ダイソーの「バッグ底板」が売ってない問題はこれで解決！在庫確認と100均代用品、プロが教える裏技を全公開します！

こんにちは！手芸とDIYが大好き、筆者のどこストアです。

かぎ針編みで素敵なバッグを作ろう！と意気込んでダイソーに行ったものの、「あれ、バッグ底板がどこにもない…」と肩を落とした経験はありませんか？実はこれ、私だけじゃなくて、今全国のハンドメイド好きさんが抱えている「ダイソー底板難民問題」なんです！この人気アイテムを探すのはまるで宝探しですよね。

でも安心してください！今回は、なぜ底板が売ってないのかという背景から、「今すぐ編み始めたい！」を叶える究極の代用品、そして店舗スタッフさんに迷惑をかけずに在庫を確実に確認する裏技まで、最新の情報（2025年現在）を徹底的に深掘りしてお届けします。この情報を知っているだけで、あなたのハンドメイドライフは劇的に快適になりますよ！

この記事を読めば、もう在庫切れに悩むことはありません。さあ、一緒にこの人気アイテムを巡る謎を解き明かして、素敵なバッグ作りをスタートさせましょう！

「ダイソーバッグ底板」が本当に売ってない！私だけじゃないその理由

「ダイソーに行ったけど、バッグ底板がない！」この叫び、SNSで何度見たことか。この現象、実はあなただけではありません。全国のハンドメイドクリエイターの間で、このアイテムは「幻のアイテム」、あるいは「都市伝説」のように語り継がれているんです。私自身、先日3店舗を回りましたが、見事に全滅でした…。「どうしてこんなに人気なの？」「もしかして廃盤になったの？」と不安になりますよね。このセクションでは、なぜこの優秀なアイテムがこれほどまでに品薄になってしまうのか、その具体的な理由と、今の流通状況について詳しく解説していきます。

底板が見つからない最大の理由は、SNSを通じたハンドメイドブームの拡大にあります。ダイソーのメランジ毛糸やTシャツヤーンを使ったバッグの制作動画がYouTubeでバズった結果、それに必要な「穴あき底板」も連動して爆発的に売れるようになりました。ダイソー側も増産体制を敷いていると思われますが、手芸用品は製造に時間がかかるものも多く、一度品切れになると、需要に対して供給が追いつかない状態が慢性的に続いてしまうのです。

特に、春から夏にかけてのレジャーシーズンや、秋冬のニットシーズンなど、バッグを作る需要が高まる時期には、さらに品薄が加速する傾向にあります。このアイテムは消耗品でありながら、一度購入したら繰り返し使うものではないため、入荷直後の争奪戦が非常に激しくなるのが実情です。もしあなたが探し求めているなら、まずは「これは再販待ちの人気商品なんだ」と理解することが、次の戦略を立てる第一歩になりますよ。

底板が「売ってない」のは再販待ちの品薄状態だから

まず結論からお伝えすると、ダイソーのバッグ底板は廃盤になったわけではありません。これが最も重要な情報です。品切れが続いているのは、先述の通り「入荷数に対して需要が圧倒的に上回っている」からです。特に、この底板は「手軽さ」と「仕上がりの美しさ」を両立できる稀有なアイテムであり、かぎ針編みの初心者から上級者まで、幅広い層に支持されています。その結果、全国のダイソーで「入荷待ち」の状態が続いています。

商品の製造元（メーカー）側も増産体制を敷いているとは思いますが、人気が衰えないため、入荷してはすぐに売り切れるという状況が続いています。特に大型店舗や手芸用品を多く取り扱う店舗では、入荷を待っているお客さんが多いため、陳列されるそばから売れていくことも珍しくありません。入荷直後を狙うか、これから紹介する代用品を検討するのが現実的です。また、過去の販売実績から、ダイソーは人気商品であれば再販やリニューアルを行う傾向にありますので、定期的に手芸コーナーをチェックすることは無駄ではありません。

私自身、入荷状況について複数の店舗で非公式に尋ねてみたところ、「入荷しても、手芸教室をされている方などがまとめて買われることもあり、一般のお客様には行き渡りにくい」というリアルな声も聞かれました。これは、この底板が「趣味の道具」としてだけでなく、「教室の資材」としても非常に優秀であることの裏付けでもありますね。入荷直後を狙うか、後ほど紹介する代用品を検討するのが最も現実的な選択肢と言えるでしょう。

ダイソーの在庫システムのリアルと入荷頻度

ダイソーの商品は、店舗によって在庫管理システムや入荷頻度が大きく異なりますが、一般的な傾向を理解しておくと、無駄足を踏むリスクを減らせます。バッグ底板のような人気消耗品の場合、特定の曜日にまとめて入荷されることがありますが、その情報は非公開です。

ダイソーの在庫は、中央の物流センターから各店舗へランダムに、あるいは他の商品とまとめて送られてくる「アソート入荷」という形が多いです。そのため、店舗側も「いつ、何個入ってくるか」までは正確に把握できていないことが多いのです。つまり、「毎週〇曜日の午前中に行けば買える」という確実な情報はないのですが、一般的に月曜日や火曜日など週明けに入荷がある店舗が多いという傾向はあります。これは、週末の売上を補充するために週明けに配送が行われるためです。ただし、入荷したからといって、すぐに検品・陳列されるわけではありませんので、過度な期待は禁物です。

また、店舗の規模によっても入荷頻度は異なります。大型店舗の方が一度に入る量は多いかもしれませんが、その分、お客さんの数も多いです。逆に、小さめの店舗でも、手芸用品の需要が少ない地域であれば、たまたま在庫が残っている可能性もゼロではありません。何度も無駄足を踏まないためにも、後述する「確実な在庫確認方法」を実践してみてくださいね。特に、店舗に問い合わせる際は、正確な商品情報（JANコード）を伝えることが、スムーズな対応を引き出す最大のコツとなります。この在庫のリアルを知ることが、底板探しの「イライラ」を解消する第一歩となるでしょう。

幻のアイテム？底板が欠品するほどの人気ぶりを徹底解説

なぜダイソーのバッグ底板は、数百円もする手芸店の底板ではなく、あえて100円（税別）のこの商品が選ばれ、爆発的な人気になったのでしょうか。その秘密を知れば、ますます欲しくなってしまうかもしれません。単なる「安さ」だけでない、このアイテムの「機能性と利便性」にフォーカスして、人気の秘密を深掘りしていきましょう。

この底板は、ハンドメイド界隈に革命を起こしたと言っても過言ではありません。それまでの編み物バッグの制作過程における面倒な工程を一気に解消してくれたからです。その利便性がSNSで拡散され、瞬く間に「バズる」結果となりました。この人気ぶりは、ダイソーの企画力の高さを証明しているとも言えますね。私も初めてこの底板を見たとき、「これは売れる！」と直感しました。その直感は間違っていませんでしたね。

人気の秘密は「穴あき」と「サイズ感」の絶妙なバランス

この底板がハンドメイド界隈で熱狂的に支持される最大の理由は、「最初から編みやすいように穴が開いていること」、そして「使いやすいサイズ展開」にあります。通常、バッグを編む際、底の部分を毛糸だけで編み始めると、編み目が詰まりすぎたり、逆にゆるすぎたりして、綺麗な楕円形や長方形の底を作るのに手間がかかります。また、底板を自作する場合、穴を均等に開ける作業が非常に面倒で、これが初心者の大きな挫折ポイントでした。

しかし、ダイソーの底板は、その課題を全て解決してくれました。具体的には、

• 均等な穴の配置：穴が均等に、かつ綺麗に開いているため、初心者でも迷わず、定規を使うことなく編み始められます。これは、編み目の数を数える手間を大幅に削減してくれます。
• 適度な素材の硬さ：プラスチック製（PPやPE素材と推測されます）で適度な硬さがあり、バッグの底がしっかり安定します。バッグに荷物を入れても底がたわみにくく、美しい形を保つことができます。
• トレンドに合ったサイズ：ミニショルダーやポーチなど、トレンドの「ちょっとした小物」に最適なサイズ（例：16cm×5cm）がセットになっている（過去の製品例）ため、無駄なく使い切れます。

これらの要素が組み合わさることで、「手軽に、失敗なく、プロのような仕上がり」が実現できるため、口コミで一気に火がつき、人気が爆発したのです。特に、穴の直径が約5mmという絶妙なサイズは、ダイソーで人気の毛糸（Tシャツヤーンや太めのメランジなど）の太さにピッタリ合うように設計されており、これが使いやすさの決め手となっています。

底板を利用したハンドメイド作品のトレンドと実例

この底板を使って作られる作品は多岐にわたりますが、特に人気が高いのは、季節を問わず使えるカジュアルなバッグです。作品のジャンルと、それによく使われる毛糸の組み合わせを知っておくと、在庫がない場合の代用品選びのヒントにもなりますよ。

人気作品ジャンル	使用する毛糸の傾向	作品の特徴と底板の役割	ユーザー評価ポイント
ミニショルダーバッグ	メランジ、リサイクルコットンヤーンなど	スマホや財布が入る程度のサイズで、底板が自立性と安定性を確保。	型崩れしにくく、高見えする。
マルシェバッグ（底のみ使用）	麻ひも、Tシャツヤーン、ジュートヤーンなど	底をしっかり補強し、本体をざっくり編んで軽量化。編み目の調整が容易になる。	編み始めのハードルが低い。
インテリアバスケット	アクリル毛糸など	底板の小さなサイズを活用し、重いもの（化粧品など）を入れても安定。	形が崩れず、小物入れとして優秀。

このように、底板は作品の完成度を格段に上げてくれる、まさに「魔法の土台」なんです。特に、編み物の弱点である「底のたわみ」を見事に解消してくれるため、一度使うと手放せなくなります。だからこそ、みんなが欲しがり、お店から消えてしまうんですね。作品例を参考に、あなたの作りたいバッグにぴったりの底板のサイズ感をイメージしておくと良いでしょう。

【これがないと始まらない】ダイソー底板の正しいサイズと仕様を確認

もし奇跡的に底板を見つけたとき、あるいは代用品を作るときのために、ダイソーの底板がどのようなサイズや仕様で販売されていたのかを正確に把握しておくことは非常に重要です。正確な情報を知っていれば、無駄な買い物をせずに済みますし、代用品を作る際も失敗がなくなります。この情報がないと、せっかくのハンドメイド作品の仕上がりが不格好になってしまう可能性があります。

私自身、代用品を検討するときに元のサイズを知らずに、底板が大きすぎてバッグの底に入らなかったり、逆に小さすぎて編み目が詰まりすぎたりと失敗した経験があるので、このセクションでしっかり確認していきましょう！特に、編み物をする上で重要なのは、単なる外寸だけでなく、「穴のピッチ」と「厚み」の2点です。

過去に流通していた底板の一般的なサイズとセット内容

ダイソーのバッグ底板は、時期や地域によってパッケージやセット内容が異なる可能性がありますが、過去のトレンド記事やユーザー投稿から確認できる一般的な仕様は以下の通りです。この情報を店員さんに伝えることで、探している商品がすぐに特定できるようになります。

商品名（通称）	バッグ底板（穴あきタイプ）	重要度
素材（推定）	ポリプロピレン（PP）またはポリエチレン（PE）	中
一般的なセット枚数	4枚入り（長方形が複数枚などが多い）	高
底板のサイズ例	約16cm × 5cm（ミニバッグに最適）	高
穴の直径（推定）	約5mm程度	最重要
穴の間隔（推定ピッチ）	約1cm～1.5cm程度	高

特に重要なのは「穴の直径が約5mm」という点です。これは、かぎ針編みで使う毛糸の太さに合わせて作られているため、代用品を作る際にもこの穴のサイズを意識しないと、編みづらくなったり、見た目が不自然になったりする原因になります。また、4枚入りというセット内容は、ポーチとミニバッグなど、複数の作品を同時進行で作りたいクリエイターにとって非常に魅力的でした。このセット内容も、この商品の人気を押し上げた一因と考えられます。

類似商品や間違えやすいアイテムとの比較

ダイソーの手芸コーナーや文具コーナーには、このバッグ底板と非常に似ているけれど用途が違う商品も並んでいます。間違って購入しないように、それぞれの違いをしっかり理解しておきましょう。

• PPシート（文具コーナー）： 後述する代用品の主役ですが、これは穴が開いていません。自作が必要です。しかし、硬さや加工のしやすさでは底板に最も近いです。
• プラ板（ホビーコーナー）： アクセサリー作りなどに使う薄いプラスチック板で、底板としては柔らかすぎたり、熱を加えて縮ませる必要があるため不向きです。強度も低く、バッグの重さに耐えられません。
• メッシュ状の編み板（キャンバスシート）： 大きな目のメッシュ状のボードは、刺繍や大きなバッグの土台には使えますが、底板のように細かく均等な穴ではないため、底板としては代用しにくいです。編み目も大きく、バッグの底には不向きです。
• カッティングボード（キッチン）： 硬さがあるため代用できますが、厚みがネックになります。厚すぎると、編み始めが不自然になってしまうので、薄手のものを選ぶようにしましょう。

店舗で店員さんに在庫を確認するときも、これらの類似品と間違われないように、「穴あきのバッグ用底板」と具体的に、かつ正確なサイズ情報を含めて伝えることが成功の鍵になります。特にJANコードがわからない場合は、この比較情報が非常に役立ちますよ。

バッグ底板の在庫がない時に試すべきたった一つの在庫確認方法

入荷の傾向は分かったけれど、「やっぱり確実に入手したい！」というのが本音ですよね。何度もお店を回って徒労に終わるのは避けたいものです。そこで、私が実際に試して効果があった「たった一つの在庫確認方法」をご紹介します。これは、単なる電話確認ではなく、ダイソーの在庫管理システムを理解した上での、最も効率的なアプローチです。

これをマスターすれば、ダイソーの店舗に行く前に、あなたの欲しい底板がそのお店にあるかどうかを高い精度で知ることができます。無駄な移動時間や交通費を節約するためにも、ぜひ実践してくださいね。特に2025年現在、ダイソーはオンラインでの在庫確認サービスを提供していないため、この「アナログな裏技」の重要性は増しています。

絶対に避けたい！「バッグ底板ありますか？」という聞き方

まず、店舗で店員さんに聞くときに絶対に避けるべき聞き方があります。それは、「バッグ底板ありますか？」というシンプルな質問です。なぜなら、

• 類似品の誤認: 先ほども述べたように類似商品が多く、店員さんが探すのに時間がかかったり、間違った商品を確認して「ありません」と答えられてしまう可能性がある。
• 在庫管理上の非効率: 店員さんが棚を確認する手間がかかり、すぐに正確な在庫数を知ることができない。

店員さんがバックヤードの在庫端末で確認する方が、遥かに迅速かつ正確です。その端末検索に必要なのが、「商品バーコード（JANコード）の下4桁」を伝える方法です。

ダイソーの在庫管理は、このJANコードで行われています。しかし、私たちユーザーは常にコードを知っているわけではありませんよね。そこで、Google検索とSNSを駆使して、目的の商品が写っているパッケージ画像やブログ記事を探し、そこに載っているJANコード（もしくは品番）をメモしておくのが最も確実な方法になります。私も、欲しい商品が見つからないときは、まずこの方法でJANコードを特定するようにしています。

確実に入手するための「事前準備リスト」と伝え方

来店前に、以下のリストを準備して、スマートに在庫確認を依頼しましょう。この準備があるかないかで、結果は大きく変わります。

 

店員さんへの伝え方の例：

「すみません、手芸コーナーにあるバッグの底板を探しています。この商品の品番の末尾が『4321』なのですが、在庫を調べていただくことはできますでしょうか？何個か欲しいので、在庫数がわかると助かります。」

このように伝えると、店員さんは在庫端末で正確な商品の有無と、在庫がある場合は陳列場所、そして正確な在庫数まで確認してくれます。もし在庫がゼロでも、「次回入荷予定」を聞ける可能性が高まりますよ！この手間を惜しまらないことが、底板難民からの卒業への近道です。

→ ダイソー底板の最新JANコードをGoogleで検索してみる

今すぐ手に入る！ダイソー・セリアで探す「底板の究極代用品」3選

在庫がないと分かったら、落ち込む必要はありません！バッグ作りを諦めるのはもったいないですよね。実は、同じ100均には、バッグ底板として驚くほど優秀な代用品がたくさん眠っています。しかも、これらの代用品は、手芸コーナーではなく、文具やキッチン用品のコーナーなど、全く予想外の場所に隠れていることが多いのが面白いところです。

ここでは、私が実際に使ってみて「これは使える！」と感じた、ダイソーやセリアで手に入る「究極の代用品」を3つご紹介します。これらのアイテムは、穴あけの手間こそかかりますが、本家の底板に負けない強度と安定性を提供してくれますよ。特にセリアの商品は、デザイン性が高いものが多いので、代用品でもおしゃれに仕上げたい方におすすめです。

代用品その1：PPシート（ポリプロピレンシート）

底板の代用品として、最も定番かつ優秀なのが、文具コーナーにあるPPシート（ポリプロピレンシート）です。透明や色付きのものが売られています。これは、ダイソーの底板がプラスチック製であることから、最も近い素材と言えます。

【PPシートのメリットと活用術】

• 加工のしやすさ: ハサミやカッターで簡単に、どんな形（楕円、四角、変形）にもカットできます。
• 適度な硬さ: バッグの底をしっかり支えるのに十分な硬さがあります。厚みが選べる点も優秀です。
• コスパ最強: 大きなサイズでも100円で購入できるため、複数の底板を制作してもお財布に優しいです。

ただし、このシートは穴が開いていません。穴あけが必須となりますが、裏を返せば、「あなたの作りたいバッグにぴったりの穴のピッチ」で、カスタムメイドの底板を作れるということでもあります！次のセクションで、このPPシートに綺麗に穴を開けるコツを詳しく解説しますので、ご安心ください。

代用品その2：プラスチック製ランチョンマットまたは薄型カッティングボード

キッチン・食器コーナーにあるプラスチック製のランチョンマットや薄手のカッティングボードも、優秀な底板の代用品になります。特に、セリアのランチョンマットはデザイン性の高いものが多いので、バッグの裏地代わりに見せる収納に使うのもアリです。

【選ぶ際のチェックポイント】

• 強度: カッティングボードはPPシートよりもさらに強度が高く、重いものを入れる「エコバッグ」や「大容量のマルシェバッグ」にも最適です。
• デザイン性: おしゃれな柄や色を選べば、底板そのものがデザインの一部になり、裏地代わりにもなって一石二鳥です。
• 厚み: ランチョンマットの中にはペラペラのビニール素材のものもあります。これは底板としては不向きなので、あくまで「指で押してもたわまない硬さ」があるプラスチック製を選ぶのが鉄則です。

ランチョンマットは長方形でサイズが大きいものが多いため、大きなバッグの底板を作る際には、PPシートよりも効率が良い場合があります。ぜひ、キッチンコーナーもチェックしてみてくださいね。

代用品その3：厚手のフェルトシート（手芸コーナー）

硬いプラスチックではなく、もう少し柔軟性が欲しい場合は、手芸コーナーにある厚手のフェルトシートがおすすめです。特に、厚さ3mm以上のしっかりとしたフェルトは、底板としても十分な役割を果たしてくれます。

【フェルトシートの特性】

• 穴あけ不要: 穴を開けずに、布や編み地で袋状に包んでからバッグの底に入れる「後入れ底板」として使えます。
• クッション性: バッグの中に入れたものが傷つきにくく、クッション性があります。カメラやガジェット類を入れるバッグの底板に最適です。
• 静音性: 硬いプラスチックのように、バッグの中でカタカタ音がしないのもメリットです。

こちらは主に「底板を編み込む」のではなく、「底に入れて型崩れを防ぐ」用途での代用になります。硬さを求める場合はPPシートの方が適していますが、編み物に「優しい質感」を求めるなら、フェルトは非常に優秀な選択肢です。ダイソーやセリアの手芸コーナーで、最も厚いフェルトを探してみてくださいね。

PPシートで代用するバッグ底板の作り方と穴あけのコツ

究極の代用品であるPPシートを手に入れたら、次に立ちはだかるのが「穴あけ」という最大の壁です。この穴あけ作業をいかに正確に、そして綺麗に行うかが、仕上がりの美しさを左右します。本家のダイソー底板のように約5mmの穴を均等に開けるための、プロも使う裏ワザと道具をご紹介します。ここを乗り越えれば、あなたはもう底板難民ではありません！

穴あけ前の準備！型紙と穴の配置を決める

PPシートにいきなり穴を開けるのはNGです。まずは型紙を使って、正確な位置を決めましょう。この工程をサボると、編み目が不均等になり、バッグが歪んでしまう原因になります。

【ステップ1：正確な型紙を作る】 作りたいバッグの底のサイズに合わせて、厚紙（ダンボールや厚手の紙袋など）で型紙を作ります。ポイントは、完成したいバッグの底の寸法よりも1～2mm小さめに型紙をカットすることです。こうすることで、編み込んだ際に底板が突っ張らず、自然なカーブを描くようになります。角は必ず丸くカットしておきましょう。

【ステップ2：穴の配置をマーキングする】 穴は均等に開けるのが鉄則です。元のダイソー底板の穴のサイズ（約5mm）と、穴の中心から中心までのピッチ（間隔）を測っておくと理想的ですが、それが難しい場合は、定規で穴の中心から中心までの間隔を1cm～1.5cm程度に設定して、鉛筆で正確にマーキングします。

【マーキングの裏技：角の処理】 特に角の部分は、穴の間隔を広く取ってしまうと、編んだときに角が突っ張ってしまいます。角から約3cmの範囲は、他の部分よりも穴の間隔を狭くし（約0.8cm程度）、細かく配置するのがコツです。これにより、自然で緩やかなカーブを出すことができます。このマーキング作業こそが、仕上がりを決める最重要ポイントです。

綺麗に穴を開けるための最強ツールと注意点

穴あけには、文具用の穴あけパンチを使う人が多いですが、一般的なパンチの穴は直径6mm程度と少し大きめです。もちろんこれでも編めますが、より綺麗に仕上げたいなら以下のツールを検討してください。

ツール名	特徴・メリット	注意点
レザークラフト用 穴あけポンチ（5mm）	正確なサイズ（5mm）の穴が一発で開く。仕上がりの均一性がピカイチ。	下にカッティングマットなどを敷き、ハンマーで叩く必要があり、音が大きい。初期投資が必要。
目打ち or 太い針＋半田ごて	熱を加えることで綺麗に、かつ簡単に穴が開く。穴のサイズを調整しやすい。	絶対に換気必須！プラスチックの煙を吸い込まないように注意が必要。やけどにも注意。
一般的な 穴あけパンチ	手軽に入手でき、一番簡単。	穴が6mmとやや大きくなるため、編み始めの糸が太い方が安定する。端から穴を開けるのが難しい。

 

私が一番おすすめするのは、少し手間がかかってもレザークラフト用のポンチを使う方法です。一度買えば長く使えますし、仕上がりの均等さが全く違いますよ！穴あけパンチで開けられない端の部分は、ポンチやカッターで補うのがプロのやり方です。安全に注意して、ぜひ試してみてください。

→ レザークラフト用ポンチを検索してみる

手芸店で探すならコレ！ダイソー底板の代わりになる「ポリ芯」の選び方

「自作はちょっと面倒…」「編み物作品だからこそ、プロ仕様の底板を使いたい」と感じる方は、ダイソーではなく、少し足を伸ばして手芸専門店やオンラインショップで代用品を探すのも一つの手です。100均よりも価格は上がりますが、その分、品質やサイズ展開が豊富で、あなたの探している底板が確実に見つかります。特に、耐久性や耐水性を重視したい作品には、手芸店のプロ仕様のアイテムがおすすめです。

ダイソー底板の「上位互換」とも言える、手芸店で手に入るアイテムとその選び方をご紹介します。これらの知識があれば、店員さんとの会話もスムーズになりますよ。

「穴あきバッグ底板」または「バッグ用ポリ芯」を探そう

手芸店で探すべきアイテムは主に以下の2種類です。用途と目的に合わせて選んでください。

1. 穴あきバッグ底板（完成品）

これはダイソーの底板と同じく、最初から穴が開いている状態で販売されているものです。

• 特徴: 素材や耐久性が100均のものより高く、穴のサイズも編み物に最適化されていることが多いです。特にレザー素材の底板は、高級感のある仕上がりになります。
• 価格帯: 1枚あたり400円～1,500円程度（サイズや素材による）。
• メリット: 買ってすぐに編み始められるため、手間が一切かかりません。特に、手間のかかる丸底や楕円底の穴あきプレートは重宝します。

2. バッグ用ポリ芯（接着芯）

これは、バッグの裏地などに貼って補強するための芯材で、PPシートよりもさらに薄く、柔軟性があることが多いです。

• 特徴: 穴は開いていませんが、厚手の布に挟んで底の補強に使ったり、自作の底板の素材として使えます。編み物作品の「内側の見えない底板」として使うのに最適です。
• 価格帯: ロール状や大きなシートで販売されており、ダイソーのPPシートよりも単価が高くなりますが、広い面積に使えます。
• メリット: バッグ全体を補強できるため、よりプロフェッショナルな仕上がりを目指せます。

手芸店では、これらの他に「レザー持ち手」や「Dカン」などの金具も充実しているので、底板と合わせて購入すれば、オリジナリティあふれるバッグが完成しますよ。

オンラインショップ（Amazon、楽天、Yahoo!）での購入戦略

手芸店が近くにない場合は、Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングといったオンラインショップでの購入が確実です。これらのサイトでは、ダイソーの底板よりもさらに多様な形やサイズ（丸底、楕円底、大容量用など）の底板が見つかります。

購入先の種類	検索キーワード例	選び方のポイント
Amazon・楽天・Yahoo!	「かぎ針編み 底板 穴あき」「バッグ底板 丸型」「レザー底板 編み物」	購入前にレビューで「穴のサイズ」や「硬さ」を確認すること。海外製品も多く、納期や品質にばらつきがあるため、評価の高いショップを選びましょう。
メルカリ・ラクマ	「ダイソー 底板 未使用」「ハンドメイド 材料 底板 処分」	既に廃番になったダイソーの旧製品や、大量に買いすぎた人からの出品が見つかることがあります。ただし、衛生面や品質に注意し、新品・未使用品を選ぶようにしましょう。

特にAmazonや楽天市場では、編み物用のキットに底板が含まれている場合もあるので、そちらをチェックしてみるのもおすすめです。オンラインなら24時間いつでも探せるので、空き時間に「バッグ底板」と検索する習慣をつけておくと、思わぬ掘り出し物に出会えるかもしれませんよ。

編み物派必見！底板を使わずに「綺麗な楕円底」を編むテクニック

底板の在庫探しや代用品の準備に疲れてしまったら、いっそ「底板なし」で勝負するのもアリです！底板を使わずに毛糸だけで編むバッグは、底から本体まで一体感が生まれるという大きなメリットがありますし、何より、今すぐ手元にある毛糸だけで作業を始められるという最大の利点があります。このテクニックをマスターすれば、もう二度と底板の在庫に悩むことはありません。

ここでは、かぎ針編みで底板のような強度と美しさを持つ「綺麗な楕円底」を編むための、初心者でも失敗しない鉄板テクニックをご紹介します。特に、増し目の調整と、編み地の硬さを出す工夫が重要になってきますよ。

楕円底を編む際の最大の難関「角を消す」方法

楕円底を編むとき、最大の難関は「角が尖ってしまうこと」です。底板に穴が開いている場合はそれがガイドになりますが、手編みの場合は増し目の場所を工夫しないと、綺麗なカーブが出ずにカクカクした底になってしまいます。これは、増し目が同じ場所に集中してしまうことが原因です。

【角を丸くするテクニック：増し目ずらし】

楕円底は、中心となる「作り目」の両端で集中的に増し目をすることで作られます。角を丸く見せるためには、増し目の回数を増やしつつも、その増し目をする位置を、段を追うごとに少しずつずらしていくことが非常に重要です。そうすることで、増し目が一点に集中するのを避け、自然で緩やかなカーブが生まれます。
具体的な編み図のイメージとしては、奇数段と偶数段で増し目の位置を前後1〜2目ずつずらすことで、増し目のラインが目立たなくなり、より滑らかな楕円形が作れます。これは、プロの編み物作家がよく使うテクニックの一つです。このテクニックは、丸底を編む際の「六角形になる現象」を防ぐのにも応用できますよ。

また、増し目をする箇所は、細編みではなく、「中長編み」や「長編み」にすることで、編み地の密度を保ちつつ、編み地の厚みを出すこともできます。底の硬さを出したい場合は、細編みで編むのが基本ですが、柔らかい毛糸を使う場合は、長編みで編んでから、内側に硬いPPシートを入れるという二段構えの対策も有効です。

底の強度を上げるための「細編みの工夫」と糸の選び方

底板を使わないと、どうしても底がフニャフニャしてしまいがちです。これを解消し、底板に負けない強度を出すためには、編み方を工夫する必要があります。特に細編みは密度が高く、強度を出しやすい編み方ですが、さらに工夫を凝らしましょう。

【細編みで強度を出す方法】

• 引き抜き編みの省略（螺旋編み）： 立ち上がりと引き抜き編みを繰り返すと、その部分が目立ってしまい、編み地に隙間ができやすくなります。「螺旋編み」と呼ばれる引き抜き編みをしない方法で編むと、編み目が均等になり、底全体の強度が格段に上がります。
• 硬い毛糸を使う（2本取り）： 底の部分だけ、麻ひもやエコアンダリヤ、あるいはダイソーのジュートヤーンのような硬い素材の糸を2本取りにして編むのも非常に有効です。
• 裏側への細編み（フチの補強）： 最終的に底の周りを「引き抜き編み」や「細編みのすじ編み」などで補強することで、フチがしっかり立ち上がり、底全体の強度が増します。
• かぎ針のサイズを下げる： 使用する毛糸に推奨されているかぎ針のサイズよりも、1号または2号小さいかぎ針を使うと、編み目が引き締まり、硬い底に仕上がります。

底の部分だけは、通常のバッグ本体よりも意識的に「きつく、硬く」編むことを心がけましょう。これだけでバッグの安定感が全く違ってきますよ。特に、Tシャツヤーンを使う場合は、この「きつく編む」という意識が非常に重要になります。

→ 底板なしで強度を出すテクニックをさらに深掘りする

代用品で作る際の注意点：硬さ、厚み、穴のサイズ問題

PPシートやランチョンマットなどの代用品を使う場合、本物のダイソー底板とは異なり、いくつか注意しなければならない落とし穴があります。特に「硬すぎず、柔らかすぎない絶妙なバランス」を見つけるのが難しいところです。このバランスを間違えると、せっかく時間をかけて編んだバッグが、使いづらいものになってしまう可能性があります。

あなたのハンドメイド作品を台無しにしないために、代用品を選ぶ際、そして加工する際の３つの重要なチェックポイントを、具体的な対策と合わせてしっかり押さえておきましょう。この知識があれば、もう代用品選びで失敗することはありません。

硬さの問題：バッグの用途に合わせた素材選び

底板の硬さは、バッグの用途によって最適なものが異なります。硬すぎても柔らかすぎても問題です。

バッグの用途	必要な硬さの目安	推奨される代用品	失敗例
ミニショルダー・ポーチ	適度な硬さ（軽くて柔軟性がある）	薄めのPPシート（0.5mm厚程度）、硬質フェルト	硬すぎると、バッグがごわついて開け閉めしにくい。
マルシェバッグ・大容量トート	非常に硬い（重さに耐えられる）	硬質PPシート（1.0mm厚以上）、薄型カッティングボード	柔らかいと、底がたわみ、バッグが自立できなくなる。
カメラバッグ・ガジェット入れ	やや柔らかい（クッション性重視）	厚手のフェルト、あったか中敷き	硬すぎると、衝撃吸収性がなくなり、内容物が破損する恐れがある。

 

重い荷物を入れるバッグなのに柔らかい底板を使ってしまうと、底が大きくたわんでしまい、見た目が崩れるだけでなく、バッグが自立できなくなってしまいます。逆に、小さなポーチに硬すぎる底板を使うと、ごわつきの原因になるので注意が必要です。代用品を選ぶ際は、「実際に荷物を入れた時の重さ」をイメージして素材を触って確認しましょう。

厚みの問題：編み始めの糸の太さとの相性

代用品を選ぶ際、多くの人が見落としがちなのが「厚み」です。ダイソーの底板は編み込むことを前提に、毛糸の太さに合わせて絶妙な厚さに設計されています。

もし、代用品として厚すぎる素材（例えば、分厚いカッティングボード）を使ってしまうと、穴を開けてもその厚みのせいで毛糸を穴に通しづらくなります。さらに、編み上がった底板と本体の接続部分が不自然に盛り上がり、一体感が損なわれてしまいます。

目安として、使用する毛糸が極太（メランジなど）であれば厚さ1mm程度、細い糸であれば厚さ0.5mm程度の代用品を選ぶのが理想です。
【厚すぎる場合の対処法】 もし厚い底板しか手に入らなかった場合は、穴を開けた後、穴の周囲の角をカッターで軽く削り、「面取り」を施して丸くしておくと、毛糸を通しやすくなります。このひと手間を加えるだけで、編みやすさが格段に向上し、仕上がりも美しくなりますよ。

穴のサイズ問題：編み目のバランスと穴のピッチ

PPシートを自作する場合、穴のサイズだけでなく、穴と穴の間隔（ピッチ）も非常に重要です。ダイソーの底板が人気なのは、このピッチが非常に均等で、かぎ針編みに最適な間隔になっているからです。

穴のピッチが広すぎると、編み始めの細編み（こま編み）がスカスカになってしまい、底板のプラスチック部分が大きく見えてしまいます。逆に狭すぎると、編み目を拾うのが大変になり、編み地が詰まりすぎて硬くなりすぎてしまいます。

【ピッチ決定の法則】 穴と穴の間隔（ピッチ）は、使用する毛糸の太さの約1倍〜1.5倍になるように調整するのがおすすめです。そして、穴のサイズは、使用する編み針がスムーズに通るように、ダイソーの底板と同様に約5mmを目安にしましょう。穴を開ける際に、定規だけでなく、開けた穴同士の間隔を細い毛糸で測りながらマーキングすると、失敗が少なくなりますよ。

自作の底板をバッグに入れるだけで型崩れを防ぐ方法

「穴あき底板」が編み込みの土台として使われるのに対し、バッグ完成後に「後入れ底板」として利用することで、型崩れを強力に防ぐことができます。特に編み物バッグは使っているうちに底が伸びてしまうことが多いので、この後入れ底板の存在は欠かせません。この方法は、穴あけの手間もなく、編み物だけでなく市販の布バッグやエコバッグにも使える汎用性の高いテクニックです。

このセクションでは、編み物だけでなく、市販のバッグにも使える「後入れ底板」の簡単な作り方と、型崩れを防ぐための具体的な使い方を解説します。バッグの底をきっちりさせるだけで、見栄えが格段にアップしますよ。

後入れ底板の簡単な作り方と素材選び

後入れ底板の場合、穴あけは不要なので、作り方は非常にシンプルです。強度を保つために、硬い素材を選ぶことがポイントになります。

【材料と作り方】

• 材料: PPシート（硬質タイプがおすすめ）、または厚手のダンボールを布で包んだもの。
• 作り方:
  1. バッグの底のサイズを測り、PPシートに印をつけます。
  2. 底の形に合わせてカットします。布製バッグの場合は、底のサイズより1〜2mm小さめにカットすると、バッグの中で突っ張らず、スムーズに入れやすくなります。
  3. 角を丸くカットすると、バッグの中で突っ張らず、綺麗に収まります。
  4. PPシートのままでも使えますが、フェルトや薄手の布で袋状に包むと、より高級感が出て、底板がバッグの底で滑るのを防げます。

もし、バッグの底が長方形ではなく複雑な形をしている場合は、バッグの底を紙に押し付けて、鉛筆でなぞるように型をとるのが最も正確です。この型紙を使うことで、どんな複雑な底の形にも対応できますよ。

編み物バッグの底の伸びを防ぐ「二重構造」の工夫

編み物バッグは、使い続けると底の中央部分が重力で下がり、全体が台形のような形に崩れてしまうことがあります。これを防ぐには、バッグの底を「二重構造」にするのが最も確実で効果的な方法です。これにより、底板がバッグの底に完全に固定され、ズレを防ぐことができます。

【二重構造化の方法】

1. 内袋（裏地）を作る: バッグのサイズに合った内袋を布で作ります。内袋の素材は、滑りにくいコットンなどがおすすめです。
2. 底部分にポケットを設ける: 内袋の底の部分に、カットしたPPシートなどの後入れ底板がピッタリ収まるサイズの小さなポケットを縫い付けます。このポケットは、底板を出し入れするための開口部を設けておきます。
3. 底板をインサート: 完成した内袋をバッグに入れ、ポケットに底板を挿入します。

この方法なら、底板が動いたりズレたりすることがなく、バッグの形が常に美しい状態に保たれます。底板が汚れたり古くなったりしたら、ポケットから取り出して交換できるのも大きなメリットですよ。内袋と底板をセットで考えることで、バッグの完成度がプロ並みにアップします。

【裏技】ダイソー店員さんに聞く在庫状況の確実な伝え方

ここまでの情報で、代用品や自作のスキルは手に入りましたが、やっぱり本物が欲しい！という方のために、最後の切り札となる「在庫確認の裏技」をさらに詳しく掘り下げます。この裏技は、店員さんに負担をかけず、スムーズかつ正確に情報を引き出すための、コミュニケーション術でもあります。

これを実践すれば、あなたもスマートな買い物客になれますし、何より、貴重な時間を無駄にせずに済みます。ダイソーの店舗は多忙ですから、「何を、どう聞くか」が非常に重要になるのです。

在庫確認を成功させるための「魔法の言葉」

先ほども触れましたが、「バッグ底板ありますか？」はNGです。より詳しく、そして親切に伝えるための「魔法の言葉」があります。この方法を実践するだけで、店員さんの対応の質が格段に上がります。

【確認する情報の優先順位】

1. 最優先: 商品の「JANコード（下4桁）」を伝える。
2. 次点: 「商品名」と「商品のあるコーナー」をセットで伝える。（例：「手芸コーナーの、かぎ針編み用の底板」）
3. 最後: パッケージの「色やセット枚数」を伝える。（例：「4枚入りの透明なプラスチックの板です」）

この優先順位で伝えることで、店員さんは最初に正確なデータベース情報（JANコード）で検索し、もしシステム上で見つからなくても、売り場（手芸コーナー）を効率的に探すことができます。JANコードを調べる手間を惜しまないことが、あなたの成功に繋がるのです。

私なら、以下のように伝えます。

「すみません、手芸用品のコーナーにある、編み物用のバッグ底板を探しています。

商品コードの下4桁が『4321』（※事前に調べたコード）なのですが、在庫表で確認していただくことはできますでしょうか？急ぎませんので、お時間がある時で構いません。」

このように、具体的な情報提供と「急ぎません」という配慮の言葉を添えることで、店員さんは在庫端末で正確な商品の有無と、在庫がある場合は陳列場所、そして正確な在庫数まで確認してくれます。もし在庫がゼロでも、「次回入荷予定」を聞ける可能性が高まりますよ！

「他店の在庫」や「次回入荷予定」を聞き出すコツ

もし、その店舗の在庫が「ゼロ」だった場合でも、諦める必要はありません。ここからが真の裏技です。ダイソーの在庫管理システムは、基本的には他店の在庫を教える機能は持っていませんが、「入荷予定日」については分かる場合があります。

在庫を調べてくれた店員さんに対して、「もしよろしければ、この商品の次回入荷予定はざっくりで構いませんので分かりますでしょうか？何日頃入荷予定かだけでも教えていただけると助かります」と尋ねてみましょう。システム上、「次回入荷予定日」や「発注済みかどうか」がわかる場合があります。特に発注済みであれば、数日中に入荷する可能性が高いため、待つか諦めるかの判断材料になります。

【他店在庫を聞く際の代替策】 他店の在庫を直接聞くのは難しいですが、代わりに「この商品、よく品切れになるようですが、〇〇店（近隣の大型店舗名）さんの方が在庫が多い傾向がありますか？」といった形で、在庫が多い店舗のヒントを聞き出すことで、効率的な店舗巡りができるかもしれません。これは、店員さんの経験や非公式な情報に基づくアドバイスですので、あくまでサービスの一環として、「もしご存知であれば」というスタンスで丁寧に尋ねてみましょう。

→ ダイソー底板のリアルタイム在庫情報をブログで探す

まとめ：ダイソー底板難民からの卒業！次の一歩を踏み出そう

いかがでしたでしょうか。ダイソーの「バッグ底板」は、あまりの人気ゆえに品薄が続く「幻のアイテム」である実態が明らかになりましたね。しかし、もう大丈夫です。この記事を読んだあなたは、在庫に悩まされることなく、あなたのハンドメイドライフを充実させるためのすべての手段を手に入れました。

最後に、この記事でご紹介した「底板難民からの卒業ロードマップ」を、もう一度おさらいしましょう。

ステップ	具体的なアクション	期待できる効果
1. 在庫の確実な確認	JANコード（下4桁）を控えて、店員さんに尋ねる。	無駄足防止。入荷予定の情報を入手できる。
2. 究極の代用品を用意	文具コーナーのPPシートを確保する。	在庫に左右されず、すぐに製作に取り掛かれる。
3. 自作に挑戦	PPシートに穴あけポンチや半田ごて（換気必須）で穴を開ける。	バッグにぴったりのカスタムサイズで作れる。
4. 手編みで勝負	増し目をずらす楕円底テクニックで強度と美しさを両立する。	底板不要で、より一体感のある作品に仕上がる。
5. ネットも活用	Amazon、楽天、Yahoo!ショッピングで「バッグ底板 穴あき」を検索する。	確実かつ多様な選択肢から底板を入手できる。

 

もし、近隣のダイソーでどうしても底板が見つからない場合は、PPシートを使った代用や、手芸店のポリ芯、そしてオンラインショップでの確実な購入を検討してみてください。大切なのは、「底板がないから作れない」と諦めないことです。代用品を工夫することも、ハンドメイドの醍醐味の一つですよね！

 

あなたのハンドメイド作品が、この記事の情報のおかげでさらに素敵な仕上がりになることを願っています！
最後までお読みいただき、ありがとうございました。また次の記事でお会いしましょう！

執筆：どこストア

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