ローソンにA4など「束のコピー用紙」は売っているの？【結論】

早速ですが、ローソンで家庭やオフィスで使うような「A4サイズ500枚入りのコピー用紙の束」が、店内の棚で一般的に販売されているかどうかという疑問にお答えします。

店頭販売の有無と在庫状況

2025年現在、結論から申し上げると、ローソンの標準的な店舗では、A4などのコピー用紙の束は、基本的に店頭に並んでいません。これはローソンに限らず、多くの大手コンビニエンスストアチェーンに共通する傾向です。地域や立地によっては、ごく稀に小規模な文具店との併設店舗などで取り扱いがある可能性もゼロではありませんが、一般的なローソン店舗の販売品目リストには含まれていないと考えましょう。

「でも、ボールペンやノートは売っているのに…」と感じるかもしれませんね。ローソンの文具コーナーは、あくまで「急なニーズ」に対応する最小限のアイテム（筆記具、ちょっとしたメモ帳、封筒など）に絞られています。コピー用紙の束のようなかさばる商品は、コンビニの限られた陳列スペースでは効率が悪く、在庫リスクも高いため、販売対象から外されているのです。そのため、もしあなたが「自宅のプリンター用のA4用紙が切れたから買いに行こう」と考えているなら、残念ながらローソンではなく、文具店や家電量販店、またはドラッグストアなどを検討する必要があります。
急ぎで一枚だけ印刷したい場合は、後述するマルチコピー機を使うのが唯一の、そして最速の解決策になります。

なぜコンビニで「束」の取り扱いが少ないのか？

コンビニがコピー用紙の束を販売しない背景には、ビジネス上の明確な理由があります。最大のポイントは「商品回転率」と「陳列効率」です。
コンビニは毎日何百、何千という来店客に対し、パンやおにぎり、飲み物といった「すぐに消費される商品」を効率よく回転させることで利益を出しています。コピー用紙の束は、一度購入すると数週間から数ヶ月使用されるため、食品のように高い頻度で売れる商品ではありません。つまり、貴重な棚のスペースをコピー用紙に割くよりも、より回転率の高い商品を置いた方が、店舗全体の売上アップにつながるわけです。

また、コンビニの倉庫スペースは非常に限られています。かさばるコピー用紙の在庫を持つことは、店舗運営上の大きな負担となります。一方で、店内のマルチコピー機にセットされている用紙は、店舗が仕入れ・補充を行う消耗品であり、お客様は「サービス利用料」という形で対価を支払います。この「サービス」として提供する形が、コンビニにとって最も効率的かつ利益を確保しやすいモデルとなっているのです。
だからこそ、ローソンはコピー用紙の「販売」ではなく、「印刷サービス」に特化している、と理解しておくとスッキリしますね。

なぜ店頭の「文具コーナー」にコピー用紙のパックが見当たらないのか？

コンビニに行った際、「文具コーナーって意外と品揃えが豊富なのに、なぜコピー用紙はないんだろう？」と不思議に思ったことはありませんか？実はこれ、コンビニのビジネスモデルとターゲット層を理解すると納得できる理由があるんです。特にローソンは、利便性を追求する中で、何を店頭に置くかという選択を非常に厳しく行っています。

コンビニの陳列スペースの特性

コンビニの陳列スペースは、デッドスペースを極限まで減らすよう計算されています。一つ一つの棚に置く商品の種類と数量は、膨大なデータに基づいて決められているんですよ。ここで重要になるのが「緊急性」です。
文具コーナーにある商品は、

• 筆記具：外出先で急にメモが必要になった。
• 封筒：急いで書類を郵送しなければならない。
• 電池：おもちゃやリモコンの電池が切れた。

といった「今すぐ必要！」というニーズに応えるものばかりです。
ところが、コピー用紙の束は、急に必要になるというよりは、事前の計画に基づいて補充される「計画購入品」の側面が強いですよね。そのため、コンビニの限られた棚で、計画購入品の在庫を抱える優先順位は非常に低くなってしまうんです。ローソンが最も大切にしているのは、お客様が「今、手に入れたい」と強く感じる商品を確実に提供すること。コピー用紙の束はその範疇に入りにくい、というわけです。

もし、どうしても近くのローソンで販売しているか確認したい場合は、事前にローソンの公式ウェブサイトや電話で問い合わせてみるのが一番確実な方法です。

消費者ニーズと商品回転率の関係

この問題の根幹にあるのは、繰り返しになりますが「商品回転率」と「消費者ニーズ」のミスマッチです。
コピー用紙を大量に必要とする主なユーザーは、SOHO（Small Office/Home Office）利用者や学生などですが、これらのユーザーは通常、大容量パックを安価に購入できるAmazonや楽天市場などのネット通販、あるいはコストコ、ホームセンターを利用します。

コンビニの主要な利用層は、昼食の購入やちょっとした日用品の補充が中心です。そのため、コピー用紙の束を「買う」というニーズは、店舗全体の売上を大きく左右するほどには高くないというのが現実です。
もしローソンがコピー用紙の束を販売し始めたとしても、単価が高くなり、結局はネット通販やディスカウントストアに価格競争で負けてしまう可能性が高いでしょう。ビジネスとして、ローソンは「印刷というサービス」を提供することに集中し、その方が顧客満足度と収益性の両方で優れていると判断しているのですね。

私たちはコンビニを「何でも揃う場所」と錯覚しがちですが、実際は「必要なものが、必要な時に、少量だけ手に入る場所」と捉えるのが正しい理解です。

ローソンでコピー用紙を使うための唯一の方法は「マルチコピー機」の活用

ローソンでA4用紙の束は買えないけれど、「一枚だけ急いで印刷したい！」「出先でPDFをプリントアウトしたい！」というニーズは間違いなくありますよね。そのすべてを解決してくれるのが、店内に設置されているマルチコピー機です。
このコピー機こそが、ローソンにおける「コピー用紙」の提供場所であり、その利用方法と提供される紙の種類を知ることが、ローソンを賢く使う鍵となります。

コピー機で利用する用紙のメーカーと品質

ローソンのマルチコピー機には、富士フイルムビジネスイノベーション製の新型機が導入されていることが多いです。
ここで使用される普通紙は、店舗が継続的に補充する専用の消耗品です。多くのお客様が利用するため、紙詰まりしにくい、高品質で安定したPPC用紙（普通紙）が使われています。ただし、メーカー名や紙の坪量（厚さを示す単位）といった詳細なスペックは非公開です。

しかし、ご安心ください。実際に使用するユーザー目線で言えば、ローソンのコピー用紙は「一般的なオフィス文書として全く問題ない品質」です。薄すぎて裏写りしやすいということもなく、重要な契約書やビジネス文書のコピーにも耐えうる厚さと白さを持っています。

【ローソン普通紙の推定品質】

用途	白黒コピー、カラー文書プリント、スキャン
紙質	高品質なPPC用紙（一般的なオフィス用紙レベル）
厚さ（坪量）	64g/m²～70g/m²程度（市販品とほぼ同等と推測される）
白さ（白色度）	一般的なコピー用紙として十分な白さ

「コピー用紙の束」として販売されている製品に比べると、厚さや白色度のバリエーションを選ぶことはできませんが、急場を凌ぐには十分すぎるほどのクオリティが担保されているわけです。

マルチコピー機の設置場所と利用可能な時間

ローソンのマルチコピー機は、店舗によって設置場所が異なりますが、多くの場合、以下の場所に置かれています。

• レジカウンターの近く：店員さんがすぐにサポートできるように。
• イートインスペースの脇：他の買い物客の邪魔にならないように。
• 入口付近の目立たない場所：行政サービス（住民票の写しなど）の利用を考慮して。

利用可能な時間は、ローソンが24時間営業であるため、原則として24時間いつでも利用可能です（ただし、店舗の清掃時間やメンテナンス時間と重なる場合は一時的に使えないこともあります）。
早朝や深夜でも利用できるのは、他の印刷サービスにはないローソン最大の強みです。急な仕事や学校の課題で、夜中に「印刷しなきゃ！」となった時も頼りになりますね。

ただし、行政サービスなどの一部の機能は、利用時間が限られていることがあるため、利用前に地方公共団体情報システム機構（J-LIS）のウェブサイトなどで事前に確認しておきましょう。

ローソンマルチコピー機で使える普通紙の種類と対応サイズ一覧

ローソンのマルチコピー機は、単にA4のコピーができるだけでなく、様々なサイズの普通紙に対応しています。ビジネス文書からポスターサイズの出力まで、幅広いニーズに応えてくれるのが魅力です。ここで、実際にどんなサイズが選べるのか、そしてそれぞれのサイズがどんな用途に役立つのかを詳しく解説していきます。

A3, A4, B4, B5のサイズ別用途ガイド

ローソンで対応している普通紙のサイズは、主要な規格をすべてカバーしています。利用可能なサイズとその料金体系は、以下の表の通りです。

【ローソン マルチコピー機 普通紙対応サイズと用途】

サイズ	規格	白黒料金（目安）	主な用途
A4	210 × 297 mm	10円/枚	ビジネス文書、履歴書、学校のレポート、一般的なコピー
B5	182 × 257 mm	10円/枚	小説や雑誌のコピー、手帳サイズのメモ
B4	257 × 364 mm	10円/枚	配布資料、ポスター、学習塾のテキスト
A3	297 × 420 mm	10円/枚	見開き資料、ポスター、プレゼン資料（白黒同料金が魅力）

ご覧の通り、白黒コピーや文書プリントであれば、どのサイズも一律1枚10円という安さなのが嬉しいポイントです。
A3サイズまで対応しているため、会社や自宅にA3プリンターがない場合でも、ローソンに行けばすぐに大きな資料が準備できます。特にプレゼン資料の見開きや、大きな図面などを印刷したいときには非常に助かりますね。

紙の厚さ（坪量）はどれくらい？具体的な手触り感

先に触れたように、ローソンが使用しているマルチコピー機用の普通紙の正確な坪量（紙1㎡あたりの重さ）は非公開です。しかし、一般的にコンビニのマルチコピー機で利用されている普通紙は、64g/m²から70g/m²程度と推定されています。

この厚さは、市販のコピー用紙のなかでも標準的な厚さであり、ペラペラで安っぽいという印象は受けません。手触りとしては、「一般的な会社や学校のプリンターから出てくる紙」を想像していただければ間違いありません。しっかりとした厚みがあり、両面コピーをしても裏写りしにくいというメリットがあります。

ただし、注意点として、ローソンの普通紙はあくまで「文書印刷用」です。フルカラーで写真を印刷した場合、発色は綺麗ですが、インクジェット専用紙や写真用紙のような「つるつるした光沢感」や「重厚な厚み」はありません。写真やイラストをより美しく印刷したい場合は、この後でご紹介する「光沢紙」を選ぶ必要があります。

用途に応じて、普通紙で十分か、それとも特殊紙を選ぶべきか、事前に判断しておくと、マルチコピー機の前で迷う時間が短縮できますよ。

【料金別】白黒コピー/カラープリントの値段とサイズを徹底チェック

ローソンで印刷サービスを利用する際、最も気になるのが「結局いくらかかるの？」という料金の部分ですよね。料金体系は非常にシンプルですが、白黒とカラー、そして文書プリントと写真プリントで値段が大きく変わるため、利用前にしっかりと確認しておきましょう。特に、カラープリントの料金はサイズによって細かく設定されているので要注意です。

白黒コピーの基本料金と割増料金の条件

白黒コピー、または白黒の文書プリントの料金は、ローソンが提供するサービスの中でも非常に安価で安定しています。

【ローソン 白黒コピー・プリント 基本料金】

サイズ	料金（1枚あたり）	備考
A4, B5, B4, A3	10円	どのサイズでも一律料金
両面コピー	20円（1枚の用紙で両面）	紙代ではなく印刷面の料金。A4両面で20円。

A3サイズまで10円でコピーできるというのは、ビジネスユーザーにとって非常に大きなメリットです。一般的な複合機サービスと比較しても、この低価格は魅力的だと言えるでしょう。また、基本的に割増料金が発生する条件はありません。これは、写真や特殊用紙を使用しない限り、安心して利用できるということです。

ただし、文書をスキャンしてUSBなどに保存する「スキャンサービス」は、印刷ではないため料金体系が異なります。全サイズ一律で30円です。これも他のサービスに比べて非常に手頃な価格設定と言えますね。

A4・B4・A3サイズ別カラープリント料金比較表

白黒と異なり、カラープリントはサイズによって料金が変わってきます。これは、使用するカラーインクの量と、印刷品質の高さが反映されているためです。特にA3サイズは、家庭用のプリンターではなかなか印刷できない大きさなので、ローソンを利用する価値が高い部分です。

【ローソン カラー文書プリント 料金】

サイズ	料金（1枚あたり）	備考
A4	50円	一般的なカラー資料、グラフなど
B5/B4	50円	B5、B4もA4と同じ料金
A3	80円	大きなカラーポスターや資料の見開き

カラーコピーの場合も、上記と同じ料金体系が適用されます。A4カラーが50円というのは、他のコンビニチェーンと並ぶ標準的な価格設定です。
もしカラーと白黒が混在する資料を印刷する場合、マルチコピー機の操作画面でページごとに印刷モードを切り替えることができるので、無駄なカラー印刷を防ぎ、コストを最小限に抑えることができますよ。

支払いに使える電子マネーやポイント

ローソンでのマルチコピー機の支払い方法は、現金のほかに、非常に便利なキャッシュレス決済に対応しています。急いでいる時にお財布から小銭を探す手間が省けるのは助かりますね。

【ローソン マルチコピー機 支払い方法】

• 現金（硬貨）：コピー機本体に投入
• 電子マネー（非接触型）：
  • 楽天Edy
  • WAON
  • 交通系IC（Suica、PASMOなど）
  • iD
  • QUICPay
• ローソンPontaプラス（クレジットカード）

残念ながら、PayPayなどのQRコード決済や、Pontaポイント、dポイントの利用/付与は、マルチコピー機の利用料金には対応していません（2025年時点）。
しかし、SuicaやWAONなどの電子マネーに対応しているため、普段の買い物で使っている電子マネーに残高があれば、コピーのためにわざわざレジで両替する必要はありません。スムーズな支払いで、急いでいる時でもストレスなく印刷を完了させることができます。

写真プリントに最適！「光沢紙」や「シール紙」の取り扱いと価格

ローソンのマルチコピー機がすごいのは、単なるコピーだけでなく、写真屋さんレベルの高品質なプリントが可能な特殊紙にも対応している点です。「光沢紙」や「シール紙」を使えば、思い出の写真やオリジナルグッズをその場ですぐに形にできますよ。これらの特殊紙の料金と活用法を詳しく見ていきましょう。

光沢紙でL判・2L判を印刷するメリットと料金

一般的な文書用の普通紙では、写真の鮮やかな色や光沢感を十分に再現できません。そこで活躍するのが光沢紙です。ローソンでは、この光沢紙を使った写真プリントサービスを提供しています。

【ローソン 写真プリント（光沢紙）料金】

サイズ	規格（目安）	料金（1枚あたり）	主な用途
L判	89 × 127 mm	30円	一般的な写真、証明写真（指定サイズにカット可能）
2L判	127 × 178 mm	80円	集合写真、ポートレート、ポストカードサイズ
A4光沢紙	210 × 297 mm	120円	高画質ポスター、イラスト作品、大判写真

L判30円という価格は、写真屋さんやネットプリントサービスと比較しても非常にリーズナブルです。そして、最大のメリットは「その場ですぐに仕上がる」即時性。急なプレゼントや、イベントで撮った写真をすぐに共有したいときに大活躍します。

光沢紙で印刷すると、

• 発色の良さ：色の鮮やかさ、コントラストが際立つ
• 光沢感：写真らしいツヤと高級感が出る
• 耐久性：紙が厚く、破れにくい

という大きなメリットがあります。お子様の作品や、SNSにアップする前の確認用など、様々な場面で活用できます。

オリジナルグッズ作りに人気！シール紙の活用法と注意点

ローソンのマルチコピー機には、裏面がシールになっているシール紙も用意されています。これが、手軽にオリジナルグッズを作りたい人に大人気なんです！

【ローソン シール紙プリント 料金】

サイズ	料金（1枚あたり）	活用例
L判	200円	スマホケースのデコレーション、小さなステッカー作成
2L判	300円	手帳の表紙、ノートPCのデコレーション、大きめのオリジナルラベル

シール紙を使えば、アイドルや推しキャラクターのイラストを印刷してステッカーにしたり、手作りのジャムや調味料のオリジナルラベルを作成したりと、用途は無限大です。
ただし、シール紙は通常の写真プリントよりも料金が高くなります。また、コンビニで利用できるシール紙は「カットされていない一枚のシール」として出力されるため、自分でハサミやカッターを使って切り抜く必要がある点には注意してくださいね。また、印刷設定を間違えてしまうとコストが無駄になってしまうので、操作は慎重に行いましょう。

年賀状にも使える？マルチコピー機で「はがき用紙」に印刷する際の注意点

年末年始になると急増するのが、ローソンのマルチコピー機を使った「はがき印刷」のニーズです。年賀状や暑中見舞い、急な引っ越し通知など、家庭用プリンターがなくても手軽にハガキを作れるのは非常に便利ですが、いくつかの重要な注意点があります。

ローソンの専用はがき用紙の仕様と持ち込みの可否

ローソンで「はがきプリント」を選ぶ際、最も大切なルールがあります。それは、お客様が持ち込んだ私製はがきや年賀はがきは使用できないということです。

マルチコピー機で使用できるはがきは、コピー機にセットされている「ローソン専用のはがき用紙」のみです。これは、コピー機の紙詰まりを防ぐための安全策であり、プリンターメーカーの規定によって厳しく定められています。
「せっかく買って準備したのに…」とならないように、このルールは必ず覚えておきましょう。

【ローソン はがきプリントの仕様】

用紙の種類	マルチコピー機に常備されている専用はがき（官製はがきではありません）
郵便料金	別払い（この用紙を投函する際は、別途切手を貼る必要があります）
裏面デザイン	フルカラーまたは白黒で印刷可能
宛名面	宛名書きは対応不可（宛名は手書きか、他の方法で印刷が必要）
料金（目安）	白黒：20円/枚、カラー：60円/枚

この専用はがきは、一般的な私製はがきと同様のしっかりとした厚みがあり、印刷品質も非常に高いです。しかし、切手が貼られていないため、投函する際は必ず郵便局などで必要な切手を購入して貼るのを忘れないようにしてくださいね。

はがきプリントの具体的な操作手順と料金

はがきプリントの操作手順は、通常の文書プリントとほとんど変わりません。主に以下のような流れになります。

【はがきプリントの操作手順】

1. マルチコピー機の画面で「プリントサービス」を選択。
2. 「はがきプリント」のメニューを選択。
3. USBメモリやSDカード、またはネットワークプリント経由で印刷データを取り込む。
4. 印刷したい画像（デザイン面）を選択し、プレビュー画面で位置を調整。
5. 「カラー」または「白黒」を選択。
6. 印刷枚数を指定し、料金を投入または電子マネーで支払い。
7. 印刷が完了したら、お釣りやメディアの取り忘れがないか確認して終了。

料金は、白黒プリントであれば1枚20円、カラープリントであれば1枚60円と、手軽に利用できる価格帯です。特に年賀状のシーズンには、自宅のプリンターが故障したり、インクが切れたりした際の緊急避難的な印刷場所として重宝されています。ただし、一度に大量の枚数を印刷すると時間がかかるため、他の利用者がいない時間帯を狙って行くのがおすすめです。

【手順解説】USBやスマホからPDFなどの文書を印刷する具体的な操作方法

ローソンのマルチコピー機は非常に多機能ですが、初めて利用する人にとっては操作が複雑に感じるかもしれません。しかし、ご安心ください。ここでは、最も利用頻度が高い「USBやスマホからの文書印刷」について、迷わず完了できる具体的な手順を詳しく解説していきます。

アプリを利用したスマホからの印刷手順

一番手軽で便利なのが、専用アプリを利用したスマホからの印刷です。ローソンはネットワークプリントサービスと連携しており、事前の準備をしておけば、USBを接続する手間もかかりません。

【スマホ（ネットワークプリント）印刷のステップ】

1. 事前準備（自宅で）：富士フイルムビジネスイノベーションが提供する「ネットワークプリント」アプリをスマホにダウンロードし、会員登録を済ませる。
2. ファイル登録（自宅で）：印刷したいPDFや画像ファイルをアプリにアップロードする。
3. ローソン到着後：マルチコピー機の画面で「プリントサービス」を選択し、「ネットワークプリント」または「Wi-Fiプリント」を選択。
4. 文書番号入力：アプリに表示された「文書番号」をコピー機に入力する。
5. 印刷設定：白黒/カラー、用紙サイズ（A4など）、枚数を設定。
6. 支払いと印刷：料金を支払い、印刷完了。

この方法の最大のメリットは、USBやSDカードといったメディアを持たなくても印刷できることです。スマホさえあればOKなので、外出先で急にクライアントから送られてきた資料を印刷したい時などに最強の裏ワザとなります。
もしアプリの操作で分からないことがあれば、マルチコピー機の画面上にあるヘルプ機能や、ローソンのマルチコピー機サービス紹介ページを参考にしてみてください。

USBメモリ・SDカードからのデータ印刷手順

アプリを使いたくない、または大容量のファイルを印刷したい場合は、USBメモリやSDカードなどの外部メディアを使うのが確実です。ローソンのマルチコピー機は、多くのメディア規格に対応しています。

【外部メディアからの印刷のステップ】

1. メディアをセット：マルチコピー機の所定の場所にUSBメモリまたはSDカードを挿入する。
2. プリントサービス選択：画面で「プリントサービス」を選択し、「メディアからプリント」を選択。
3. ファイル形式選択：「PDFプリント」または「写真プリント」など、印刷したいファイルの形式を選択。
4. ファイル選択：画面に表示されたフォルダ内から、印刷したいファイルを探して選択する。
5. 設定確認：プレビュー画面で、印刷サイズ、カラーモード（白黒/カラー）、用紙の向きなどを最終確認する。
6. 支払いと印刷：料金を支払い、印刷完了。

対応しているファイル形式は、PDF、JPEG、TIFFなど主要なものはほぼ網羅しています。ただし、WordやExcelなどのOfficeファイルは、そのままでは印刷できないため、必ず事前にPDF形式に変換しておく必要があります。この一手間を忘れないようにするだけで、ローソンでの印刷が格段にスムーズになりますよ。

「大量のコピー用紙」が急に必要になった時の賢い対処法とは？

ローソンのマルチコピー機は「一枚だけ」「数枚だけ」の印刷には最適ですが、「明日までに100枚以上の資料を印刷したい」「プリンターの調子が悪くて500枚パックが急遽必要になった」といった大量のコピー用紙が必要な場合はどうすれば良いでしょうか？
ローソンで束が買えない以上、他の購入ルートや印刷方法を賢く選ぶ必要があります。

大量に欲しい場合の代替え購入先リスト

急に大量のコピー用紙が必要になった場合、ローソン以外の「販売している場所」を知っておくことが重要です。コンビニとは異なり、これらの店舗は安定した在庫と、大容量パックを安価に提供しています。

【緊急時にコピー用紙が買える場所】

場所	特徴	営業時間
大型家電量販店	豊富な品揃え（紙質・厚さの選択肢が多い）。価格は標準的。	昼間～夜間
ホームセンター	大容量パックが安価。在庫が豊富。	昼間～夕方
ドラッグストア（大型店）	日用品として取り扱いがあることが多い。価格は比較的安価。	24時間営業の店舗もある
ディスカウントストア（ドン・キホーテなど）	格安のPB（プライベートブランド）品があることが多い。	24時間営業の店舗もある
文房具専門店（チェーン店）	プロ仕様の高品質な紙も取り扱い。	昼間～夕方

特に、24時間営業の大型ドラッグストアやディスカウントストアは、夜間でも購入できる可能性があるため、ローソンで買えないと分かった後、次に駆け込むべき候補として覚えておくと安心です。ただし、事前に電話などで在庫を確認するのが最も確実です。

ネット通販（Amazon・楽天）での購入が最もお得な理由

もし急ぎではないけれど、今後大量に使う予定がある、あるいは最も安くコピー用紙を調達したいのであれば、迷わずネット通販を利用すべきです。
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでは、オフィス用品としてコピー用紙が最も安価に、そして大容量で販売されています。

【ネット通販がお得な理由】

1. 圧倒的な低価格：500枚×5冊（合計2500枚）といった大容量パックの単価が、店頭購入に比べて格段に安い。
2. 豊富な選択肢：紙の坪量（厚さ）、白色度、再生紙か否かなど、品質の選択肢が非常に豊富。
3. 自宅まで配送：重いコピー用紙を運ぶ手間がない。

急ぎの印刷はローソンで10円で済ませ、今後の備蓄として大容量パックをネットで注文するのが、最も賢く、最も経済的な「コピー用紙問題」の解決策です。

ぜひ、この機会に以下のアフィリエイトリンクから、お得なコピー用紙を探してみてください。賢く備蓄しておけば、もうローソンで「売ってない！」と焦ることはありませんよ。

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他のコンビニ（セブンイレブン・ファミマ）のコピーサービスを徹底比較！

ローソンでコピー用紙の束が買えないことが分かったところで、「他のコンビニはどうなの？」という疑問が浮かぶのは自然なことです。ここでは、主要なライバルであるセブンイレブンとファミリーマートのマルチコピーサービスと比較し、ローソンの強みと弱みを明確にしていきましょう。これにより、印刷したい内容によって利用するコンビニを選ぶという、賢い使い分けが可能になります。

セブンイレブンのコピー機との違い（操作性・機能）

セブンイレブンもローソンと同じく、富士フイルムビジネスイノベーション（旧富士ゼロックス）の新型マルチコピー機を導入しているため、機能面では非常に似ています。

【ローソン vs セブンイレブン コピーサービス比較】

項目	ローソン	セブンイレブン	備考
白黒コピー料金	10円/枚（A3まで同額）	10円/枚（A3まで同額）	料金は同水準。
A4カラー料金	50円/枚	50円/枚	料金は同水準。
ネットワークプリント	あり（アプリで文書番号入力）	あり（ネットプリント）	利用するアプリやサービス名が異なる。
光沢紙（写真）	L判 30円、2L判 80円	L判 40円～、2L判 100円～	ローソンの方が写真プリントが安い場合が多い！
独自の強み	Pontaポイント連携サービスが豊富	行政サービス（住民票など）の認知度が高い

最大のポイントは、写真プリントの料金です。ローソンはL判30円、2L判80円と、セブンイレブンの標準料金より安価な設定が魅力です。写真やシール紙の印刷頻度が高い方は、ローソンを積極的に利用するのがおすすめです。

ファミリーマートのマルチコピー機との料金・用紙比較

ファミリーマート（ファミマ）はシャープ製のコピー機を導入していることが多く、提供されるサービスや操作性に若干の違いがあります。

【ローソン vs ファミリーマート コピーサービス比較】

項目	ローソン（富士フイルムBI）	ファミリーマート（シャープ）	使い分けのヒント
A4カラー料金	50円/枚	60円/枚	カラー文書はローソンの方が少しお得。
特殊紙	シール紙（L判 200円）	ラベル紙（L判 200円）	ファミマは楽譜プリントなど独自サービスがある。
操作性	直感的なタッチパネル操作	ファミマも操作性はシンプル	機種による差はあるが、大きな違いはない。
決済方法	交通系IC、WAONなど対応	FamiPayなどの独自電子マネーも対応	普段使う電子マネーで選ぶのがおすすめ。

カラー文書を多く印刷する場合は、A4カラー1枚あたり10円安いローソンに軍配が上がります。一方で、ファミマは写真の分割プリントなど、シャープ独自のユニークなプリントメニューを用意していることもあります。
結論として、安さを優先するならローソン、独自機能やファミマのポイントを重視するならファミマ、という使い分けが賢いですよ。

2025年最新！知っておくと便利なローソンマルチコピー機の裏ワザ機能

ローソンのマルチコピー機は、単にコピーやプリントをするだけでなく、私たちの生活を便利にする様々な「裏ワザ」的な機能を持っています。これらの機能を知っておくと、急な時だけでなく、日々のちょっとした手続きや趣味にも活用できます。2025年最新の便利な機能に焦点を当てて解説します。

拡大・縮小コピーや両面コピーの活用法

基本的な機能ですが、その活用法を知っておくと、文書の作成効率が劇的にアップします。

１．拡大・縮小コピー

これは、元の文書を任意の倍率（例：50%～200%）で拡大・縮小してコピーする機能です。特に便利なのば、「B4やA3で作成された資料を、A4サイズに縮小して手軽に持ち運びたい」時や、「名刺サイズの小さなメモを、A4いっぱいに拡大して見やすくしたい」時です。
マルチコピー機の操作画面で「拡大・縮小」を選択し、任意の倍率を指定するだけで簡単にサイズ変更が可能です。これにより、自宅で大きなプリンターがなくても、資料を自在にサイズダウン・サイズアップできます。

２．両面コピー（2in1/4in1）

用紙の節約と、資料の持ち運びをスマートにするのが両面コピー機能です。
ローソンのコピー機では、「片面2枚の原稿を1枚の用紙の表裏にコピーする」といった特殊なレイアウトも可能です。特に会議資料や学校のプリントなど、枚数が多くなりがちな文書を印刷する際には、この両面コピー（片面20円）を活用することで、紙の消費量を半分に減らし、コスト削減にもつながります。環境にも優しく、一石二鳥ですね。

証明書発行サービスなど便利な行政サービス

ローソンマルチコピー機の裏ワザの中でも、最も生活に役立つのが「行政サービス（コンビニ交付）」です。これは、各自治体とローソンが連携していることで実現しているサービスです。

【ローソンで発行できる主な証明書】

• 住民票の写し
• 印鑑登録証明書
• 各種税証明書（自治体による）

利用するためには、マイナンバーカードが必要です。役所の開庁時間外である早朝（6:30から）や夜間（23:00まで）、土日祝日でも証明書が取得できるため、平日に役所に行けない忙しいビジネスパーソンにとって、これほど便利なサービスはありません。
ただし、このサービスはすべての自治体に対応しているわけではありませんので、事前に自分の居住している自治体がコンビニ交付に対応しているかどうかを総務省のマイナンバーカード特設サイトなどで確認しておきましょう。

また、戸籍証明書はローソンでは発行できないなど、サービス内容には細かな制約があるため、利用前にはローソンのサービス画面で利用可能な証明書の種類と時間を必ず確認するようにしてくださいね。

万が一の紙詰まり・印刷ミス！コピー用紙トラブル事例Q&A

マルチコピー機を使っていると、急に「紙詰まり」のエラーが出たり、「印刷が思ったより薄い」といったトラブルに遭遇することがあります。焦らずスムーズに対処するために、よくあるトラブル事例とその解決策を知っておきましょう。ほとんどのトラブルは、落ち着いて対処すればすぐに解決できます。

印刷中に紙詰まりが発生した場合の対処法

紙詰まり（ジャム）は、特に連続で大量に印刷している際や、用紙が湿気を含んでいる時に発生しやすいトラブルです。エラーメッセージが出たら、決して無理に紙を引っ張り出さないようにしましょう。

【紙詰まり発生時の正しい対処法】

1. 印刷を中止する：マルチコピー機の画面に表示される「印刷中止」または「エラー解除」ボタンを押す。
2. エラー表示を確認する：画面に「どこで紙が詰まっているか」が図で示されます。
3. 店員さんを呼ぶ：絶対に自分でコピー機の内部を開けたり、詰まった紙を無理に引っ張ったりしないでください。コピー機の破損や、中のトナーが飛び散る原因になります。
4. 店員さんの指示に従う：レジカウンターにいる店員さんに声をかけ、「コピー機が紙詰まりを起こした」ことを伝えましょう。店員さんがすぐに来て、専門の鍵や手順で紙詰まりを解消してくれます。

店員さんが対処するまでの間、他の利用者が待っている場合は、一言「申し訳ありません」と声をかけるなど、周りの配慮も忘れないようにしましょう。店員さんが対応してくれるため、あなたの手元から詰まった紙を抜こうとして指を怪我するリスクもありません。

印刷結果が薄い・ずれている時のチェックポイント

「印刷結果が全体的に薄い」「カラーなのに色が変」「文字が二重にずれている」といった印刷品質に関するトラブルも発生することがあります。これは、設定ミスか、コピー機側の問題かのどちらかが原因です。

【印刷品質トラブルのチェックポイント】

トラブル内容	チェックするべき点	解決策
全体的に薄い	白黒/カラーの選択ミス、または「濃度調整」の設定が薄い側に傾いていないか。	カラーモードを再確認し、設定画面で印刷濃度を「濃い目」に調整して再印刷する。
色が変/線が入る	コピー機のトナー切れや、ドラムの汚れの可能性。	すぐに店員さんを呼ぶ。トナー切れの場合は交換が必要です。料金を払う前に見つけたら、返金対象になる場合もあります。
文字がずれる	原稿のセット方法が斜めになっていないか。または、データ自体の余白設定ミス。	原稿をセットし直す。データ印刷の場合は、プレビュー画面で正しい余白設定になっているか確認する。

特にカラー印刷の場合、印刷前にプレビュー画面で色合いを最終確認することが重要です。もし試印刷で問題が解決しない場合は、料金を支払う前に店員さんに相談すれば、多くの場合、丁寧に対応してくれますので、遠慮なく声をかけてくださいね。

まとめ：ローソンを賢く活用して「急なコピー用紙問題」を解決しよう！

さて、長文になりましたが、ローソンでのコピー用紙の「販売」と「利用」に関する全ての疑問は解決できたでしょうか。
この記事を通して、ローソンは「コピー用紙を売る店」ではなく、「いつでも、どこでも、高品質な印刷サービスを提供する場所」として進化していることがご理解いただけたかと思います。

筆者「どこストア」の最終結論と読者へのメッセージ

筆者どこストアが導き出した最終結論は以下の通りです。

コンビニは私たちの生活のインフラです。そのインフラを最大限に活用するためには、そのサービスの「得意なこと」と「苦手なこと」を理解しておくことが大切です。
ローソンは、時間や場所に縛られずに印刷を可能にする、心強い味方です。この知識を活かして、今後の「コピー用紙問題」に冷静に対処してくださいね！

コピー用紙をオンラインで購入するならどこがおすすめ？

最後に、ローソンで急場を凌いだ後に、自宅やオフィスで使うコピー用紙を準備するなら、やはりオンライン購入がベストです。特に500枚パック以上をまとめて購入すると、1枚あたりの単価が劇的に安くなります。

ぜひ、価格、品質、配送速度を比較して、あなたに最適なコピー用紙を見つけてみてください。

筆者おすすめのオンライン購入先はこちら！
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最後までお読みいただきありがとうございました。また次回の記事でお会いしましょう！

著者：どこストア