシア | 1day, 2week | 不要 (度数確認推奨) | WAON/Tポイント |
| マツモトキヨシ | 1day中心 | 不要 (度数確認推奨) | マツキヨポイント |
| スギ薬局 | 1day, 2week | 不要 (度数確認推奨) | スギポイント |
| ツルハドラッグ | 1day, 2week | 不要 (度数確認推奨) | ツルハポイント |
やはり、ドラッグストアの利点は、日用品と一緒に買える手軽さと、各種ポイントが使える経済的なメリットですね。
ただし、お店で買うことのデメリットとして、オンラインと比べて価格が高くなる場合もある点も理解しておきましょう。
【EyeWell(アイウェル)】ドラッグストアで買える定番ブランドの詳細と種類

ドラッグストアでコンタクトレンズを探すとき、「EyeWell(アイウェル)」という名前をよく目にするはずです。
このEyeWellは、株式会社シンシアが製造・販売するコンタクトレンズで、多くのドラッグストアチェーンで取り扱いのある「定番ブランド」となっています。ちょうど、スーパーのPB商品のようなイメージで、手に入りやすく、手頃な価格設定が魅力です。
なぜ、このEyeWellがドラッグストアで広く扱われているかというと、緊急時の需要に応えるために、汎用性の高い度数や種類を安定的に供給できる体制が整っているからです。
EyeWellシリーズの主なラインナップとスペック
EyeWellシリーズは、主に以下の3種類で展開されています。ご自身のライフスタイルに合わせて選びやすいのが特徴です。
EyeWellのクリアレンズ(度あり)
- ワンデーアイウェル(1day EyeWell)最も人気があり、多くの店舗で取り扱いがあるのがこの1dayタイプです。毎日新しいレンズに交換するため、衛生的でケアの手間が一切かかりません。含水率は高すぎず低すぎない「低含水」または「中含水」のものが多く、乾燥を感じやすい方でも使いやすいように設計されています。
特に旅行やスポーツなど、アクティブなシーンで「替えのレンズがないと不安」という方に最適です。
もちろん、紫外線対策としてUVカット機能も搭載されているものが多いので、瞳の健康を守りたい方にもおすすめです。 - ワンデーアイウェル55(1day EyeWell 55)こちらは「55」という数字が示す通り、含水率55%の高含水レンズです。瞳にたっぷりの酸素を届けることができるため、レンズをつけた瞬間の潤いを重視したい方や、長時間装用する方におすすめです。
ただし、高含水レンズは乾燥しやすい環境(エアコンの効いたオフィスなど)では、レンズ自体の水分が蒸発しやすく、かえって目が乾きを感じることもあるため、ご自身の使用環境に合わせて選びましょう。 - 2ウィークアイウェル(2week EyeWell)毎日ケアが必要ですが、コストパフォーマンスに優れているのがこの2weekタイプです。2週間交換なので、1dayよりもゴミが少なく、環境にも優しいと言えます。
普段からコンタクトの装用時間が長く、コストを抑えたいヘビーユーザーに選ばれています。
もちろん、この2weekタイプもUVカット機能を備えているものが多く、クリアな視界と瞳の保護を両立しています。
EyeWellのカラコン・色付きレンズの取り扱い
EyeWellのラインナップには、ナチュラル系の色付きコンタクトレンズも含まれていることがあります。ただし、カラコンは店舗によって品揃えの差が非常に大きいです。
「クリアレンズは売っているけど、カラコンは置いていない」という店舗も珍しくありません。
もしカラコンを探している場合は、後述するドン・キホーテなどのディスカウントストアや、オンライン専門店の方が、種類やカラーバリエーションが圧倒的に豊富です。
ドラッグストアで他の有名メーカーのレンズは買える?
EyeWellが主力ですが、店舗によってはアキュビュー(ACUVUE)やデイリーズ(DAILIES)、メニコンといった大手メーカーのメジャーな製品(特に1day)も取り扱っていることがあります。
しかし、これらの製品は、度数やBC(ベースカーブ)の在庫が限定的であることが多く、「いつものレンズが急に必要!」という緊急時以外は、オンラインや専門店での購入が確実で安価な場合が多いです。
EyeWellは、手軽に買えるドラッグストアの安心ブランドとして、非常に優秀な選択肢です。
処方箋なしでもOK?コンタクトをドラッグストアで購入する際の注意点

「コンタクトレンズって、処方箋がないと買えないんじゃないの?」
はい、これも多くの方が抱く疑問ですよね。でもご安心ください。
法律上、処方箋の提示義務はない!ただし…
日本の法律において、コンタクトレンズは「高度管理医療機器」に分類されていますが、購入時に眼科医の発行する処方箋(指示書)を提出する法的な義務はありません。
そのため、ドラッグストアやオンラインショップでは、基本的に処方箋なしで購入できるのです。
これが、ドラッグストアでの購入が手軽な最大の理由です。
しかし、ここに大きな落とし穴があります。法律上の義務はないものの、「自己責任」で選ぶことになるという点です。
コンタクトレンズは、目に直接触れるものですから、度数(PWR)だけでなく、レンズの曲がり具合を示すBC(ベースカーブ)が自分の目に合っていないと、様々なトラブルを引き起こす可能性があります。
ドラッグストアで求められる「同意書」の役割
多くのドラッグストアでコンタクトレンズを購入する際、レジや薬局カウンターで「購入同意書」のような書類への記入やサインを求められます。
これは、法律上の処方箋ではありませんが、
「あなたは自分のレンズデータ(BC、PWRなど)を理解し、自己の判断で購入する」
「定期的な眼科検診の重要性を理解している」
ということを確認するためのものです。つまり、店舗側が、あなたの目の健康に対して責任を負うわけではないという確認を取っているわけです。
この書類にサインすることで、私たちは目の健康管理を自分で責任をもって行うことを誓うことになります。
【筆者どこストアの提言】眼科検診は絶対!特に初めての方
「処方箋なしで買えるから、眼科に行かなくてもいいや」と考えるのは、非常に危険です。
コンタクトレンズが合わないと、以下のような目のトラブルにつながる可能性があります。
- レンズがずれて視界が不安定になる
- 目の充血や痛み、ゴロゴロとした異物感
- 角膜炎や角膜潰瘍など、重篤な眼病
- ドライアイの悪化
特に、初めてコンタクトレンズを使用する方や、最後に眼科に行ったのが1年以上前という方は、必ず眼科医の診察を受け、ご自身の正確なレンズデータ(BC、PWR)を知った上で購入しましょう。
また、コンタクトレンズは高度管理医療機器であるため、粗悪なレンズを使用すると、目の健康を損なってしまう恐れがあります。
(高度管理医療機器の定義について詳しく)
ドラッグストアで手軽に買える便利さと引き換えに、自分の目は自分で守るという意識を持つことが大切です。
購入前の必須知識!BC(ベースカーブ)やPWR(度数)の確認方法

ドラッグストアでコンタクトレンズを購入する際、必ず聞かれるのが「度数」と「BC(ベースカーブ)」です。
これらが分からないと、せっかくお店に行っても購入できませんし、間違ったものを買ってしまうと目が傷ついてしまう可能性があります。
「どこストア」と一緒に、この二つの重要なデータについて確認していきましょう!
BC(ベースカーブ):目のカーブに合った「曲がり具合」
BC(Base Curve)とは、コンタクトレンズのカーブ(曲がり具合)を示す数値です。
私たちの目の角膜のカーブは人それぞれ違います。この目のカーブに、レンズのBCを合わせる必要があります。
BCが合っていないと、以下のような問題が起こります。
| BCが緩い(数値が大きい) | BCがきつい(数値が小さい) |
|---|---|
| レンズが目で動きすぎる、ズレる | レンズが目に張り付いてしまい、外れにくい |
| 異物感、視界の不安定さ | 目の充血、酸素不足によるトラブル |
BCの数値は、一般的に8.4~9.0mmの間が多いですが、これは眼科で検査を受けないと正確には分かりません。
「以前使っていたコンタクトのパッケージ」や「眼科でもらった処方箋」に必ず記載されていますので、ドラッグストアに行く前に必ず確認してメモしておきましょう。
PWR(度数/球面度数):視力を矯正する力
PWR(Power)は、レンズの矯正力、いわゆる「度数」のことです。SPH(Sphere)とも表記されます。
「-(マイナス)」は近視用、「+(プラス)」は遠視用を示します。
数字が大きいほど度数が強く、「-6.00」などと表記されます。
この度数は、メガネの度数とは異なることが多いので、「メガネの度数と同じものを買えば大丈夫」という自己判断は絶対にNGです!
コンタクトレンズは目に直接乗せるため、メガネよりも弱い度数で矯正できることが多いのです。
必ず、現在使用しているコンタクトの箱、もしくは眼科のデータで正確な度数を確認してください。
(コンタクトレンズの度数・BCの確認方法)
初めての購入でデータがない場合はどうする?
「初めてコンタクトを買うから、BCもPWRも全く分からない!」という方は、残念ながらドラッグストアでの購入はできません。
必ず眼科を受診し、検査とフィッティングを受けてください。
眼科に行くと、医師や専門家が、あなたの目の形や涙の量、アレルギーの有無などを確認し、最適なレンズの種類、BC、PWRを選んでくれます。
この「正しいデータ」が、安全で快適なコンタクトレンズ生活を送るためのスタートラインになります。
ドラッグストアでの購入手順を解説!棚からカードを取ってレジへ

「よし、BCと度数は分かった!でも、実際にドラッグストアでどうやって買うの?」
初めてドラッグストアでコンタクトを購入する方にとっては、少し戸惑うかもしれません。でも大丈夫!その手順は非常にシンプルで、慣れれば5分もかかりません。
ここでは、一般的なドラッグストアでの購入手順を、「どこストア」が分かりやすくステップ形式で解説します。
STEP 1: コンタクト・目薬売り場へ行き「購入カード」を探す
コンタクトレンズは、多くの場合、目薬やコンタクトレンズのケア用品が置いてある棚の近くにあります。
ただし、棚に並んでいるのは商品そのものではありません。
「〇〇(商品名) 1day -3.00」などと書かれた「購入カード」や「商品空き箱」が陳列されています。
欲しい商品の種類(1dayか2weekか)、必要な度数(PWR)、そしてBC(ベースカーブ)が一致するカードを選んで手に取ります。
もし自分の度数のカードが見つからない場合は、在庫がないか、店舗にその度数の取り扱いがない可能性が高いです。
STEP 2: レジまたは薬局カウンターへ持っていく
購入カード(または空き箱)を手に取ったら、そのまま通常のレジ、または店舗内の「薬局カウンター」へ持っていきます。
なぜ薬局カウンターの場合があるかというと、コンタクトレンズは高度管理医療機器であるため、薬剤師や登録販売者が対応する必要があるからです。
レジ担当者やスタッフにカードを渡すと、在庫の確認が行われます。
STEP 3: 最終確認と同意書(購入記録)の記入
スタッフが在庫を確保した後、あなたの必要なレンズデータ(BC、PWR)を口頭で確認されます。
この際、ご自身のレンズデータを間違えずに、はっきりと伝えましょう。
その後、前述した「購入同意書」や「購入記録用紙」への記入やサインを求められます。これは主に、氏名、連絡先、使用しているレンズデータなどを記録するためのものです。
記入を終えると、商品が手渡され、お会計となります。他の日用品と同じように、ドラッグストアのポイントが付与されるのも嬉しいポイントですね!
【裏ワザ】購入カードが見つからない・度数が多い場合
度数が強い方(例えば-8.00以上)の場合、棚に購入カードが置いていないことがあります。
これは、在庫管理スペースを節約するため、需要の少ない度数は棚に出していないだけで、在庫は店舗にある場合があるからです。
その場合は、諦めずに店員さんに声をかけてみましょう。「〇〇の-8.00の在庫はありますか?」と尋ねれば、バックヤードから持ってきてくれることがありますよ。
1day・2week・カラコン!ドラッグストアで選べるコンタクトの種類と特徴

ドラッグストアには、様々な種類のコンタクトレンズが置いてありますが、大きく分けて「使用期限」と「機能」によって分類されます。
ご自身の目の状態や生活スタイルに最も合ったレンズを選ぶことが、快適なコンタクト生活を送るための鍵となります。
使用期限で選ぶ:1dayと2weekの決定的な違い
ドラッグストアで取り扱いが中心となるのが、この2つのタイプです。
| タイプ | 主なメリット | 主なデメリット |
|---|---|---|
| 1日使い捨て (1day) | 最も衛生的、ケア不要、緊急時に便利 | コストが高い、毎日ゴミが出る |
| 2週間交換 (2week) | コストパフォーマンスが良い、つけ心地が良いものが多い | 毎日洗浄・消毒のケアが必要、ケア用品代もかかる |
「どこストア」のおすすめは、普段は2weekでコストを抑え、旅行や週末の外出用として1dayをストックしておく、という使い分けです。
ドラッグストアで1dayを購入して、急場をしのぐという利用法は、最もドラッグストアの利便性を活かせる使い方と言えますね。
機能で選ぶ:含水率・素材の違いをチェック
コンタクトレンズの快適性は、「含水率」と「素材」によって大きく左右されます。
含水率(水分量の割合)
- 高含水レンズ(含水率50%以上):レンズに含まれる水分量が多く、つけ心地が柔らかく、瞳に酸素を通しやすい特徴があります。しかし、乾燥した環境(冬の室内など)では、レンズの水分が蒸発しやすく、目の水分まで奪ってしまい、かえってドライアイを感じる原因になることもあります。
- 低含水レンズ(含水率50%未満):水分蒸発が少なく、乾燥しにくいのが特徴です。長時間パソコン作業をする方や、もともとドライアイ気味の方におすすめです。EyeWellシリーズにも、この低~中含水率のものが多くラインナップされています。
素材(シリコーンハイドロゲル vs. 従来型ハイドロゲル)
近年、主流になりつつあるのが「シリコーンハイドロゲル素材」のレンズです。
従来の素材よりも格段に酸素透過性が高く、長時間つけていても瞳が疲れにくいのが最大のメリットです。ドラッグストアのPB商品でも、この高性能素材を採用しているものが出てきていますので、パッケージの表示をしっかり確認してみましょう。
ドラッグストアで買えるカラコン事情
「おしゃれなカラコンもドラッグストアで買える?」という質問も多いです。
クリアレンズと比較すると数は少ないですが、ドラッグストアでもナチュラル系やサークルレンズのカラコンを取り扱っている店舗が増えています。ただし、派手なデザインや、トレンドのカラーを探しているなら、カラコン専門店やディスカウントストア(後述)の方が品揃えが豊富です。
ドラッグストアで販売されているカラコンも、高度管理医療機器として承認された安全性の高いものを選びましょう。
価格は安い?オンラインや眼科とドラッグストアの値段を比較してみた

コンタクトレンズを選ぶ上で、価格は非常に重要な要素ですよね。
「ドラッグストアは便利だけど、結局一番安く買えるのはどこなの?」という疑問にお答えするため、「どこストア」が主要な購入場所の価格帯を比較してみました。
購入場所別:価格帯とメリット・デメリット
| 購入場所 | 価格帯(1day 30枚入りの目安) | 主なメリット | 主なデメリット |
|---|---|---|---|
| ドラッグストア | やや高~中間 | すぐ手に入る、ポイント利用可、緊急時に便利 | 品揃えが限定的、オンラインより割高な場合あり |
| オンライン通販 | 最安値~安い | 価格が安い、種類が豊富、まとめ買いでお得 | 届くまでに時間がかかる、自己責任で選択 |
| コンタクト専門店 | 中間~やや高 | 専門店ならではの詳しいアドバイス、即日購入可 | オンラインより高い、店舗に行く手間がある |
| 眼科(併設店) | 高い | 医師の診察付きで安心、フィッティング保証 | 診察料がかかる、待ち時間が長い |
ドラッグストアがオンライン通販に「価格」で勝る瞬間
一般的に、価格の安さだけで比較すれば、オンライン通販(Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングなど)には敵いません。オンラインは中間マージンや店舗維持費が少ないため、大量に仕入れて安価に提供できるからです。
しかし、ドラッグストアがオンラインに勝る瞬間があります。それは、「ポイント付与率が高い日」や「セール期間」です。
例えば、ウエルシアの「Tポイントデー」や、マツキヨの「ポイントアップキャンペーン」などを利用すると、実質的な購入価格がオンラインと遜色ない、あるいはそれ以下になることもあります。
特に、EyeWellのようなPB商品は、特定のドラッグストアのキャンペーン対象になりやすいため、普段の買い物ついでにポイントを賢く活用したい方には最適です。
オンライン通販の賢い使い方:Amazon・楽天・Yahoo!ショッピング
ドラッグストアは緊急時に便利ですが、日常的に使うストックは、やはりオンライン通販がお得です。
特に、Amazonプライム会員なら翌日配送が可能な場合が多く、急ぎではないストック購入には最適です。
楽天市場やYahoo!ショッピングでは、ショップのクーポンや独自のポイントキャンペーン(お買い物マラソンなど)を活用することで、驚くほど安く購入できることがあります。
「どこストア」のおすすめは、BCとPWRが確定しているレンズを、オンラインで3ヶ月〜半年分まとめ買いすることです。これにより、最もコストを抑えることができます。
また、メルカリなどのフリマアプリでもコンタクトレンズが出品されていることがありますが、衛生管理の観点から、未開封であっても推奨はしません。信頼できる正規販売店(オンライン、ドラッグストア、専門店)からの購入を強くおすすめします。
ご自身のレンズデータが分かっているなら、まずはオンラインでの価格をチェックしてみましょう!
【緊急時にも】急いでいる時に役立つ!在庫確認の裏ワザと営業時間

「今すぐ、今日中にコンタクトが必要なのに!」
こんな緊急事態のとき、ドラッグストアは本当に頼りになりますよね。しかし、前述の通り、在庫がないと元も子もありません。
ここでは、急いでいるときに時間を無駄にしないための「在庫確認の裏ワザ」と、ドラッグストアならではの利点を解説します。
裏ワザ1:電話での事前確認は「ブランド名と正確な度数」を伝える
最も確実なのは、店舗に直接電話で問い合わせることです。この際、単に「コンタクトありますか?」と聞くのではなく、以下の情報を正確に伝えましょう。
- 商品名(例:ワンデーアイウェル)
- 度数(例:-4.50)
- パッケージの枚数(例:30枚入り)
多くの店舗では、スタッフがバックヤードで在庫を確認してくれます。特に、-1.00や-3.00などの一般的な度数以外(乱視用や強度の度数)の場合は、在庫切れの可能性が高いため、必ず確認しましょう。
裏ワザ2:ウェブサイトの店舗検索を利用する
一部の大手チェーン店では、ウェブサイトの「店舗検索」ページに、その店舗でコンタクトレンズの取り扱いがあるかどうかのマークや記載をしていることがあります。
例えば、ウエルシアやマツキヨのウェブサイトで、お近くの店舗を検索してみてください。
(ウエルシアのコンタクト取り扱い店舗を検索)
ただし、ウェブサイトの情報は「取り扱いがある」ことまでしか分からず、「在庫がある」ことまでは確約できないので、最終的には電話確認がおすすめです。
ドラッグストアの最大の利点:遅い時間まで営業している
コンタクトレンズ専門店や眼科の営業時間は、夕方までのところが多いです。しかし、ドラッグストアは多くが夜9時や10時まで、場合によっては24時間営業している店舗もあります。
これは、仕事や学校で忙しい人にとって、非常に大きなメリットです。
終業後や夕食の買い物ついでに立ち寄れる利便性は、他のどの購入場所にも勝ります。
ただし、注意点として、前述した通り、コンタクトレンズの購入は「薬剤師・登録販売者がいる時間帯」に限られる場合があります。
深夜や早朝の24時間営業店舗でも、深夜帯は医療機器の販売ができないことがあるため、遅い時間に行く場合は、念のため営業時間と合わせてその点も確認しておくと安心です。
コンタクトレンズの安全性はどうなの?粗悪品の見分け方と高度管理医療機器について

ドラッグストアで手軽に買えるようになると、「品質は大丈夫なの?」「粗悪なレンズじゃないの?」と不安に思う方もいるかもしれません。
コンタクトレンズは目に直接触れるものだからこそ、安全性は最も重視すべきポイントです。
【安心してください】ドラッグストアの製品は国が承認した医療機器です
日本のドラッグストアで正規に販売されているコンタクトレンズは、すべて「高度管理医療機器」として国の承認を得た製品です。
「高度管理医療機器」とは、副作用や機能障害が生じた場合、人体へのリスクが比較的高いとされる医療機器のことです。
国が安全性を厳しく審査し、承認した製品にのみ与えられる名称なので、基本的には安心して使用できます。
EyeWellなどのPB商品も、製造・販売には厳しい基準が設けられていますので、粗悪品が店頭に並ぶことはありません。
安全なレンズを選ぶための3つのチェックポイント
とはいえ、自分の目に合った安全なレンズを選ぶために、以下の3点は購入時に必ずチェックしましょう。
- 医療機器承認番号の有無:パッケージに「医療機器承認番号」(例:22900BZX00xxx000)が記載されているか確認してください。これが記載されていれば、国が安全性を認めた証拠です。
- 「BC」と「PWR」が目に合っているか:最も重要なのは、レンズのスペック(BCとPWR)が、眼科で測定してもらったあなたの目のデータと一致しているかです。合っていないレンズは、どんなに高品質でもあなたの目にとっては「粗悪品」になってしまいます。
- 含水率と素材:前述の通り、乾燥しやすい方は「低含水レンズ」を、つけ心地の柔らかさを求める方は「高含水レンズ」や「シリコーンハイドロゲル」を選ぶなど、ご自身の目の状態と使用環境に合わせた素材を選びましょう。
個人輸入やフリマアプリでの購入は絶対に避けるべき理由
インターネット上には、海外の非正規ルートで輸入されたり、個人間で売買されたりしているコンタクトレンズも存在します。
これらは安価な場合がありますが、品質管理が保証されていません。
特にカラコンでは、着色料が溶け出して目に入ったり、酸素透過性が極端に低かったりするなど、失明などの重大な眼病につながる危険性があります。
「どこストア」は、目の健康を第一に考え、必ずドラッグストアやオンラインの正規販売店で購入することを強くおすすめします。
カラコンも売ってる?ドンキや専門店との品揃えの違いを解説

ファッションや気分に合わせて瞳の色を変えられるカラコン(カラーコンタクトレンズ)は、若い世代を中心に大人気ですよね。「ドラッグストアでクリアレンズは買えるけど、カラコンはどうなの?」という疑問にお答えします。
ドラッグストアのカラコン:ナチュラル系が中心
ドラッグストアでもカラコンは販売されていますが、その品揃えには傾向があります。
多くのドラッグストアチェーン(ウエルシア、マツキヨなど)で扱っているのは、瞳の輪郭を自然に強調する「サークルレンズ」や、自然なブラウン・ブラック系の「ナチュラルカラコン」が中心です。
これは、ドラッグストアが主に「医療機器」としてコンタクトレンズを扱っており、日常使いの安心感と安全性を重視しているためです。
カラコンの種類別:購入場所の使い分け
あなたが探しているカラコンの種類によって、最適な購入場所は異なります。
| カラコンの種類 | 最適な購入場所 | 理由と特徴 |
|---|---|---|
| ナチュラル系・サークル系 | ドラッグストア、オンライン通販 | ドラッグストアでも十分な品揃え。手軽さ重視。 |
| 高発色・ハーフ系・特殊系 | ドン・キホーテ、カラコン専門店、オンライン専門店 | 色やデザインのバリエーションが豊富。 |
| 視力矯正を兼ねた乱視用カラコン | 眼科併設店、オンライン通販 | 特殊な度数は在庫が少ないため、専門店系が確実。 |
ディスカウントストアの雄、ドン・キホーテとの比較
カラコンの購入場所として、ドン・キホーテ(ドンキ)は外せません。
ドンキは、ドラッグストアとは比較にならないほど、多種多様なカラコンブランドやカラーバリエーションを取り扱っています。
若者向けのトレンドカラーや、高発色のハーフ系など、ファッション性の高い商品を探しているならドンキが強い味方になるでしょう。
ただし、ドンキでもコンタクトレンズは高度管理医療機器として管理されており、購入時には購入記録の記入が必要です。
ドラッグストアとドンキの使い分けは、「実用性・手軽さ」ならドラッグストア、「デザイン・多様性」ならドンキと考えると分かりやすいですね。
目の健康を守るために!購入後にやっておくべき定期検診の重要性

何度もお伝えしていますが、コンタクトレンズは「高度管理医療機器」であり、購入のハードルが下がった今だからこそ、目の健康管理に対する意識を上げる必要があります。
ドラッグストアで手軽に買えるようになっても、眼科医の役割は決してなくなりません。むしろ、より重要になっています。
定期検診を怠ると起こりうる恐ろしい目のトラブル
コンタクトレンズを使い続ける中で、自覚症状がないまま、目のトラブルが進行しているケースは少なくありません。
例えば、以下のような症状が進行している可能性があります。
- 角膜の酸素不足(角膜内皮細胞の減少):特に古い素材のレンズや、長時間装用しすぎると、角膜が酸素不足に陥ります。これが進行すると、視力に重大な影響を及ぼし、最悪の場合、将来的にコンタクトレンズの使用や目の手術ができなくなる可能性もあります。
- 巨大乳頭結膜炎:レンズの汚れ(タンパク質や脂質など)が原因で、アレルギー反応を起こし、まぶたの裏側にブツブツ(乳頭)ができる病気です。レンズがゴロゴロしたり、かゆみが出たりします。2weekタイプのケア不足で起こりやすいです。
- ドライアイの進行:レンズが目の水分を奪うことで、ドライアイが悪化します。特に高含水レンズを乾燥した環境で使用し続けると注意が必要です。
検診の頻度とチェックされる項目
「どこストア」の推奨する定期検診の頻度は、コンタクトレンズ使用者は3ヶ月〜半年に一度です。最低でも年に一度は必ず受診しましょう。
| チェック項目 | 検診の目的 |
|---|---|
| 視力検査、度数確認 | 現在のレンズデータが合っているか確認。視力の変化をチェック。 |
| 目の健康チェック(細隙灯検査) | 角膜や結膜に傷や炎症がないか、酸素不足のサインがないかをチェック。 |
| レンズフィッティング確認 | レンズが目に合っているか(BCが適切か)、動きすぎたり張り付いていないかを確認。 |
| 眼圧測定(必要な場合) | 緑内障などの病気の早期発見。 |
【豆知識】眼科に行った「ついでに」オンラインで購入する裏技
眼科での診察や検査は高額になりがちですが、目の安全のためには必須です。眼科で最新の「処方箋(指示書)」をもらったら、それを手元に保管しておきましょう。
そして、その正確なデータをもとに、オンライン通販で安く購入するのが、賢いコンタクトレンズの購入方法です。
これで、安全性を確保しつつ、コストを最も抑えることができますね。
(眼科の定期検診について詳しく)
乱視用・遠近両用もドラッグストアで買える?特殊レンズの在庫事情

一般的な近視用(球面レンズ)はドラッグストアで見かけますが、乱視用や遠近両用といった特殊なレンズは、なかなか見つからず困ることも多いですよね。
乱視用(トーリック)レンズの取り扱い状況
乱視用レンズ(トーリックレンズ)は、特定の方向に視力を矯正する必要があるため、度数だけでなく「乱視度数(CYL)」と「乱視軸(AXIS)」という2つのパラメーターが必要です。
そのため、在庫の種類が膨大になりやすく、ドラッグストアでは取り扱いが非常に限定的になります。
多くの店舗では、「ワンデーアイウェル」などの特定のブランドの、ごく一般的な乱視度数のみを、少数在庫として置いていることが多いです。
もし乱視用が必要な場合は、緊急時でも「どこストア」はオンライン通販または専門店での購入を強くおすすめします。
ドラッグストアで購入を試みる場合は、必ず事前に電話で正確なレンズデータ(CYLとAXISも忘れずに)を伝えて在庫確認をしてください。
遠近両用(マルチフォーカル)レンズの取り扱い状況
老眼が始まった方向けの遠近両用レンズは、一つのレンズ内に遠方と近方の両方の度数が設計されています。
こちらも、乱視用と同様に非常に特殊なレンズであり、ドラッグストアでの取り扱いはほとんどありません。
遠近両用レンズは、フィッティングが非常に重要であり、眼科医の指導のもとで装用テストを繰り返すことが不可欠です。自己判断で購入するのは視力矯正がうまくいかない原因になります。
ドラッグストアで探すのは非効率的ですので、眼科や専門店に相談しましょう。
特殊レンズの賢い購入方法
乱視用や遠近両用、さらには高酸素透過性のシリコーンハイドロゲル素材にこだわりたい場合は、以下の方法で購入するのが最も確実です。
- 眼科で正確なデータ(BC、PWR、CYL、AXIS、ADD)を取得する。
- 取得したデータを元に、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングで「乱視用」「遠近両用」のカテゴリから検索し、最安値で購入する。
- 緊急時や在庫切れの際は、当日受け取りが可能なコンタクトレンズ専門店を利用する。
ドラッグストアはあくまでも「クリアレンズの緊急時対応」と割り切るのが、特殊レンズユーザーの鉄則と言えます。
ドラッグストアで買うべき人・買わない方がいい人のチェックリスト

ドラッグストアでのコンタクトレンズ購入は、すべての人にとって最適解というわけではありません。便利さの裏には、いくつか注意すべき点もあります。
あなたがドラッグストアでの購入に向いているかどうか、「どこストア」がチェックリスト形式で解説します!
【YES】ドラッグストアで買うべき人
以下の条件に当てはまる方は、ドラッグストアの利便性を最大限に享受できます。
- 目のデータ(BC、PWR)を正確に把握している人:「いつもの」レンズデータが分かっているので、購入カードさえあればすぐに購入できます。
- 一般的な度数のクリアレンズ(1day, 2week)使用者:PB商品(EyeWellなど)を含め、在庫が豊富で手に入りやすいです。
- 緊急時や「ついで買い」をしたい人:旅行先や出張先でうっかり切らしたとき、日用品の買い物ついでにポイントを貯めたいときなどに最適です。
- 特定のドラッグストアのポイントを貯めている人:ポイントアップデーなどを活用すれば、実質的な価格がオンライン並みに安くなる可能性があります。
【NO】ドラッグストアで買わない方がいい人
以下の条件に当てはまる方は、ドラッグストア以外の購入方法を検討した方が、安全かつ効率的です。
- 初めてコンタクトレンズを購入する人:眼科でのフィッティングと指導が必須です。自己判断での購入は絶対に避けてください。
- 乱視用、遠近両用、特殊な度数(強度の近視など)が必要な人:在庫がないことが多く、時間と労力の無駄になる可能性が高いです。オンラインや専門店を利用しましょう。
- とにかく最安値を追求したい人:価格の安さだけを追求するなら、オンライン通販のまとめ買いが最強です。
- 定期的に目のトラブル(充血、ドライアイなど)がある人:目の状態に合わせて、眼科医に相談してから購入すべきです。レンズの素材やBCを変更する必要があるかもしれません。
「どこストア」からのアドバイス:目の健康に少しでも不安があるなら、迷わず眼科を受診してください。それが、結果的に長く快適にコンタクトレンズを使うための最短ルートです。
ドライアイ対策にも!ドラッグストアで買えるおすすめケア用品と目薬

コンタクトレンズの快適性は、レンズ本体だけでなく、ケア用品や目薬によっても大きく左右されます。
特にドラッグストアは、ケア用品や目薬の品揃えが非常に豊富で、価格もオンラインに負けないくらい安価なものが多いのが特徴です。
「どこストア」が、コンタクトレンズと一緒に買っておきたい、おすすめのケアアイテムをご紹介します。
2weekユーザー必見!洗浄・保存液の選び方
2週間交換タイプを使用している方は、毎日のレンズケアが欠かせません。ドラッグストアには様々なタイプの洗浄・保存液が並んでいます。
- MPS(マルチパーパスソリューション):一本で「洗浄・すすぎ・消毒・保存」ができるオールインワンタイプです。手軽さが最大の魅力で、多くのドラッグストアで大容量ボトルが安価に手に入ります。初めて2weekを使う方や、手間をかけたくない方におすすめです。
- 過酸化水素タイプ(クリアケアなど):中和剤と組み合わせて使用するタイプで、強力な消毒力を持ちます。洗浄力が非常に高く、アレルギー体質の方や汚れが気になる方におすすめですが、専用のケースが必要で、中和に時間がかかる(6時間以上)のがデメリットです。
特に、タンパク質除去の機能がプラスされたMPSを選べば、よりクリアな視界を保つことができます。
コンタクトユーザー専用の目薬選び
ドライアイになりがちなコンタクトユーザーにとって、目薬は必需品です。
ただし、すべての目薬がコンタクトレンズの上から使えるわけではありません。
必ずパッケージに「コンタクトレンズ装用中に使用できます」といった記載があるものを選びましょう。
- 防腐剤フリーの目薬:特に高頻度で目薬を使用する方は、防腐剤フリー(防腐剤不使用)のものを選ぶと、目への負担を減らすことができます。
- とろみのあるタイプ:潤いを長く保持したい方は、ヒアルロン酸などの保湿成分が入った、少しとろみのあるタイプの目薬を選んでみましょう。レンズと目の間に潤いの膜を作ってくれます。
洗浄液が切れた!緊急時の対処法
「2weekの洗浄液が切れた!」という緊急事態の場合、絶対に水道水で洗ったり、保存したりしないでください。
水道水にはアカントアメーバなどの微生物が含まれており、重い眼病の原因となります。
この場合は、ドラッグストアに走ってケア用品を買うのが最優先です。もし深夜でドラッグストアが開いていない場合は、未開封の生理食塩水(コンタクト用または注射用)を一時的なすすぎに使うのは許容されますが、消毒効果はないため、応急処置としてすぐに正規のケア用品で消毒し直しましょう。
もしもの時のためのレンズデータ保存方法と再確認の習慣

急にコンタクトレンズが必要になった時、すぐにドラッグストアで買えるかどうかは、あなたが自分のレンズデータを正確に把握しているかにかかっています。
「どこストア」が、あなたのレンズデータをいつでも確認できるようにするための賢い保存方法と、再確認の習慣化について解説します。
レンズデータが記載されている場所
あなたのコンタクトレンズのデータは、以下の場所に記載されています。
- 眼科医が発行した処方箋(指示書)
- コンタクトレンズの箱の側面や裏面
- コンタクトレンズのブリスターパック(フタの部分)
記載されている主な略語と意味は以下の通りです。
| 略語 | 意味 | 必須度 |
|---|---|---|
| BC | ベースカーブ(レンズの曲がり具合) | 必須 |
| PWR / SPH | 度数(矯正力) | 必須 |
| DIA | レンズ直径 | 任意 |
| CYL | 乱視度数(乱視用のみ) | 乱視用は必須 |
| AXIS | 乱視軸(乱視用のみ) | 乱視用は必須 |
【おすすめ】スマホで写真を撮って保存する習慣
処方箋や箱を紛失してしまうことはよくありますよね。そこで「どこストア」が最もおすすめするのは、レンズの箱をすべて使い切る前に、箱の側面のデータをスマートフォンで撮影しておくことです。
さらに、その写真をスマートフォンの「お気に入り」や「ウィジェット」に追加しておけば、ドラッグストアのレジで急に聞かれても、すぐに提示できます。
また、データのメモをスマートフォンのメモアプリに保存し、「コンタクト データ」などの検索しやすいタイトルをつけておくのも有効です。
半年に一度はデータが変わっていないか確認する
「いつも同じ度数だから大丈夫!」と思っていませんか?実は、視力や目のカーブは、年齢や生活習慣によって微妙に変化していることがあります。
古いデータをもとに購入を続けると、知らず知らずのうちに目に負担をかけているかもしれません。
前述の通り、半年に一度は眼科検診を受け、最新のデータに更新する習慣をつけましょう。これにより、常に自分の目に最適なコンタクトレンズを安心して使用できます。
ドラッグストアでコンタクトを買うメリット・デメリット総まとめ

ここまで、ドラッグストアでのコンタクトレンズ購入について詳しく見てきました。最後に、ドラッグストアで購入することのメリットとデメリットを明確にして、ご自身のライフスタイルに合った購入方法を見極めましょう。
ドラッグストアで購入する最大のメリット3選
- 即日入手が可能(在庫があれば):オンライン通販と違い、注文して待つ必要がありません。急なトラブルや、週末に必要になった場合でも、すぐに手に入ります。
- ポイントが貯まる・使える:日用品の買い物と合わせて、ドラッグストア独自のポイントや共通ポイント(Tポイント、WAON POINTなど)を貯めたり使ったりできます。キャンペーンを利用すれば、非常にお得になります。
- 専門家に相談できる(薬局カウンター):薬剤師や登録販売者がいる薬局カウンターで購入する場合、ケア用品との相性や、ちょっとした目の不調について、アドバイスをもらえる可能性があります。
ドラッグストアで購入する主なデメリット3選
- 価格が割高になる場合がある:特に定価ベースで見ると、オンライン通販のまとめ買い価格には敵いません。コストパフォーマンスを重視するなら、オンラインが有利です。
- 在庫・品揃えが限定的:乱視用、遠近両用、強度の度数など、特殊なレンズはほぼ手に入りません。また、店舗によっては特定のBCしか取り扱っていないこともあります。
- 自己責任で購入する必要がある:処方箋なしで購入する場合、すべての責任が購入者自身にかかります。定期的な眼科検診を怠っている人にとっては、リスクが高い購入方法となります。
【結論】ドラッグストアは「緊急時」と「PB商品の常用」に特化!
「どこストア」としておすすめの使い方は、「日常的なストックはオンライン通販、緊急時のピンチヒッターとしてドラッグストア」という使い分けです。
ただし、もし「EyeWell(アイウェル)」のようなドラッグストアPB商品が自分の目にぴったり合っているなら、ポイントを貯めながら日常使いするのも賢い選択です。
あなたの目の健康と利便性のバランスを考えて、最適な購入ルートを見つけてくださいね!
コンタクトレンズの正しい捨て方と環境への配慮

使い終わったコンタクトレンズを、あなたはどのように捨てていますか?
実は、コンタクトレンズを誤った方法で捨てると、地球環境に悪影響を及ぼす可能性があることが指摘されています。
レンズはプラスチック製であり、適切な廃棄方法を知っておくことは、現代を生きる私たちにとって大切なマナーです。
レンズを「流してはいけない」理由
使用済みのコンタクトレンズを、トイレや洗面台、流し台に流してはいけない、ということをご存知でしょうか?
レンズは水に溶けたりせず、非常に小さいため、下水処理場のフィルターを通り抜けて、最終的に海や川などの自然界に「マイクロプラスチック」として放出されてしまう可能性があります。
マイクロプラスチックは、海洋生物に取り込まれたり、食物連鎖を通じて私たち人間にも影響を及ぼす可能性があるため、環境問題として大きな注目を集めています。
正しいコンタクトレンズの捨て方
使用済みのコンタクトレンズの正しい捨て方は、「燃えるゴミ」として廃棄することです。
必ず以下の手順で捨てましょう。
- 使用済みのレンズを回収する:外したレンズは、水気を切ってティッシュなどに包んでください。
- 小さなビニール袋や、燃えるゴミ袋に入れる:ティッシュに包んだレンズを、他のゴミと一緒に燃えるゴミの日に出します。
ブリスターパック(レンズが入っていた容器)とフタ(アルミ箔)についても、多くの自治体で以下のように分別が推奨されています。
| 部分 | 素材 | 分別 |
|---|---|---|
| ブリスターパック本体 | プラスチック | プラスチックゴミ、または燃えるゴミ(自治体による) |
| フタ(アルミ箔) | アルミ | 燃えないゴミ、またはリサイクル(自治体による) |
【豆知識】回収ボックスを設置している店舗もある
一部のコンタクトレンズ専門店や、環境問題に熱心なドラッグストアでは、使用済みのコンタクトレンズを回収するボックスを設置しているところもあります。
回収されたレンズは、リサイクル業者を通じてプラスチック製品などに生まれ変わります。
お近くの店舗に回収ボックスがあるか、一度確認してみてはいかがでしょうか。(コンタクトレンズ回収ボックス設置店舗を検索)
ドラッグストアとネット通販を賢く使い分けるための最終チェックリスト

ドラッグストアもネット通販も、それぞれに強力なメリットがあります。どちらか一方に固執するのではなく、状況に応じて使い分けることが、最も賢く、最もお得な購入戦略です。
最終的に、あなたのコンタクトレンズ生活を快適にするための、使い分けチェックリストをお届けします。
こんな時は「ドラッグストア」を選ぶ!
即効性と利便性を重視するなら、ドラッグストア一択です。
- 【急ぎのとき】「今日までで切れる!」「旅行先で予備がない!」など、今すぐ手に入れたい時。
- 【ついで買い】日用品や食料品の買い物リストに載せておき、ポイントアップデーに一緒に購入したい時。
- 【お試し】EyeWellなどのPB商品や、新しく取り扱いが始まったブランドを、試しに1箱だけ買ってみたい時。
- 【ケア用品】洗浄液や目薬など、重いものを持ち帰るついでに購入したい時。ドラッグストアはケア用品のセールも豊富です。
こんな時は「ネット通販」を選ぶ!
コストパフォーマンスと種類の豊富さを重視するなら、ネット通販が最適です。
- 【ストック買い】3ヶ月分、半年分など、まとめて大量に購入して、1日あたりのコストを最安値にしたい時。
- 【特殊なレンズ】乱視用、遠近両用、特殊なBCや強度の度数が必要な時。
- 【多様なブランド】アキュビュー、デイリーズ、ボシュロムなど、有名メーカーの全ラインナップからじっくり選びたい時。
- 【ポイント最強】楽天スーパーセールやAmazonプライムデーなど、オンラインの大型セール時期を狙いたい時。
【筆者どこストアからの最後のメッセージ】
コンタクトレンズは、私たちの生活の質(QOL)を向上させてくれる素晴らしいアイテムですが、「高度管理医療機器」であることを忘れてはいけません。
手軽に買えるドラッグストアの利便性を享受しつつ、定期的な眼科検診という「安全管理」は怠らないようにしましょう。
あなたの目の健康と、快適なコンタクトレンズ生活を心から応援しています!
【Q&A】ドラッグストアのコンタクトレンズに関する疑問を解消!

最後に、これまで解説してきた内容を踏まえ、ユーザーさんが抱きがちな細かい疑問について、Q&A形式でまとめておきます。
Q1. ドラッグストアのコンタクトレンズは返品・交換できますか?
A. 基本的に、開封後の返品・交換はできません。
未開封であっても、お客様都合による返品は受け付けていない店舗が多いです。ただし、「パッケージが破損していた」「購入した度数が間違っていた(店側のミス)」などの場合は、レシートと未開封の状態で持ち込めば対応してくれる場合があります。購入時に必ず度数を確認し、レジで受け取る際にもパッケージをチェックしましょう。
Q2. ドラッグストアでBC(ベースカーブ)の相談はできますか?
A. BCについて「相談」は可能ですが、「測定」や「フィッティング」はできません。
前述の通り、BCは眼科での検査でしか正確には分かりません。ドラッグストアのスタッフは、BCが分からない方に「このBCはあなたの目に合います」と断言することはできませんし、してはいけません。必ず眼科で確認したBCの数値を持ってから購入してください。
Q3. 子ども用のコンタクトレンズもドラッグストアにありますか?
A. 子ども用として特化した製品は、ドラッグストアではほとんど取り扱いがありません。
また、子どものコンタクトレンズは、目の成長段階にあるため、特に慎重なフィッティングと眼科医の継続的な管理が必要です。
必ず、小児眼科やコンタクトレンズ専門の眼科を受診し、医師の指示のもとで購入・使用してください。
Q4. ドラッグストアで売っているカラコンの安全性は?
A. ドラッグストアで正規に販売されているカラコンは、クリアレンズと同様に「高度管理医療機器」として国の承認を得ていますので、安全性は確保されています。
特にナチュラル系は、色素がレンズに埋め込まれている「サンドイッチ構造」を採用しているものが多く、安心して使えます。ただし、高度管理医療機器の承認番号があるかは必ず確認しましょう。




